自転車ときどき世界1周

2016年11月

 アメリカ50日目 ガソリンスタンド〜アルバカーキから東に323km地点 ガソリンスタンド

 アメリカ50日目である。キリのいい数字だし何か良いことあればいいなぁ・・・とかそんな甘い考えがマズかったのか。夜の0時に暴風で目を覚ます。ちょっとシャレにならない風の強さで、テントごと吹っ飛ばされることはないだろうけど、ポールが折れるか生地が破れてしまうんでないかと心配になりつつ、必死にテントの中で壁を押し返す。

 思い浮かぶ神様に助けを求めたり、過去の悪しき行いを悔い改めたりしながら、天に祈ることしかできない私は無力である。でもキッカリ30分で風は止んだのであり、まぁ本気出せばこんなもんですよ。

RIMG0488
 今思うと台風よりも竜巻系だったのかも?

 なお朝になってもそれなりに風は吹き続けており、ちょっと朝食で日を起こすのが大変すぎる。ここはガソスタ内のサブウェイで優雅に朝食としましょうか。1度くらい本場のサブウェイ食べとくのも経験だ。

 僅かな量で料金6ドルも取る事実にガックリしていたのだが、その料金を私は支払うことなく。列の前に並んでいた夫婦が私の分まで一緒に支払ってくれた。朝からいい人に会えました、流石50日目。

RIMG0489
 カナダから旅行中なのだと

 元気いっぱいになったので早速出発する、逆方向へ。というのも昨日は夜になってしまい、見てみたいオブジェを堪能していないのだ。

RIMG0490
 ロシナンテ号の上の方に見えるの、なんだと思う?

RIMG0491
 車である

RIMG0494
 ワシが、埋めた

 実に楽しめたのであり、改めて先へと出発する。するのは良いが、これが無茶苦茶な向かい風ときたもんだ。漕いでも漕いでも先へと進まない地獄。

RIMG0496
 時速にして13kmとかが限界

 ほぼ休みなく午前中どころか13時まで頑張り続け、どうにかお昼休憩とする。この時点で40km強、こりゃあ今日のゴールは考え直さなくちゃイカンというか、そもそもここに来るまでに10回くらい心折られかけたぞい。

RIMG0499
 本日のルート66

 しかしテキサス州のパターンなのか、午前中に強風であった風は午後になると弱まる不思議。イケる!これならやれるぞ私は!と午前中は何だったのかと思うようなハイペースで到着したのはエイドリアンの町。

 単なる通過するだけの町であるが、ここエイドリアンこそがルート66における中間地点となっており、結構楽しみにしていたのだ。

RIMG0507
 29日目での到着 かなりスローペースだな

RIMG0508
 残り半分も楽しんでいきましょうかね

 標高も1000mを超えた荒涼たる景色は、調子よく自転車走らせている分には最高に美しい。時おり渓谷なども姿を見せて、思わず見入ってしまうほど。それもこれも風向きが変わったからこその楽しみですが。

RIMG0514
 写真だって撮れる

RIMG0517
 ようやくニューメキシコ州に突入

 どう考えても厳しいと思っていたニューメキシコ州にも無事到着し、やればできるじゃん!やっぱりいいことあったんだ!とか浮かれていたら後輪タイヤがパンクした。そんなところでオチを入れんでもよろしい。

RIMG0520
 ゴールの後で何やってんだろ

RIMG0521
 すっかり遅くなった夕食

 やたらと敷地面積大きなガソリンスタンドの一番片隅でひっそりとテント。100台くらい仮眠取ってるトラックは、結構な数がエンジンを切らずにいるため離れた場所に陣取りたかったので。時差1時間発生したのに横になったの23時になってから。50日目は大変だった。

 2016年11月22日(火) 走行距離111km 累計51467km
    mixiチェック

 アメリカ49日目 アマリロの町〜オクラホマシティから西に409km地点 ガソリンスタンド

 昨夜はネットできるわ充電できるわで思わず夜更かししてしまった次第。こんな良いポイントを狙っているのは私だけではないようで、キャンピングカーやれ多数の大型トラックが夜を明かしていたインフォメーションセンター。

