自転車ときどき世界1周

2016年03月

 オーストラリア188日目 マールバラの町〜ブリスベンから北西に約690km クレアヴューの町

 オーストラリア南部には四季があるのだが、北部においては熱帯地域特有の雨季・乾季によって季節が巡っている。そのオーストラリア北部における雨季のシーズンが大体11〜3月まで。もうちょっと我慢すれば雨降ることに怯えながらの走行の日々が終わることになるのだが。

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 乾季の時期にはここにいないだろうし

 いくら情報で夜中晴れると示されてはいたものの、やはり屋根のない場所でこの時期にフライシートを付けないテント泊は少々おっかない。暑いのを我慢するか、雨が降るのに怯えるか、悩ましい二者択一である。

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 スタンドのおばちゃんがすごい親切だった

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 さぁケアンズまで1000km切ったぞ

 走り始めてしまえば単調な道が続く最近のパターン。かといって地平線が見えるほど平原が広がっているわけでもなく、生えている木々が太陽の日差しを遮ってくれるわけでもない。どっちつかずで何だかな〜とか思ったりする。

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 最近午前中は30km前後で小休憩入れることが多い

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 奥に見える山脈はもう2000kmくらいずっと続いてる

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 こういう微妙な(日除けにならない)木々はどうにかならんものか

 50kmも前から何度もしつこく表示されていたレストエリアでお昼休憩。繰り返して宣伝するだけのことはある非常に立派な設備の数々には私も驚きを隠せない。だってこのレストエリア、1番近くの小さな集落からでも70km近く離れてるんだぜ?

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 その次の町は160km先だし

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 遂に頂いたおそばを全て食べきった今日

 そういえば海岸線沿いを走ってはいるのだけども、海なんてちっとも見えやしない。日本と違って土地に余裕がありまくるオーストラリアでは、海に平行して走る道路をわざわざ作る必要性がないのだろうなぁと思う。下手に海の脇なんかに道路作っても、絶対維持費用が高くつきそうだもの。

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 反対車線のドライバーがわざわざ停まって水をくれた

 この周辺はガソリンスタンド等でまだ普通に水を補充できるのだが、その味が大変よろしくない。有り体にいえばマズいのであり、なんか土壌の成分を吸収してしまい変な味がつくのだとか云々。

 まだ本気で水対策するような状況だと思ってないので、味を誤摩化すスポーツドリンク粉末も持ち合わせていないのですよ。そういう意味でも実に嬉しいミネラルウォーターでございました。

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 最後の最後に海が見えた

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 本日も変わらぬ夕食(ビールなし)

 さぁ明日は町に出て、体に悪い炭酸飲んだり、ビールを飲んだり、マックでネットするついでにフローズンを飲んだりするんだ!

 こうも暑いと思い浮かぶ欲望が、飲料水関係ばかりとなってしまう気がするの。日本ではもう桜も咲いて、春の訪れの季節でしょうね。

 2016年3月23日(水) 走行距離109km 累計34173km
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 サブタイトルで何処に位置しているバッグか分かった人は、それなりに自転車を趣味としている人だと思う。本製品はトップチューブの下に取り付けるバッグである、のだが・・・そもそもトップチューブってどこだよ!とか思うのが当然なのである。ということで簡単に説明をするならば。

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 この写真にある三角形の隙間部分こそがトップチューブのアンダーポイントだ。カッコ良くいえば「空白のデルタ地帯」みたいなもんである。

 荷物をゴテゴテ付けているロシナンテ号であったが、まだまだ隙間に取り付けれる部分があったのだ。多少重量が増したところで基本的には自転車が重さを負担してくれることもあり、こんな場所に取り付けることが出来るバッグがあるならば、それは是非とも欲しいじゃないか!

