ケニア28日目 アースキャンプ場

 せっかくナイロビから山奥のキャンプ場まで来たのだし、のんびり2泊して自然と天然サウナを楽しむことにする。

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 というわけで朝も9時起床

 オーナーの乾さんから色々話を聞いたりして、絶景を眺めつつコーヒー飲み楽しむことの贅沢さよ。電気も来てないような田舎の山中にあるキャンプ場だが、私が今まで利用したキャンプ場でもコレほど居心地の良い場所はなかなかない。

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 以前は建設途中だったコテージも

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 今ではバリバリ使われているそうで

 現地ワーカーのサムエル宅にて私の分もお昼を作ってもらうことに。実は3年前にも彼の家でお昼を頂いていたのだが、家の形とかを何となく覚えているくらいで案外忘れてた。

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 豆とコーンで自給自足飯

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 子供8人とのこと

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 帰り道で庭になってるレモンを収穫しつつ

 前回訪問時にも同じようなこと書いてるのだろうが、このエブル山は火山であり地面を掘ることで蒸気熱が噴出するエリア。このアースキャンプ場はそれを利用し天然スチームサウナをウリの1つとしているのだ。

 以前も堪能したサウナだが、再訪した今回は第2号サウナルームが新設されていたのでこちらを利用する。というか実は昨日も既にサウナ楽しんでいたのだが。

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 2号サウナは小型

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 地熱なので維持費が無いの凄いよね 

 室内が小さいことで温度が高く、気持ちの良い大汗かきながらデトックス。標高高いので火照った身体に吹く風が涼しく気持ちいい。

 本日2回目のサウナを楽しんでいたら激しい雨が降り出して、聞けば今シーズン初めてのまとまった雨らしい。今年のケニアは全然雨が降らず干ばつが酷かったそうで、待ちに待った雨の到来。

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 夕食作りを手伝ってるサムエル

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 電気が無いので肉の保存や調理に工夫が光る

 自転車旅行車的には雨季シーズンとなる3月にケニア来たことは悪手といえるかもしれないが、まぁアフリカの雨ってのは短時間に大雨のスコールがほとんどだ。あんまり深刻にならないでいきましょう。

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 本当に食事が素晴らしい

 オーナー曰く「コロナで動けない2年間の間にYouTube見て色々勉強した」とのことで、本当に食事で客を引っ張ってこれるほどレベルが高い。個人的にケニアを旅行するならこの山奥まで足を運ぶ価値は大いにあるというか、是非ともアースキャンプ場をルートの1つに加えて欲しい。

 いやまぁ私はここのキャンプ場がオープンする以前からずっとブログを読んで追いかけてきたファンであり、もっとこのキャンプ場が人気になってほしい・・・という忖度の気持ちが全く無いとはいわないけどさ。というか現時点でサイクリストに大人気となってるキャンプ場でもある。

 バイクパッキングというサイトでケニアの定番サイクリングルートの1つとして、ここアースキャンプ場が途中のおすすめポイントに上がるらしい。わかってんじゃん!とオープン間もなくここへ来た身としては腕組んでウムウムと頷かずにはいられないのだ。

 アレだな、メジャーデビューしたバンドとかでインディーズ時代初期からのファンが持つ面倒臭い心理に近い。

 2023年3月4日(土) 走行距離0km  累計127119km