自転車ときどき世界1周

2015年05月

 ミャンマー19日目 パアンの町〜ミャワディ国境から西に約30km コーカレイの町

 ここ何日かの雨で確信した。ミャンマーの雨はお昼から本格化すると。つまり雨に降られず快適に走りたいのであれば、早く起きて午前中に大部分を走りきってしまい、午後からゆったりコーヒーとかビール飲むのが正しいスタイルなのである。

 それに気付けばあとは行動のみ。6時過ぎに目を覚まし、7時前にはロシナンテ号に荷物を積み込んで出発する。

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 (ミャンマー国内では)Wi-Fi速くて良い宿でした

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 よしよし、雨降ってない

 空は雲で覆われているのだが、昨日のようなどす黒い暗雲ではなく、太陽の光がほんのり通る薄雲り。いける、今日はいけるぜ!・・・というか次にあるマトモな規模の町まで約90km、おそらく宿の1件も無いのは確実で、辿り着けない場合は強制野宿となってしまう。なので正しくは「今日はいかなきゃ!」なのである。

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 切り立った山々はベトナムを思い出す

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 雨季で水が張ってるからこその景色

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 そう思うと悪いことばかりじゃない

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 池の上には仏様

 走ってるうちにどんどんと路面状況が悪くなっていくのを実感する。道幅が狭まり、中央線が消え、凸凹が増えて排水されずに残っている水たまりが目に付くように。ここまでハッキリレベルが落ちていくのを見ると、いっそ清々しい。ミャンマー政府がタイへの陸路を開放したのが2年前なのだが、それまでこの地域が全く重要視されていなかったことがよく分かる。

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 まぁ何も無いからねぇ

 ときに、ミャンマー人はやたらと地面に赤い液体を吐き捨てるのだが、これは噛みタバコ(みたいなもん)なのだそうだ。私も何度か頂いて試してみたのだが、単なる苦い草だった。こんなの暇さえあれば口に含んでそこら中に吐き散らかしているのであり、ミャンマー人は大したことない!と、私が一刀両断しておく。

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 こんな感じでどこでも売ってる

 しかしながらミャンマーの人達が食に対して意識が低いのかというと、これがそんなことは無い。むしろミャンマー料理は油こそ多量に使うものの、ど田舎でも多様な種類と豊富な甘味が溢れている。ホテルの朝食等は完全洋風なものからミャンマー伝統の朝食まで選べたりと、幅が広い。やるじゃん!ミャンマー。

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 ラオスにも見習わせてやりたい

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 国境の町への看板が出てきた

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 女性サッカー大会らしい

 このサッカー、少々見学していたのだが「町のオバちゃんが始めてボール蹴りました!」みたいなレベルで微笑ましい。年齢層もバラバラだし、ボールに対して近くの人がワッと群がっていくようなゲームなのだが、プレイヤーもサポーターもすっごく楽しそうだったのが印象的。

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 男性陣が揃って体育座りして見てたのも印象的

 雨が降り始める30分前に宿へとチェックイン。全て狙い通りにやり抜いた完璧っぷりが自分でも少し怖い。最初の宣言通り、街中を散策しながら200チャット(約20円)のコーヒーを飲んだり、ビールを楽しんだりしたコーカレイの町。

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 なお宿内に井戸があってビックリ

 明日も雨に降られなければ、ミャンマー走行最終日の予定。果たして計算通りにいくのだろうか?

 2015年5月23日(土) 走行距離95km 累計12062km
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 ミャンマー18日目 タトンの町〜ミャワディ国境から西に約100km パアンの町

 お気づきだろうか?数日前から日々の走行距離が約半分に減っていることに。これはどう考えても雨季に突入したことが原因である。もちろんレインウェアは持っているのだし、雨の中を走ろうと思えばできないことはない。しかし雨中を走るのは、「景色悪い」「危険」「つまらない」と3拍子揃っており、無理して走りたくない。

 幸いにも朝起きてみれば雨は降り止んでおり、心の底から安堵のため息。知ってるかい?ため息って、心配事が解消した時にこそ出てくるもんなんだぜ。

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 ここから往路で通った道を離れて進む

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 ミャンマーでは本当に多くの人が話しかけてくれる

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 わざわざ逆走してまで写真に収めた1枚

 町を離れてしばらく走ると低い木々が地平線まで続く景色が広がる。どう考えても木々を伐採して通しただけの道路なのだが、下手な開発も何もされてない森林地帯のど真ん中を進むのは気分が良い。

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 遠目によく見えるのがポイント

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 ときどきニョッキリと山が生えているのが良い

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 道路沿いの仏像を見ていると

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 タ・・モリ?

