インド131日目 ヴィシャーカパトナムの町〜プリーから南西に455km地点 未舗装路脇
室内に蚊の多い宿だったけど問題なく眠れたのはエアコンの風が飛翔の妨げになったからでは!?とか思ったりするけど違うんだろうな。偶然だと思う。
ブッダガヤで作って美味しかったフレンチトーストを朝食にして朝からお腹膨らませておく。ハウスクリーンニングというか掃除婦で雇われてるオバちゃんがいるのだけど、出発準備してると私に「金くれ」とか迫って来るので気分悪い。
これ以上ゆっくりしててもイライラが募るばかりだと荷物を準備し早々に出発した。南部に来てインドのイメージ上向きになって来てたのにさ、あっという間に底値に逆戻りだよもう。
川を渡って西岸に出ると工場地帯となる。ということはヴィシャーカパトナムで市民が生活するのは川の東岸のみで、西岸にはほとんど住宅地はないのかもしれないとか思いつつ。
町の東端まで走ってみれば普通に繁華街の様相を呈しており、どうなってるのかサッパリわからない。とりあえず20km走ってようやく町を抜けることができたヴィシャーカパトナムは流石アーンドラ・プラデーシュ州における最大規模の町といったところか。素直にこの町州都にすりゃ良いのに。
細かなアップダウンが続いてた道は平坦基調となり、海からは少々離れて内陸側を進んでいく。要するに今まで散々見てきたインドの風景が戻ってきたという感じ。
意外にもインドという国は速度的な違反者はそれほど多くないと感じている。これはインド車の性能が悪いのか交通量が多すぎて物理的にスピードが出せない点が影響してるのか・・・とか色々想像してしまうが、インド人の交通マナーの悪さというのは「自分本位な運転をする」という点が問題であり、そこにスピードの出し過ぎというファクターは少ない。全国民的に運転が下手くそなのでは疑惑。
決められたルールに従わないという点で、こんな速度計を持ち出すよりも道路逆走する輩を全力で取り締まる方がよほどインドの交通事情を改善できると思うぞ私は。
トゥ二という町で夕食にして、その周辺にテント張り終了にしようと思っていたのだが。町中に入った時点でまだ16時ちょっとで早過ぎたため、そのままスルーして先へ進む。
後になって「とりあえず食材だけでも購入しておくべきだった!」と思ったのは、そこから山あいの道となってしまい食堂はあれども商店が出てこず困ったから。
ガソスタにて行水済ませた後で未舗装の脇道入って更にそこから脇に伸びてる獣道の奥にテント張った。こんな場所誰も来ることないだろうと思っていたのだが、21時ごろから未舗装の本道で複数人の話し声がずっと聞こえており落ち着けない。何もない場所だというのに1時間以上も何やってんだコイツ等?
結局22時を過ぎて誰もいなくなったのを確認してから床についた。野宿やってると稀にこういうパターンに出くわすのが最大の問題だと思ってる。
2025年1月9日(木) 走行距離128km 累計160754km