フランス11日目 エーヌ川沿い2〜パリから東に30km地点 マルヌ川沿い
ドイツの後でフランス入った時には「物価上がったなぁ・・・」と感じたものだが、今回オランダ・ベルギーを経由して入国した時は「やっす!フランス物価やすいわ!」と驚いてしまった。結局物の値段というのは比較することで感じるのだと思う。
さて比較という意味ではフランスは自転車で走るの結構大変だと感じている。サイクリングロードが少ないだとかアップダウンが多いだとか。オランダを経験してしまうと全ての国が「走りづらい国」となってしまうんだけどさ。
それは置いといてもフランスは川沿いを選ばず進もうとすると、何度も丘陵を登らされることになる。1本2本程度なら気にならない坂道だけど、ひたすらこれが続くと流石にしんどい。
最初はN1という大きな道路で進もうと考えていたのだが、これが高速道路っぽい雰囲気で一応自転車も走れるみたいだがすぐエスケープした。片側2車線で100km出す車が脇を抜けてく側道の無い道なんて怖くて走れないよ。
んでそうした細い道ほど山の中というか上り下りが多い場所にあるというね。つまり正確に表現すると「フランスの片田舎を自転車で移動する場合はアップダウンが多くて大変な国」なのだと思う。
お昼休みでちょうど良い場所に東屋があったので30分ほど横になって昼寝したのだが、これだけで随分違うなとビックリした。今日は単純に気温も高くて連続走行も5日目、疲れているだけかもしれん。

寝るために作ったんでしょ?

寝るために作ったんでしょ?
ここで今度こそコーヒー豆をゲットしようと探してみたが、評判の良いお店が移転しており、移転先はまだ工事中みたいで店舗を見つけることができず。なんでかコーヒーショップ探すと一筋縄じゃいかないことが多い。
単純にカフェを探すのなら簡単なのですよ。でもちゃんとした自家焙煎の豆を販売してくれる評判の良いお店・・・くらいに絞り込むと、いくらヨーロッパとはいえそれなりに探す必要があるし。
パリ都市圏からギリギリ外に位置するっぽい森林地帯で走行終了。大都市に突入する時にはこうした調整が後々生きてくる、ある種のテクニックである。
文句言ってるように思われるかもだが、私はフランスの道好きですよ?坂の頂上から見える地平線まで小麦色した景色がたまらなく好きなのです。それを楽して見たいだけ。
2022年8月25日(木) 走行距離93km 累計115437km