 はい、そんなことしてたらお決まりのスコールです。バス停兼スコール避難小屋に逃げ込み約2時間。この2時間の間にミャンマー少女と楽しい交流があったり、バイクに乗ったカップルから何故かウェットティッシュ貰ったりとか色々あった・・・・のだが省略する。それどころじゃない緊急事態だ。

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 なんかディレイラーがひん曲がってる・・・・

 これだけならば工具使って直せば済む話なのだが、バッグを探してもアーレンキー(六角棒スパナ)が見つからない。あれ、もしかして何処かに忘れてきた・・・・?

 おいおいおいおい。他の工具でネジは緩められない、自走も不可能、一番近い町まで約20km。何でミャンマーは私にこうも試練を与えてくるのでしょうか?めげそうです。

 いや、凹んでる場合ちがう。とにかく近くにあった軍隊の守衛さんに泣きついて事情を説明するのだが、半分くらいしか英語が通じない。そもそも私はそんな細かい事情まで英語じゃ説明できない。

 とにかく自転車の状態を見せて困っていることを必死にアピール。「外国の片田舎で自転車が壊れた時に助けを求める方法」とか学校でも社会でも教わることの無かった事態なのだが、ここの対応を失敗すると冗談でなくヤバい。

 向こうもただならぬ勢いを感じたのか、事情を察してくれたようで工具箱を持ってきてくれる。まぁアーレンキーなんて普通は使わない工具が入っているわけ無く、結局バイクで近くのお店から持ってきてくれた。ミャンマー人、驚くほどに親切で泣きたくなる。

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 とにかくお礼を何度も繰り返した

 よかった。危機を脱してため息もんである。知ってるか?ため息って心配事が解消した時にこそ出てくるもんなんだぜ。

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 そしてその10分後に雨に降られて雨宿り

 ここで降り止むのを待つこと2時間・・・って、おい。今日は朝の2時間で35km走ったのに、午後4時になってもそこから2kmしか進んでないって、どういうこと?

 何時まで待っても雨なので、覚悟を決めてレインウェアを着けて走り始める。最初にいった通り、走ることはできるのだ。ただ大変で楽しくない走行はできる限り避けたいだけ。

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 写真1枚撮るのに必死なのはどうなのよ

 ようやく辿り着いたパアンの町は、ツーリスティックな町であるらしく沢山のゲストハウスと外国人の姿を見かける。雨が降ってなかったら色々と散策してみたいところなのだが、雨の日の走行後には

1、自転車の清掃(砂落とし)
2、レインウェアの清掃&乾燥
3、バッグ類の清掃(砂落とし)
4、着ている服の洗濯

 と面倒事が一気に増えるので、そんな暇はないのである。とにかく明日ウェアが乾いてないと、雨が続く限り生乾きのウェアが増えていく悪循環に陥りかねない。なんとも悩ましい雨季の季節である。知ってるか?ため息って心配事がある時にこそ出てくるんだぜ。あぁ〜

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 部屋は洗濯物だらけ 

 2015年5月22日(金) 走行距離53km 累計11967km
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 ミャンマー17日目 チャイトーの町〜ミャワディ国境から西に約120km タトンの町

 単なる旅行者がおこがましいことではあるが、その国に慣れるというか「感じをつかむ」ためには、最低でも1週間は必要だと思う。それくらいの期間を過ごすと、その国の食べ物に胃腸が馴染むし、新しい町に行っても何となく安宿や食堂が有る場所の見当がつくようになる。

 私は訪問国数も訪れる地域も気にしていないが、その国や土地を自転車で走るということにはこだわっていきたい。時速20km以下の遅くて不便が多い移動だからこそ、その国を面白可笑しく体験できると信じている。

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 良い宿だけど、夜は虫ムシパラダイス

 そんなワケで、ミャンマーの雨季を絶賛体験中の茶壺。寝坊しつつも9時前には出発した私であるが、2時間も走らないうちに大雨に降られて雨宿りの停滞である。慌てて近くの商店へと避難するのも慣れたもの。

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 もう空が危険水域なんだよね

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 商品、仕舞っといた方が良いと思うな

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 親切にもペットボトル貰った雨宿り先

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 キミ等も雨宿り?

