自転車ときどき世界1周

2022年09月


 スペイン3日目 セグレ川沿い〜マドリードから東北東に320km地点 エブロ川沿い

 灼熱だとか情熱という言葉が頭に思い浮かぶスペインであるが、流石に9月も後半の夜は肌寒い。ヨーロッパ走るにおいて、多くの人が「スペインは真夏に走ると危ないぞ」と忠告してくれたのだが、そう考えると9月こそがスペイン自転車旅行のベストシーズンなのかもしれない。

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 ブエルタ・ア・エスパニョーロも9月開催だし

 嬉しいのが太陽上がると「寒い」というより「日差しが心地良い」という感触に変わること。気温こそ昼時には30度近くまで上昇するが、湿度の低さも相まって自転車で走るには最高のコンディションだと思う。

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 最高の気分でレリダの町へ

 スペイン最初の大都市であるが、別にそんな大きな町へと寄り道したくはない。手持ちの現金が尽きたのが1つ、コーヒー豆が無くなりそうで補充したいのが1つ。この2点によりレリダでのタスクが発生したといえる。

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 上の建物は古城で良いんだよね?

 先進国でATM見つけるのは大した苦労も無かったが、コーヒー豆に関しては難航を極める。ドイツやフランスと違ってスペインのカフェは夜のバーが主体なのか、コーヒー豆を扱ってるような専門のお店が全然ないんだこれが。

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 やたら色んなお店があるクセに

 1時間以上かけてようやくコーヒー豆専門店を見つけ出し、私としてもようやく一息つけたという気持ち。

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 今回の豆はどんな味か楽しみ

 既にお昼も近いのだが、とにかくレリダの町を脱出してから先のことは考えたい。大都市ってのはなんか気疲れしてしまうからさ、茶壺さん的には中規模以下の町をお願いしたいのです。

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 そんな町だとフルーツだって貰えちゃう

 やや南西に向けて進路を取ったのはセグレ川の近くを走ればアップダウンも少なく気持ちの良い道をを走れるのでは?と思ったから。これはある意味正しくて、この川沿いに到着するまではフラットな道だった。

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 でも川沿いのサイクリングロードなんか無いんだな〜

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 そりゃあ釣りポイントも賑わうだろうて 

 ということで規模の大きな川あるあるのダム施設が出てくるパターンに。こうすると道路は川沿いから離れてしまうのが常で、おいおいこの一帯はひたすら山々が連なるポイントなんだけどなぁ。

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 ちくしょう上り坂だよ

 割とマイナー道路だからか交通量がほとんどないのが救い。私1人でノタノタ走っても全然気にならないだけでも有り難いと思うべきか。シエスタで誰も運転したがらないのかもしれん。

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 これ7月とかだったら地獄だろうな

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 40kmアップダウンばかりで補給ポイントほぼ無しだったし

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 ポルトガル→アルプス

 そういえば久しぶりに他の自転車旅行者と話して写真撮ったけど、西欧は自転車旅行者無数にいたからさ。一々すれ違った程度で話たりしないというだけ。だってドイツとか下手すりゃ1日50組くらい自転車旅行者とすれ違うんだぜ。多分この夏における日本走った自転車旅行者総数より多くのフルパッキンサイクリスト見てるぞ私は。

 小高い丘の上に位置するカスペの町で食材補給。物価下がった関係で、スーパーにおける食材選択肢が増えて買い物が楽しいぞ。ビールだって1€以下で色々好きなのが選べる喜び。

 そのままエブロ川の河川敷へと移動してテント設営し本日終了。ずいぶん広大な敷地の河川敷だなぁ・・・とか思ってたけど、ヤギとか羊を放牧させてるとは思わなんだ。久しぶりに牧羊犬が働いてる姿を見れてなんか得した気分。

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 ってことは明日朝またここを通るのかな?

