場所:ルーマニアの北西部に位置するトゥルダの町外れに位置している。サリーナという単語がルーマニア語で「塩鉱山」という意味なので、名前が「トゥルダ町の塩鉱山」とそのまま場所を示す施設でもある。
町の中心部からだと入口が急斜度の丘を登って下った先にあるため、フルパッキン自転車だと辿り着くまで割と大変。ルーマニア第2の都市であるクルジュ=ナポカから距離が近い(約35km)ので、ここから日帰りも可能だと思う。
入場料:純粋な入場料で50レウ(約1300円)となかなか強気なお値段。内部のスパとか水泳プールだとか他の施設を利用する場合はそれぞれ料金が必要だし、遊園地の乗り物やアトラクションにも別個に利用料金が掛かる。まぁ遊園地のシステムってのはそういうモノだよね。
鉱山で使われてた地下洞窟をそのまま遊技場に転用したというロマン溢れるルーマニアの遊園地。その深度は120mにも及ぶとのことであり、洞窟内の様子を見てるだけでも十分楽しめる。遊園地の他にもウイルスの少ない清涼な空気である環境を利用した治療施設や、鉱山時代の様子を展示して博物館な要素も付随されている。
地下という閉塞的な空間にこれでもか!と煌びやかなアトラクションの数々が立ち並ぶ姿は他でなかなかお目にかかれない光景であり、私はここに滞在してる間ワクワクでずっと頰が緩みっぱなしだった。