ネパール8日目 Amileの町〜カトマンズから西に約240km シバプールの町
昨夜は虫だらけエリアだったため部屋の電気を付けるにつけれず真っ暗な中で活動していたのだが、それは結果として早寝に繋がった。余計なことしなけりゃ寝るのも早い。
というか普通に今日で連続走行4日目。体調良くなってきたとはいえ、体力万全じゃない状況で出発し毎日のように日没ギリギリまで走り続けるのが続いてるため普通に疲労で動くのしんどい。
荷物運び出して出発準備に取り掛かるのだが、偉いなと思ったのが廊下に群がっていたであろう夥しい虫の死骸は既に掃除し処理されていた点。途上国で朝から掃除してる宿って滅茶苦茶珍しいぞ。
完全フラットな道のネパールはやはり昨日で終わってしまったようで、最初からアップダウンが連続する道を走ることに。
この国道1号線はネパール国内でもインドとの国境付近に伸びてる南側に位置する道。北部をヒマラヤ山脈が通っているネパールでは南側こそが僅かな低地であり、だからこそ幹線道路も南部で広がっているのだが。
私は旅行者だから国内全体が山岳エリアだったとしても「すごい国だな」といった感想出して終わるけど、ここに住んでる国民にしてみれば僅かな低地ですら農業に不向きな山に覆われての生活はさぞや大変だろう。ネパールはヒマラヤ以外に外貨獲得手段が乏しい資源のない国と聞いていたが、こういう土地なわけだ。
とにかく真っ直ぐひた走る。微妙に路面が凸凹しててずっと自転車乗り続けてると振動による衝撃からか尻が痛くなるのが玉に瑕。ブルックスサドルだろうが何だろうが関係ないぞ。
Lalmatiyaという町から大きな川を渡って進路は南へと向きを変える。と同時にここから再び山の中を細かく登り下りする道へと突入することとなり、後半疲れてきた所でこれがお出しされるとはかなかなタフなルートだ。
登坂途中に宿泊施設があることは分かってたので、今日は無理せずここで終了にしようと目論んでいたのだが、想定してたよりも早い時間に到着できたしこれなら山を抜けた先までイケるんじゃね?と欲かいて連日日没ギリギリまで走っていたのが最近の私。
いやまぁ私も悪いが滞在期限に余裕がないことが諸悪の根源なのだ。ちょっと計算してみたらポカラに到着するのネパール滞在13日目になりそうな気がして、翌日手続きすると仮定しても余裕は1日分しかないことに。そりゃ多少の無理もしますよ仕方ない。
山を抜けた先のシバプールの町にて投宿したのはやはり18時過ぎ。もうここから外出て食堂探すという気力もなかったので、宿に併設していた食堂でモモとチャオミン(焼きそば)注文して済ます。
余計な散策無かったので時間的な余裕は出来たものの、知らない町到着したのに散策することもなく終了しちゃうのはやはり面白くはない。自転車旅行だからそりゃ基本は自転車に乗って移動するけどさ、その土地を色々と歩き回ってみるのも楽しいことなので。
2024年10月2日(水) 走行距離98km 累計157624km