RIMG0473
 テント張ってる輩は私1人でしたが

RIMG0474
 大人気スポットですな

RIMG0475
 24時間使えるトイレがあるのも素晴らしい

 疲れてるので8時の開店と同時にインフォセンターでダラダラ過ごす、嫌な客になってやろうかと思ったのだがそんな失礼なことはせず。思ったよりもシンプルで時間を潰せなかったことは関係ない。

RIMG0476
 ではアマリロの町中へ

 一応アメリカでは、人口10万を超えるような都市ではなるたけ野宿を避けるようにしている。自分の中の安全防衛ラインみたいなもので、それ以下の小さな町ならば「まぁ大丈夫でしょう?」という安易な感覚がある。

 安易ではあるけどもこうした「どこまで野宿してもいいか」というラインは自転車旅行者には重要で、それはやっぱりアラスカ・カナダとはまた違った意識の元に成り立っているのだ。

RIMG0477
 こんなヤツや

RIMG0478
 こんな牛がいる町じゃテント張れないよ

RIMG0479
 本日のルート66

 今日は普段の半分程度のお気楽走行として、日中はゆったりとマックにて過ごす。アメリカのファストフードは大抵セルフドリンクなので、PC使いながら長時間過ごすのに非常に向いているし。まず間違いなく電源コンセントもあるし。ゆっくりしてってやるぜ。

 そろそろ出発せねばとお店を出て、自転車に跨るとあら不思議。後輪タイヤがパンクしていたでござる。そんなに急ぐ必要はないとマックの神様からの啓示であろうか?

RIMG0482
 最近はパンク少なかったのに

RIMG0483
 パンクの原因だけど

 私が他のサイクリストと比較してパンク回数が多いかどうかは知らないが、今のところパンク原因自体はほぼこうした「細い金属片」が原因である。

 パンクに強いマラソンプラスのタイヤでも、こうした事故は防げないのであり、むしろ海外の道路にはガラス片なりやたら鋭い棘だったりと色々な危険物が道路脇に散乱しており、それを考えれば単一原因でのパンクというのはタイヤが優秀な所作だといえよう。

RIMG0484
 アマリロ次の町までの予定が

 何故だかスーパーが見つからない。どうせ町外れに大型スーパーがあるのだろうと思い、実際そこには大型ショッピングモールを初めとする各種商業施設があったのだが、何故かスーパーだけが存在しない。

 ひたすら探し回って町の中心街へと逆戻り。時間にして1時間以上も不毛なライドをしてしまい、食材買い終えた頃には日は地平線へと沈みかけである。

RIMG0485
 なんてこった

RIMG0486
 おいおいおい 

 ナイトライドは好みじゃないのであり、目に付いたガソリンスタンドにお願いし、近くにテント張らせてもらう。自転車旅行者の間では割とポピュラーな野営地であるガソスタだが、(多分)私は初体験。今後はもっと利用していこうと思う。

RIMG0487
 ビール飲めたし良しとしたい 

 2016年11月21日(月) 走行距離48km 累計51356km
    mixiチェック

 よくあるリンク集である。旅行中に出会った人とかそんな感じの人達を一覧にできるページ作っておこうと思っていたのだ。

 思っていただけで1年以上何もしなかったワケだが、ここに日の目を見ることができて感無量。


モンベル

ナビゲーションを省略して本文へ移動


 日本ブランドで多分最大の総合アウトドアメーカー。「チャレンジ支援」で私に商品を提供してくれた太っ腹な会社でもある。
 よく間違われるが、モントベルではなくモンベル。


 自転車オーストラリア一周単独旅行〜世界一参考にならないダイエットブログ〜  
 日本1周中に出会った小山陸が自転車オーストラリア1周したブログ。2014年後半〜2015年前半にかけての記録であり、現在ではその役割を終えたのか完全に沈黙している。ポイントまとめ作るって言ってたのに!