 ということで自転車屋で偶然売っているのを見かけて購入したのがドイター社の「フロントトライアングルバッグ」である。私の自転車に合わせて設計されたのではないかと思える完璧な採寸・・・なんかではなくって、本来トップチューブとダウンチューブの接続される先端部分(三角形の頂点)に固定するところを無理矢理移動させて取り付けした。

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 スキマ産業

 とはいえ使ってみても違和感ないし、ペダルを回しても足に干渉することもない。地味に取り出しやすい小物が増えてしまっていたため、この位置に比較的容量大きいバッグが新たに加わるのは有難い。

 しかし「トップチューブに吊り下げるバッグ」ということで、どうしても逃れられない問題点が1つ浮上した。それが自転車を持ち上げる時にバッグが邪魔になるという点である。

 恐らく総重量が70kgを越えていると思われるロシナンテ号だが、小さな段差に乗り上げる際や壁に建てかる時に後輪を少し動かしたり等、わずかな距離であれば自転車を持ち上げて動かすことは意外に多い。そうした際に最も掴みやすいのがバッグを吊り下げている場所ことトップチューブなのだが、これがバッグが邪魔をして掴めなくなるという欠点ができてしまった。

 まぁちょっと掴み方を工夫すれば済む話ではあるのだが、こういう小さなストレスは割と響いてくるものでもある。果たして私が慣れるのが先か、嫌になってバッグの位置を変えてしまうのが先か。

 何にしても、実際使ってみないと道具の利点も欠点も見えてこないのだ!というのを実感した次第である。旅行中にそんなこと実感してちゃ駄目なんだけども。 



 <世界半周終了時感想>
 フレームに取り付けるためのマジックテープが長すぎて邪魔だったのが嫌で、カットして先端はライターに手焼き止め処置をしたりとか。
 
 荷物の取り出しが容易でありつつ収納容積も大きめであるためかなり便利に使っている。横の長さがあるためテントのペグとかレンチみたいな長物を収容している。 
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 オーストラリア186・187日目 ロックハンプトンの町〜ブリスベンから北西に約610km マールバラの町

 目が覚めたら時刻は既に8時を過ぎていたのである。どう考えても夜更かししすぎたせいなのだが、ここは部屋に出てくる蚊に安眠を妨害されたせい・・・ということにしておこう。

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 朝になると鳥がエサを求めてやってくるポールの家

 今日1日を休息日としポールにお願いしてもう1泊させてもらうことにした。別にお腹は痛くなったりしていない。

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 かなり大きな町のロックハンプトン

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 図書館もそれはそれは立派

 ちなみに午前中はショッピングモールに行った私であるが、大都市以外のモールは基本的に平屋構造となっている。そのため敷地が異様に広い構造であるため、歩いて一回りするとそれだけで数kmは動き回ることとなる。何とも疲れる話ではないか。

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 だから立体構造の建物が多い町は「都会」だと思っている

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 午後に雨が降った後、2本の虹が

 ちなみに夕食はポールと一緒に日本のカレーを作ったのだが、オーストラリア人とは米の炊き方が根本的に違うことに気付いた。ポールが沸騰したお湯に直接生米入れようとしているのを見て慌てて止めた一幕。


 翌日。いよいよ複数日に渡って町が存在しないレベルの田舎地域の走行が今日から始まる。ということでポールの家を出発した後にスーパーへと赴き、食料品のまとめ買いである。W.A州では次の町までに必要な日数から食材量を計算していたものであるが、再びそんな日々が戻ってくると思うと半分嬉しく半分辛い。

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 ペットボトルも余計に積み込みましたとも

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 今にも雨が降りそうな天気だ

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 実は国道1号線はダーウィンーケアンズ間もあります(未舗装道路だけど)

 降りそうで降らない天気というのは、日差しの強さという意味では都合がいい。ブリスベン以北になってからは坂道も緩くて楽なものがほとんどになり、オマケに追い風となる北向きの風が連日吹き続ける。

 東海岸はボーナスステージと評するくらい楽なのに、こうも好条件が重なると何だかもったいないというか悔しい気持ちになるというか。こういうのが西海岸で欲しかったとか思っちゃ駄目駄目。

