場所:ワディ・ムサの町がペトラ遺跡のために造られたようなモノであり、この町に来る外国人はほぼ100%ペトラ遺跡観光を目的にしてるので町から遺跡までの移動については割愛。宿から徒歩でもイケるしバスも沢山ある。
首都のアンマンからキングスハイウェイで250kmくらいの距離なんだけど、アップダウンがエグい道なので私は走行日だけで5日もかけている。
入場料:これが驚愕の50ディナール。1ディナールが大体150円なので日本円にすると約7500円となる。世界各国の遺跡やれ国立公園等の入場料金はある程度料金が一定な感じで、メキシコの遺跡もアルゼンチンの氷河もオーストラリアのウルルもカンボジアのアンコールですら1日20〜25ドルくらいの価格帯に収束されているんだけども。人気でお客が来るからって完全に足元見てる鬼料金だというのは否めない。
ヨルダンの物価なんて宿が1泊500円、安食堂なら1食100円とかで利用できるほどの物価でありながらこの入場料は明らかに阿漕な商売だと言わざるをえない。なおヨルダン人なら入場料は1ディナール(約150円)とのこと。外国人にはふっかけてやれ!の精神な。
とまぁクソ高い料金の遺跡であり、これで大したことない内容ならボロクソにこき下ろしてやる!とも思うのだけど。悔しいことに私が訪れたどの遺跡よりも迫力があり満足感のある場所だったりする。単一の観光地で1つ挙げろと問われたならば、私は人工物部門で文句なくペトラ遺跡をお出ししたいと言える。エジプトも相当良かったけどあっちは国としてのレベルが高いという感じかな。