 このまま停滞すること2時間。お店の人と「やってらんないよね〜」的な会話してるわけだが、流石に暇である。あとお腹空いた。

 昼食食べたい一心で、雨が降り止んだ間隙を縫って出発!5km先で見つける食堂。再び降り出す雨!なんというか、本来必要のない綱渡りをしているようで疲れるな。

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 1品頼むとこれだけ出てくるミャンマークオリティ

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 荒野に広がるトイレ

 この後も走る途中で雨宿りしてるのか、雨宿りの合間に走行してるのか分からないほど断続的に雨は続く。せっかくミャンマー人が使ってる「タナカ」クリームを付けさせてもらったのだが、雨で流れてしまわないかと心配である。

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 ヒンヤリしていて気持ちよかった

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 どこの国でも子どもはスマホゲームに夢中

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 私は天気の行方に夢中

 雨が一段落したのは15時半。こりゃ先へは進めんよ、ということで付近の町で走行終了とする。私は走る距離が短くなることに対しては一向に構わないタイプだ。それに比例してビールを飲む量を減らしたりはしないけど。

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 まぁガソリンみたいなもんだし

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 そういう意味では、この看板はちょっとワクワクする

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 そしてガッカリする

 大して有名な町でもなかろうに、宿が満室だったり外国人を泊めてくれなかったりで難航する。発見したゲストハウスが全滅だったこともあり、こういう時は適当にそこら辺の人に聞くのが1番!・・・と安宿の場所を聞き込みする。

 ところで日本にいる時は、何で外国人はわざわざ日本人が苦手な英語で道聞いてくるかね?とか思ったこともあったが、逆の立場になるとよく分かる。とりあえず通じそうな言語は英語しかないのだ。あとは数討ちゃ当たる方式で、大抵の場合は解決する。

 そんなワケで、もしどっかで外国人に話しかけられてもそんなに構えないで下さい。多分向こうも「知ってりゃラッキー」くらいの気持ちで道聞いてるだけなので、スマホ取り出して地図表示すればどうにかなる。(断言)

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 どうにかなりました

 夜中も断続的にスコールが。暑いのも勘弁してほしかったが、雨も嫌だわ。暑すぎず、寒すぎず、カラッと晴れて追い風が気持ち良く、景色と路面状況が良い割に交通量が少ない道を走りたい。そんなことを思う今日この頃。

 2015年5月21日(木) 走行距離74km 累計11914km
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 ミャンマー16日目 シッタン川近くの食堂〜ヤンゴンから東北東へ約110km チャイトーの町

 夜中にトイレ行った時は満天の星空。目が覚めたのは土砂降りの雨の音。雨季なワケだが、心はちっともウキウキしてこねぇ。

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 こういう寝床は蚊帳が大活躍

 昨日に引き続き朝食もお店で堪能し、厚くお礼を重ねて出発する。雨で走れなかったおかげで、楽しい出会いがありました。私の旅行はこんなんばかりですが。

 と、そうだった。雨が降ったので、昨日のうちに到着したいと思ってた町は随分先である。ここはちゃちゃっと行ってしまいましょう!と思うのだが、どうも後輪に違和感があるので点検してみる。案の定、空気圧が減ってるじゃないですか〜、ということで空気充填。やる気も充填。

 パンっ!

 ・・・・え、なに?何が起きたというのでしょうか。何だか目の前のチューブがどうしようもないレベルで裂けているのですけれど。

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 どうみても修復不可能

 しかも原因はチューブじゃなくてタイヤにある模様。まだ交換して2000kmも走ってないのに・・・・マラソンプラスは売ってるショップが限られてるわ、1本4〜5000円するわで高いタイヤなのに。

 ってそうじゃない!国内にほとんど自転車ショップもないようなミャンマーの片田舎でタイヤトラブル。これ、下手すればタイまでヒッチハイクパターンになりかねない重要局面ですよ。

 そこから私の機転と創意工夫、溢れる知性と行動力、強烈な決断力やその他もろもろを駆使し、自転車は見事に応急処置して走れるようになった。このエピソードだけで映画1本作れる気がする。上映5分で。

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 走行再会したけど。雲が、多い

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 どう見てもこの先は土砂降りの予感

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 注目。約半年ぶりに納豆を食べました!

