トルコ45日目 ガソスタ敷地〜ギョレメから東に224km地点 川沿い
2月に1500mを越える場所でテント泊はかなりの寒さ。ネットでは朝の気温が−4℃と表記されていたけれど、体感的にはもうちょい低かったのではと思ってしまう。
食堂の人たちにお礼いって出発したのは9時半過ぎ。昨夜干してた洗濯物も朝日を浴びてガチガチに凍り付いてたの溶けてきたし、私もエンジンかけていかねば。
最初の5kmを過ぎると早速上り坂の始まりだ。今日はこの峠を1本クリアすれば終わったようなものであり、しかも標高1500m強からのスタート。地味に楽な行程の日と言えなくもない。
遠目に見える雪山の北側を迂回するよう道が造られているのが走りながらでもよく分かる。この感じだとギリギリ雪積もってるエリアを通らないよう抜けて行けるのではなかろうか?
恐らく1800mを越えたくらいの標高で安定した感じがあり、私としては早く頂上ついて下に降りたいのだけど寒い中ダラダラと10km以上に渡って進みゴールが見えない。
スタートから30km地点に峠の途中唯一の食堂があると地図には出ていたが、冬季休業中なのか潰れたのか?とにかく営業しておらず割とお腹減った状態での到達に。何でも良いからはよ坂下ってエネルギー補給したい。
反対車線で手を振って呼び止めようとしてる人がいる。呼ばれたら断れない体質なので止まってみると「良かったら一緒に食べようぜ」と食事頂けることに。
お腹膨らませてようやく人心地ついたというかエネルギーが補充されると体の中から熱が生み出されるのが分かる気がする。これで寒さに震えながらのダウンヒルにはならないぜ!とイケイケモードになったその10分後にはガソスタでチャイを頂いておりましたが。
この峠からは本当に一気がけというか大下り。ギュリンの町までほとんどペダルを漕ぐこともなくずっと重力に任せて進みっぱなし。
当初の予定ではこの町で終了にしようと考えてたが、左右を切り立った崖で構成された谷底に位置する町のため、人目につかない場所がない。オマケに時間も16時過ぎと想像以上にハイペースだったため、もうちょっとだけ先へ進んでみようかな。
町を抜けてもポツポツと人家が続きテントを張る踏ん切りがつかないまま18時になってしまったので「まぁこの辺でいいか」と走行取りやめ林の中に。
ここからもう200mも先に進めばガソスタ併設の宿があったのだけど、標高下がって気温も上がりこれなら宿泊じゃなくても構わないかな?と思いまして。
大きな峠を越えてほっと一息ついたは良いが、このペースだと明日も似たような高さの峠にぶち当たる可能性が高い。いよいよトルコが本気出してきたのかな?
2024年2月18日(日) 走行距離117km 累計146419km