ネパール13日目 ダルシン ダハトゥムの町〜カトマンズから西北西に約150km ポカラの町
普通に朝目を覚ましたものの身体が重たくてなかなか動けない有り様。とにかく今日1本走りきれば大都市ポカラの町に到着して滞在延長の手続きもできる(予定)ので、それ以後は無理の無いペースで移動できるようになる。ここが踏ん張りどころだと自分に言い聞かせるように準備を始める茶壺さん。
コーヒー飲んでもなんかシャキっとしないままに9時半には出発する。いや本当に昨日距離詰めといて正解だったなと思うよ。今日のコンディションで昨日並みに距離走れってなったら相当無理することになったと思うし。
アップダウンはあるものの、昨日みたく川底までの大下りとかがお出ましするワケではない。あくまでも常識的な範疇での山中における上り坂で、ギアを下げてゆっくりと進めばそこまで困窮することもなく。
とはいえ疲労感は隠しきれないようで前半25kmも走らずにお昼休憩とする。ちょうど大きめの町が出てきたので早いタイミングで休息入れたというのもあるが、やはり「この体調では無理が効かない」と自分の感覚が訴えていたのだとも考えられる。
ジッとしてても埒が明かないのでこの際走行ペースは気にせずゆっくりと先へ進むことにした。これが正解で、1時間も動いてる内に体調不良は改善し始め胃のムカムカも治まり調子がよくなる結果に。有酸素運動の効果って凄いのな。
ここから下り坂へと切り替わり、ポカラの町まで標高を下げていく道に。途中で1度登り返しが挟まれて「もう勘弁してくれ」とか思ったけれど、最後に楽して町へと突入するのは悪くない。
ネパール第2の都市であるポカラもまたヒマラヤ山脈やその周辺におけるトレッキングの拠点として賑わう観光都市。調べたところオーナーが日本語堪能な所謂日本人宿があるらしく、とりあえずその宿へ行ってみましょうか。
個室で値段も安かったので普通に投宿する。トレッキングで暫く自転車を離れる際に自転車の保管をお願いしたかったのだが、その辺のアレコレを日本語で話すことができるのはありがたい。英語ヘタクソなもので。
日本食レストランである。ネパールはインドほど食事情が厳しいと感じないが、それでも基本香辛料入りの辛いメニューに加えてレパートリーの少なさに飽き飽きしている節があった。ということでポカラに着いたら日本食が食べれる!というワクワク感はかなり大きく楽しみにしていた今日の夕食。
やっぱりインドやネパールのカレーって日本のそれとは全然違う。あと地味にカツというか豚肉を食べたのジョージア以来。今年はイスラム系の国に滞在する期間が長いこともあって豚肉を食す機会が極端に少なかったからか特別美味しく感じる不思議。
こうして外国人が町中を闊歩していても注目を浴びず人混みに埋没できる環境であることがちょっと嬉しい。リシケシュ以来ずっと外国人が珍しい田舎の土地ばかり滞在してた(除くルンビニ)ので、注目されるストレスが結構しんどかったため。
とりあえずポカラの町でゆっくり休むつもりだけれど、それはそれとして滞在延長の手続きしなくては。何をするにしてもまずそこからだ。
2024年10月7日(月) 走行距離57km 累計157891km