 豪州自転車周遊記 
 オーストラリアのダーウィン付近で出会い、その後一緒にタスマニア島を走ったサイクリスト。すでにオーストラリアの走行を終え帰国しているのだが、復職後は無茶苦茶忙しいらしく、東海岸での日々を最後に更新が途絶えている。


 コタンボラ輪周記“kotambola”cycling journal
 アラスカで会ったサイクリスト。実は以前からファンでちょくちょくブログ覗いていた。文章も面白いし情報も細かくタメになる。ただ滅多に更新しないのでヤキモキ。


 自転車情熱五大陸 登山旅
 アラスカからホワイトホースまで一緒に走ったサイクリスト兼登山家。世界1周しつつ各大陸の最高峰に登山するとのことで、デナリ登山した後にダルトンハイウェイを走るような変態鉄人。元自転車ショップでの勤務経験もあり、道中色々と教えてもらった。

 チャリダー久保田の世界楽翔〜世界一周自転車旅行記〜
 メキシコの日本人宿で出会った旅行者。私と似たような時期に出発してるのに、アラスカから2年以上走ってメキシコシティにいるという素晴らしくゆったりしたペースで走っている彼の自転車旅行は私ではできない魅力を携えており面白い。


 沖野直嗣のだいたい自転車世界一周
 グアテマラのアンティグアで出会ったサイクリスト。メキシコ序盤あたりから私より1000kmくらい先行して走っていたのでアンティグア出会えないだろうか?と思っていたら本当に町中でばったり出会えた上に、ホームステイ先が同じで翌日に再開したという裏話がある。
 数日分の記事を気が向いたときに一気に書き上げるというスタイルであるため更新時期は読めないが、それでもちょくちょくアップされる彼の記事はよく練られており読み応えがある。


 アスまんが 
 本旅行において、あらゆる面でサポートしてくれる頼れる友人のサイト。奴がいなけりゃこのブログも色々な部分で破綻しており、大変助かっている。なおサイト運営は完全に飽きているようで、かれこれ1年以上更新がない。


 Warmshowers
  自転車旅行者同士の相互支援コミュニティサイト。ゲスト側が到着日時を伝え、ホストの都合がよければ無料で滞在その他の支援を行なっている。こんなサービスができるあたり、現代の自転車旅行者は恵まれていると心底思う。


 アドベンチャーサイクリング・メーリングリスト
 海外を走る日本人サイクリストによるメール方式での情報交換を行なっているサイト。自転車旅行者が自転車旅行者のために情報を出しているため、私のような人にとって極めて有用なサイト。なお本ブログの「各国まとめ」におけるGooglemapリンクもここでつくり方を教わった。

 自転車見聞店
 自転車世界1周をした人が立ち上げた都内にある長距離自転車旅行に強いSURLYを専門とするショップ。ブログ内容の長距離自転車に対する素晴らしさから色々相談させてもらうことも多かったが、日本へ一時帰国した際にホイールの作成を頼んだりお話会を開いてもらったりもした。

 最終更新2019年6月19日(水) 
    mixiチェック

 アメリカ48日目 マクリーンの町〜オクラホマシティから西に約380km アマリロの町

 オクラホマシティで休息とってから4日目。普段だとこの辺りで筋肉痛とか疲れとかを覚えるため、次の休息日を考え始めるのだが。もうすでに両足が満身創痍状態の筋肉痛である。あまりに痛すぎて自転車の乗り降りに支障をきたすレベル。

RIMG0444
 そんな状態でも朝は来る

 毎日のように風向きが変わっていたのだが、ここに来て真正面からの風となってしもうた。全力でペダル踏んでも15km/hも出せないし、そもそも足が痛くて全開でペダル踏めない。

RIMG0446
 人口52人の町で休憩

RIMG0447
 本日のルート66

 アレだ、遮蔽物がないのが悪いと思うのだ。過去に風で苦労した場所を思い起こすと、大抵海沿いの道か地平線が見えるような大平原である。ふと思ったのだが解決策として半円状の大きな透明パイプをトンネルのように道路に被せてはどうだろう?

 風どころかあらゆる気象に対応出来る完璧な防護壁として便利なこと然り。予算だとか恩恵を受けるのが2輪車のみだとかそういう細かいことは知らん。そういう妄想でも考えてないと現実に走るのが厳しすぎる本日の環境。

RIMG0452
 今日はやたらと風力発電が

RIMG0445
 唯一助かったのは、テキサス州はインターステートを自転車が走れるみたいで

RIMG0455
 宇宙人でも出るのん?

