インド113日目 プリーの町〜コナーラクの町〜プリーの町
丸2日続いた雨も止んで青空が見える朝。ということで朝食の時間より30分早く動き出し、8時にコーヒータイムを楽しんだ後で朝ごはん。早くに食事終えてコナーラクの町まで寺院見学行こうと思っていた故の動きだが、なんかコーヒー満喫してたら朝食時間に遅れてしまい意味ねーな。
久々にロシナンテ号跨がり走行開始。片道35kmほどの距離だが荷物積載してないので余裕で明るいうちに日帰りできると踏んでいる。だから多少出発遅れたって問題ないんだよ!
全くアップダウンのない平坦直線道路なので移動ペースが速い。・・・のだが路面に速度落とすための凸凹が定期的に設置されているのが非常に厄介。どうもインドはこの手の設備を各州に任せているようで、オリッサ州に突入してから突然道路がバンプだらけになって自転車的には迷惑千万。
別にこの近辺に集落があるワケでもなし。どうやら海沿いの森林エリアでピクニックシート敷いて遊びに来る人気スポットになっている様子。そういえば今日は日曜日なのであり、わざわざ週末で人の多い日に観光地行くとか失敗したか?
結果としてこのスーリヤ寺院は曜日関係なく常に混雑している場所だそうで、即ち全く問題なし!いや問題ありありなのだけど。
近くの駐車場に自転車置いとくのが不安になるほどの混みっぷり。ということで町の入口付近で見かけた日本人が経営してると思われるゲストハウス&レストランまで引き返し、安全に保管できる場所がないか相談してみたところ「敷地内に置いても良いよ」と許可頂く。ありがとうございます、戻って来たらここでお昼食べますね。

名前で分かった

名前で分かった
外国人だとインド人の15倍というふざけた入場料を支払いゲートを潜って敷地内に。物凄い人混みに揉まれつつ流れに従って中央に鎮座する寺院へと向かうのだけど、壁面に掘られている様々な彫刻や装飾がなかなか精巧でじっくり見たいのだが人が多すぎて難しい。
記念撮影大好きな大勢のインド人が何時まで待っても動かないし、安全柵もない場所なのに人を押し除けて出てくる輩がいたりするため大変危ない。そういうところだぞ。
平気で記念撮影してるところを警備員に掴まって説教受けてたりしてるのだが、その脇を平気で他の人が柵を潜り抜けていく無法状態。
1つ思ったのが、観光地における満足度合いというのは「訪れる人間のマナー」というのも大切なんだなということ。みんなが好き勝手やってる状況にあると、せっかくの素晴らしい寺院も色褪せて見えてしまう。
ヒンドゥー教の歴史的な寺院を見学するの初めてなのもあり非常に興味深くある。建物内部に入れないどころか入口にも近づけない立入禁止エリアが多いのが残念だが、現在進行中で修復工事も行われており敷地内も綺麗な芝生が広がってて心地良い。
なんとなく思い出したのはインドネシアの仏教寺院であるボロブドゥールだった。デカい寺院が1つ鎮座しており、それの周囲をぐるっと見て回るスタイルが想起させるのか。
なんだかんだ満足したなと思いつつ寺院を後にして自転車置かせてもらってる食堂へ。お昼食べてから同じ道を引き返す。往路は上着付けてたけど、見学途中で暑くなって脱いでしまったので復路はTシャツ1枚で。
14時半には宿へと戻る。シャワー浴びて一息ついた後に普段なら夕食注文するのだが、今日は宿でインド人がカレーを作ってくれるイベントあるとのことで私も参加した。正直カレーは食べ飽きてる感があるのだが・・・
実際にスパイス入れてカレー作ってるの目の当たりにするとやっぱり興味深いし面白い。オマケに日本人相手に合わせ辛さをチューニングしてるのか、非常に食べやすく美味しいじゃないですか。
大変良いものですねと茶壺さん思いました。日本人宿のスタッフって定期的にこうしたイベント考えたりしてるのかと思うと大変だよなと余計なことを思いつつ。
2024年12月22日(日) 走行距離70km 累計159984km