スペイン12日目 橋の下脇〜マドリードから南に278km地点 グアダルブジョン川沿い

 思ってたより大雨で老朽化した部分からの水漏れが酷く、深夜に水を逃すための側溝を掘ったりしてた夜。その割には気持ちよく目が覚めて、雲ひとつない快晴だし良かったよかった。

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 昨日はツイてたな

 さて本日の走行だが、昨日のカフェであんまり上り坂を走らなくても良い道がないかと調べてみたところ、ローカル道路を経由していくことで見事に楽できる(だろう)ルートをGoogle先生が示してくれた。

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 なので今日は小さい道ばかり

 別に上り坂を毛嫌いするつもりはないが、残りの滞在日数と私の体力的な問題も鑑みると今は無理せず楽な道を走ることが正解だと考える。人は状況に応じた適切な選択をできることが強みだと思うのだ。

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 思っていたのだ

 何を勘違いしてるのか、どんどん狭い道へと突っ込んでいくのは良いとしてさ、まさかの未舗装路に突入した挙げ句、昨日の雨でドロドロにぬかるんだひっどい道を進まされる羽目になろうとは。一瞬で自転車諸々泥まみれ、細かい箇所まで泥が詰まってギア切り替えはおろかブレーキすらまともに使えなくなる始末。

 これではちょっとした上り坂すら走れやしない状態で、とにかく近くの町で洗浄しなくちゃ話にならない。どうしてこうなった。

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 洗い流すの30分くらいかかってしもうた

 しかしこれで災難は終わらない。気持ち切り替え先に進むのだが、なんと道路が工場の敷地内へと続いており侵入禁止となっている始末。おいちょっと待て、この道オススメルートに示したGoogle先生は何を考えているのだ?

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 どうにもならないので引き返すしかない

 いやまぁ、最終的にこの道を進むって判断したのは私なのであり、何事も自分の判断で行動できるのが自転車旅行の良いところだとも思っているから文句を言うのは間違っているけどさぁ。Googleは1年間冬虫夏草しか食べれない呪いでもかけてやりたいと思う。

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 3時間かけて三叉路まで戻ってきました

 悔しいのがエスケープルートがガッツリ上り坂であること。今日はほとんど登らない・・・と言うのは何だったのか?逆走して戻ってきたテンションに加えてこの坂道は気力を奪わせる。

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 何か悪いことしたっけ?

 運の悪い日ってのはそんなもんで、後半戦も当然のようにガッタガタの半舗装路が続く。半舗装というか8割型未舗装といって良い道であり、どおりでこの道路入ってから車両交通量がほとんど無いワケだ。

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 誰もこんな道走りたくないよね

 人類が絶滅したら、アスファルト道路はこんな経過を辿りながら風化していくんだろうなぁ・・・とか半分現実逃避しつつ走り続ける。あんまりな状況で真面目に物事考えてらんないのです。

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 結局プエンテ・デル・オビスポという町までこんな道が続く

 この先もローカル道路で不安しかなかったのだが、突然完璧に近いアスファルトへと変わって一気に走りやすくなった。なんか看板に色々書かれていたが(ほとんど読めなかったが)、2021年完成とか表記があったので、この道路は昨年改装されたばかりの可能性が高い。

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 同じ道とは思えないほど快適

 道間違いと悪路でのペースダウンを取り戻すべく走りまくる。普段の走行ならともかく滞在期限が迫っている状況なので、何かトラブルがあったとしても「あんまり走れませんでした〜」では済まされないのが難しいところ。

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 植林されてる木々は

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 ちゃんと水が与えられてるみたい

 2日くらい前から植林された山肌しか見てない気がするのだけれど、これ1本1本全てにこうした設備を完備しているのかと思うと相当な巨大プロジェクトが動いているのだと感じる。

 もしかしたらアンダルシアは緑化プロジェクトの最先端を直走っているのかもしれないな・・・とか思いつつ、道路の修繕にもちゃんと力を注いで欲しいと思ってしまう自転車乗り。

 18時半まで走り続けて何とか川沿いにテント張って終了となった。こんなに走る予定じゃなかったんだけどな。

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 痺れるほどビールが美味いのは疲れてたから?

 今日で9月も終了し、どんどん寒くなるヨーロッパ。冬の季節の自転車旅行に興味がないワケじゃないけれど、私は夏を追いかけて南下する渡り鳥系旅行者ということで1つ。

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 トライフォースはスペインの片田舎にある模様

 2022年9月30日(金) 走行距離123km  累計118261km