 そんなに頑張らなくても距離短くして楽すれば良いのだが、そうは問屋じゃなくてテキサス州が卸さない。お昼休憩で訪れたグルームの町以降、次のアマリロまで道中一切の補給箇所がない。この周辺は基本大平原なので、テント張るとなると姿を隠せる障害物がある場所まで辿り着かねばならんのだ。

RIMG0462
 本気になれば野宿できるけど

RIMG0453
 綺麗な景色ってのは厳しい環境だ

 割と本気でアマリロまで辿り着くの無理だと思い、どこかで野営できそうな場所があったらもう今日は辞めちゃおうかなぁ・・・とか悩みながらの走行。不思議なもんで、そうした弱気になると上り坂はフラットになり、吹きさらしていた向かい風は弱まる。もうちょっとだけ走ってみようかしら?

RIMG0464
 どこまで続いてるのやら

RIMG0466
 どこまでも続いてるんだな

 どうにか日が落ちる前に無事ゴールできちゃったりするのであり、私ってばやればできる子!というかやりすぎなレベルであり、今日ばかりは自分を大いに褒めそやしたい。

RIMG0470
 充実の夕日である

RIMG0471
 昨日のリベンジでテキサス牛のステーキ

 実に全身疲れきっているのであり、明日目を覚ましてやる気なかったら、半日くらいお休みだなこりゃ←フラグ

 2016年11月20日(土) 走行距離109km 累計51308km
    mixiチェック

 アメリカ47日目 エルクシティの町〜オクラホマシティから西に約280km マクリーンの町

 朝が猛烈に寒い。11月も後半というのも一因だろうけど、再びロッキー山脈へと突入し始めた関係で標高上げてきたことが大きな要因であると思われる。確か100m高度を上げる毎に0.6℃気温が下がるんだったっけか?この先控えている最高地点は標高約2000m。つまり現在より10℃以上気温が下がるワケでして、私は生きてアメリカ脱出できるかな?

RIMG0424
 寒いの苦手なものでして

RIMG0425
 呑気に野球とかやってらんない

RIMG0428
 エルクシティにもルート66ミュージアムが

 これほど近距離に同じ内容の博物館を乱立させないでほしい。どうしたって比較したくなってしまうし、両方入ったところで似たような展示物が出てくることは明白だろうに。もっと上手な商売をしてほしいところである。まぁ開店時間が遅かったので、スルーしましたが。

RIMG0429
 君を見る限り展示物も期待持てそうだったけど

RIMG0434
 こういう看板ゴテゴテ系好き

 最初の1時間はグローブしてても指先の感覚がなくなるような寒さを我慢しつつの走行だったが、あるポイントから一気に平気になった。今にして思えば朝食を作る時に濡らしてしまったせいで冷たくなったグローブが、乾いたことで保温力を取り戻しただけだったと思わないでもない。

RIMG0437
 それではテキサス州へ

 ちなみにテキサス州の南隣はもうメキシコである。そう考えると随分南下したなぁと感慨深くもあるのだが、もうしばらくはこのまま西へと向かいますん。急いで先へ進んでどうする?

RIMG0439
 本日のルート66

RIMG0440
 テキサスだしステーキ食べないとなぁ(自炊で)

 ひたすらインターステート(州間高速道路)のすぐ脇を走る小さな道路を進む。今まではインターステート脇だけでなく、少々離れた場所だったり独自のルートをとることもあったこの旧道であるが、もう完全にインターステートに並走。

 そんな道ではあるのだが、インターステートが山を削って盛り土で谷を埋め、アップダウンをなるべく減らしているのに対し、私が走る旧道は自然に沿った道路建設で大変疲れまする。隣に楽な道があるのに走れないというのがストレス溜まるね。

RIMG0442
 なお本日風は大したことなかった

 お昼ご飯の後、ほとんど休まず登り基調の道をひたすら走り続けたのが悪かったか。100km前後で足に力が入らなくなり、「これが年をとったということか・・・」とか思ったりしたのだが、補給食を食べたら一気に元気になった。単にハンガーノック気味だけだったようで。

