自転車ときどき世界1周

2018年02月

 アルゼンチン49日目 ブタ ランキルの町〜メンドーサから南南西に約520km チョス マラルの町

 深夜にポツポツとテント叩く雨音が。いやいや、ここいら周辺は砂漠地帯だから雨ほとんど降らないんじゃなかったんかい!とか思ったけども、それは昨日私が憶測で語っただけの根拠ない話だった。降りますよ、雨。

 朝になっても降り続けてたらどうするか・・・とヤキモキしてたのだが、上手いこと朝日が出ると同時に雨が降り止むとは分かってらっしゃる。テントがビショビショなのは見なかったことにしよう。

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 放っておくとカビるのが怖い

 とりあえず荷物を詰めて出発だ。本当に昨日一晩中雨降り続いてたのかと疑いたくなるほど青空が広がるスタートだが、走り始めてハッキリ感じる気温の低さ。

 どんどん南下するし季節も冬へと移り変わっていくのであり、何処かのタイミングで暑い日々が逆転し涼しく寒くなると思っていた。もしかすると今日ここがターニングポイントなのかもしれない。

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 どこまでTシャツ1枚でいけるかな?

 昨日ダラけたおかげなのか足が軽い。道は普通に上り坂なのにペダルが軽くすら感じられるとは、自分の回復力に驚くね。

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 まぁね、追い風だったんですが

 それを象徴するかのように12時頃から向きを変えて向かい風へと変わるや否や、無茶苦茶走行ペースが落ちましたとも。一体何が起きたのかと不思議に感じるくらい風さんは気まぐれに牙を剥くやね。

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 そもそもここ数日は午後から南風がパターン

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 今日ずっと姿を見れた雪山

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 そんなに標高ないだろうに冠雪してるのね

 午前中で1500mまで登り、今日は恐らくここが最高地点だろうと思ってホッとしてたのだが。確かにほぼ最高地点ではあったが、その高さまで2度も3度も下ろして登らされるんじゃ意味ないと思うんだ。しかも午後は向かい風だったというに。

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 道路脇に生えてる花の攻撃性が高い

 思うのだが、基本的に自転車で1日中走り続けるのであれば、前半にキツく後半は楽になるようプランニングをするべきなのだ。それは体力消耗の観点から当然の考え方であり、しかし海外に出てみて分かったのは「そもそも選べるほど道がない」という事実。思えば日本は楽だった。

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 日本は坂の斜度が厳しい国だけど

 最後の5kmだけ強烈なダウンヒルで、本日稼いだ高度貯金を全て使い切るどころか借金状態にしてフィニッシュ。バランカスの町に続いてここチョス マラルも複数のスーパーが立ち並ぶほどの規模の大きな町である。何でもっと均等に町を配置しないのか?

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 アルゼンチンの町並みは割と好き

 町外れのキャンプ場はまさかのシャワーがホットしかない謎施設。しかも熱々の湯しか出ないため、それはそれで浴びるのに一苦労。匙加減ってもんを知らんのか?

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 有料だけあって整ってるキャンプ場でした

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 明日に備えてとりあえず肉だ肉

 まだ今年は山の上でしか寝袋使ってないけれど、どのタイミングで使い始めようかと自分でも楽しみに悩んでいる。こういう季節の変わり目ってワクワクするよね。

 2018年2月20日(火) 走行距離93km 累計75058km
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 アルゼンチン48日目 バランカスの町〜メンドーサから南南西に約470km ブタ ランキルの町

 そろそろ休息日を挟みたいのだが、バランカスキャンプ場のWi-Fiが余りに残念な速度で楽しいネットライフが送れない。仕方ないのでもうちょっと先まで進むことにしたい。

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 小さな町でカフェとかもないし

 というか「休む」ということならばやはり都市レベルの大きな町の方が何かと都合が良い。安宿も多ければ競争原理で価格が下がるし、買い物するにも圧倒的に面倒が少ない。シエスタのあるアルゼンチンなんかでは特にその影響は大きい。