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 ポールの家で作った食事の残りをお弁当にしてもらった

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 食べてる途中でスコールみたいな激しい雨

 まるっと2時間降り続く雨。仕方ないのでテーブルの上で横になって昼寝である。どうせ早くゴールしてもレストエリア以外ほぼ何もない場所なので、ある意味で良い感じの時間調整だといえなくもない。

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 当然雨上がりは湿度高くて残念な感じではあるが

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 ゴール手前のガソリンスタンドで売ってたジュースなのだが

 何故に1本6ドルの商品が2本セットで4,5ドルに値下がりするのかワケ分からん。このお店が何かの間違いで表示してるだけかと思いきや、ゴールしたガソリンスタンドでも全く同じ値段設定をしていた不思議。

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 再びハム野菜炒めの食事の日々が戻ってくるのか・・・

 雨除けの屋根とか全くないレストエリアなのだが、暑くて仕方ないためフライシートを取り付けないギャンブル。現在使っているエリクサー2のインナーテントはメッシュ製なので、雨が降ったら私はびしょ濡れである。

 明日天気になって下さい本当お願いします。

 2016年3月21日(月) 走行距離  9km 累計33953km
 2016年3月22日(火) 走行距離111km 累計34064km
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 オーストラリア185日目 グラッドストンの町〜ブリスベンから北西に約520km ロックハンプトンの町

 どんなに寝苦しくても、まぁ疲れているから眠ってしまうわけですよ。そして深夜に突然のスコールで起こされることもよくある話。暑い地域において熟睡したいのであれば、決してテント泊を考えてはいけない。

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 この屋根が穴空きタイプで役に立たなかったワケで

 そして機能から続くムシムシパラダイスは未だ終わりを告げることがなく。朝になってようやく蚊の数が減ったと思っていたら、ここでまさかのサンドフライ様の登場である。蚊よりもはるかに小さいくせに、その凶悪さはナラボー平原で眠れぬ夜を過ごした時に身にしみて分かっている。

 とにかくここから早く逃げ出すしかないわけだが、ようやく準備を終えて出発した時には体中に小さな刺され跡が。サンドフライは後になって痒みがぶり返すから本当に質が悪いというのに・・・

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 見た目は最高だったんだけどなぁ

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 まぁとにかく先へと進もう

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 休憩していた場所にあった木は

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 マンゴーが生ってるじゃないの!

 ということで良い色合いの果実を1つばかり齧ってみたのだが、明らかにヤバそうな味がしたので吐き出してしもうた。まぁ明日とかに突如休日を設けた場合は原因察してほしい。

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 今日のお昼はスタンド脇のテーブルで

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 これくらいデカいオーバーサイズを見るのは久しぶり

 いよいよ日差しの強さが我慢できるレベルを超えてきたと感じる。せめて湿度が低ければまだ良いのだが、湿度90%越えとこの直射日光は半端なくキツい。唯一の救いは追い風であることと平坦な道なことくらい。唯一じゃないじゃん。

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 大きな町であるロックハンプトンに到着

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 ここに無料の動物園があるとのことで見学に行く

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 キミが世界で3番目に大きな鳥ことカソワリ君か

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 ちなみに2番目がこのエミュー 1番はダチョウね

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 今日もコアラは圧倒的な不動っぷり

 無料にしては実に楽しかった動物園を後にして向かう先なんてスーパーに決まってる。ちょいとお安い肉はないかしら?と商品を選んでいると、「オマエはジャパニーズかい?」と話しかけてくる人が。

 話してみてビックリ、彼が昨年日本を旅行した時に訪れた友人宅は、私の故郷である多摩市であった。不思議な縁もありますなとか思いつつ。そうした縁もあってか本日はポールの家に泊めてもらうことに。

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 作ってもらった夕食

 ご飯食べつつポールのウイスキーを頂き、日本の温泉について話をする楽しさよ。全くもって最高といわざるをえない夜なのだが、ポールの家の勝手口はドア全開なので、今日も今日とてやってきた蚊に悩まされる。

 何故だか知らんが、不思議なくらいオーストラリア人は蚊に刺されないんだよね。ズルい。

 2016年3月20日(日) 走行距離114km 累計33944km
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 オーストラリア184日目 ボロレンの町〜ブリスベンから北北西に約450km グラッドストンの町

