アルゼンチン39日目 キャンプ場〜メンドーサから北に約380km グアンダコルの町
野宿のような、そうでない気もするキャンプ場脇での起床は清々しい。朝7時代のアルゼンチンの気持ちよさといったらもう最高の気分であり、やや肌寒い気候と山から姿を見せつつある太陽光が絶妙にマッチしていると思うの。
9時前には出発するハズだったのに、コーヒーフィルターの外袋が見つからず探し回ること30分。ようやく発見した時には汗まみれ虫さされまくりと酷い有様になっていた私。
でもまぁ出発してからでなく、荷物パッキング最中に物の行方を探し回るのは悪いことではないと思うのだ。これは荷物の収納場所を完璧に抑えているからこそ分かることであり、旅行4年目にしてやっとこのレベルまで来ましたよ茶壺さん。数日前に洗濯物干しを忘れたことは無かったことにしたい。
暑いんだけども、やっぱり2000mとか越えてくると夏でも過ごしやすい環境に変わってきて嬉しい。ずっとこのまま高地が続けば良いのにと思うワケだが、残念ながらアルゼンチン・チリにはアンデス山脈の上部を走り続けることが可能な道は無いようでして。
一瞬だけ涼しくてすぐまた低地へと戻る。こんなこと繰り返しながらも先へと進めば緯度も上がって(下がって)そのうち涼しくなるさと思ってる。そんなのより即効性のある峠の方が良いんだけどさ、アレは登るの大変なので獲得標高1日1000mくらいを限度としたい。
この集落にある十字路から南側へと舵を切れば「タランパヤ国立公園」という恐竜の化石で有名な世界遺産へ寄り道できるのだけれども、何か聞いたらツアーでしか見学できないということで行くの止めた。そもそも恐竜に興味ない人でもあるし。
ということで十字路直進した先にあるグアンダコルの町まで走り、ガソリンスタンドで終了である。このスタンドから町中の商店まで片道4kmとやたら長距離走らされたのだが、町の規模自体は人口1000人満たないレベル。
これの何が困るかって、肉屋が1店しかないのにシエスタ休暇による営業再開時間が19時とかであったりすること。他に選べないからなのか、強気な休憩しやがって。
待つのもアホらしいので夕食は肉なしで終了とした。密かにアルゼンチン滞在中で「日本人の年間牛肉消費量を超える」という目標を持ってるのだが、こんなことでは達成できないよ。
2018年1月23日(火) 走行距離118km 累計73137km