インド145日目 チェンナイの町〜チェンナイ国際空港
まだ外は真っ暗な5時半に起床し動き始める。とりあえず昨日持ち帰りで買ってきたサモサで朝食として、Uberのアプリからタクシーの配車を手配する。
ちなみに私はこの配車サービスアプリを使うの始めてで、不安でいっぱいだったため宿のスタッフに「タクシーを呼んでもらうことはできるかな?」と確認して了承の返事も貰っていたし、ロビーには24時間スタッフが待機してるから声かければ大丈夫だよ・・・と返事を貰っていた。
じゃあ何で自分でアプリ使って呼んでるのさ?といえば、ロビーに誰もいなかったからだよ!インド人ってのはこういうものだと私も承知してるので、サブプランを用意していたのが功を奏した。
ちゃんと自転車一式を積み込んでも大丈夫な大型タイプの車両を選択できるし、事前に料金が示されているので金額云々で揉めることがなく大変よろしい。今後タクシー使うことがあったらまたUber使うことにしようと思いつつ飛行場までは10分程の距離。
空港内へ入るのにもパスポートと予約便の確認が必要でインドはずいぶん厳しいなと思いつつ。カート押しながら今回利用するエチオピア航空のカウンターへ向かうが、チェックイン手続きする前の段階で職員に呼び止められ自転車梱包したダンボールを指して「これはオーバーサイズだ」と問題の起きそうな予感がぷんぷんする。
このカウンターにて申請して追加料金を支払う流れであることは分かっていたのだが、その代金がネットで示されてた金額の3倍近い。いやいやちゃんとエチオピア航空のHPに「自転車は100ドル追加って書いてあるじゃん!?」と問答が始まる。
んで判明というか言われたのが、この支払う100ドルというのは「自転車を機内に載せる権利」みたいで、これとは別料金で追加荷物代金を支払えということ。うっわー汚ねえ商売してるなエチオピア航空!今まで色々な航空会社で自転車載せてきたけど「載せる権利」に料金発生するとこなんか無かったぞ。
かといって今更断るわけにもいかず、オーバーサイズ代金・追加荷物代金と全て合わせて4万5000円のお支払いに。出たよ人間乗せるよりも荷物の方が高い料金になるパターン。
まぁこれに関していつまでもグチグチ文句言い続けても仕方ない。とりあえずもう2度とエチオピア航空は利用しないとして気持ち切り替えていきましょう。
異様に厳しかった預入れ荷物の検査を終えて、そのまま出国手続きからの手荷物検査。この2つの荷物検査で1時間近く取られてしまい、チェックインカウンターが開く3時間前に手続きしたはずが全然余裕ない。
なおインド滞在の5ヶ月間で1番高かった食事が多分これ。やっぱり空港で食事なんてするもんじゃないなと思いつつ9時過ぎにはゲートに向かい搭乗待ちの態勢に。
定刻より2分早い9時58分には既に飛行機走り始めてフライトした。本当に最後の最後まで悪い意味で気の抜けないストレス溜まる国だったのであり、このインドの感覚が残っている内は基本どんな国へ行っても「なんて素晴らしい国なんだ!」という気持ちになれそうだ。

さらばインド

さらばインド
2025年1月23日(木) 走行距離0km 累計161630km
第9部 〜To Be Continued〜