フランス30・31日目 ブスーズの町〜モンペリエから西南西に40km地点 橋の下
休息日。予報と違って1時間に6ミリとかそんな猛烈な雨にはならず、午前中には雨も降り止んでいた。もう2泊分支払ったしゆっくりするけどさ、晴れてくるとテント内暑くて居られないんだよ!
ネットしたり洗濯物洗ったり髪の毛切ったり小説読んだりして過ごし、結局キャンプ場の敷地外へ出ることはせず身体休めることに費やした1日。地味に再出発してから丸1日キャンプ場というのは今回が初。そして多分ヨーロッパ出るまでもう休息日は無いと思ってる。
翌日。正直値段の割に設備イマイチだったなぁと思うキャンプ場だったが、毎回最高のキャンプ場を引けるわけじゃない。ネットが出来て水飲めてシャワー浴びれれば満足だくらいに思っていると、割と幸せにやっていけるヨーロッパ。
1日休んだ効果は思った以上にあるようで、何とまぁペダルが軽いこと。本当に同じロシナンテ号を動かしてるのか?と不安になってしまうレベルで快適な走行ができる驚き。
なお頭に毎回モンペリエの町から何kmと表記してるが、正直私はモンペリエの町を何にも知らないしあんまり興味もない。地中海に面したフランス第8位の都市で周辺の土地でブドウの栽培が盛ん・・・くらいのことは調べたけどさ。
お昼休みを挟んで14時過ぎにはモンペリエ到着。それまでの農地ばかりが広がっていたフランスの風景が一変して高層ビルの立ち並ぶ近代都市へと姿を変える。フランスの大都市に入る時はいつもこう。
けどまぁそのまま出発だ!なまじ休んで元気な分、今はとにかく走りたい気持ちが強い。フランスなんて走ってナンボの国だろう!くらいに思ってるみたいですよ茶壺さん。
海沿いのサイクリングロードを走りながらグイグイ西へと自転車を進める。丘陵地や山岳部が多かった今までのフランスと違い、ひたすら広大な平野が広がっているフランス南部はついペースが上がってしまいそう。
とにかく汗を流したかったので目を付けていたエロー川まで進み、この川に架かる橋の下にテント張って本日終了。水浴びしないと落ち着かない程度には全身汗まみれ。いっときの涼しさは何処へ行った?
なお夕食は出汁を使い切って残ってる味噌を活用したナス味噌炒め。貴重な味噌を豪快に使って料理するとか、なんて贅沢!・・・という黒い喜びと味噌の美味さで二重に楽しめるメニューである。
2022年9月14日(水) 走行距離 0km 累計116732km
2022年9月15日(木) 走行距離122km 累計116854km