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 ビール1リットル瓶が売られてたので、つい

 テントから見えるカスペの夜景と星空が綺麗な夜である。

 2022年9月21日(水) 走行距離99km  累計117404km
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 スペイン2日目 オルガニャの町〜マドリードから東北東に391km地点 セグレ川沿い

 当初予定では9月の頭くらいにスペイン入国して、この国ゆっくり色々回ってみようとか思い描いていた。それが何を間違ったのか、もう9月も残り10日しかないでござる。これはスペイン激走の予感。

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 どうしてこうなった

 予定がどんどん遅延するのは長期旅行あるあるなのだけど、ヨーロッパの場合は滞在期限が定められているためそんな呑気なこと言ってられないのが問題で。南米みたいに気付いたら2年近く経過していた・・・とかそういう旅行は出来ません。

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 南米ものんびりしてた記憶は無いんだけど

 ピレネー主要山岳地帯は抜けたと思われるが、それでもまだ600mと高尾山を越える標高を誇る場所に位置している。必然ダウンヒルがメインの走行となるので走る分には楽ができて大変よろしい。

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 景色も良いし

 しかし山々が連なる地域から抜けていくというのは下り坂のみでは成り立たない。いや個人的には川沿いに道作れば「海までずっと下り坂」が実現できると思うのだけど、現実には山岳地帯を抜けるために登り返しの道もある。

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 登ったり下ったりしつつ

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 ジャンプの記録で「レコード」か?

 40kmほど走った小さな町で一休憩とし、このタイミングで昨日アンドラで購入した新しいチェーンに交換作業をしてしまう。少なくともヨーロッパでは2000kmくらいを目安にチェーンは交換していこうと思っているので。

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 そういや交換した写真も撮ってねーな

 というかこの辺から気温も30度に迫る暑さとなり、周囲の地形も土と草木が生えない小さな山が連なる「暑い国あるある」の景色へと変わっていった。やっぱりスペイン語の国だと景色はメキシコみたいな風景となるのが定めなのか?

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 小規模なアップダウンが続く

 ようやく出てきたカレフールのスーパーに入って一息着いたけどさ、カレフールってフランス系のスーパーなんだよね。どうせスペインに入ったのならスペインのお店なり商店で補給したいというのが本音なんだけど。

 ちなみにフランスではLidlとかAldiといった、ドイツ系のスーパーはほとんど利用しなかった茶壺さん。フランスではSuperUってのが1番お気に入りでした。

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 各国のスーパーばっかり詳しくなる自転車旅行

 レリダという大きな町の手前で本日終了しようと周囲確認しながら走っていたが、上手いこと川沿いへと延びる道があり人気の無いポイントで終了することができた。やたら蚊と小さな羽虫が多くてうんざりだけど、こういう時のための蚊取り線香ですよやってやるです。

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 物価も下がって肉が美味い

 手持ちの現金が底を着いたので明日にでもATMでお金降ろさなくてはなのだが。残りの滞在日数を換算して幾らほどのキャッシュが必要だろうか?なお再出発から今までに降ろした現金はジャスト1000€である。

 2022年9月20日(火) 走行距離100km  累計117305km
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 フランス35日目&アンドラ・スペイン1日目 レストエリア〜マドリードから東北東に約470km オルガニャの町

 流石に標高1200mを越えると冷え込みがキツい。しかも山の谷間に位置してる場所なので朝になっても日が当たらず水底気温は5度前後か。さしもの私も出発時に上着を着て走り出したのであり、再出発してから初の上着着て走行だな。

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 すぐ暑くなると思うけど

 昨日に引き続きピレネー山脈の上り坂である。最もピレネー山脈というのはフランス・スペイン国境に連なる広大な山々を指し示すので、ちゃんと峠の名称を言うならデンバリラ峠へのチャレンジ中というのが正しい。

 これはそのままアンドラ公国への突入ルートを示していて、私の妹なんか名前すら知らなかったヨーロッパの小国を巡るルートとなる。

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 ツールでもステージになった峠らしいですよ

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 なるほど絵になる景色だ

 つづら折れの坂道を登っていくが、それほど斜度がキツくないため無理のないヒルクライムだといえる。ヨーロッパの峠は割と洒落にならない斜度で自転車乗りを殺しに来る坂が多いため、こういう良心的な坂道は有難い限り。

