ジョージア3・4日目 トビリシの町
雨停滞のトビリシだけど実はここでやっておくべき大切なタスクが存在していて、それがビザの申請作業である。日本人旅行者の利点の1つに「世界で多くの国をビザ手続き省略して入国できる」というポイントがあるのだが、そうはいっても全ての国に気軽に入れるわけではない。
特に中央アジアの国々は近年まで入国に対してビザが必要となる国の割合が高く、海外旅行をする上でも難易度の高い地域とされていた。
ここ最近はノービザでも入国が可能な国が増えた(イランなんかもそんな国)けれど、依然としてビザの手続きを行わなければならない国も残っている。
ともあれ食パンとゆで卵のみという思ってたより残念な朝食を済ませて早速ビザ取得の作業開始だ。これが完了しないことには次の国へ進むことが出来ないので。
面倒臭い作業なのは間違いないが、昨日話していた田村さんが以前このeビザ取得を経験しており主要な問題点を予め教えてくれたりと想像していたよりスムーズに進んだと思う。それでも航空券の予約と合わせて何時間もPCの前で唸っていたが。
申請作業を終えてメールの返信待ちとなり、結果にモヤモヤする気持ちを抱えつつそのままロシナンテ号の整備作業に入る。結構前から掃除しなくちゃなぁ・・・と思いつつズルズル引き伸ばしていたため整備は明日に延期する!というのは避けたかった。運よくこのタイミングで雨止んでたし。
面倒な作業を今日1日で済ませることが出来たのは素直に嬉しい。明日も1日天気は不安定な見込みだが、これで後顧の憂いなくトビリシ滞在ができそうだと思いつつの夕食。
酒のつまみに天ぷら食べながら田村さんと遅くまで話し込む・・・かと思いきや、飲酒禁止の宿だったためアルコールがないままやっていた。それでも時間を忘れるほどに話し込んだのであり、付き合ってもらって有難い限り。
翌日。雨のため休息日。ということで昼まで田村さんとアレコレ雑談続け、雨あがったお昼のタイミングで市内観光してみることに。
正直トビリシではビザ取得のことで頭いっぱいな向きがあり、特に下調べも何もしていない。近くにある温泉施設は興味あったのだが、入浴料金調べてスパッと辞めた。
町の中心部を流れるクラ川を境に東西で分かれているトビリシの町。宿泊してる宿のある東岸から川を渡って西岸へ行ってみたが、こちらの地域は川のすぐ側まで崖が迫っており斜面に家屋が建てられてる場所が多い。
ロシア崩壊に伴い独立した国は現在クッキリ「親ロシア」「反ロシア」で分かれることになるのだが、ジョージアは反ロシアを掲げて決別方向に舵を切った国。その際たる例が国名で、ロシア読みである「グルジア」から英語読みの「ジョージア」へと変更されている。
そんなジョージアにとってEUへの加盟は悲願とされていたのだが、昨今のジョージア政府が通した「外国の代理人」という法案がロシアと同様に政府の考えに反する組織の活動を制限させる内容であることから通称「ロシア法」と呼ばれ、市民の反発を招いているらしい。
他国の事情に私が口を出すような真似はしないが、大勢の怒れる国民が政府に対して抗議の行動を起こす・・・というのは良くも悪くも現代日本じゃ起こり得ない事態だと思ったな。
雨が降る直前に宿へ戻れて一安心。最近食べたばかりではあるが、夕食はお好み焼きを作って今夜も田村さんと熱い激論を交わしていた。しょうもないバカ話だったような気もするが、多分真面目に「世界が平和になるためには」みたいな事を語っていたような気がする。
明日は1日晴れるようで一安心。週間天気予報を見ても、荒れてた天気は週の後半から徐々に落ち着く模様のようで私も安心できるというもの。ジョージア本番はこれからだ。
2024年5月13日(月) 走行距離0km 累計150653km
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