 ソーラーパネルと一緒にモバイルバッテリーを落として以来、スマホとか音楽スピーカー関係の充電できないじゃんどうしよう!とか心配していたのだが、なくても案外平気である。

 割と結構な確立でレストエリアにもコンセントが設置されているし、安定の図書館と毎日24時間営業しているマックがあるし。なお私はマックの店内にコンセントがなかった場合、そのまま回れ右して店を退出する客である。恥も外聞もあったもんじゃねぇ。

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 ここも奥に見えるBBQテーブルにコンセントが

 なんだか体重たいな〜とか思ったので、ふと思い返してみたら既に1週間以上も走り続けていた事実。いくら走行が楽なオーストラリアとはいえ、連日休みなしでいては疲れたりもするのですよ。体力オバケじゃないのだ私は。

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 でも走るけど ボロレンの町なにもないし

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 良いタイミングで列車が通ったの図

 そういえばQLD州はレストエリアの設備がやや良いと思う気がする今日この頃。未だ1度も体験していないが、無料で飲めるドリンクサービスがあるのもこの州だけだし、町中にないレストエリアであってもBBQテーブルをちらほら見かける。

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 ここなんてシャワーもあったし(無論使った)

 しかし暑いことには変わりない。シャワー浴びてもその5分後には汗だくになりながら自転車漕いだりとかしているわけだが、それでも水を浴びることを求めて止まないこの気持ち。渇きというのは恐ろしいものである。

 とまぁそんな感じでグラッドストンの町に到着。まだ午前中を走り終えただけであるが、今日は半日休憩とする!だって暑くてやる気出ないし、そういえば体も疲れで重たくなっているとかのたもうていたのであった。休めよ休め。

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 州知事か何かのエラい人を決める投票日だったらしい 

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 図書館で進撃の巨人とか読んだり

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 つーかゲーム機がある図書館って

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 いやはやここのスーパー素晴らしい!

 何故かといえば、通常75セントで販売されてるホームブランドジュースは常温保存なのである。それを我慢して買うなり、知り合いのH氏の弁によれば「冷蔵コーナーへとジュースを移動させて冷やせば良いじゃない」とか裏技使う人もいるようだが、とにかく保冷されてないのが当たり前なのである。

 しかしグラッドストンのスーパーではこれらのジュースが冷蔵保存されている事実。たったこれだけのことで、私にとってグラッドストンはオーストラリアの町で1・2を争うほど好きな町となった。

 午後は早めの夕食として公園へ。最近暗くなる前に食事にありつくことが出来なかったこともあり、こうした余裕を持ってのんびりとディナーを楽しめるのは有難い限りである。

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 ただし園内はピクニック客だらけ

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 明るい中で食べる夕食は良いですな 

 とてもテントを張れるような環境ではないので場所を移動したのだが、移動した先は悪魔のような蚊の大群が。簡単に水道水で体を洗い、大慌てでテントへと逃げ込んだ時には既に全身20カ所以上の虫刺され。何故かお尻だけでも4カ所もの跡が。

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 写真奥の場所あたり 

 全身の痒みとテント内の暑さにうんうん唸りながら、しかし僅かでも外に出て涼を得ようものならば、再び蚊の大群に全身を蝕まれること必死。グラッドストンはオーストラリアで1・2を争うほど辛い夜となったのである。

 2016年3月19日(土) 走行距離65km 累計33832km
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 オーストラリア183日目 ジンジンレストエリア〜ブリスベンから北北西に約390km ボロレンの町

 深夜にトラックがやってくるのは良い。皆が使うレストエリアなのだし当然の権利だ。しかし何故にトラックというのはエンジンを切らずにアイドリング状態にするのであろうか?おかげ様でエンジン音がうるさくて、ゆっくり眠れやしない夜。

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 他の全てのキャンパーがエンジン切っているというのに

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 他のキャンパーさんからQLD州の地図を貰う

 実に気持ちの良い朝。荷物満載の自転車を走らせるのであればもう少し涼しい方が有難いが、とはいえ本日も自転車日和というやつである。どうせお昼くらいにゃ雨が降るのだろうけども。

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 こういうのはW.A州を思い出す

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 う〜ん気持ち良いけど暑いんじゃ

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 今回もあったなぞなぞ看板

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 ちゃんと答えもあった

 ふと気になり高度計を見てみたら、標高300m近く登っていた。日本的には何処にでもあろう標高ではあるが、オーストラリア西海岸では滅多にお目にかかれない高さだといえる。そうしてみると、オーストラリアは東高西低といえるのだろう。ん?

