長期旅行者が気にすることなんぞ数える程しかないのであり、そうした乏しい懸念事項の中で、日々の天気というのはかなり重要な項目として脳内ピラミッドの高い位置を占めている。
だから毎日毎日、飽きもせずに天気がどうした、雨が降っている/いないといった出来事に対して一喜一憂する私の姿は至極真っ当であり、むしろこれが正しい旅人としてのあり方であって、朝から火の光が差している空を見上げて大喜びしている私に対して「天気以外のことを書けよ」とか思うのは、お門違いなのである。
昨日で主だった離島や行きたいポイントを回ってしまったので、さっさと那覇に戻っても構わないのだが、そもそも私は「自転車で知らないところを走る」ことが楽しくてこんな旅をしているのであり、折角なので沖縄南部地域を回り道してみようと思う。
ところで沖縄本島より東に久高島という離島があるのだが、ここが現代日本でありながら男子禁制の聖地があったり、12年に1度の秘祭「イザムホー」(一応今年開催だが多分無理)があったりと、無茶苦茶面白そうな古い生活習慣を残している地域が点在しており、沖縄という地域の懐の深さを感じさせる。
サンダルで1日中歩き回って足が痛いと思いつつ、もはやこの暑さの中を靴を履いて自転車に1日中乗るとかできない体になっており、寒さに体する耐性がもの凄い高くなっている一方で、暑さに対しては、人間慣れることはないのかと自らの体で実感している私である。
ここで問題だ。日本の国道で最も数字が大きい道路は国道何号線であり、何処を走っているかお分かりであろうか?
この道路を走るために20km以上に渡ってアップダウンを走り続けるのが正しい自転車乗りだと私は確信しており、実際に走ってみて「別に数字大きい道路走っても面白くねーな」という感想を持つことで結実する。何が?
一昨日の休憩中にアメリカンバイクでツーリング中の夫婦と会話したのだが、その際に「那覇に来たらウチの店に来いよ!」と大変カッコいい言葉を頂いており、出会いを大切に、義に熱く生きて来た私は、この約束を果たさないわけにはいかないのであり、早速お邪魔させてもらう。
その後、色々あって2次会まで堪能したうえ、何だか好意に甘えて無料で飲み食いした気がするのだが、まぁ酔っていたし義に熱い私のことだ。きちんと出すもの出しているに決まっており、本当に楽しい時間をありがとうございました。
明日のフェリーでしっかりと眠ることができるように「あえて」深夜1時まで遊んで就寝。これで朝起きれなかったら私は大馬鹿者であるな。
6月25日(水) 走行距離83km 沖縄県庁到着24/47































































