ペルー24日目 ヤナマの町〜リマから北に340km地点 川沿い
壁が薄いどころか上部に隙間があるため音が筒抜けの宿である。んで遠慮という言葉が辞書にないであろうペルー人は朝の5時から大声で騒ぎまくるのであり、嫌でも早起きする羽目に。
一応ペルー前半戦において最後の山場といえる厳しい未舗装&上り坂区間である。というかまだまだいくらでも面白そうな山はあるのだが、新しいタイヤを入手するためこの先は素直に舗装された道通ってリマまで進むことにするので。
ちなみにペルーの一般家庭で飼育されてる動物は鳥と豚が2大巨頭だといえる。田舎であれば大体の家でこいつらが飼われているのを見ることができ、次いでヤギ・羊、やや数が減って牛というのがペルー家畜の飼育率だ。
ちなみに豚も家畜というかペットに近い感覚なのか、紐つけて散歩させていたりする光景をよく見かける。ヤギや羊って本当に可愛くない顔していると思うのだが、豚は見慣れるとなかなか愛嬌あってそうした扱いを受けるのも納得できるというものだ。
まぁ昨日必死に坂道自転車押しているのを車から目撃してたので、会うことは分かっていたけども。久しぶりの再会に喜ぶのもあるが、とにかくお互い走ってきた道の情報交換を行いこの先の目的地が同じなので「リマで会いましょう」と約束してセパレート。一瞬の邂逅だったな。
流石、世界一高所にある国立公園だわ。既に4300mを超えてるのに周囲に見える山々はどれも見上げる大きさのものばかり。上の方は雪かぶっているのでさぞかし寒いのだろうと思うけども、少なくともこの場所ではTシャツ1枚でも汗かくほどの暑さですぜ。
私はこの道下り坂だから構わないけどさ。沖野君はよくこんな見ただけで心へし折ってきそうな坂道登ったもんだよ。ワスカラン国立公園の横断ルートは東→西がオススメだと自信持って言えるわコレ。
しかもこの九十九折り、路面状態が滅茶苦茶悪い。この道は全体的にごろた石が多くてタイヤを取られる道なのだが、ここに来てその度合いを大幅に更新したと言いますか。有り体に言えば「クソ道」である。
あんまりブレーキ握りっぱなしで、手の平の強く当たる場所が真っ赤に変色してもうた。両足の指先は突っ張り放しで痺れてしまうし、もうちょっと気を使った道を作れないものかねペルーさん?
ここから観光地であるラグーナ69という湖へ向かうトレッキングロードが延びているのだが、ここを境に一気に路面状況が良くなった。要するに観光地までの道は金ヅルだから整備もするけど、それ以降の道なんか知らねーよってことですかい。
日が落ちる前に隣を流れる川の側まで自転車運びテント設営をば。道路上からは全く見えない場所なのだが、夕食作っているといきなり人が出てきて大いに驚く。
どうやらこの川の魚を取りに来た(注:密漁)とのことで、それはまぁご苦労さんですね・・・とか思っていたのだが。
彼らの乗ってきたバイクが公園内パトロールカーに見つかってしまい、戻ってくるのを待ち構えている様子。迂闊に出ていけない彼らは困っているのだが、私にしてもテントのすぐ脇で往生されて困っている。下手に私まで見つかったら面倒事になるのは避けられないだろうし。

絶好のポイントだと思ったのだが

絶好のポイントだと思ったのだが
日が落ちてしまうと寒いワスカラン。ブルブル震えながら雑談しつつ2時間ほど待ち続け、ようやくパトロールカーが引き揚げたのを見計らい彼らも帰途に着いた。つまり私も床に就くことができるというワケだ。
時間経つに連れて天候悪くなってしまった本日だが、なんと夜には雨まで降り出したり。こんな景色の良い場所に来たのだから、是が非でも明日は青空の元で朝を迎えたいのですけども。ドキドキしながらのテントである。
2017年9月21日(木) 走行距離54km 累計67991km


































































































