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 キミは運転手なのか張り付けにされた人なのか

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 案の定お昼休み中にスコール

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 そして1時間後には晴れている

 朝貰った地図を眺めていたら良く分かったのだが、このQLD州で発達というか発展しているのは海岸線のごく僅かな部分のみである。

 それでも他の州と比べて都市部における人口一極集中の割合が少ない州とのことらしい。今日丸1日走って最初に出てきた人家が90km地点とかを体験してる身としては、にわかに信じがたい話だが。

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 ようやく出てきたお店も個人商店だし

 そして何より信じられないのが、今日の寝床として当たりをつけていたレストエリアが絶賛工事中であったことだ。いったい私は何処でレストしたら良いのさ?とか思ってしまうあたり、宿泊料金含めたオーストラリアの物価の高さが嫌になる。

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 仕方ないのでゴール地点より更に15km先の小さな町へ

 スーパーの商品価格はお店の規模に反比例する傾向があり、小さな町の個人商店での物価はアホみたく高い。なお、これの最高峰がR.Hことロードハウスであり、大手スーパーとの価格差はおよそ5倍くらいだろうか。

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 なのでビールだけ買って手持ち食料での夕食

 あまりにも東海岸で毎日スーパーに寄れるものだから、食料を携行するという行為を忘れかけていた私だが、そろそろオーストラリア本来の姿が顔を見せてきたこともあるし、気を引き締めて荷物満載で走ろうかと思う。

 すなわち私にとっての本来のオーストラリアとは「地平線の世界」ということである。

 2016年3月18日(金) 走行距離112km 累計33767km
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 オーストラリア182日目 メアリーバラの町〜ブリスベンから北北西に296km地点 ジンジンレストエリア

 人が抱えるストレスの多くは対人関係から来るものであると思われる。これに比べてしまえば私の受けるストレスなんて、「充電どうしよう」とか「食料調達できるかしら?」他に「荷物なくしてどうしたもんか」とかそんなもん。

 割と生死に直結している問題であるという点以外は、実に気楽なストレスフリーの日々だといえる。自転車旅行で大変なことなんてのは、普通に社会人やってる人の10%にも満たないよ。・・・とか人様のFacebook投稿見ていて思った今日。

 ちなみに「旅は人を成長させる」みたいな言葉はよく聞くけれど、私に言わせれば「旅行から糧を経て成長する人もいれば、特に何も学ばない人もいる。」というのが真実だと思う。さて、私はどちらだろうか?

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 起き抜けにBBQテーブルのスイッチ入れるのが日課

 そもそも人が作った道を走る自転車旅行は「冒険」なんて大それたものでもなければ、「自分を成長させる云々」でもない。ちょっと規模の大きい遊びである。異論は認める。

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 すぐ側にカエル 可愛い

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 セクシーコーヒー(スペル違うやん)飲みたい

 空模様の変化が昨日と全く一緒。朝は晴れていたのが徐々に曇りがちになっていき、お昼休憩が終わったと思いきや勢い良く雨が降り始める。違うのは図書館が12時半から1時間のお昼休憩で追い出されてしまったことだ。

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 最近はチョコバナナパンをお昼にすることが多い

 というのもQLD州ではバナナの栽培が盛んであるらしく、その値段がすこぶる安価なため。場所によっては1kg4ドルとかしていたバナナが1kg1ドルとかで売られたりもする。いくらなんでも地域差激しすぎやしませんか?

