トルコ24日目 空き地〜イズミールから南東に約340km Sarilarの町

 予期せぬトラブルで寝るのが遅くなったけど朝はいつも通りに目を覚ます。最近の「いつも通り」は8時前とかの遅い時間帯なので何も誇れることではないのだが。

RIMG0524
 日が出てこないと寒くて動く気になれない

 上から見下ろす夜景はなかなか良かったが、その光が点在する麓の町まで降りた後でもっかい坂道登るのは流石に嫌だ。昨日の時点で明らかに「このまま進んでもテント腫れる場所見つからなそう」と予感した上での行動だから仕方ないけど。

RIMG0526
 行く先が上り坂だとそういう葛藤がある

 結果的に上まで150m登っても全く人が入れそうなエリアは出てこず私の感覚は正しかったのだと知る。こういう普通の実生活では役に立たなそうなスキルばかり磨かれている気が。

RIMG0528
 さておき丘を超えた先の町が素晴らしい景色

 立ち並ぶ家々が白い壁で統一されてるのは条例とかで決められてるのだろうか?旅行者としては海の青さと綺麗な対比が楽しめて嬉しいのだが、住んでる人たちがどういう気持ちなのか聞いてみたいところ。

RIMG0529
 私自身は住居の色合いは気にならない

 町を抜けると海沿いに作られた道を進む風光明媚なルートとなる。交通量の少なさと天気の良さも相まって走っているのが実に気持ちいい。

RIMG0533
 こういう隠れ家的なビーチに憧れる

RIMG0534
 月に2回、大潮干潮時にのみ現れる道とか出来そう

 気温も程よく多少のアップダウンも気にならないし、これはイケイケの走行が出来そうだ。そんなことを思いつつお昼過ぎのタイミングでカシュの町に到着する。スペル的にはCASとなってて「このカス!」とトルコから煽られてる気がする名前だ。

RIMG0536
 そんなカシュだけど

 海沿い&崖という地形に無理矢理作った町のようで、町中どこを走っても坂道だらけ。それだけならまだしもその多くが超激坂の急斜度を誇る自転車殺しの構成であった。長さ500mにも満たないような通りなのに上まで移動するの30分くらいかかったぞ。

RIMG0538
 キツすぎてぶっ倒れるかと思った

 こんなポイントで全力使い果たしてしまい、お昼休憩後も動く気になれずダラダラと。もう今日次にスーパーのある町まで走り切るのは無理だと判断し、ここで買い物済ませて何時でもテント張れる体制整えてから走行再開することに。

RIMG0540
 カシュを過ぎると峠始まるのは分かってたし

 イズミールからスタートし最初を除いてずっと良い天気が続いてたが、ここに来て前方にどす黒い色した雲が広がっている。峠の頂上を過ぎた辺りから路面が濡れたポイントも散見しだして気を引き締める。

 ダウンヒルに入った直後にポツポツ雨が降り始めたのだが、雨より気温の低下が激しくて驚いた。脇にある水溜りは氷が張ってるし、よく見れば所々に残雪があるじゃないか。午前中とはえらい違いだな。

 これ以上進んでも良い結果は得られないと判断し、下り坂が一旦落ち着いた場所に出て来た集落に入ってみると上手い具合に張り出した屋根を抱えるモスクがあった。

RIMG0542
 避難して30分ほどで

 天気は雷を伴う凄まじい豪雨へと変わり、もう今日は動けなさそうなため日没のタイミングで敷地にテントを張らせてもらうことに。イマーム(モスクの管理人)が来るかも・・・と思っていたが、このクソ雨で人の姿は一切見かけないし仕方ない。

RIMG0544
 早めに食料購入しといて正解だった

 1月中にはアンタルヤという大きな都市にたどり着くと踏んでたが、このペースだとギリギリかもしれん。走行再開してからまだ休息日入れてない割にスローペースだ。休んでないからスローペースなのかもしれない。

 2024年1月28日(日) 走行距離50km  累計145135km