ボリビア114日目 リベラルタの町~ラパスから北北東に約700km グアヤラメリンの町
それではボリビアもラストラン。思い起こすとキツいか暑いか酷いかという道ばかりだった気がするボリビアだが、それは私が主要道路でないルートを走ることが多かったからであり、半分くらいしかボリビア悪くないとは思ってる。
しかしリベラルタから国境までは近年道路工事をした関係で完全アスファルトになっているとのこと。これは嬉しい誤算であり、それなら今日中に国境の町であるグアヤラメリンに到着できるのは間違いなかろう。
ちなみにこの国道8号線は本当に多くの区間で道路工事がなされていたのだが、これは中国の会社によって実施されている。聞いたところでは中国が無償で道路工事をしているのだそうで「凄いじゃん中国!」とか思ったりしたのだが、あの国がそんな無償で援助するワケないんだよね。・・・と既に決めつけてるワケですが。
ボリビアの地下に埋まっている莫大な地下資源というのは有名な話で、リチウムを始めとする様々な希少鉱物がボリビアにはわんさと眠っているらしい。それで中国は道路の工事と引き換えに、これらの鉱物の権利を頂くのだとか何とかそういう話を聞いて、まぁやっぱり中国ってそういう国だよね。
私個人としては走りやすい道であることが至上なので何の文句もないけれど「ボリビア的には大丈夫なの?」とか余計な心配してしまう。偉い人たちがちゃんと考えて国の利益になると判断した上で承諾したのならそれで良いのだろうけれど、あんまり何も考えてないような気もするんだよなボリビアだし。
12時過ぎに50km強の地点にあるヤタの町でお昼休憩。あんまり順調に走れてるのでむしろ不安になるというのはどうなのよ?別にボリビアそこまで散々な道ばかりじゃなかったハズなのに。
なお本日ここ以外に道中町はなかった
日差しが強くて暑いことは間違いなのだけれど、ほとんどアップダウンも出てこず負荷の少ない道であるため高速巡航が可能。すると必然的に風を受けることとなるため、それほど暑さを感じることがなくなるという好循環が生まれる。
特に問題もなく15時にはグアヤラメリンの町へと到着。町が縦に長くて安宿あるエリアが分かりにくかったのと、ボリビア最後の町だし!という勢いと相まってパルケ脇のやや高めの宿に泊まってやることにした。といっても1泊70ボリ(約1120円)程度だけど。
夕食済まして宿に戻り、一息ついたところでスマホのケーブルを忘れてきたことに気づく。パラグアイで購入したこのXperiaはどうやら新型のようで、USBコードのCタイプなんだよね。そのタイプの予備コードは持ってないのだが。
しゃあないので明日ケーブル探しでグアヤラメリン1日滞在かな。残ったボリビアのお金をここで使いきれということなのだと思いつつ。
2019年2月20日(水) 走行距離93km 累計88779km