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 雨は30分で止んだので降らないと信じて出発

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 じっと見つめてるとGの文字が目玉に見えて・・・こないか

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 信じた甲斐あってか良い天気に

 ブリスベンからも遠ざかり、いよいよ町の規模も小さくなってきた。個人的には人口5000人程度の「小さいけれども2大スーパーのどちらかがある」くらいの町が好きである。寝床確保もしやすいし。

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 まさかの充電をソーラーパネルで

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 今日のレストエリアはキャンパーいっぱい

 長期旅行における3大便利野菜である「にんじん」「じゃがいも」「玉ねぎ」であるが、この中では人参が最も足が速い。昨日野菜を使わなかったこともあり、そろそろ日数的にヤバいかな?と思われたので無理して全て使ってしまった。

 私の夕食でやたらと人参が多い場合、大抵このパターンで大量投入している。この点、じゃがいも・玉ねぎの長期保存っぷりは素晴らしい。

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 ほーら人参大量

 結構多くの人がリアボックスを見て「それは冷蔵機能が付いてるのか?」とかいわれたりするが、割と本気でそんな機能が欲しいと思う最近。野菜の保存もそうなのだが、冷たいビールが飲みたいよ。

 私のストレスなんてやっぱりこの程度である。

 2016年3月17日(木) 走行距離121km 累計33655km
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 オーストラリア181日目 ギンピーの町〜ブリスベンから北に約220km メアリーバラの町

 世の旅行者が旅行の何に重きを置いているのか知らないが、私の場合は知らない土地を自転車で移動できれば、大抵の場合は満足できる。「未知の世界を自分の力で進む」と言い換えても良い。

 故に、自分の力で進めない移動は多大なストレスとなる。具体的にはそろそろオーストラリア出国に向けて航空券を調べ始めたりしたのだが、面倒くさいルールとか出入国の云々とかあって馬鹿らしくなる。

 そして途中で手元にクレジットカードがないため、予約ができないことに気付き、私はそっとパソコンの蓋を閉じた。どうせ後に調べることなので、無駄にはならないだろうがすっごく時間を損した気分。

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 電源コンセントがあって良いポイントでした

 ・・・こんなことしてるのも、本日午後から雨となってしまい半日停滞を余儀なくされているからだ。整理しなくとも「午後から雨が降ってきた」という一言で終わる話だが、まぁいつも通り順を追って書いていこう。

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 何だよ晴れ間だって見えてたのに

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 まさかフリードリンクとな?

 この国来る前までは「水に厳しいオーストラリア」とかそんなイメージもあったのだが、そんなのは東海岸では全く関係ないね。無料シャワーありまくりだし、普通に公園には水道の蛇口あるし。こうしてフリードリンクだってあるのだし。

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 そんな甘い話があると思った?

 まぁそんなもんである。この後も2度ほど同様の文面を見つけて期待に胸躍らせ赴いてみれば、見事に全てクローズしていた。期待させて落とすとは、オーストラリアは分かっていらっしゃる。

 この時点では距離稼いで沢山走っちゃおう!とか思いもあり、割と良いペースでの走行が続く。小規模なアップダウンはあるものの、主要道路に切り替わったこともあり全体的に路面コンディションが向上し速い速い。

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 ところが休憩した町でシャワーがあった

 どうせ後で汗かくと分かっていても利用しちゃう私を誰が責められよう。夜中の水浴びでも寒くも何ともない気候ではあるが、やっぱり温水シャワーの気持ち良さは一味違う。

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 人口数百人の町とは思えないほど立派な公園

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 多分ドライバーの眠気防止なのだと思う

 こういう看板は一見さんにとっては楽しいし、新たな会話のきっかけにもなろうが、地元に住んでる人は毎回同じ内容の質問をぶつけられてどう思うのだろうか・・・・とか考えてしまう。多分意識すらしなくなるのだろうけれど。

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 雲行き怪しくなってきた

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 今までで一番雑な絵のコアラ 

 お昼の食材調達に入ったスーパーから出てみれば、外は雨である。走行中に降られなくて良かったという見方もできるが、そもそも雨が降ることが嬉しくないことなのでそんな喜び出てきゃしない。