 ギリギリ雨が降り出す前に、昨日到着する予定だったチャイトーの宿にチェックイン。午前中のみで本日の自転車走行は終了である。

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 しかも、ちょっと良い目の宿に泊まるぜ

 というのも、ここチャイトーの町北部には「ゴールデンロック」という中学生が喜びそうな名の名所があるのだ。私としても「山の上に岩が絶妙なバランスで立っているだけ」なのを信仰の対象として崇め奉っている姿を是非とも見たい。ということでバスを乗り継ぎ山の上へ。

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 なお、道中は無茶苦茶雨に降られた

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 しかも狭い山道をぶっ飛ばすトラックに乗って移動

 ということで標高1000mの山頂へ。「岩が立ってるだけ」とか評したが、ミャンマー的にもかなり有名な観光地であるらしく、高級ホテル有り、土産物屋有り、レストラン有りと立派な集落ができ上がっている。気分的には高尾山の山道を歩いてるのと変わらない。

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 こういうの見るたび「下で食べるよ」って思うの

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 分からないけど、お高いのでしょうね

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 ここもパゴダなのだが、明らかに観光地の雰囲気

 外国人のみ6000チャット(約660円)と嫌らしい入場料を支払い、奥へ進めば見えてきましたゴールデンロック。

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 周囲ではめっちゃお祈りされてた

 明らかに塗装してるよなぁ・・・そう思える良い感じの岩は、なるほど確かに先端ギリギリっぷりをみせつけている。できれば岩を全力で押してみたりとかしたい衝動に駆られるが、私もいい年なのでアホなことはしないでおく。100人単位の見学者とガードマンもいるし。

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 別角度だとよく分かる

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 このギリギリっぷり

 もっと四方八方からじろじろと眺め回して楽しみたいのだが、降り続ける雨が豪雨となって途中で買った100円ビニール合羽に浸水し始めたので退却する。移動2時間、見学20分。まあ観光なんてそんなものでしょ?

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 その後しばらくカメラが使い物にならず焦った件

 2015年5月20日(水) 走行距離40km 累計11840km
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 ミャンマー15日目 バゴーの町〜ヤンゴンから北東に約100km シッタン川近くの食堂

 ヤンゴンより遥かにWi-Fiが速かったので、ついついネットやり過ぎて7時半の起床。遊んでばかりもいられないし、ちゃちゃっと準備し用意を終えると雨が降る。なめとんのか。

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 仕方ないので先に朝食に行く

 日本と違って雨がダラダラ降り続かないのはありがたい。気温も下がったし太陽が出てないので、普段のミャンマーでは考えられないほど快適な環境で走行する。何しろ気温が20℃ちょっとだ。

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 歩道橋とか必要かなぁ?

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 パンクは大変だよね

 まぁ、良い状態というのは大抵長続きしないものである。前方に見えるいや〜な感じの暗雲は、あっという間にスコールとなって私を襲う。ぐあー、避難じゃ避難。

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 どうなってんだ

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 コーヒー飲んでる場合です

 しかしキッカリ30分で降り止む雨。先を急ぎたい気持ちと、一度止まると再始動するのが億劫な気持ちというのがあるのだが、あんまりダラダラもしてらんない。この先暫く宿がないことは確実なのだから。

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 1人くらい振り落とされるのでないか心配

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 こんなの出てきたらアドベンチャーどころの騒ぎではない

 昼食済まして出発しようとすると、またしてもスコール。ちょっと勘弁してもらえませんかね。本当にバケツの水をひっくり返したような雨が降るので、ちょっと我慢して走れるようなレベルちがう。休みますよ、自転車乗りは急がないのだ。

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 コーヒーサービスしてもらう

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 店長、ノリノリである

 スコールのくせになかなか雨が降り止まず、もう走る気もしなくなったので食堂に泊めてもらうよう話す。当初話はまとまっていたのだが、ヒマな警官がしゃしゃり出てきて「それは認められん」とか言い出す。「近くの町(40km先)のゲストハウスに泊まるのじゃ」・・・って。