 どうにか日が沈む前にマクリーンの町へと到着したはいいが、あんまり町の規模が小さすぎて当てにしていたスーパーに肉が売ってないとかさ。テキサスステーキの晩御飯は明日以降に持ち越しとなった夜である。

RIMG0443
 全て手持ちの食材で賄った夕食

 2016年11月19日(金) 走行距離125km 累計51199km
    mixiチェック

 アメリカ46日目 ハイドロの町〜オクラホマシティから西に約170km エルクシティの町

 昨日まで夜になっても暖かな日だったのに、テント生活に戻った初日から猛烈な寒さとなる。秋の気候は変わりやすいとか何とか言うが、一晩で10度とか気温が変わると風邪引いちゃいますよ私。

RIMG0385
 でもテントに結露は全くなかった

RIMG0386
 太陽が待ち遠しい朝食の時間

 強烈な南風は昨夜のうちに完全になくなったようだ。代わりに逆方向となる北風が昨日と変わらぬ強さで吹き付けるのであり、これは一体どういうことなんだよ。

 どちらにしても横風なことに変わりはないのだが、右車線走行で進路が西に向いてる関係上、道路の中央方向へと押される形となるので今日の方が恐怖感が強い。道路の外にはじき出されても怪我で済むだろうが、車に轢かれたら洒落にならないし。

RIMG0387
 ほとんど交通量のない道だけどさ

RIMG0389
 本日のルート66

RIMG0391
 サイクルというけど頭に「モーター」がつく方なんだよね

RIMG0392
 今日は間近で風力発電見れた

 自転車漕いでる分には寒くない程度の気温。途中の電光表示板で50度と表示されていたが、正確な温度は分からずともミネソタ州北部で同程度の数字を見たことは覚えている。おおよそ10度弱ってとこじゃないかね?

RIMG0396
 そんなにガックリするなよ

 さてお昼休憩したクリントンの町。ここにルート66ミュージアムがあったので、ちょいと見学してみる。正直道を走ってれば大概のオブジェや説明書きがあるので新しい発見は少ないと思うが、まぁ5ドルだし覗いてみましょうか。

RIMG0399
 まだ半分走ってない事実 

RIMG0406
 20年代から順に10年単位でブースが区切られている

RIMG0411
 んでどの部屋にも車が展示されてるあたりがアメリカらしい

RIMG0414
 ゆっくり見ても30分くらい

 まぁちょいと覗いてみるには悪くないんじゃね?くらいの感想で。それよりも建物出たら猛烈に寒くて、思わずお昼はマックに逃げ込んでしもうたことの方が問題だ。入場料より高いお昼御飯である。

RIMG0417
 曇ってるんじゃなくて風で砂埃が舞ってる

 強風でスピード遅いのに加え、ミュージアム見て回ったりとかの結果、予定よりも1つ手前の町にて終了とする。でもこのエルクシティ内でテント張れそうな場所がなかなか見つからず、結果的に10km近くウロウロしてもうたが。次の町まで行けたんじゃね?とか思ったりもするのだが、結果論で後から感想言っても仕方ないし。

RIMG0423
 面倒臭かったのでお茶漬けで終了

 2016年11月18日(金) 走行距離98km 累計51074km
    mixiチェック

 アメリカ45日目 オクラホマシティの町〜オクラホマシティから西に約100km ハイドロの町

 いやぁ楽しかったオクラホマシティの日々。でも私は旅行者なので、いつまでも1つの町に滞在し続けるわけにはいかない。後ろ髪を引かれる思いを抱きつつも、お世話になったモニにお礼の言葉を告げ出発するのである。

RIMG0358
 これでもだいぶ片付けた後での撮影

RIMG0360
 おかげさまで準備万端です

 先日の観光でオクラホマシティのダウンタウンは一通り回っており、町の中心部へと向かう必要もないため車両の少ない道を選んで町を抜けてしまうことにする。というかモニがわざわざ自転車で走るのに楽なルートを教えてくれたのであり、利用しない手はないでしょう?