 しかし疲れているのもまた事実。今日は無理せず距離減らし、半日休息というという体で行こうと思う。私がまだ小学生の頃は土曜が休みでなかったのだが、午前中のみで終了という所謂「半ドン」方式で微妙にこれが好きだった。

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 なんか余裕ある感じがさ

 10時半になってようやく出発かと思いきや、後輪がスローパンクしておった。荷物完全積載後に気づいた上に、キャンプ場のおばちゃんに「じゃあ出発するわ〜」と挨拶した後でバツが悪い。結局見えなくなった場所まで移動してからパンク修理始めるカッコつけ。

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 写真撮り忘れた

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 最初から登らせおるわ

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 高原のようでそうでもない1000m前後の標高

 同じ緯度のチリでは既に緑いっぱいの景色であったがアルゼンチンでは相変わらず砂漠。アンデス山脈が西から来る雲をせき止めてしまい、山脈の東側では雨が降らず砂漠化する・・・というのが私の考えなのだがどうだろう?

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 んなこと考えながら走ってた

 日中の1番暑い時間帯のみを走るという頭悪い走行だが、それでも隣町までの距離なので楽勝ではあった。ちなみに隣町までが約35kmとアルゼンチン西部にしては非常に近しい距離である。

 それに暑いといっても既に緯度は東京よりも高い場所。シエスタ制度は日中の暑さを避けるために作られたらしいが、この程度で日中休んでたらエルサルバドルを代表とする中米の人間に笑われてしまうぞ。

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 あっさりブタ ランキルの町に到着

 とりあえず街中探索してテント張れるキャンプ場らしき場所も発見し、適当にネット出来そうな場所を探してみる。時間帯的にはシエスタ休暇真っ最中なのだが、こうした場合でもガソリンスタンドや観光客向けのカフェ等は営業していることがままあり、なんだかんだこれまでもこうしたお店でネット使えた。

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 今回はアイス兼パン屋で

 18時を目安に切り上げて、先のキャンプ場っぽい場所にて夕食とする。このキャンプ場「っぽい」と書いたのは、アルゼンチンよくある市営の無料キャンプ場なのか、単なるBBQ設備等が整っているだけの広場なのか判別つかないため。

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 天然シャワーならある

 21時になって一気に雨雲やって来てガンガン雷鳴らしまくるのはチト怖い。こういう状況って木々に囲まれた場所と、原っぱみたいな遮蔽物が一切無い場所ではどちらが安全なのだろう。テント泊しないことが1番安全なのだろうけど。

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 シャワーの正しい使い方 

 2018年2月19日(月) 走行距離44km 累計74965km
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 アルゼンチン47日目 川沿い〜メンドーサから南南西に約450km バランカスの町

 ハエ対策のため珍しく日の出前から活動を始める私。といっても6時がまだ真っ暗なのがアルゼンチン・チリの日常であるため、別段早起きしているわけではない。むしろ自転車旅行的にはここ最近の起床が遅すぎる。

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 景観抜群で車両からも見えない好立地

 早起きしたもう1つの理由が手持ちの水がやや頼りない量であるため。基本的に水分消費量は気温に比例していくため、まだ気温の低い朝方にできるだけ距離を稼いでおきたい。どうにもならなくなったら濁った色した川の水でも飲むけどさ。

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 私は自分の体を常に心配してるので

 野営地こそハエが鬱陶しかったものの、昨日と比べて明らかに虫の数が減っている。もうこれだけでやる気5割増というか、全身に力がみなぎるようだ。一晩眠れば世界は変わる。

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 未舗装路は変わらない

 ちなみに出発早々上り坂なのだがこれはむしろファインプレイというか、最も体力が充実している状態で上り坂を迎えられる状況に持って行けた昨日の自分を褒めそやしたい。少なくとも昨日のラストにこんな坂出てきたら押してましたよ私。

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 今なら走って登れる

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 結構登ったな

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 そうそう、ここルート40だったわ 

 なお結構どころか500mを越す峠であった。しかも峠道へ入ると共に脇を流れていた川も遠ざかってしまい、いやコレ何か1つ間違ってればかなり困窮した状態に陥ってたかもしれない。そんな状況にならないよう色々工夫するのが旅行者の心得えではあるが。

 22km地点、ついにアスファルト!