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 1番キツい場所で7〜8%くらいかな

 ただしこの山は標高が違う。先般登ったモンヴァントゥは約1900mだったしシャモニーに通じる峠も1500mとかそんなモン。しかし今回は2400m超となかなかの高さを誇る峠でワクワクさせるじゃないですか。


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 お、イミグレーションが見えた

 そうなのだ。アンドラは西欧に位置しながらシェンゲン協定に加盟してない国のため、国境にイミグレーションが存在している。といっても入国審査は行わず、税関調査のみ実施しているとのことで、私もノーチェックで入国できたのだが。

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 アンドラ到着

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 すっげえ観光の町 

 国境の時点で2000mオーバーとはなかなか気合いの入った山岳國だと太鼓判を押したくなる。とりあえずこのパス・ダ・ラ・カサの町で一休みして、残りの400mアップと行こうじゃないか。

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 アンドラ入ってから自転車道が出来て安心

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 よくまぁこんな道上がってきたよ

 2400mちょいでようやく山頂到着だ。ピレネーを存分に楽しませてくれたと思うと私も心底感謝の気持ちなのであり、もう2度と体験したくねぇって感情とまた登りたいって気持ちとがせめぎ合っている。

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 お疲れ様でしたー

 まだアンドラ4kmしか走ってないけどここから先は消化試合みたいなもん。ひたすら下り坂を走り続けてピレネー山脈抜ける頃にはアンドラも脱出する算段である。

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 しかし良いよね山岳國って

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 何処を切り取っても絵になるし

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 でもここに住むのは大変だろうな

 小国によくあるパターンで、アンドラもまた国全体が免税の買い物天国の国。多摩市の約半分しか人口いない国の割にどおりで小さい町でもやたらとショッピングモールやデパートが多い訳だ。

 あんまり自転車旅行車には旨味のないことが多い免税国だが、ヨーロッパ諸国は消費税だけでも相当な数字を付けるためアンドラ公国の存在意義は大きい。私も自転車ショップで交換用のパーツを買おうと画策していたのだが。

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 何だよ営業してねーじゃん!

 そうだった。スペイン圏に入るということは悪名高いシエスタ制度が復活することを意味していたのだ。シエスタ=昼寝の示す通り、日中の暑くなる時間帯に営業休止するスペイン系列での制度。こいつのお陰でどんだけ中南米で苦労させられたことか。

 文句は幾らでも出てくるのだが仕方ないので国境の町まで移動し16時の営業再開と同時にチェーンとかチューブといった消耗品をあれこれ購入。まぁ1日の生活費分くらいは得したかなと思われる。

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 店員さんが親切だった

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 そんな感じでアンドラ終了

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 それではスペインよろしくお願いします

 スペイン入ってもまだ標高貯金が900mほど残っているので暫く楽できる計算。入国時点で17時
過ぎていたけれど、降り貴重の道というのもありガンガン距離走りまくり。結局19時前まで走ってもうた。

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 いやぁ良い景色のポイントが多かった

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 やっぱり山の谷間ってのは走り甲斐がある

 免税アンドラにてちゃっかりビールも大量購入しており今夜はビール三昧だ。ピレネーも超えてヨーロッパの主要山岳路もこれで走り納めともいえる。これは自分にご褒美ビールしなくては!

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 全部別の種類で6本買いました

 さていよいよスペインか。中南米で活躍したスペイン語だが、ちゃんと今でも使えるかな?すっかり忘れてやしないか、それが問題だ。

 2022年9月19日(月) 走行距離94km  累計117205km
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 フランス34日目 リュクロの町〜モンペリエから西南西に193km地点 レストエリア

 寝坊して7時半過ぎに目を覚ます。こうなったのも深夜3時にテントのすぐ近くを鶏が闊歩したりするからだ。昼間は何の気にもならない姿形のヤツだけど、夜中だと鶏でも息遣いが不気味で思わず気になってしまうのだ。

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 鳥のクセに夜に動き回るのか

 そんな感じで今日からピレネー山脈へ突撃。多分本格的なヒルクライムは明日だけど、山の奥地へと分け入っていくという意味でワクワクする走行はもう始まっている。

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 右に行くとラピュタ崩壊

 なんだかんだフランスの滞在も長くなったので、日曜日になっても慌てることはなくなった。ヨーロッパの多くで日曜休業してしまうスーパー等商店だが、フランスの場合は午前中に限り営業しているというのがデフォルト(正確には12字30分まで)だと分かっている。

