ベルギー9日目&フランス8日目 マース川沿い〜パリから北東に200km地点 森林

 昨夜はワイン丸1本開けたのでフラフラになってしまい、そのままノックアウト状態で迎えた朝。日記にブログに寝る前の柔軟にとやるべきことを放り投げて迎える朝は清々しいよね。

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 なので出発が遅くなる

 昨日に続いてマース川を上っていく形で走る。というか川沿いは切り立った崖となっている地形であるため、他にエスケープルートも少ないし偶に出てきてもガッツリ上り坂なので走りたくない。

 川沿いが1番楽なのよ

 そもそも私が向かっているディナンの町がこの川沿いに位置している場所にあるのだ。とりあえずはその町を通り過ぎてからどういうルート取るのか考えたいと思っている。

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 水面に家や木々が写って良い感じだ

 1時間半ほどでディナンの町へと辿り着く。面白い町だよというのはジャンパの弁だが、なるほど崖の上に要塞がある地形を利用したタイプの建築物がウリである町らしい。

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 古い教会の上にあるのがまた良いのだ

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 ロープウェーに乗って行けるみたい

 ここらの写真撮ったらサクッとディナンの町を抜け、更にマーズ川を遡る。行けるところまで行こうと思っていたのだけど、ちょうどフランスとの国境となるポイントでいきなり自転車道が消失したため方角変えて西へ進むことにする。どうやらベルギーの方が自転車乗りに優しい国だ。

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 どうせ今日中にフランス入国するけど

 川から離れてしまったのでアップダウンを繰り返す丘陵地帯をひた走ることに。ベルギーって最初はオランダと同じく完全平坦路で構成された国だと思ってたけど、全然そんなことなかった。

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 しっかり登りましたよ

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 石かレンガ造りの家ばかりが並ぶ

 ベルギーは使用言語が主にオランダ語とフランス語に2分されるのだが、ブリュッセルを過ぎた辺りから完全にフランス語圏に入ったと思われる。スイスなんかは1つの町でドイツ語使ってると思いきや、隣の町ではフランス語、さらにその先ではまたドイツ語・・・と言った具合に使用言語が混ざり合っていたのだが、ベルギーはここら辺分かりやすい印象だ。

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 というかベルギー語みたいなのあれば良いのに

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 この国は割と自動販売機をよく見かける

 クーヴァンという町で水補給と食材買い込み自転車1番重たくなった状態なのだが、ここから国境までの道が上り坂なんだよね。フランス入って暫く大きな町がないから仕方なくこのポイントで買い物したというのもあるが、ベルギーほとんどお金使ってないので旅行者として多少はこの国にお金落としていくべきかな?・・・みたいな気持ちも少しある。

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 ベルギーラストランだな

 国境の看板は見かけることがないままフランス入国。キリもいいので近場の湖で行水済ませ、そのまま適当にテント張ろうと思ったのだが、良さげなポイントの近くに地元民がいたので少々場所移動。かなり大きな森の中に自転車突っ込み本日終了とした。

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 ちょっと味付け甘くし過ぎた夕食

 今日はアルコールビールのみなので気合入れて日記書いてしまうのであり、しかしそろそろ作業しようと考えてたチェーン交換には手をつけることなく終わる。いいんだよ!明日の私が頑張るからさ。

 2022年8月22日(月) 走行距離88km  累計115183km