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 しかも結構な雨足

 とりあえず近くにあった図書館へと行ってみるのだが、ここの図書館はWi-Fiの使用時間が15分間と厳しい仕様であった。オーストラリアは図書館毎にこの手のサービス内容が異なり、特に田舎地域へ行くほど、質が悪くなる傾向があると感じる。

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 でも文化交流とのことで習字を見れて楽しくはある

 15分のネットを終えた私は、場所をマックへと移して再びインターネットの世界へ。しかし雨は止まないのであり、ちょっと航空券のチケットでも調べてみようかね←今ここ


 そんなことしてたらとっぷり日も沈み、慌てて閉店間際のスーパーで買い物することに。でも今から米を炊くのは流石に遠慮したい。ということで冷凍パイを購入し、オーブン代わりにBBQテーブルで加熱してみた。

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 フライパンを蓋にして

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 何コレ?中まで熱々で超美味い

 あらゆる状況でBBQテーブルを活用してきた私であるが、今回の出来は我ながら天才ではなかろうか?と思えるほど。2016年になってから、きっと私ほどBBQテーブルを使いこなしている外国人は数えるほどしかいなかろう。

 つまり、ケチで嫌らしい旅行者ということだ。

 2016年3月16日(水) 走行距離92km 累計33534km
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 オーストラリア180日目 ビアーワの町〜ブリスベンから北北西に約150km ギンピーの町

 オーストラリアに来て丁度半年となった。これくらい滞在してると「ワーキングホリデービザを取得しといて良かったなぁ」と実感できるというものだ。1秒たりとも働いておりませんが。アレだ、「大切なのはやろうとする気持ちだ!」って何処かの誰かも豪語していたような気がする。

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 そろそろフライシートは使わない方針で

 サマータイムが無くなった関係上、太陽が昇ってくる時間が1時間早まっており、必然的に目が覚める時刻も前倒しとなっている最近。NSW州では基本的に6時半起きの8時半出発というサイクルであったが、ズレた時間とキッチリ同じ1時間早まっている。割と几帳面な性格だったようです。

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 何だか好きな形のパブ

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 風車じゃなくてマリオに出てきそうな色したキノコに注目

 そろそろ小さな道を使って遠回りしているルートから、主要道路に戻りたいところ。しかしブリスベンから北へと伸びるM1道路は自転車走行禁止の高速道路なのである。補足:オーストラリアは自転車で高速道路の走行可能な国

 とはいえこの手の自転車走行禁止区域は都市部周囲の100km圏内に限られるというのが私の印象だ。そろそろ走っても大丈夫なんじゃね?・・・という憶測で行ってみたが、見事に自転車走行禁止であった。やれやれ、今日もアップダウンばかりの回り道である。

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 景色は良いんだけども

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 いやぁ疲れる疲れる

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 お昼休憩したのだが、このBBQテーブルはガス切れで使えなかった

 あまりにもBBQテーブルを重用しているため、こうした予期せぬ使用不可テーブルに出くわすと対処が面倒くさいことこの上ない。昼から肉だ!とスーパーでパックを購入してしまった私の皮算用。昼食でストーブ使うのは気が引けるのだ。

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 今日は1度も雨に降られることなく

 高速道路が無料であるオーストラリアでは、あるポイントから道路がそのままA1ことハイウェイ道路へと切り替わる。これならば確実に自転車が走れるのであり、意気揚々と合流ポイントへと向かった先は工事中。先へ進むことはできませんのだ。

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 工事とか滅びれば良いと思った瞬間

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 2017年に完全開通らしい 

 しかしそこはオーストラリア。工事作業のオッチャンが、この世の終わりを迎えるような顔して引き返す私を気の毒がってA1道路入口までの迂回路をトラックで運んでくれた。車ワープは基本やらないつもりだが、迂回しただけで先へと進んでないからOK!・・・という自分勝手な理論で良しとした。