 最悪町までずっと未舗装でもたどり着ける算段ではあったが、早く楽して到着することには何の問題もない。むしろ予期せぬ未舗装路こそが大問題だったのであり何の覚悟もなかった分、ペウエンチェ峠よりよっぽど大変だったぞこの70km。

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 上り坂も何のその

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 こういう湖って枯れたりしないんかな?

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 小さな集落の公園でお昼休憩

 こんな推定人口100人程度の村でも公園があり水道あるのがアルゼンチン。そりゃあ「ある」ゼンチンなんだから・・・とか書こうか一瞬悩んだけど書いてもうた。まぁいっか。

 16時前にはバランカスの町へとたどり着き、日曜ではあったが何とか商店で食材購入することもできた。明らかにボッタクリ値段だったけど他に開いてるお店もないので仕方ない。コーラで500円くれてやるわ。

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 サンダル修繕したり 

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 3リットルでしたが

 夜中になってから台風かと思うほどの強烈な風。毎日こんな強風吹くのか聞いてみたら「いやいやそんなこと無いわよ」との答えであり、こんな環境下で野宿にならず本当に良かった。テントの中は砂でジャリジャリだけれども。

 2018年2月18日(日) 走行距離64km 累計74921km
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 アルゼンチン46日目 ラス ロイカスの町〜メンドーサから南南西に410km地点 川沿い

 サイクリストが語る「良い道」というのは多様かもしれないが、とりあえず共通してる点として「景色が良い」ことと「交通量が少ない」ことが挙げられると思う。坂道の多い少ないとかは割と人による。

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 キャンプ場だとテーブルあるのが嬉しいね

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 出発して30分くらいはやや寒いほどだった

 そうした前提を鑑みればアルゼンチン西部の道はほとんど「良い道」に該当するのであり、私としても電線の1つも出てこないアスファルトのみが地平まで続くこの道が大好きだ。こういう道をツマラナイというような輩は交通渋滞してる大都会でも走ってれば良いと思う。

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 昨日の下りがまだ続く

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 三叉路の町に到着

 町と言ってもささやかな商店とキャンプ場兼ホステルがあるくらいの小さな集落。隣を流れてた川の水が濁った色になってしまったので、ここで食材と一緒に水分も補給して再び走り出す。今日の町はこれで終了である。

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 あとはまぁ、コレが続く

 追い風というのもあってウキウキ気分で走ってたのだが、何故だかやたらと道路工事が多い。それも新しくアスファルトを敷いてる工事なのであり、こういうパターンは得てして碌でもない結果となることが多いのだが。

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 やっぱり未舗装路になったー

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 ドライバーの方から頂く

 それもかなり路面状況の悪い道である。前半25km/hくらいの速度で走ってたのがここに来て3割にまで減速したぞ。3割減じゃなくて、元の3割になったですよ。

 遅いだけならまだしもこの地域にはやたらとハエに混じってアブが飛び交っている。こいつらが自転車走行通でもお構いなしに刺しまくってくるのであり、その痛みと痒さは蚊の比じゃないほど強烈だ。しかもパンパンに腫れ上がるし。

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 こんなハズでは・・・ 

 昨日もアブには困らされたが、それでも刺されたのは左手の甲1ヶ所のみ。今日はといえば両手両足計6ヶ所に刺され、ダートだからと力を入れると痛みが走るレベルの酷い有様。