RIMG0361
 町を抜けるまでに10kmほど

RIMG0363
 こんな景色になればもう大丈夫

RIMG0367
 銃持ってるし絶対凶悪だよコイツ

 もう1週間以上も気持ちのいい天気が続いてるアメリカ中央部だが、天気は変わらずとも風の吹く向きは日によって大きく変わる。本日は強烈な南風が吹き付けてくるのであり、進路を西に進んでいる私にとっては強烈な横っ風となって自転車のバランスを崩しにかかる。

RIMG0368
 本日のルート66

RIMG0372
 遠くだけど風力発電が

RIMG0375
 誰だよこれ貼ったヤツ

 横から吹くなら走る苦労はないだろうと思いきや、前進すれば風は斜め横から吹き付けてくるんだよね。つまりそれなりにキツい向かい風として立ちはだかってくるワケで。どうにもたまらん。

RIMG0378
 ゲームとかで出てきそうな牛

RIMG0381
 木々がこんなに揺れていますよ!

 景色もだだっ広い平地となり、私はそういう景色が結構好きなので構わないのだが、そういう景色は結構どころか強烈に風が吹き抜けるのです、どうしたもんやら。

RIMG0383
 今日は町中の方が風が弱まるので楽だったレベル

RIMG0384
 きっちりビール飲んで明日に備えましょ

 これだけ風に晒されてはいたが、日が落ちるまで上着を羽織ることなくTシャツ1枚で平気だった本日。緯度的にも東京とどっこいの場所まで南下したのでありとりあえず一安心といえるのではなかろうか。

 まぁこの後、再びロッキー山脈超えのため標高2000mとか登らにゃならないのだが。坂で大変なのも困りものだが、気温が下がって解決したはずの歓喜に再び晒されるのも大問題だ。1つ解決するとすぐ次の問題がやってくる、自転車旅行ってのはそんなもんなのかね?

 2016年11月17日(木) 走行距離102km 累計50976km
    mixiチェック

 アメリカ43・44日目 オクラホマシティの町

 リムにクラックが入ってしまったために滞在しているオクラホマシティ。実に満喫しているのでその事実自体に全くも音大はないのだが。問題はそっちじゃない方。

 そもそも自転車のリムがダメになるという症状は、よっぽど乗り込まない限り発生することがない出来事であり、割と気にしていなかったのだ。あんなゴムシューで鉄製のリムが削れてヒビが入るとか理屈ではわかっても想像できないし。

 ということで暇なのを良いことにリムが割れる症状について色々調べてみたのだが。一般的なロードバイクだと2万㎞くらいからリム破損のケースがある様子で。そう考えるとその3倍持ちこたえたライノライトリムは良い働きをしたという評価になるわけだけども、同時に旅行の最中もう1度リムが限界を迎える可能性が極めて高いことを示していることに気づく。まぁその時になったら考えよう。

RIMG0358
 自転車がないからどこか行くのも難しい

RIMG0351
 モニの家では今までに来た人が名前を書いてる地図がある

RIMG0352
 結構日本人も来てる

 日記書いたり小説読んだり。12時過ぎにバイクショップから連絡があり、意気揚々と引き取りに。見事に交換され新品の光り輝くリムとなったロシナンテ号。さて一緒に交換をお願いしたフロントリムはと思ったら、そこにあるのは使い古したボロボロのリムじゃないですか。

 どうやら私の英語が上手く伝わらなかったようで後輪タイヤのみをお願いしたと思っていたご様子。仕方ないのでその場で前輪も新しいリムに交換することを伝え、モニのお家に延泊決定である。お世話になります。

RIMG0355
 時間もあるしと立て付けの悪いドアを直したりとかしてた

 「火曜日はピザが安くなるのよ」ということで夕食はデリバリーのピザに。デリバリーピザって出来上がったものを持ってくるものだとばかり思っていたが、完成した生地を自宅のオーブンで焼き上げる方式だった。オーブンない家ではピザ配達される資格もないということか。

