アルゼンチン73日目 トルウィンの町〜ウシュアイアから北東に16km地点 謎のキャンプ地跡
寒い地域特有の家屋全体に暖房が効いているおかげで暖かかく眠れた夜。現道には地下室の倉庫を使わせて貰っており、そこには暖気がなかなか降りてこないのでやや冷える環境なのだが。比較対象がテント泊なので。
起き抜けには雨がパラついてたこともあるし、今日はそれほど急ぎでもない。というか普通に出発すれば本日中にウシュアイアへと到着することは難しくないのだが、この町ってパタゴニアでも特筆するほど宿泊費用が高いみたいで。
滞在費用を抑えるべく、町の手前で野営して翌日にウシュアイアinという割と自転車旅行者が行うポピュラーな作戦で対応することにした。ネットが使えると色々情報収集できるため、こういう小賢しい行いが増える。
それまでのパタゴニアと違い山あいの道に加えて木々の生い茂る景色である。こうした環境だと今日も吹きまくっている風もほとんど影響ないのであり、どうしてもっと木々を植えなかったのだと思ってしまう。あの無駄に広大な土地も有効活用できたんじゃなかろうか?
アルゼンチンにはバス停だとか気の利いた休憩できる建築物は少ないけれど、こうした宗教関係の物は道端でも本当よく見かける。このフエゴ島では定期的に道路に星マークが描かれ、その脇に小さな祠だとかが設置されてることが多い。
恐らくそのポイントで轢かれた犠牲者の追悼碑で、こんな直線的な道で車両事故など少ないだろうと鑑みると、彼らの多くはサイクリストだったのではないかと想像する。ちょっと風に煽られてフラついたところに後方から時速100kmとかでぶっ飛ばしてきた車が跳ねてしまう。この地では容易に想像出来る話だ。
何でかキッカリ10kmだけ雨雲が広がってるポイントがあり、上手いこと集落があったからやり過ごすことができたのだけども。この時点で僅かばかり残っていた「今日中にウシュアイア到着」の目が完全に潰える。
峠を下ってしまえばウシュアイアまでほぼ直線の30kmを残すのみ。どこかこの周辺でテント張れそうな場所はないかと左右を伺って走っていると、森の中に面白そうな木組みを発見する。
人が住んでる気配はないし、これ絶対面白そうなヤツだ!とずんずん入っていくと出てきたのは謎のキャンプ地跡。
このとき思い浮かんだのは、カナダのユーコン川でインディアンの人たちが鮭漁をする短期間だけ活用するフィッシュキャンプであった。正否はともかくアメリカ大陸の最南端で、最北端でのキャンプ地を思い出すことになろうとは。
そうすると明日はアメリカ大陸縦断の節目となる記念すべき日なワケだ。よっしゃビール飲もう!
2018年4月23日(月) 走行距離89km 累計78618km



















































































