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 なので午前中に買い物を済ませれば大丈夫

 ちゃんとその辺は計算しており30km弱走ったフォスの町がこの周辺を取りまとめる主要都市らしく。山々に囲まれた町ではあれど、丘の上にお城も聳え立っているし良い雰囲気である。

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 ちがうちがう、大事なのはスーパーだ

 守備よく営業終了直前に買い物を済ませて一安心。そんな綱渡りしなくとも数日分食材いっぺんに買い込めば良いのでは?とか思われる方がいるかもだが、冷蔵設備がないってのが1つ、そして食材ってのも「積み込んだ分だけ重くなる」ことを思うと極力減らして持ち運びたいのが人情。

 オーストラリアとかパタゴニアでアホみたいに食材運んでいたのは「仕方ない&坂道がない地形」というファクターが大きくて、超重量級の自転車であろうとも私だってなるべく荷重を減らしてヒルクライムしたいと思っている。

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 そろそろ本格的な上り坂が始まるしさ

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 ちょっとでも楽したい

 川沿いに南下するルートなのだが、まだ標高は1000mを下回る程度だし斜度もキツくなくて割と楽しげな走行が続く。ガッツリ上り坂になったらそれはそれで楽しいけどさ、それは別種の楽しみというか喜びというヤツなので。

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 何処までこんな気軽に写真撮ってられるかな

 結局本格的に登りだしたの16時を過ぎて1日も終盤になってから。となれば明日の負担を減らすため、なるたけ本日中に標高稼いでおきたいとも思うんだけどさ。ここらへんが難しいところだよね。

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 とりあえず水だけは補充しとこう

 17時半の時点で道路脇にレストエリアが出てきたので「もうここで良いか」と自転車止めてしもうた。後で冷静になってみると道路から丸見えのポイントなんだけど、こんなピレネーの奥地までやって来る輩が自転車なんぞ気にする筈もない!と自分を納得させた。まぁフランスだし大丈夫だろ。

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 アフリカだったら絶対ここじゃテント張らないって場所

 というか標高1200m近い山の中で結構冷え込むな。明日山の頂上までTシャツで走るべきか上着を切るべきか、果たしてそれが問題だ。

 2022年9月18日(日) 走行距離83km  累計117111km
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 フランス33日目 バルベラの町〜モンペリエから西南西に約170km リュクロの町

 シュラフは使わずインナーシュラフのみで寝ていたこの数日だが、いよいよ秋の気配が濃くなってきたのか肌寒い夜となってきた。ヨーロッパへ冬が到来する前に、私は南へ逃げたいと思います。

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 緯度的にも北海道北部くらいまで南下してきたし

 走り始めて間もなくカルカッソンヌという町に到着する。私は割とこの町を楽しみにしていたのであり、それというのもカルカッソンヌは城壁に囲まれた城塞都市だからである。こういう防御力が高そうな街ってワクワクするじゃん?

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 そんな感じで到着するが

 何処だよ城壁はよ!?と中心部までやってきて慄く茶壺さん。ようやくスマホ取り出し情報確認してみると、城塞都市となった場所は町の南東部に位置してるようで気付かずスルーしていた模様。しゃあないちょっと逆走になるけど行きますか。

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 何だろ、バルーンが流行っているのか?

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 そうそう、こういう景色を期待してたんだ私は

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 いざ突入 

 小高い丘の上に鎮座する城壁は、どんだけ敵の襲来を予想してたのか二重に囲われた鉄壁の要塞。現代ではそんな中で普通に観光地として土産物屋が軒を連ね、観光客がカメラ片手に撮影しまくってるのだから面白い。

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 特に入場料もいらないみたい

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 映画で見たことある人だ

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 ゲームで見たことある人だ

 こういう土地に住んでた人ってさ、さぞや生活が面倒というか制限を受ける日々だったのでないかと想像するのだが、それでも敵から攻め込まれにくい安心面の方が大きかったのか気になるな。町の外に出るにも一苦労だったろう。