RIMG0356
 ビフォー

RIMG0357
 アフター


 翌日。今度こその思いでバイクショップからの連絡を待つ私。こんな書き方してはいるが、PC弄ったり近所の本屋さん覗いてみたり買い物したりと結構楽しんでいるのだが。

 そんな感じで待ちわびていたわけでもない電話が。するとどうでしょう!よく分からないけど流通の関係でどうやら1日でくるはずのリムは3日後まで到着しないとのこと。いや、3日くらいのんびりするのもやぶさかではないが、いくらなんでもモニに迷惑かけすぎなのと、単純にアメリカ滞在期限が迫ってましてね。

 というところで悩んでいたのだが、ここで出てきたプランB。私が使っているリムは強度優先で36本のスポークで組んでいるのだが、32本のスポークタイプならばお店に在庫があるので即日交換できるよ!とのこと。

 う〜ん、前後のタイヤでスポークの種類も本数も違うというのはどうなんだろうか・・・、予備のスポークも2種類持たなきゃだしバランス的にもなぁ・・・とか思っていたのだが。

 「余ってるヤツだから無料でいいよ。」

 ということでお願いした。大丈夫、今がよければ全て良し!だよ。

RIMG0359
 前後のリムとスポークの色が違うのが特徴

 ちなみに先日のワイヤー交換等の作業とリムの費用を合わせて40ドル以下。タイヤ1本分にも満たない値段とかどう考えても安すぎる。ちなみにこのリム、日本で買うと1本5000円近くするんよ。

プロバイク
 お世話になりました

 オクラホマシティで他に3つほど自転車ショップ覗いてみたのだが、このプロバイクのお店が群を抜いて良かったと思ってる。やっぱり地元の自転車乗りにいいお店を直接聞くのが1番正解なんだよね、とかわかったようなことを言ってみたり。

 毎日ご飯頂くのも悪いので、夕食は私がカレーを作る。スプリングフィールドの日本食材屋で手に入れたアメリカでは貴重なカレー粉であり、そうしたレアアイテムを親切にしてくれたモニのために使えるならば、これ以上の使い道はないでしょう?

 日本食も初めてだというモニだったが、「すごく美味しいわ」と言ってもらえたので私としても嬉しい限りである。さて、明日からサイクリング再開だ。

 2016年11月15日(火) 走行距離0km 累計50865km
 2016年11月16日(水) 走行距離9km 累計50874km
    mixiチェック

 アメリカ42日目 オクラホマシティの町

 ルート66の中で始点&終点となるシカゴやロサンゼルスは人口100万を超える巨大都市なワケだが、その道中において最大規模の町となるのがここオクラホマシティである。人口約60万、アメリカ歴史においてウエスタン風土を色濃く残す興味深い町であるが、んなことより私の自転車だ!大切なのは。

 他の作業するにも気もそぞろであり、ショップの開店時刻である10時に合わせる形で早速移動する。モニが事前に話を通してくれているものの、細かな内容までは伝えられていないこともある。早く行くに越したことはない。

 首尾よくショップに到着し、新しいリムに36穴タイプのリムがあるか確認したのだが、残念ながら店の在庫には扱いがなかった。でもまぁ私が使っている「ライノライト」というリムはサンリングル社というアメリカのメーカーである。今から注文しても明日には到着するとのことで一安心、お願いすることとした。

RIMG0314
 あとブレーキワイヤー変えたりギアワイヤー直してもらったり

RIMG0315
 これが(一部で)有名なサンダルSPDってヤツか

 ワイヤー交換の作業を見学してたらモニが車で様子を見に来たので、ロシナンテ号はショプに預けて私は車に乗せてもらっての帰り道。至れり尽くせりで申し訳ないな。

 後顧の憂いがなくなったところで楽しい観光の時間である。車内でオクラホマシティの歴史や名所について講義受けつつ、移動するのはストックヤードという全米最大の牛の競り市場。

RIMG0317
 アメリカ牛の拠点ってことですね

RIMG0319
 オーストラリアとはまた異なる感じで面白い

 何が面白いってここでは未だに西部劇スタイルというか、テンガロンハット被ったカウボーイが普通に仕事をしてる姿を見れること。アレは一昔前の映画の中のみに存在する忍者とか侍みたいな扱いだとばかり思っていたのだが、目の前で馬に乗ってロープ振り回してる姿を見れるなんて感動である。

RIMG0323
 これは決まってる

RIMG0320
 そのロープに意味はあるのだろうか?

