ブルガリア4日目 ヴェリコ タルノヴォの町〜ソフィアから東北東に113km地点 農地
同室の台湾人が朝早いタイプで2日続けて私より先に起きて活動していた。休息日はともかくとして、走行日で私より先に目を覚まして活動してるバックパッカーというのは珍しい。
山の斜面に作られた町だから脱出するのに苦労するんだろうな・・・とか思っていたが、やっぱり大変だった。でも私が想像していたような町中でアップダウンを繰り返すのではなく、町を抜ける最後の道で一気に登らされたスタイルだったが。
郊外に出てからも小規模なアップダウンは繰り返し出てくる楽させてはくれない道。というかこの道は山の中腹に道路を設営しているのが細かな上り下り繰り返させる原因になっているかと思われる。
通常山間部というのは谷底に道路を作るのが一般的で、場合によっては景色の良さなどの観点からか尾根伝いに道路を伸ばす場合もある。しかし何故山の中腹という中途半端な場所に道路伸ばすのだブルガリアよ。どう考えても無駄が多いと思うですよ私は。
天気も良くて気持ちの良い道である。ちょっと気合い入れて13時半まで走りまくり、出てきたガソスタにて休憩取ることにしたのだが。ここのネットで先のルートを調べてみたら、どう転んでもスーパーどころか商店の1つも出てこない場所であることが判明する。
調子に乗ってスルーした7〜8km手前の町が今日中にたどり着ける最後の町だったようで、さぁ買い物するために往復15kmの無駄道走るかどうするべきか。
別に非常食で1日食い繋ぐことはワケないけども、やっぱりちゃんとした肉とビールが食べたいのです私。それとソフィアまでの距離がヴェリコ タルノヴォから約250kmとかで、2日じゃ厳しいけど3日なら余裕で到着できるという絶妙な位置であったことも大きい。
同じ道をえっちらおっちら走って戻り、件のガソスタまで戻ってようやく先へ住めるぞい。幸いだったというかこのガソスタから100m以上を登る丘が2連発で登場したのであり、これを登ってたらもう引き返すという発想はなかったと思う。
100km強のポイントにあった湖を本日の終了ポイントにしようと思ってたのだが、そこは釣り堀として利用されてる場所らしく廃車となった車両やバラック状態の小屋が並んでいた。
別に人はいないのだが、こうした場所でテント張るのは無用なトラブルを引き起こす可能性もあるため行水だけして退散する。汗さえ流せれば何処だってテントは張れるですよ。
周囲が農地ばかりで姿を隠せる遮蔽物が見つからず。そうこうしてるうちに陽が沈んできてしまい、仕方なく農地の1番奥まった立木の脇にて走行終了とした。一応道路からは見えない場所だし大丈夫だろ。
夕食後に日記書いた後にブログ文章手をつけるのがルーチンワークなのだが、テント設営場所探し回って疲れてたのかPCを起動することもなくあっという間に寝落ちしてた私。なおこうした場合は翌日に2日分まとめてブログ文章書くこととなり、ちょっとだけ面倒臭い。
2019年10月23日(水) 走行距離112km 累計102900km