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 久しぶりに押して進んだりもした

 もう今日は辞めちまいたいところだが、この道の状態を鑑みると明日到着予定の町へ出来る限り距離を削っておきたい。というか暑くて太陽が出てる下でテント張りたくない。でもテント内以外はハエとアブの巣窟だしなぁ・・・

 といった気持ちでうだうだと走り続けて120km。すでに完全な茶色となった川沿いにて走行終了し、熱っぽい体を冷ますべく川の中にダイブ。流石に虫は水の中まで追ってこれまい。

 とはいえ全身痛痒いし、夕食を作る元気もないでござる。仕方ないのでお昼に買ったトマト丸かじりしてそのまま横になるのであった。ところで私が思う良い道には、是非とも「虫がいない」という項目を付け加えておきたい。

 2018年2月17日(土) 走行距離122km 累計74857km
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 チリ27日目&アルゼンチン45日目 空き地〜メンドーサから南南西に約360km ラス ロイカスの町

 今回向かっている峠の名前はペウエンチェ。南米もここまで南下するとアンデス山脈も徐々に小さくなってくるようで、ペウエンチェ峠の標高も2420mとこれまで走ってきた峠と比較するとずいぶん低くなったと感じさせる。

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 まだ1050mだけど今日には登頂するかな

 当たり前のように4000m超えの道を走っていたのが嘘のようであり、しかし私にまとわりついてくるアブが否応なく低地であることを突きつけてくる。

 ちなみにハエは4000mどころか5000mでも姿を表す一方で、ウザい以上の実害がない生き物ではあるが、アブに関しては特に南米の奴らは凶悪で、数は多いしガンガンまとわりついてくる上に、刺されるとその箇所が腫れ上がり痛痒さが1日以上も持続する・・・という厄介極まりない害虫である。こいつがいないだけでも標高高い場所は有難かった。

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 2000mとかじゃ普通に出てくる

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 こんな場所に工場作らんでもと思うけど

 むしろこんな場所だから工場作るのであろうか?ともかくここを起点としてそれまで緩やかに登っていた坂の斜度が急激に厳しいそれへと変化する。

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 ここからが本番ってことか

 キツいし暑いが頑張り続ければギリギリ自転車に乗って走り続けることが可能なレベル。要するに自転車に乗ってて1番キツい状態ということでもある。

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 ときどき休みを入れつつ

 あっという間にボトルの水を飲み干して、そこら辺の湧き水で喉を潤しながら登ってく。なんだかんだ南米に入ってからほとんど水を買った記憶がないのだが、特にチリなんてそこら中に飲める水道水があったし田舎ではこうして湧き水豊富に流れている。飲み物にお金払うのはビールとワインで十分だ。

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 イミグレ到着の時点で12時半

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 青色の強い湖でようやくお昼休憩とす

 この湖が割と看板で宣伝されてたりと観光ポイントらしいのだが、イミグレーションの向こう側から出てくるワケで。湖だけ観光してチリ側に戻る人はどうすればいのか気になるのだけど。アルゼンチン行かない人に見せる価値はないってか?

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 堪能しておこう

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 ラストダンジョンっぽい山へ一直線

 イミグレーションで一旦落ち着いた坂道は、湖の終わりと同時に再び猛烈な斜度で襲いかかる。しかも一旦200mの大下りをさせてからの登り返しときたもんだ。すでに前半戦で疲れ切ってる足にこの坂道はこたえるわ。

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 国境到着したの16時だったし

 フラフラの状態ではあったが下り坂になればあとは一気。38km先のアルゼンチン側イミグレまで1時間かからずに到着する爆走だった。今回は路面も全てアスファルトだったので楽勝・・・ではなかったけど、まぁいい感じに走れましたよ。

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 ご褒美ダウンヒル

 下り途中に何台かの車両に抜かれたのだが、イミグレーションに到着したらそうした車に乗ってた人たちが一斉に拍手喝采送ってきて無茶苦茶恥ずかしかった。もちろん嬉しくもあるけどさ、その100倍くらい恥ずかしいぞコレ。