 出てくんなー!さっきまで勤務中に酒飲んで遊んでたクセに、なんというタイミングで職務熱心になるのだ。適当に対応するポイント逆だろ、逆。

 なだめスカしても無駄なので、仕方なくまだ降る雨の中を走り始める。そこから5km移動した食堂で再び泊めてもらうように交渉。お固い警察も大概だが、私も私で相当良い性格である。

 偶然にも昔日本に住んでいたというお客がおり、トントン拍子で話が進む。結局テントを張ることもなく、店の離れ家屋に泊めてもらうことで決着。本当にありがとうございますだ。

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 ここで泊まれなかったら結構ヤバかったの図

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 出会いが重要だね

 どうやらミャンマーは5月の3週目からが雨季の季節らしく、どおりでここ数日雨が降るようになった訳だ。とりあえず個人的に大問題なので、どうにかミャンマーを脱出するまで雨は勘弁してほしいと思いつつ、明日も雨らしい。おいおい、何言ってんだ?

 2015年5月19日(火) 走行距離57km 累計11800km
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 ミャンマー14日目 ヤンゴン市内〜ヤンゴンから北北東に約70km バゴーの町

 オブラートな言い方をすると、ミャンマーは西隣に位置する国家のバングラディシュとは仲が悪い。そのためかミャンマーから西部へと抜ける陸路の国境は現在のところ存在せず、ユーラシア大陸を陸路で西進するには北部にあるインド国境を通るか、中国から移動する、場合によってはロシア国内を走るという3つのパターンが存在する。

 前者はインドビザと取得に最低でも半月必要となるパーミットが必要だし、中国自治区は規制が多くて入域も走行もコレまた大変。ロシアは知らん。このためミャンマー西部が一部の陸路旅行者にとって「アジアの壁」と呼ばれたりもする。

 そんなワケでここから西へと進むのは何かと難しいので、来た道を引き返して東へと進む。海外旅行初心者としては、移動や入国が楽な国から訪れることにしたいところだ。いつか未来でインドとか行ったら、そのときの私がルートに悩めば良いと思うの。

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 ということでヤンゴンの町を出発

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 ミャンマーとは思えない都会の風景(←失礼)

 ところでビルマ人の人達がよく手に持っている、円柱形のお弁当がある。これがかなりの優れもので、同じお弁当を何段にも重ねて持ち運びできるし、中に汁物を入れてもこぼれることがない。私的にこの商品はお弁当国家である日本でも重用されるのではないかと思うのだが、どうなのだろうか?

 まだ商標登録されてなければ、ビッグチャンスかもしれない。どこかのメーカーが発売しないモノかと期待しちゃうぞ。

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 こんな感じで持ち歩いてる

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 先日のバスターミナルを横目に通過

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 さあ、タイに向かって走りますよ

 2時間も走れば周囲の建物はすっかり姿をなくし、直線的な道路と木々と地平線の世界。特に往路の時、この周辺では腹痛でそれどころではなく周囲の景色を楽しむ余裕がなかったので新鮮である。つまり明日のルートは退屈であるともいえる。

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 行きでスルーした寺院には

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 なんかどこかで見たヤツがいる

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 しかもツインテールだし

 一度走った道というのは自転車旅行的にはあまり歓迎しないのだが、悪いことばかりではない。利点の1つに「先の宿泊地点を把握している」という点がある。特に海外自転車旅行では、「補給」と「宿泊」に関して常に意識しながら走行するため、そうした負担が減るのは大いに助かるのだ。

 そんな余裕もあってか15時には宿へとチェックイン。宿のオバちゃん曰く、「16時以降なら入場料10$のパヤーが無料だよ。」とのこと。突然ミャンマーの仏教についてより詳しく知りたいという思いが沸き上がったので見学しに行く。

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 おお、これはデカい

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 こんなに無料水要らんでしょう

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 水をぶっかけるのが正しい作法の模様

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 この状況でも落ち着いてるさすが仏様

 この帰り道にて「EASY RIDER」という看板を見かけ、ついつい頬が緩む私は映画好き。そういえばこのブログのタイトルも「イージー チャリダー」にしようかと一瞬考えたのだが、そうすると私はアメリカ途中に銃で撃たれそうなのでやめといた。安全に面白可笑しく旅するのが私の信条である。

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 よくある店名だけどそれでも何だか嬉しくなる

 ちなみに、寺とか看板の写真撮って遊んでたらスコールに降られた。そろそろ私の度もイージーモードになりませんかね?