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 や〜っと広い道になった

 実は本日素晴らしい追い風。道路状況が良くなったこともあり、30km/hという旅行自転車にあるまじき高速走行で、午前中に何度も道を間違えたタイムロスを全て返済するかのよう。

 17時前には無事にギンピーの町へと到着し、スーパーにてお買い物をすることができたのであり、いつも向かい風を受けてばかりで腹の立つ存在だと思っていた風であるが、なかなかどうして頼もしいヤツじゃないか!これからもよろしく頼むよキミぃ・・・なのである。

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 なおオーストラリアのピーマンは個体がデカい

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 今日は夕日が沈むのを見れた

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 ビール1本だけ?とか思われるかもしれないが

 オーストラリアのビールには主に2つの種類が存在し、いわゆるミニボトルに該当するのが375㎖タイプである(基本的にオーストラリアの飲み物は125㎖の倍数)。これの他にロングネックと呼ばれる大型の750㎖タイプの瓶が存在している。

 なので場合によってはこちらのロングネックタイプのビールを飲んだりもしており、きっと過去の日記を確認すれば、度々ロングネックのビールも飲んでいたりするのだろう。確認なんか、しないけど。

 2016年3月15日(火) 走行距離114km 累計33442km
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 オーストラリア179日目 ブリスベンの町〜ブリスベンから北に約70km ビアーワの町

 ロールプレイングゲームとかでキャラクターを育成する場合、全てのステータスを万遍なく上げようとするバランス型のタイプである。

 しかしふと思い起こしてみれば、自分自身のステータスは極端な振り分け方をしているのではなかろうか?体力とか運のよさとか、行き当たりばったりの状況でもどうにかしてしまう能力とか、そんなのばかりが発達している気がする今日この頃。アレだ、私を育てた両親のせいだ。

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 英語の能力とか欲しかった

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 なくてもどうにでもなるけれど

 とりあえず自転車で走ろうにも信号&車だらけの大都会からおさらばすべく出発である。田舎に居続けると1週間くらいで「都会に行きたい」とか思うこともあるが、都会にいると僅か1〜2日で「地平線が見たい」とか思ったりするものなのです。

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 駅に併設されていた自転車置き場

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 中を見学させてもらってその素晴らしさに感動した

 こういうのが自転車に対する設備が整っているというのだろう。単純に道に自転車専用道路を作るだけでなく、自転車乗りが利用しやすい町の形を構築していくということ。オーストラリアという国はレベルが高いですわ。車庫内にシャワールームとかあったし。

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 ばいばいブリスベン

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 ケアンズまでここからシドニー行くよりも長い距離みたい

 東海岸の都市では、中心部から約30kmほど離れてしまえば信号の数も減って走りやすくなるのがパターンであるようだ。そこへと行き着く遥か前に高層ビル群が立ち並ぶような風景は無くなっているのだが、オーストラリアの99%を占めるいつもの風景はそれくらいの場所から見え始めると思っている。

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 こんな景色になれば余裕

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 しかしルートを選べるくらいは選択肢がある道路の数

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 ミャンマーとかでよく見た形の山ですな

 久々に神経使う走行したこともあり、早々に終了して余った時間は図書館へ。というか、ソーラーパネルにくっ付けていたモバイルバッテリーも合わせてロストしてしまったため、現状スマホのバッテリー充電が非常に難しいのである。時間がある時になるべく充電しとかにゃあという魂胆。

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 その隣では空手をしていた

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 人生初の空手稽古はオーストラリアで見ましたわ

 やや日が沈みかけたタイミングでの夕食作りとなってしまい、周囲に蚊がウヨウヨしている状態での調理である。たまらず全身に虫除け薬を塗りたくったのだけれども、まさかの頭を刺される始末。先日3mmにまで短く切りそろえたことで、こんな不利益が生じようとは予想だにしなかった。

 オーストラリアの公園でバシバシ頭を叩いている人がいたら、それはオカシイ人じゃなくて自転車旅行者だと思われるので、生暖かい目で見てやって下さい。かしこ。

 2016年3月14日(月) 走行距離91km 累計33328km
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