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 今回は両方とも待ち時間なし

 イミグレーションの隣が無料のキャンプ場という完璧すぎる立地。申し訳程度にホステル兼商店がもう1つあるくらいの何もない町ではあるが、シャワー浴びれたし充電できたし全く文句はないね。

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 ただしビールが高すぎる

 また暫くしたら峠を越えてチリへと行くつもりなのであり、次は標高高くて風光明媚でありつつも斜度の緩やかな坂道を登って頂上まで辿り着ける・・・そんな峠を所望します。

 2018年2月16日(金) 走行距離91km 累計74735km
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 チリ26日目 サン クレメンテの町〜サンティアゴから南に268km地点 空き地

 サンティアゴでマットを新しく新調したのだが、ウレタンマットって買い換えた時の違いが猛烈に感じられるアイテムなのだと実感する。特に夜中は冷えるここいらの気候でも、マットがしっかりしてると寝袋いらずなほどに暖かい。つまり夏場は地獄なわけだけど、その頃にはまた使いすぎでヘタっているでしょうよ。

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 ガソスタ裏は空き地じゃなくて駐車場だったみたい

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 こういう木漏れ日の景色大好き

 サン クレメンテの町から東は地図で確認する限り、アルゼンチン領まで町が存在しない。付け加えるとアルゼンチンに入っても数日走らなければスーパーのあるような町はない。

 ということで大量の食材をリアボックスに詰め、明らかにバランスの悪い自転車走らせる。チリに入ってからほぼ毎日スーパー寄れてたので、こうして食料積み込むのは久しぶりだ。

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 国境の峠まで126kmか

 しかし縦に細長いイメージのチリだけど、東西の長さも200km近くあるワケだ。南北4000kmとかあるから勘違いしそうになるけども、東西に移動しようとすれば確実にアンデスにぶち当たる関係もあって、そんな簡単に国境までたどり着けるワケではないようです。地味に日本の約2倍の面積を誇っているし、日本だって本州縦断は300kmいかない距離だし。

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 海岸線ばかりが発展してるからかな

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 内陸部は牧歌的な風景

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 何か果物っぽいと思ったら

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 クワの実でした

 現地の人から「チリは東西の交通量は多いけど、南北に移動する車の数は少ないよ」とか言われていたのだが、決してそんなことはないでござる。

 まぁこれ以上進んでも人が住んでる集落もほとんどないからだろうが、遠くからエンジン音が近づくことで車両の接近を知ることができるほど車が少ない環境は5号線ではお目にかかることができません。

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 良い場所でキャンプしてるわ

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 車はいない

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 馬はいる

 緩やかに登っていた道だが、本日も後半戦となったところで本格的な坂道に。そうはいってもまだ標高1000m前後なので登らされると大汗かきながらのクライムになってしまい大変だ。商店がなくなってしまうタイミングでキツくなるとか理にかなっているけど勘弁してほしい。

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 落石注意どころじゃないぞコレ

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 この水だが、レモン水みたいな味なのだが大丈夫か?

 橋を超えたところでキャンプに適した大きな空き地があるため終了とする。川が近いと調理が気楽だし体を洗うこともできるしと良いことづくめなので。まだ標高1000mちょっとなので氷水みたいな温度じゃないしさ。

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 他に遊びに来てたドライバーが数組

 完全に町から離れた夜は良いもんですよ、星がよく見えるし静かだし。これで周囲に虫が大量にいなければ最高なんだけど・・・とか思ってしまう私は夏にキャンプするの向いてないタイプなのかもしらん。

 2018年2月15日(木) 走行距離93km 累計74644km
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 チリ25日目 テノの町〜サンティアゴから南南西に約250km サン クレメンテの町

 やっぱりテントと家屋では寝心地が違うと感じるのは朝方の冷え込みを感じないところ。日中クソみたいに暑くなるクセに、夜中は本当寒くなるチリ中央部。いいから1日中涼しい気候になりやがってください。

