そういえばアフリカから日本へ戻り、仕事や諸々の手続き始めるにあたって携帯電話の番号が必要だったのだが。これがとんだ笑い話で国外で購入されたスマホはモノによってだが、一般の国内SIMカードは認証してくれないという問題がある。もちろんSIMフリー機種のスマホでだ。
つまり日本で継続して電話番号を保持したいのなら、日本の技術基準を満たしてる機種でないと門前払いなのであり、私みたく格安アンドロイドスマホのユーザーは運が悪いと電話番号持つ権利すら与えられていない。これが現代日本のスマホ事情なのだ。
こういう問題は、外国人の移民や労働者とか日本人の海外在住者、それに長期旅行の最中に異国でスマホを購入した輩でもないと相対しないのであり、あまりこの点が話題になった話を聞いたことないのだが、全くもって酷い構造だと思う。国内でスマホ本体を買わないと結果的に電話番号入手できない国なんて他になかったぞ。
ということで壊れたワケでもないXperiaのスマホは新しい機種へと買い替えを余儀なくされた。日本メーカーであるSONYのスマホが日本国内でのみ使い物にならないとかフザケンナって気分。
そんな気持ちで購入した中華製格安スマホのRedmi 9Tではあるが、別にこの機種に対して腹を立てているワケではない。ただもうスマホは地図アプリとGPS機能が働けばそれ以外の機能にあまり興味がないというだけ。ただしこの機種はNFC機能(おサイフケータイ機能に代表される近距離無線通信)が無いため、2022年現時点で海外旅行を考えてる人の場合ワクチンパスポートのアプリがDLできないという問題がある。
とりあえず治安に不安が残る途上国でiPhoneみたいなハイグレードスマホは盗難の標的にされやすい筆頭格であり、そういう意味でもこうした格安スマホは強い。そもそも私はそんなハイエンドモデルのスマホを買ったことない人だけど。