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 眺めは良いんだけどなぁ

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 走り回ることすら大変だったと思うぞ

 面白くてついつい長居してもうたのであり、カルカッソンヌの町抜ける頃にはお昼になってしまった。町を抜ける直前にスーパーで昼食買い込んだので「次にベンチかテーブル見つけたら昼休憩にしよう」と先へ進む。

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 そして完全に農村地帯となる

 昨日に引き続き向かい風ビュービューだしなんかアップダウンも出てくるようになってしまい、とてもじゃないが落ち着いて昼休憩もできやしないぞ。結局三叉路の脇に出てきたフランス道祖神みたいなポイントで無理矢理昼食とする。

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 なんて言い方が正解なのかな?

 もうスペイン国境も間近に迫り、どのポイントで南下して国境を越えるか?というのが進路のポイント。西風と喧嘩するのは疲れたし、ここいらでもう南下してピレネー山脈目指しましょうか。

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 いやいや予定通りの走行です

 ミルポワの町で水と食材を補充するつもりだったが、土曜日のフェスティバルでも開催されるのか中心部に露天と遊園地みたいな施設が軒を連ねているではないか。射的の景品にPS5やMacのPCとかあったけど、アホな子供が騙されて挑戦するんだろうなぁ。

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 私はよく知ってるんだ

 食材買い込みそのまま10kmほど離れたリュクロの町まで走って川沿いにテント張り終了。この3日間は平野部走行だったけど、明日から再び山岳ステージ突入すると思うとワクワク吐き気がする。早いとこ山越えてスペイン突入したいと思ってます。

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 多分物価が安くなるから

 2022年9月17日(土) 走行距離81km  累計117028km
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 フランス32日目 橋の下〜モンペリエから西南西に約120km バルベラの町

 誰も来ないと踏んでいた場所だったのに、よりによって23時を過ぎてから飼い犬に水浴びさせに来た人がいてビックリした。多分向こうも相当びっくりしたと思うけど。

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 そういうことはときどきある

 そんなイベントあったためか普段より30分ほど早くに目が覚めた。西欧は夜が長いとしきりに歌っているが、そもそもタイムゾーンの区切り方が日本とは違うようで、この時期の6時とかまだ真っ暗なんだよね。

 そんな薄暗闇の中コーヒー飲んでると東の空が徐々に明るく色づいてくるワケで。気温の上昇と共に1日が始まるこの瞬間は、キャンプ泊における最上の瞬間かもしれない。

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 では出発

 どんなに気持ちが良い朝でも自転車走らせるのとでは別。素晴らしい気候が素晴らしい走行に繋がるとは限らないのが難しいところでさ。何なのよ今日の風の強さはよ。

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 北西方向からガンガン吹いております

 ひたすらブドウ畑の脇を走っているのだが、時期が良いのかブドウの甘酸っぱい匂いが鼻に来る。でも農場が近いからか動物の糞の匂いや路上の動物による轢死体での腐乱臭と交互に匂いが切り替わるため、なんかブドウの匂いに嫌なイメージ付きそうで困るんだけど。

 フランスが恐ろしいのは町を除くと基本的に地平線まで農地が続く国だという点。1度向かい風が吹こうものなら遮蔽物も出てこないままいつまでも風と喧嘩しての走行を余儀なくされる。雑に言えば「オーストラリア系」に属する国なのだ。

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 ベジエの町で情報収集するも

 今日1日風向きが変わる気配はないようで、もう私も覚悟を決めてギアを低速仕様に落として足に負担がかからない程度の無理のないペースで走ることにする。

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 ツーリングのツアーかな?

