中国10日目 上海市内
昨日は一緒に行動した太田君とユース内にあるビリヤードや卓球したりして遊んだ後、屋上のバーで酒飲んでからの就寝。いわゆる午前様であり、朝起きるのも遅くなるってもんだ。
まぁ夜まで特別やることはないので、下着以外のなかなか洗えてない洗濯物を一挙に洗い、香港までの大まかなルートや距離なんかの確認、買い忘れていたコイン電池の購入等をして午前中を過ごす。
昨日の保険に関する手続きのメールが来たので早速対応開始。都会の上海で作業を終えておかないと、今後どこで手続きが出来るか分かったモノじゃないのである。
関係書類をコピーしたり、郵便局にて手続きをするといった日本では大したことでない作業にいちいち時間を取られるのだが、そもそも勝手が分からないので慣れない英語を駆使しながら必死の作業である。これが旅は人を成長させるってやつなのか?
ようやく一通りの作業を終えて、後顧の憂い無く上海雑技団を見に行ける。同室の大田君と一緒に昨日とは別の劇場へ(きちんと下調べした)と足を向ける。
私のイメージでは、上海雑技団とは要するに超凄い組体操なのだが、実際にはその内容は10個程度の各内容によって分かれており、超絶人間業を繰り広げるものからサーカスのマジックショーっぽい演出まで多岐に渡るのだ。
そしてトリを飾るのが、金網の球体の中をバイクで走り回るという、ちょっとどころかもの凄く頭オカシイと思ってしまうパフォーマンス。どう考えても重力に逆らってるような気がしてならないんだけどなー。
いやはや、これは面白かった。お金払う価値のある見せ物ってのはこうでなくちゃイカンと思うの。
ユースへ戻り、明日の準備をしていると同室の中国人から「ちょっとオマエ忙しいかい?」とか聞かれたので、本来私は大変忙しい身なのだが、面白そうなので「暇だ」と答えたところ、「自分は明日、会社の面接なんだがその時に使う映像をメモリースティックからスマホの中にデータコピーしたい。そこでそのパソコンを使わせてくれないだろうか?」とのこと。
う〜ん、新手の詐欺の可能性も捨てきれないし、何より私は忙しい身なのだがなぁ・・・・・
「受けるのは自分が1番行きたいと思ってる、中国のアニメーションの会社なんだ」
よし分かった!やりましょう。これも日中友好の大切な業務だ。・・・・ということでお礼に食べ物やらビールやらを頂く。ほっほっほ、困った時はお互い様じゃよ。
「良かったら明日一緒に夕飯でも食べにいかないか?」という魅力的なお誘いも受けたのだが、私は明日上海を出発する予定なのだ。残念だが丁重にお断りさせてもらった。
そんな国際交流をしつつ0時就寝。中国はクリスマス気分が薄い。
2014年12月24日(水) 走行距離0km