ミャンマー19日目 パアンの町〜ミャワディ国境から西に約30km コーカレイの町
ここ何日かの雨で確信した。ミャンマーの雨はお昼から本格化すると。つまり雨に降られず快適に走りたいのであれば、早く起きて午前中に大部分を走りきってしまい、午後からゆったりコーヒーとかビール飲むのが正しいスタイルなのである。
それに気付けばあとは行動のみ。6時過ぎに目を覚まし、7時前にはロシナンテ号に荷物を積み込んで出発する。
空は雲で覆われているのだが、昨日のようなどす黒い暗雲ではなく、太陽の光がほんのり通る薄雲り。いける、今日はいけるぜ!・・・というか次にあるマトモな規模の町まで約90km、おそらく宿の1件も無いのは確実で、辿り着けない場合は強制野宿となってしまう。なので正しくは「今日はいかなきゃ!」なのである。
走ってるうちにどんどんと路面状況が悪くなっていくのを実感する。道幅が狭まり、中央線が消え、凸凹が増えて排水されずに残っている水たまりが目に付くように。ここまでハッキリレベルが落ちていくのを見ると、いっそ清々しい。ミャンマー政府がタイへの陸路を開放したのが2年前なのだが、それまでこの地域が全く重要視されていなかったことがよく分かる。
ときに、ミャンマー人はやたらと地面に赤い液体を吐き捨てるのだが、これは噛みタバコ(みたいなもん)なのだそうだ。私も何度か頂いて試してみたのだが、単なる苦い草だった。こんなの暇さえあれば口に含んでそこら中に吐き散らかしているのであり、ミャンマー人は大したことない!と、私が一刀両断しておく。
しかしながらミャンマーの人達が食に対して意識が低いのかというと、これがそんなことは無い。むしろミャンマー料理は油こそ多量に使うものの、ど田舎でも多様な種類と豊富な甘味が溢れている。ホテルの朝食等は完全洋風なものからミャンマー伝統の朝食まで選べたりと、幅が広い。やるじゃん!ミャンマー。
このサッカー、少々見学していたのだが「町のオバちゃんが始めてボール蹴りました!」みたいなレベルで微笑ましい。年齢層もバラバラだし、ボールに対して近くの人がワッと群がっていくようなゲームなのだが、プレイヤーもサポーターもすっごく楽しそうだったのが印象的。
雨が降り始める30分前に宿へとチェックイン。全て狙い通りにやり抜いた完璧っぷりが自分でも少し怖い。最初の宣言通り、街中を散策しながら200チャット(約20円)のコーヒーを飲んだり、ビールを楽しんだりしたコーカレイの町。
明日も雨に降られなければ、ミャンマー走行最終日の予定。果たして計算通りにいくのだろうか?
2015年5月23日(土) 走行距離95km 累計12062km


































































































































