ジョージア13日目 バトゥミの町
本日より飛行機乗るための準備を開始する。といってもフライト予約したのは27日で今日を含めて中4日と余裕がある。むしろありすぎて暇なくらい。
と私も思うのだが、クタイシでチェックした天気予報では明日金曜日からずっと雨が続く予報となってたのだ。なので自転車梱包用の段ボールを調達できるチャンスは実質今日1日しかない!という思いから、かなり早いタイミングでの到着と相成った。なお昨日天気調べたら大分マシになってたのが悔しい。
作業を済ませたところでゴムチューブ2本を持って空身のロシナンテ号にて町の中心部へと向かう。私も分かっているというか昨日の時点で幾つかピックアップした自転車店を訪問しており、その際に1つのショップで「明日自転車用の段ボール受け取りに行って良いかな?」と話を付けていた。
地味にこれは大切なポイントで、先進国とは呼べない国の自転車ショップでは段ボールが保管されてなかったり、見つけても高額な料金を請求される場合が多い。例えば南アフリカのケープタウンでは3500円程料金を請求されたりした。捨てる前の廃棄用段ボールなのにさ。
そういう状況においてフルパッキンの自転車で如何にも「自転車旅行してますよ」という外見でいるとショップの店主も興味を示してくれて話が弾みやすく、結果段ボールを譲ってもらえることが多い。南アでもこの方法で最終的に段ボールは頂くことができた。
嫌らしい方法だなとも思うけど、自分の望む結果に繋がりやすいよう外見を整えて活動するというのはある意味で真っ当だとも思う。私には縁遠い世界だけど、お洒落や化粧に似た考え方ではないだろうか?
ショップに着く前に下調べしといた印刷屋にてeビザのデータをプリントしてもらう。PDFにデータとして送られてきたのでそれを見せれば良い話では?と思うのだけど、わざわざ書類として提出する必要があるみたいなので。
この点に対しては我が日本はもっと遅れているというか、データで住む諸々のことをわざわざ書類で印刷し判子を押して回る不合理極まりない文化が根強く残ってる国だと思うので何も言えない。もう仕事辞めてから10年になるけど多少は業務状況改善したのかなぁ・・・とか思う。
改めて自転車ショップに訪問し、昨日話を通しておいたこともありスムーズに段ボール頂くことができた。ここからが大変というか、5km近い道をこの巨大段ボール背負って移動しなくてはならない。
更に交通状況の悪いバトゥミ市内を走らず海岸線のサイクリングロードを使って安全に宿まで戻れるコースも下調べ済み。こうした細かいポイントは経験の有無で差が付きやすいポイントだと思う。
最大のタスクをクリアしたという安心感と準備に使える時間は3日もあるという余裕からシャワー浴びて昼寝。せっかくならバトゥミを観光するのも良いと思うのだけどな。明日から雨降るなら余計に。
宿自体には長期滞在のロシア人が複数いるものの、私が利用してる部屋は他にゲストもおらず気軽なのが大変よろしい。明日は細々としたポイント詰めていきましょう。
2024年5月23日(木) 走行距離10km 累計151192km