 2015年5月18日(月) 走行距離95km 累計11743km
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 ミャンマー13日目 ヤンゴン行きバス車内〜ヤンゴン市内

 やっぱり早朝の4時半に起こされる。流石に今回は覚悟があったので、寝起きでもタクシーの客引きを華麗にかわす。しかし何か違和感があると思ったのだが、最後の客引きから答えを教えられてそれが判明する。

 運ちゃん「いや、俺はてっきりミャンマー人かと思ってさ。」

 ああ、だから現地語で話しかけられたりしてたのか。変だと思ったよ。

 ちなみに今までも「タイ人だと思った」とか「クメール人じゃないのか」・・・といった現地の国以外の国民と間違えられることは何度かあったのだが、ミャンマー国内でミャンマー人に自国民と間違えられたというのはちょっと嬉しい。

 上手くいえないけど、「よその国にやってきた異分子」と見えてないのかと思うと、旅行者としてはなんだか受け入れられたような気がするのだ。

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 デコレーションしても北陸交通が見えてますよ

 そんな憎みきれないタクシードライバー達を後にして、200チャット(約20円)の市バスに乗り自転車置かしてもらってるアッガゲストハウスへと戻る。

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 早朝のヤンゴンは涼しいし町並みも悪くない

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 ただしハト多すぎ

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 パゴダなんてハトの足置き場ですよ

 7時前には宿に到着し、このままヤンゴンを出発しても良いのだが、流石に自転車と大半の荷物を回収だけして「じゃあそういうことで」と引き返すような恩知らずではないので、お礼の意味も込めてもう1泊お願いする。余った時間は市内観光しますのよ。

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 こういう立派な庭とパゴダよりも

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 こっちの方が興味そそられるよね

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 ギリギリ・・・・アウトでしょう

 さて、私が向かったのはチャウッタージー・パヤーという発音しにくそうな寺。ここには日本でも大人気のアイツがいる。

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 そう、巨大仏が!

 全長70mもさることながら、涅槃仏というのが実に珍しい。巨大仏は日常との風景に混ざった違和感を楽しむのがオツなのだが、ここでは巨大仏が横になっているため建物に覆われていて外身からは面白さが伝わらない。

 本当に巨大仏なんているのか・・・?と、思わせたところでいきなりどーん!とご対面させるというなかなか斬新な手法で見る者を驚かせてくれる。なかなか考えられており実に興味深い。

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 普通に昼寝したり食事してる人達

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 足の裏がポイントなのだそう

 私が日本で10カ所近く訪れた巨大仏スポットの観光客、全て合わせてもここの人数に敵わなそうなほどの盛況っぷり。日本で巨大仏を造ったは良いけど、完全に持て余してどうしよう・・・・とか思ってる担当者は、ミャンマーに来てみればヒントが見つかるかもしれない。

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 しかし金ピカが好きだよね

 ところで自転車好きとしてはミャンマーの自転車は見逃せない。日本では絶滅危惧種状態である自転車が当然のように現役稼働していて、私個人は見たことないのだけれど勝手に懐かしむ気持ちでマシンを見ている。

 特に感動させるのが、現代日本では生産されていない「ロッド式ブレーキ」を使用している点だ。いわゆる昭和レトロ自転車に採用されていたこのブレーキシステムは、ワイヤーのように自転車から飛び出ることもなくハンドルと一体化して美しさを表している。

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 このシンプルさが良いんです

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 全然ブレーキ効かなかったけど

 そんな感じでヤンゴンの夜も今日が最後。宿のコストパフォーマンスが悪いから早めに移動しようと思っていたのに、存外のんびりしてしまった。早めに抜けようと思う町ほどこうなってしまう罠。

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 ビールのコスパは普通(1杯約65円)

 2015年5月17日(日) 走行距離19km 累計11648km
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 ミャンマー12日目 バガン市内〜ヤンゴン行きバス車内

 地方都市は置いといて、ヤンゴンやミャンマー観光地の宿は安宿であっても大抵朝食がセットになっている。とはいえこの朝食は薄いトーストとコーヒー等といった自転車乗り的には全く満足できるモノではなかったのだが、私が泊まったピンサルバゲストハウスの朝食は、ミャンマー宿で始めて「良いじゃん!」と感じる朝食なのであり、宿泊した甲斐があるというものだ。