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 快適そのもの

 8時に開店準備でシャッター開けるのを見る傍ら私は朝ごはん。普通に食べたのだけれども「コレ食べてみろよ」と色々プレゼントされたので、お断りするなんて礼儀知らずなことできずバクバク食べまくる私は良い奴だな。

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 お世話になりました

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 久しぶりに出発が名残惜しい気持ち

 出発したては曇り空で「今日は涼しい中の走行できるかな?」とか期待したが、ものの5分で気持ち良い快晴の空へと変わる。いつも通りっちゃそうなのだが、それなら余計な期待を持たせず普通に晴れてて下さいよ。

 そんなことを思いはするが、それでもサンティアゴに比べたら随分凌ぎやすい気温になってきた気もする。たかだか3日の距離ではあるが、東京から200kmも北に進めば東北地方に突入するのだし。ゆっくりだけど意外と速いぞ自転車は。

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 リャマとかビクーニャとかいるのん?

 12時前の時点でレストエリアが出てきて少々速いが昼食休憩とするかで悩む。日が沈むのが遅いチリは、必然的に太陽が昇ってくる時間も遅く、7時でようやく空が明るくなり始める。

 今日はまだしもテント泊では時計よりも自然現象に従って起床するため、チリでの朝はいつも遅い。そうすると朝食も出発も後にずれ込むわけでして、お昼ご飯をこのタイミングで摂るのはちょっと早急かとも考えてしまうのだ。

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 まぁ食べたけど

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 隣のドライバーさんからくるみやフルーツ頂く

 ちなみに「お昼に食べなよ」と出発前にパンやらチーズやらたくさん食料頂いてしまった私だが、お昼にも色々頂きあまつさえ大量のフルーツまで貰ってしまい。昼食済まして食材が増えるってどういうことなのよ?

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 恵まれてるってことだよね

 80kmちょっとのタルカという町から東へ進路を変更し、再び山岳地帯へと向かう。このまま直進して南下する方がはるかに速く進めるのだが、そろそろアンデスの山が恋しくなってきたので。

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 そのうち戻ってくるよ

 山岳地帯に突入する手前最後の町となるサン クレメンテの町で本日終了とし、とりあえず食材を買い揃えて準備である。

 こんな感じで次の町まであと○日予定だから、何回分の食材と予備食を用意して・・・とか考えながら買い物するのは割と楽しい。この町のスーパーがやたら値段安かったこともあり、思わず勢いで大量に買ってしまったのも仕方無かろうて。

 自転車に積載しきれず両手に食い込むビニール袋を運んでガソスタへ。ちゃんと最初にテント張らせてもらう許可取り付けてから食材持ってくる私は賢いというのか何というべきか。

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 しばらくビールとお別れなのが辛いところ

 2018年2月14日(水) 走行距離104km 累計74551km
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 チリ24日目 ガソリンスタンド〜サンティアゴから南南西に約170km テノの町

 夜はかなり冷え込むと思ったら、ファソスタにあるウェザーニュースで気温15度まで下がっていたようで。日中の最高気温が34度とか表示されてるのにどれだけ温度変わるんだよ。Tシャツ1枚からTシャツ1枚まで幅広くウェアの着用が求められる。

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 この時はまだ寒かった

 出発時には汗ばむほどの暑さとなり、とにかく自転車で走り始めることに。走ってさえいれば風を受ける関係で炎天下に作業してるよりよっぽど涼しい。

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 フル積載の自転車でも

 南北に長いチリという国だが、こうして北部地域から南下していると周囲の緑がどんどん色濃くなっていくのが分かる。というか最初は緑も何も砂漠地帯で茶色の世界だったのが、こうしてたくさんの木々が現れてゆっくりと風景が変化していくのを楽しめるのは面白いな。このまま南下して最後は雪景色だったらシャレが効いてるとは思うけど。