 昨日より10km/hほど遅い速度で走ってるのだが、むしろ今日の方がキツいという理不尽な。暑いし喉も渇くしでちょいちょい休憩挟んでいたのだが、周囲に何もない道の真ん中に突如現れた謎の休憩所。

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 お〜これは

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 噂に聞いてた貝殻のマーク

 これがスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラの町を目指して進む「巡礼の道」にある休憩ポイントか。この地に向けてキリスト教徒が徒歩や自転車で長い道のりを歩む、日本で言うところのお遍路みたいなルートがあるのだ。

 私もこのルート走ろうか迷っていたのだが、1つの決められたルートがあるワケじゃない点と今さら巡礼の道走った証明書なんぞ貰ったってそんな嬉しくない。それよか好きに自分でルートを選びたいし!・・・という気持ちから止めておこうと考えていたのだ。まさかこんな形で出会うとは。

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 ちょうどローマとの中間地点だったみたい

 巡礼はしないけど行水はしたいので終盤にちゃんと川沿いとなるよう狙って走る茶壺さん。走ってたいた道がオード川と並行したタイミングでメイン道路を離れ小さな川沿いの道に入る。何処でテントを貼ろうかな〜と探しつつの本日ラストランだ。

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 ラストから長いことも多い 

 怪しい獣道を見つけて突撃してみれば、正にテントを貼るためにある最高の河原へ到着できた。今日は1日向かい風だったけど、決して風向き悪い1日ではなかったのだ!ということで1つ。

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 お後がよろしいようで

 2022年9月16日(金) 走行距離93km  累計116947km
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 フランス30・31日目 ブスーズの町〜モンペリエから西南西に40km地点 橋の下

 休息日。予報と違って1時間に6ミリとかそんな猛烈な雨にはならず、午前中には雨も降り止んでいた。もう2泊分支払ったしゆっくりするけどさ、晴れてくるとテント内暑くて居られないんだよ!

 ネットしたり洗濯物洗ったり髪の毛切ったり小説読んだりして過ごし、結局キャンプ場の敷地外へ出ることはせず身体休めることに費やした1日。地味に再出発してから丸1日キャンプ場というのは今回が初。そして多分ヨーロッパ出るまでもう休息日は無いと思ってる。


 翌日。正直値段の割に設備イマイチだったなぁと思うキャンプ場だったが、毎回最高のキャンプ場を引けるわけじゃない。ネットが出来て水飲めてシャワー浴びれれば満足だくらいに思っていると、割と幸せにやっていけるヨーロッパ。

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 蟻と蚊が多いんだよねココ

 1日休んだ効果は思った以上にあるようで、何とまぁペダルが軽いこと。本当に同じロシナンテ号を動かしてるのか?と不安になってしまうレベルで快適な走行ができる驚き。

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 休むって大切なんだなぁ

 近くの大都市ニームの町には特に用がないので町の南部を回る形の道路に乗ってそのままスルーする形を取り、そのままモンペリエの町を目指して進む。

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 畑の中を走る 

 なお頭に毎回モンペリエの町から何kmと表記してるが、正直私はモンペリエの町を何にも知らないしあんまり興味もない。地中海に面したフランス第8位の都市で周辺の土地でブドウの栽培が盛ん・・・くらいのことは調べたけどさ。

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 とりあえず町に寄ってみようかな、くらいの気持ち

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  絵がちょっと日本っぽい 

 お昼休みを挟んで14時過ぎにはモンペリエ到着。それまでの農地ばかりが広がっていたフランスの風景が一変して高層ビルの立ち並ぶ近代都市へと姿を変える。フランスの大都市に入る時はいつもこう。

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 ギャップにクラクラする

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 とりあえず中心部へ行ったりもした

 けどまぁそのまま出発だ!なまじ休んで元気な分、今はとにかく走りたい気持ちが強い。フランスなんて走ってナンボの国だろう!くらいに思ってるみたいですよ茶壺さん。

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 でもこの道は交通量多くて走り辛かった

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 お!久しぶりに海が見える

 海沿いのサイクリングロードを走りながらグイグイ西へと自転車を進める。丘陵地や山岳部が多かった今までのフランスと違い、ひたすら広大な平野が広がっているフランス南部はついペースが上がってしまいそう。

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 暑いのだけが問題だな

 とにかく汗を流したかったので目を付けていたエロー川まで進み、この川に架かる橋の下にテント張って本日終了。水浴びしないと落ち着かない程度には全身汗まみれ。いっときの涼しさは何処へ行った?