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 食事は重要

 バガンの遺跡群は個人的にかなり高評価であり、私にしては珍しく2日目の観光へ。今日もボロ自転車をレンタルして走り始める。

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 趣味は色々、遺跡も色々

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 見つけるオブジェだって色々あるんよ

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 キミみたいなのを土産物にしたい

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 キミは勘弁してほしい

 昨日主だって観光したのが「オールドバガン」と呼ばれる地域であったため、今回は「ニューバガン」と呼ばれる地域を走ってみようと思う。朝食時に、「ニューバガン?あそこには何にもないよ。」とかいわれたりしたのだが、見る目のある私が訪れれば次から次にどっかんどっかん面白可笑しいモノが飛び出てくるに違いない。ということでニューバガンへ。

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 あ〜

 何も面白くない・・・・というか普通の町である。まぁアレだ「そこには何もない」・・・ということを自分の目で確かめるために、私はわざわざ行ってきたのである。体験することは大事。

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 帰り道には色々遺跡もありました

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 数少ない2階に上れるタイプの遺跡は人気

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 こういうの、ワクワクする

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 こんな景色を眺めるがバガンの正しい楽しみ方かもしらん

 昼過ぎに宿へと戻り、ビールを4杯ほど飲みながら文庫本片手に読書タイム。わざわざ海外まで来て、昼間っからビール片手に日本でも当たり前にしていたことをする。

 別に「こういうのが本当の贅沢!」みたいなことを語りたいのではなくて、旅行もある程度期間が長くなると「生活の日常」というファクターを取り込みたくなるのだ。

 私は軽度だが活字中毒の気があるので、こういう日本語から離れている生活を続けてると無性に文章を読みたくなる瞬間がある。なおマンガは毎日読みたくなる。そんな時の潤いが文庫本なのであり、本日をもって用意した分は読み終えてしまって本気で悩んでいる。いよいよKindleに手を出す時が来たか・・・・

 19時に宿前まで送迎車が来てくれるというので宿のフロントにて送迎車を待つ。待つのだが、19時どころか30分経ってもまだ来ねぇ。おいおい大丈夫なのか?

 実に約束された時間から50分遅れて送迎車は到着。20時出発のバスは、まさか私を置いて先に出発しやしないかとドキドキしたりとか、実に詮無い思考を繰り返しつつ乗り込む茶壺さん。

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 1時間半歩いたバスステーションまであっという間に到着

 ということで再び長距離バスへと乗り込み、ヤンゴンへと移動する茶壺であった。もし次回があるならば自転車で来れるよう、ミャンマー並びにバガンには弛まぬ努力を期待している。

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 移動中のヒマな車内

 2015年5月16日(土) 走行距離0km
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 ミャンマー11日目 バガン行きバス車内〜バガン市内

 朝4時半に車内放送で目が覚める。よりによってこんなクソ早朝に到着したようだ。まだ頭がボーっとする中で、バスを降りると群がってくるタクシーの客引き。うっわ〜、ウザい。

 自転車旅行者は基本的に自力移動なので、この手の客引きとバトルを繰り広げたりイライラさせられたりすることがなく、私としても始めての体験である。

 町までは4〜5kmの距離だったこともあり、ぼったくられるの嫌だし相手にしないで歩いて行く。太陽登らなければ暑くなから大丈夫ですよ?・・・・多分。

 そんな感じで2kmほど移動すると出てくるのは検問所。係員曰く「バガンに入るには20$必要だぜ」とのこと。なんだよその調子乗った価格設定は!舐めてんのか。

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 ナマイキである

 まぁ引き返すわけにもいかないので料金支払う。観光地ってのは取れるところでガンガン徴収してきますね、まったく。

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 早朝だったのでミャンマーでの托鉢を見かける

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 近所で寄り集まって朝食を作っている模様

 とりあえず宿にチェックインし、ロシナンテ号の代わりとなるレンタルサイクルを借りてバガンの遺跡群へと向かう。

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 2日間よろしくな!ロシナンテ号代理 

 アンコール遺跡群・ボロブドゥール遺跡群と並ぶ仏教三大遺跡群と呼ばれるバガンの遺跡群だが、ゲストハウス等が集中している地域から西に5kmほど離れた位置がその中心である。とはいえ道中にも大小無数の寺院遺跡があるため、ちょこちょこ寄り道しながらの散策。

