インド139日目 大学の隣〜南インド最大の都市 チェンナイの町

 柔らかい草地の上で寝心地よかったが、朝露でテントびしょ濡れになっていた。普段は出発する前に太陽光が当たって大体乾いてしまうのだけど、今日は雲に隠れてなかなか日が差さない状況。しばらくテント使わない状況に限ってそういうことが起きる。

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 どっかのタイミングで乾かす必要あるな

 既にチェンナイの町まで射程距離となっており、無理せずともお昼頃には予約したホステルへ到着できる見込み。流石にこの大都市で宿を探し回るのは嫌なので、事前に外国人が泊まれる(口コミで外国人が投稿している)宿を探して予約しております。

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 後は市内を走り抜けるだけ

 それが1番大変というかストレスの大きい行為なのであり、とにかく時間的な余裕を持って出発した朝9時。もう30分待ってれば多分テント完全に乾いたと思うのだけど、何を焦っているのやら。

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 走り始めて5kmかそこらで

 早くも農地の姿がなくなり始め住宅街や工場といった建物群が出始める。やはり野宿したエリアが街の郊外となるギリギリの場所だったらしくて我ながら読み冴えてるじゃん!と自画自賛したいくらいだ。

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 いやGoogleマップのおかげかな

 道路は狭くなるのにどんどん交通量が増えていく状況で早くもチェンナイが嫌になってきた。何処の途上国でも首都や大都会に突入する時ってのは怖い思いするし大変なことは重々承知しているのだが、やはりインドの交通マナーはそうした中でも一際酷いので。

 一応国際飛行場が町中のアクセス良い立地というのが救いというか自転車的には助かるな。ということで宿泊先も飛行場から程近い場所のホステルを選択しており、とにかく宿まで辿り着ければ後々楽になるから!と我慢して慎重に進む。

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 集中してないとぶつけられそうな怖さがある

 さて宿へ向かう前に私が立ち寄ったのは自転車ショップ。インドのショップは余りスポーツ用自転車を専門に扱うプロショップが無かったりするのだが、そこはインドでも有数の大都市チェンナイ。しっかりしたショップを見つけておりましたよ茶壺さん。

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 ネジ穴がバカになってるクランクの相談したり

 合わせて梱包で使う自転車用の段ボールも頂けることとなった。今はフルパッキンでとてもじゃないが荷運びできる状態でないため、後日改めて取りにくる旨を伝えてお店を退出する。

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 非常に親切な人たちでした

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 そこから10kmほど走りまして

 ようやく予約していたホステルへ到着したのは14時過ぎ。お昼到着の予定が思ったより時間かかったな。

 チェックインした後にお昼食べに出かけ、ついでにインドの走行終了記念にケーキでも食べたいなと思ったのだが、良さげなお店が見つけられずに歩き回るの疲れ宿へと戻って来る。何やってるんだ私は。

 そういえば数日前からやたら家の前に砂絵があったりシャッター下ろしてるお店が多かった理由は13日から始まったポンがるというお祭りが原因らしい。いわゆる南インドにおける収穫祭みたいなイベントと判断したのだけどこれが正しいのかは自信ないが。

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 4日間ほど続くらしい

 合計8日間に渡ってNO充電が続いてたので結構バッテリーの残量が危なかった。モバイルバッテリーは大小2種類を携行してるのだが、どちらも古くなってて容量ほど電気を保存できてないっぽいんだよね。

 暗くなってから夕食に出かけ、宿スタッフに教えてもらった大型スーパーに寄ってサランラップを探してみる。フライト前に荷物まとめるのにこれがないと空港のラッピングマシーン使うことになってしまい大変高く付くことになってしまうため。

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 無事に見つけて一安心

 Go Proの動画データがSDカードリーダーを使って2回連続でデータクラッシュしている関係で、今回他の方法を模索し挑戦してみた。私のmacbookが古いためか直接USBケーブルを接続しても反応がなく「これは難しいか・・・」とも思ったが、何とかデータを写すことに成功する。やればできるもんだ。

 2025年1月17日(金) 走行距離46km 累計161555km