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 アルプスボーナスだったんだな

 なお夕食は出汁を使い切って残ってる味噌を活用したナス味噌炒め。貴重な味噌を豪快に使って料理するとか、なんて贅沢!・・・という黒い喜びと味噌の美味さで二重に楽しめるメニューである。

 2022年9月14日(水) 走行距離  0km  累計116732km
 2022年9月15日(木) 走行距離122km  累計116854km
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 フランス29日目 川沿い〜モンペリエから東北東に約60km ブスーズの町

 激動のモンヴァントゥを走り終え走行的には暫く楽な道を走ることになる、言ってしまえば精神的に休まる日が数日続く。むしろそうした道ほど都市部が多くて気を抜けないというのが正しいんだけどさ。

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 こういう野営地多いと気持ちとしても助かるんだけど

 流石に身体が重たいというか疲れを感じつつの出発準備。それでも今日走るのは深夜から明日にかけての降水確率が99%とかになっていたため。今日1日走って明日の雨を休息日とすれば無駄がない!

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 むしろ今からでも雨降りそうな天気だな

 20kmほど走ってアヴィニョンの町に到着する。以前ローマ教皇庁が置かれていた、つまりキリスト教の総本山だった時代もある歴史的な地でありハイパー観光地。とりあえずサッと観光して行こうかなと思いまして。

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 サッ

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 歴史地区はさ、面白いんだけどさ

 とにかく自転車殺しの石畳みを何とかしてから物申せ!と茶壺さんは思うのですよ。これはヨーロッパの歴史地区全般に言えることだけどさ。路地も狭くて走るの神経使うんだ。

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 そんな感じでちょいちょい見学しつつ

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 割とアッサリアヴィニョン出発

 あんまり響く感じの町だと思えなかったのは、昨日の山登りが楽しすぎたから・・・ではないと思いたい。都市には都市でしか味わえない魅力というものがあり、それを一緒くたにして「やっぱ自然が最高だわ」とか言うほど子供ではないです茶壺さんも。

 ともあれ今日は軽めに走ってさっさと休みたいという気持ちがあるのも事実。体力は精神にも大きく影響してくるのだし、はよ雨対策できるキャンプ場入ってゆっくりしようと言う気持ちでルムーランの町に到着。

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 40kmくらいだけどキャンプ場探し始める

 そこでついインフォメーションセンターに入ってみたら何とも面白そうな橋が据えられてる写真が目につく訳で。

 「これどうやったらいけるの?」
 「すぐ近くよ、5kmも走らないわ」

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 そりゃあ行きますよ面白そうだもの

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 到着

 これは素晴らしいのであり、言っちゃ悪いが午前中より遥かにワクワクしてますよ茶壺さん。なるほど私は見た目に分かりやすい建築物が好きなのだな。

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 しかも橋の直下を歩いて渡れる

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 川で遊んでる子供も大勢いた 

 このポン・デュ・ガールという橋はローマ時代に作られた水道橋らしいのだが、これで遥々ニームという近郊都市まで水を運んでいたとか何とか。入場料金も必要とせずサイクリストに優しい観光地な上に、このすぐ側にキャンプ場まであるんですよ完璧じゃんか!

 と、ウキウキでキャンプ場チェックインしようとしたら、Wi-Fiが30分までしか利用できない駄目キャンプ場だった。明日1日を情報収集に使う予定なのに30分でどうしろっちゅーのさ?

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 仕方ない別のキャンプ場へ移動

 3kmほど離れた場所にもキャンプ場があってまだ余裕を持っていたのだが、何とこちらは夏期の営業終了しましたとの張り紙が。あ〜これ、うまくいかない時のドツボにハマるパターンだ。

 もう近くにキャンプ場無いけど雨に備えてできれば野宿は避けたい。結局17時過ぎても走り続けてブズースの町にあるキャンプ場まで進むことになろうとは。

 明日1日暇だからとテント張った後はあんまり作業する気にもなれず、すっかり緩くなってしまったビール飲んでスマホ弄ってた。料金高かったんだし元取っちゃるわい!