RIMG0325
 まだこんなスタイルの牛追いがあったんだねぇ

 これが大都市のごく近郊で広がっている光景だという事実に驚かされる。確か都内でも練馬区に1件だけ小規模な牧場が残ってた気がするが、こちらは規模が違うぞ。

RIMG0333
 OKC=オクラホマシティ

100_3788
 ゴールドラッシュ時代のあれこれ

RIMG0347
 州都なので州政府の建物もたくさん

 いろいろと連れて行ってもらい、最後にオクラホマ近郊でしか店舗展開していないというアイスクリームをご馳走になるという贅沢な観光巡りでした。機材トラブルがなければスルーしようと思っていた町だけど、こうして色々見ることができて本当に良かった。

 行ってみたい場所というのは色々あるのだが、こうして特に何も知らなかった場所で止まるというのは思いもしなかった驚きがあって新鮮である。

 なお1995年に発生した爆破テロ事件跡地にも連れて行ってもらったりもしたのだが、情けなくもそんな事件があったことさえ私は知らなかった。2001年に9.11テロが発生するまではアメリカ史上最大の犠牲者を出した事件だったそうな。

RIMG0349
 写真は礼を逸すると思ったので撮影せず 代わりにアイス

 なお全然寝てなかったのでモニ宅ヘと戻ってから後、ほとんど倒れるようにしての睡眠。何で私は自転車乗ってない時の方が疲れてることが多いのか?

 2016年11月14日(月) 走行距離5km 累計50865km
    mixiチェック

 アメリカ41日目 チャンドラーの町〜オクラホマ州都 オクラホマシティの町

 このチャンドラーの町ではRVパークことキャンプ場に宿泊した。というのも昨日、消防署で水補給しつつ「テント張れそうな場所ってどこかある?」と聞いてみたらここまで案内してくれた故。

 まぁ水道以外の設備がほぼ死んでるところを見るに、長期的な工事業者とかにしか営業してない施設であろうが私にとっては何ら問題ない。むしろ早起きしてテント畳む必要がないだけで感謝感激である。

RIMG0296
 だからって7時半起きは酷いと思うの

RIMG0298
 近くの人からコーヒーとドーナツ頂く

RIMG0299
 施設、何にもないでしょ?

 そのまま「日曜日のミサへ一緒に行かないか?」とお誘いを受けたのだが、今日中にオクラホマシティへ到着する約束があるので丁重にお断りした。正直面白そうだったのであり、ちと残念である。

RIMG0303
 Y

RIMG0302
 1度気になると後輪の違和感がどんどん強くなる不思議

 楽していたここ数日には「追い風」という強いファクターがあったことは間違いない。だって今日は風向き変わって向かい風なんだもの。昨日と同じテンションで走れると思ったら大間違いだぞ。

RIMG0305
 本日のルート66

 どうせ日曜日で自転車ショップは閉まっているのだが、せめて明日の月曜日を時間有効に使ってやりくりしたい。リムの交換ってどれくらい時間必要とするのか分からないが、どう考えてもその場でアッサリ終了する類のものではないだろうし、時間的余裕を見ておきたいのだ。

RIMG0308
 なんていうか・・・恥ずかしい格好

 オクラホマシティもまた主要道路は激しい交通量。そりゃあ60万もの人々を抱える町なのであり、理解はできるが納得はしてねぇ。

RIMG0310
 仕方ないので遠回りして湖沿いのサイクリングロード走る

 辿り着いたのはウォームシャワーで連絡していたモニさんの家。昨日いきなりの連絡であったが、快く了解してくれてありがたい限りである。しかも自転車の常用を伝えたら、懇意にしている自転車ショップに連絡をつけといてくれたりして大助かりだ。

 とにかく明日そのお店に行って修理ですな。どれくらいリム交換に時間かかるかが、そのままオクラホマシティの滞在期間となる予定である。

 2016年11月13日(日) 走行距離87km 累計50860km
    mixiチェック

↑このページのトップヘ