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 普通のパゴダもあるけど

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 やっぱりこの町は遺跡ですよね

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 平面顔

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 野生のコウモリって始めてかも

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 上から見ると遺跡の多さがよく分かる

 1つ1つの寺院規模が巨大なわけではないが、とにかく無数に遺跡が乱立する。特に法則があるわけでもなく、内部に仏像が置かれていたりいなかったり。やっぱり規模の大きな遺跡は人気らしく、周辺には土産物屋が所狭しと軒を連ねて客引きに熱心である。

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 それでも観光客は少な目で嬉しい

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 個々の遺跡には説明文がある・・・けど読めないッス

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 いい表情

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 近づくと所々金箔が取れてるのが分かる

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 人も猿も〜

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 正直、同じようなのばかりで違いは分からん

 簡単に1周して一旦宿へと避難。暑い日中は昼寝して休み、「バガンはサンセットが素晴らしいわよ、ここに行って見なさい!」と宿のオバちゃんが強くお勧めしてくることもあり、16時過ぎから再出発。正直、このボロい自転車で往復10kmを何度も走るのはあんまりなのだけど。

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 他の遺跡を見て時間調整しつつ

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 は〜い、来ましたよ

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 あ〜、早くビール飲みたい

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 なお反対側 

 夕日が沈むのを堪能し、その後ビールも堪能し。さて、明日20時発のバスでヤンゴンへと戻る予定だが、明日1日私は何して過ごそうかね?いっそ躍るか。

 2015年5月15日(金) 走行距離0km(ロシナンテ号で走ってないのでカウントしない)
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 ミャンマー10日目 ヤンゴン市内〜バガン行きバス車内

 昨日タイ大使館に預けたパスポートは1日を間に挟み、本日返却される。その受け取り指定時間は午後1時半からなので、その間にバガンへのバスチケットを手配して、最小限の荷物をザックに詰め込みバス移動の準備をする。
 
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 これが引換券

 何故バス移動の用意をしているかといえば、バガン周辺が危険区域となっているために、軍が設けた関所を自転車で通過することができないのだそうだ。バスだとOKなのに・・・ズルい。

 ちなみに当初はバガンまで走行するつもりだったのだが、誰に聞いても「自転車でバガンに行くのは無理だよ。」といわれたので柔軟な思考の結果、予定を変更しバガンへはバスで移動することにした。なお、ゲストハウスに自転車とその他の荷物は預かってもらってた。

 そんな準備をしつつも13時半に3度タイ大使館へ。今回はパスポートの受け取りだけなので10分も待たずに終了。無事にタイビザをゲットすることができ、私も一安心である。

 さて、バガン行きのバスターミナルだが、ヤンゴン中心部から北に約20kmの場所に位置しているようだ。他の宿泊客達はタクシー割り勘で行くらしいが、バスでも電車でも行けるターミナルにそんなお金を出す気はない。1人、市バスに乗って移動することとした。

 43番バスに乗れば長距離バスターミナルまで移動できるよ!とかあったのだが、そもそもビルマ語の数字が読めない私に隙はなかったのである。

 「アウミンガラバスステーション!OK?」・・・と周囲の人に聞きまくり、親切なミャンマー人に助けてもらってどうにか乗車。まぁタクシー使うより面白かったです。

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 料金200チャット(約20円)だし

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 補助ステップだって付いてる

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 港南571号車だもの

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 無茶苦茶人多くなるし、運転荒くて怖かった

 1時間ちょっとで無事にバスターミナルへ到着。ミャンマー地方都市より遥かに大きな町を形成しているバスターミナルを歩き回りつつ、バガン行きのバスを教えてもらう。

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 こんなカッコいい名前のエナジードリンク見たことねぇ!

 20時発のバス 日も暮れてきますな

 無事にトラブルもなく私が乗車するバスを発見し、残りの時間をタクシー使わずに浮いたお金でビール飲んで過ごす。お金の使いどころは「自分が納得できるかどうか」だと思うの。

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 本当にバスだらけ

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 よく発見できたと自分でも思う 

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 これで車内もグッスリだ!

 そういえば明日何時に到着なのかも知らないけれど、定刻20時から15分遅れて、バスは何も告げることなく走り出したのでまぁ気にせずオヤスミナサイ。

 2015年5月14日(木) 走行距離7km 累計11629km
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