インド52日目 アルチの町〜レーから西に69km地点 道路工事会社
ラダック33日目。珍しく夜の間に1度も目を覚ますことがなかった。これは大抵の場合「めちゃくちゃ寝心地の良い場所だった」か「猛烈に疲れていた」かの2パターンが多いのだが、今回は後者なのであまり喜ばしくはない。
とりあえず長所は作らずテントを畳んで走行開始。3〜4kmほど先にレストランがあるようなのでそこまで移動し朝食にしようかと。
インダス川渡って崖との間に造られた狭い道路を進んでいく。昨日もそうだったが、川を下っているのに上り坂が多いのは道路を通せる地形が少ないことが大きな原因なのだろう。それか道路設計者が自転車のこと嫌いかだ。
というのもこの辺リゾートエリアのようで、アホみたいな高額料金のお店ばかり。結局ウレイトクポという村の食堂まで走り続けてようやく食事ができました。全然量足りなかったのは仕方ないか。
かなり強い向かい風が吹き付けるため全体的に標高下げてるはずなのに全然楽な気がしない。地形的に谷底ばかり走っているのもあり、風が集約してより強風になってるんじゃなかろうか?
けれどもこの辺が本日標高最低ライン。というかザンスカール突入すれば再び標高爆上がりすること必死の状況なので、気持ちとしては「そこまで標高下げなくても良いんだよ・・・」という意識がないではない。上り坂大変だーとかのたまうクセに何と身勝手な。
お昼には少々早いがこの地域ではかなり大きな町であるカルトセの町に着いたのでお昼休憩。何ならご飯の前にケーキ屋見つけてパクついてたりするが、それでもお腹は全然膨れた気がしない。常に空腹を感じてるのが自転車旅行者。
先日レーのレストランで食べた際にとても美味しかった故の注文で、具体的には山梨名物ほうとうの極太麺をぶつ切りにしてあるようなメニュー。私はこんなに麺料理好きだったかな?と自問するくらいには毎日麺食べてる。
私は南のザンスカール地方へ行くので左折するが、インダス川に沿って進む右折ルートも非常に素晴らしい景色が見られる道として有名らしい。数年前は許可証がないと入れない地域の1つだったらしいが、現在はどうなんだろ?流石に自分が行かない場所のまで事細かく調べてないのでよく分からん。
写真で見る限りは岩や崖をくり抜いて作られた道ってワクワクするのだけど、自分で走るとなると不安定なガレの下を通過するのは結構怖い。仮に瓦礫が落ちてこようと速度の遅い自転車はスピード上げて逃げるとかできないのでビクビクしながら通過してる感がある。
町で言うとラマユルという町の手前に位置する分岐であり、ここから5kmほど直進すればラマユルの町に到着する。ここから主要道外れて僻地となるため、1度ラマユルの町まで行って買い物と「ムーンランド」と呼ばれる月面のような世界が広がるエリアを見学しようか迷ったのだけど。
そもそもこれを見越してカトルセの町で買い物済ませている茶壺さん。早いタイミングで食材積みすぎると重量マシマシで上り坂困窮するためなかなか判断に迷う事項なのだが、まぁ基本的には「備えあれば憂いなし」の精神で活動してます。本当です。
ここからジワジワと登りが続くのだけど、アスファルトが続いてるうちは問題ない。一体どのタイミングで未舗装路に変わるのか、そこが最も需要なポイントだ。
一応本日のゴール地点と考えていたハヌパタの町まで残り10km弱のポイントで路面が未舗装へと切り替わった。途端にガタ落ちするペース、激増する疲労感。ここからがザンスカールの本番というワケだ。
割と斜度が厳しくギアを最軽にしても自転車乗って走るのギリギリというレベル。かなり頑張ってハヌパタの町に到着したのは良いが、どうも町中にレストランがないっぽいのだが。
まぁそれならそれでハヌパタから3〜4km離れた場所にテント食堂があることを確認済みだ。本日の夕食はこちらで摂ることにしようともうちょっとだけ走行延長す。
ところが途中に出てきたのは道路工事会社の臨時拠点地。この道もガンガン道路工事が実施されてる場所の1つであり、そうした工事に出かけるための仮宿舎等の施設とのこと。
使っていない建物内にテント張らせてもらえることとなり、オマケに夕食は社員の皆様とご一緒して頂くこととなった。何ならウイスキーまで一緒に飲んでおり、日記書いてる現時点で大分ご機嫌な状態。
お腹いっぱい食べさせてもらい、何ならこの後近くでキャンプしていたイスラエル人グループにもお呼ばれして2度目の夕食とウイスキーを貰っている。こりゃ今夜はあっという間に眠れそうだ。
2024年7月18日(木) 走行距離76km 累計153646km





















