アルメニア17日目 セヴァンの町

 深夜に部屋の暖房が稼働してたのであったかく眠れたが、5月の時点で暖房が動いてるあたり結構生活するのが大変な土地なのだろうと想像する。私は日本でも東京より北の土地に住んだことがない人なので寒い土地の事情を知らないというのもある。

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 雨も降ってるので部屋でゆるりと過ごす

 このタイミングで自転車整備やるのもなぁ・・・と向こう1週間以上に渡り雨がちな天気予報を見てゲンナリした気持ちを抱えつつ。ここまで雨が続くことは今までの旅行中でもほとんどなかったと思う。

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 ニュージーランドと北欧とアウストラル街道くらいかな?

 とはいえ天気が安定してないだけで本当に雨が降り続いてるワケでもないのがポイント。昼過ぎの時点で青空が見えたこともあり、昨日は行かなかったセヴァン湖に行ってみようと準備する。

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 路面はまだ濡れてるし

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 水たまりが酷い場所はまともに走れないレベルだけど

 それでも1日宿に篭ってしまうよりずっとマシ。やはり身体を動かすというのは精神的にもリフレッシュできる感じでなかなか思うように進めないストレスの解消にも役立ってくれてる気がする。

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 さて湖の側まで来ましたが

 ここにもアルメニアでよく見る修道院が観光地として湖畔に存在している。湖へ突き出るように飛び出た半島の先端に建てられており、小高い丘の上ということもあってさぞや眺めが良さそうな修道院だ。

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 奥に小さく見えるな

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 駐車場から階段を登っていけば

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 セヴァン湖をバックに2つの修道院

 他の修道院もそうだったが派手さはないものの石組みで作られたアルメニアの修道院は素朴な美しさが好感触。湖ではボートが稼働しゆったりと動き回ってのんびりした雰囲気だ。その奥には雨が降ってる雨雲控えてるのが問題だけど。

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 ということでサクッと見学してしまおう

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 内部も写真撮れるの嬉しい 

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 明日はあの山の向こうへ行く予定

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 敷地内の石垣は建物跡地なのだろうか?

 楽しんだので雨が降り出す前にいそいそと町へ戻る。出発時に見えてた青空はいつの間にか空一面雨雲に変わっており、いつ雨が降り出しても不思議じゃない状況に。

 セヴァンの中心部まで戻って来たところでついに降り始めてしまい慌てて軒下へエスケープ。もうラスト1〜2kmの距離なので無理矢理雨の中を走っても良いが、ここは落ち着いて買い物しつつ気を伺うことにする。

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 多分そんな長く降らないだろうし

 雨脚弱まったタイミングで無事に宿へ戻り一安心。この宿では洗濯機が自由に使えるため、このタイミングで普段じゃ洗いづらい衣類を一気に洗濯したりしてた。

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 昨日と代わり映えしない夕食

 見た目に変化は薄くともバターを仕込んでみたりポテトとその他の材料で分けて調理したりと変化を付けているつもり。完全に同じだと作業になってしまって楽しさが減るので。変化を付けて楽しむのは大切だと思う。普段のキャンプ飯だとそれは難しいし。

 2024年5月7日(火) 走行距離16km 累計150385km