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 それは勘弁してほしいかな

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 ぶどう畑っぽくない気がするけど何なのかは分からない

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 コペックでもシェルでもないガソスタでお昼休憩

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 信用しちゃ駄目な顔してる

 サンティアゴは地味に標高500mを超える場所にある町で、南下しつつも少しずつ海沿いへと近づいてる関係か、緩やかな下り坂が続く道。高度計を確認してないと標高下がったか判断できないくらいの斜度だけど、そんな坂でもスピードは乗るしペースも上がるものでして。

 こういう時ってのは自分の力が上がったかのような錯覚に捕らわれてすげぇ楽しいワケですが、目の前の側道に大型バスが停車されてたりすると困り者。スピード落として道路本線に入らなくちゃいけないからさ。

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 とか思ってたらバス様から大量の食料を頂いてしまう

 長距離バスにおける車内食の余りなのかも知れないが、わざわざ停車して渡してくれるなんて本当ありがたい。ただ12箱とか貰っても、どうやって持ち運べば良いのか嬉しい悩みが。

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 無理矢理取り付けた

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 次のガソスタで整理作業したり

 昨日のパンク祭りで予備チューブ使い切ってしまったので、ちょっと高速から離れたテノの町にて食材補充のついでに自転車ショップを覗いてみる。

 そしたら店長がやたら親切な人で、気づいた時にはお店の寝室で一晩お世話になることとなっていた。ちょっと何言ってんのか分からないというか、チリ人の親切さが凄すぎて私も何が何だかよく分からない。

 とりあえず私が言えることは、チリという国とこの国に住む人たちのことが大好きだということ。そう思わせてくれる人たちに感謝である。

 2018年2月12日(月) 走行距離115km 累計74447km
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 私が空気入れに求める要素として「足で押さえられる」という点がある。自転車旅行という性質上、携帯ポンプで小型であることも基準となっているのだが、この小型という要素は空気入れとしての性能差をモロに受けるのが悩みどころ。

 特に海外で空気入れを探すとハンドポンプ、いわゆるスポーツタイプのバイクに付ける小型緊急用のタイプが主流となっており、メーターとかそういう余計な部品は極力減らしている物ばかり。簡単に言えば商品の使用用途に広がりがない。

 一応先進的なショップに行けば全ての機能を兼ね備えた小型ポンプも販売してたのだが、平気で10倍近い値段を出されると引いてしまいます私。たかがポンプに諭吉が登場する方程式は存在しない。チリに諭吉はいないけど。

 そんな中で価格お手頃の取り扱いがあったポンプがこの「エアスピードマックス」であった。メーター付いてないとか細かいことは気にすんな!

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 ちゃんと米・英式両方に対応するお利口ポンプは足で固定し使える私好みの型

 とはいえポンプなんて出番ない方が良いに決まっているのだが、購入早々連続パンクで大活躍しまくっている。とりあえず壊れないで長い付き合いになることを祈るばかりだ。 

<世界半周終了時感想>
 空気圧ゲージがないので勘で空気を入れている。タイヤが硬くなったらOKとか言うけどさ、マラソンプラス自体が固いタイヤなので、指で押しても分かりづらいんだよコレが。
 
 海外で性能の良い携帯ポンプというジャンルはニッチであり、1万円くらいする高級ポンプを買いたくないのであればコイツ位が値段と性能に釣り合ってる品ではないかと思ってる。 

<最終評価>
 トルコで壊れて別の商品に買い替え
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 サンティアゴで色々道具購入したので

使用道具一覧(全体)で幾つかの道具の情報を更新
使用道具一覧(現在)も一応更新

 更新してるけど一気作業なのでリンク外れとか色々不具合があるやもしれない。こういう作業は暇で仕方ない宿とかでやるべきだとは思うのだが、そういう時ってやる気が出なくて作業せず。
 そんで忙しい最中に限って作業し始めるんだよね。テスト勉強の頃から全く成長していない。

  
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