エジプト28日目 検問〜カイロから南に806km地点 駐車場

 私の起床時間が7時とやや遅かった感じだが、それから1時間しても職員の人たち起きてこないあたりムスリムの人って本当に夜型が多いよなと思う。その割に1日5回あるアザーンは1本目が朝5時前に鳴らされるんだけど。

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 ここにはモスクもないし構わない説

 朝食済ましてようやく起き出した職員の人にお礼いって出発である。走り出して5分もすれば小さな検問施設は見えなくなってしまい、再び360度を砂に囲まれた砂漠の世界が続く。

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 そこに1本だけ延びる道路

 この砂漠地帯は岩石とかの数が少ない砂つぶが広がるイメージ通りの砂漠と判断してもらって良い。実はそういう「THE 砂漠」というのは珍しくて、私は今までにメキシコの北部地域とペルーのリマ北部という2ヶ所でしか体験したことがない。

 その両方ともが海岸線の側にあるポイントのため「海辺が広がって出来た砂漠」とも言える場所で、内陸部に広がるこうした砂だらけの砂漠は初めてだったりする。

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 これが有名な蜃気楼現象で見える湖か

 ちなみにこの写真は進行方向右側を撮影したものであるが、左手側にも湖が広がってるように見えるし、正面も道路上に逃げ水が見え続けている。何なら反対方向にも水が溜まってるように見えるため、もうこの周辺は水たまりだらけじゃん。

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 廃墟か判断が難しい建物だが

 ちょうどお昼時だったので風除け欲しいと入ってみたら、建築途中だった場所。中で作業してる左官屋の人たちにお断りして脇のスペースでお昼作らせてもらいつつお仕事見学したり。

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 途中から何故か警察が来たりした

 地図上ではこの道ほとんど何もないよう感じたが、実際には2〜30kmに1つくらいの間隔で様々な施設が立っているため補給の心配はほとんど必要なかったといえるほど。お昼休憩ポイントから10kmでカフェもあったし。

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 少ない交通量の割に建物は多い印象だ

 むしろカフェでも「好きなだけ寛いでいったら良いよ」とか言われ本当にゆっくりし過ぎてしまい、走行ペース速い割に結構遅い時間まで走り続けていたりする。

 というのも本日のゴール地点を小規模ながら建物が密集してる集落にしようと目論んでいたからで、ここなら商店があるから飲み物ほか何か食材も購入できる!と思っていたため。まぁ50ポンド札(約340円)出したら「釣りがないから売れん!」と言われ、結局買い物できませんでしたが。

 何だよそれは・・・と思いつつ、適当に散策してると鮮魚を販売してる店があったので覗いてみる。するとちょうど夕食を買いに来てたトラックドライバーのオッちゃんと仲良くなり、私も一緒に夕食に混ぜてもらうことになった。

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 混ぜご飯・魚の素揚げ・サラダのメニュー

 エジプトでは食堂という専門の店で食べる食事ばかりだったが、こうして作ってもらった家庭料理はかなり美味い。正直エジプトの食事は完全に飽きていたところがあり、このタイミングで手料理を食べさせてもらえたのは良かった。エジプト料理はコシャリとサンドイッチだけじゃないと知ることができたので。

 食後にすぐ脇のカフェでお茶飲みながらサッカー観戦。ここでアルコール飲まないところがムスリムの品行方正なところだと思う。ちなみに中継してたのはエジプト人プレーヤーが所属してるリバプールの試合で、彼の活躍をやたら熱心に解説された。半分以上アラビア語なので分かったような分からんようなだけれども。

 2019年12月29日(日) 走行距離121km 累計106322km