モロッコ44日目 アイト バハの町〜メルズーガから西北西に約150km ティンジルの町
日本食を食べに来たトドラ渓谷だが、宿には誰も居なかった・・・というのが前回のあらすじ。
今利用してる宿は個室で熱々のシャワー使える上にキッチンまで利用できて70ディラハム(約910円)と圧倒的パフォーマンスなのだが、私は日本食の食事に来たので連泊するつもりは無いのでして。
昨日慌ててメールも出してみたが返信なし。これはコロナで利用客が激減し休業してるとか、そういうパターンかもしれないと徐々に思い始める。とりあえず宿に行って様子を伺ってみたが、やっぱり無人であった。
仕方ないので日本食は諦めて奥にあるトドラ渓谷でも観光しようかね。そんな後ろ向きな気持ちで訪れたのだが、これがビックリ超面白い場所だった。
ほぼ12時で太陽は1番高い場所にあるにも関わらず、急峻で巨大な崖に挟まれて谷底まで日差しが入ってこない。これまでの渓谷地帯もダイナミックで迫力あったけど、トドラ渓谷の真髄はここにあったか。
最も狭い部分を抜けて少々開けた場所で写真撮ってたら、道の反対側から自転車旅行者がやって来てコンニチハ。私も驚いたけど、向こうも相当ビックリしたと思われる。
このまま道に沿って北上するとモロッコ歴史伝説の村であるイミルシルにも行けて面白そうだけど、ルート的に南部の回ってみたいポイントをスルーしてしまうので引き返すことに。
それにここで引き返しておけば再訪する理由になるので、もう1回日本食にチャレンジできる可能性を残しておける。いやまぁ戻ってこないかも知れんけど。
昨日一瞬だけ訪れたティンジルの町まで10kmほど走行する。当初計画ではトドラ渓谷で休息取ろうと考えていたが、日本食がないのであればそんなに長逗留したいとは思っていない。
ということで現代っ子茶壺さんは都会ライフを楽しみます。宿代はちょっと高くなってしまったが、安宿の料金では考えにくいほど広々とした部屋にバスルームを備えた施設で私もニッコリ。
自転車にガタ来てる箇所が幾つかあるので、休みついでに整備しようと思います。
2022年11月17日(木) 走行距離20km 累計120465km