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 なおワインも飲んだ

 深夜0時、予報通りに雨が降り始める中、全然暑さが引かず割と寝苦しい夜。湿度も高くて日本の夏みたいだな。

 2022年9月13日(火) 走行距離69km  累計116732km
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 フランス28日目 ソーの町〜モンペリエから東北東に92km地点 川沿い

 世界3大スポーツイベントというのがある。1つはオリンピック、1つはワールドカップ、そして最後の1つとされているのが自転車ロードレースのツール・ド・フランスだ。最後だけちょっと格落ちじゃない?とか言ってはいけない。

 そんなツールの舞台となるフランスを自転車で走るのだから、どこかレースのハイライトとなるような場所をロシナンテ号で走破してみたいと前々から考えていた。そこでオススメされたのが「モントヴァントゥ峠」なのである。

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 ツールでも度々難所の山岳舞台となるポイント

 ラプスデュエズとかガリビエ峠、ピレネー山脈も良いのだが、地元のフランス人が「ここは絶対に外せないサイクリストの聖地だ」と称する程の山である。山岳走行最終日としてこれ以上ない最高の場所だと思ったのです茶壺さん。

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 ワクワク

 先にスーパー寄って昼食を買い足したりとかしてさ「ヒルクライム直前に重量増やすとかマゾなの?」と思われるかもだが、そもそもフルパッキンバイクの重量が軽く60kg超えてる今、多少の食材などそれほど意味はないので。

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 標高700m弱からスタート

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 あれ?思ってるよりずっと楽チンだ

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 名前たくさん書いてるね

 平均斜度は4〜5%といったところだろうか?獲得標高1200mほどあるらしいので後半疲れてくるとしんどいかもしれないが、この前登ったシャモニーへ向かう坂よりずっと楽。こりゃアッサリ踏破しちゃうよ。

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 というのも面白くないので

 折角だから「登りの最中、地に足を付かない」ルールでも入れてみましょうか。これで途中休憩も出来なければ、写真や水分補給で立ち止まることも許されない。要するに一般サイクリストの登り方でやっつけちゃる!

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 この判断が後になって大変なことに

 平日だというのに峠を登るサイクリストの多いこと!驚いたのが私の母くらいの年したおばあちゃんが普通にヒルクライムして私をぶち抜いていくこと。そりゃ流石にEバイク使ってアシストあるみたいだけどさ、私の母に自転車でモントヴァントゥ登らせたら途中30回はお茶飲んで休憩するぞ。

 フランスの自転車人気を強く感じると共に、森林地帯から徐々に頂上となる電波塔が見え隠れする岩石地帯へと景色が変わってきた。標高にして1500m弱のポイントで東と南、2方向からのルートが合流するのだが、この山はここからが本番であった。

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 一気に斜度がキツくなる

 大きなレストランがあったりその先に水分補給地点が出てきたりで、多くのサイクリストが人休憩してるのもうなずける。最初7%とか書かれてたけど、どう考えても徐々に厳しい斜度に変わってきており、何で私は「足付かないぞ」とか馬鹿なルールを自らに化してしまったのか。

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 限界ギリギリ

 何人ものサイクリストに追い抜かれるのだが、実に多くの人が追い抜きざまに応援の一言を送ってくれる。正直ここまで頑張れているのは人様の応援があったからです。応援って本当にどこからともなく力が出るもんなのだと実感する。フランス語なんでほとんど意味わかんねーけど。

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 徐々に近づくゴール

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 果てしない地平を見て気を紛らわせつつ

 ラスト100mアップくらいは冗談抜きで限界を超えたと思う。アホな自分ルールで追い込んだ結果の産物だけど、時としてこういう経験ができるから自転車旅行は面白い。

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 到達

 お決まりの記念撮影ポイントも順番待ちができるほど大勢のサイクリストがいる頂上。そんな場所でフルパッキン自転車抱えて立っていると1分もかからず大勢の人からアレコレ質問攻め。

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 すごい人でしょ?

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 モントヴァントゥ峠、登れて幸せ

 1時間くらいゆっくりして、峠の向こう側へとダウンヒル開始。簡単に50km/h以上の速度が出るのにガードレールのない場所も多くて一瞬たりとも気が抜けない。

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 反対側の景色も見事だ

 登ってる時に反対車線の坂降ってるサイクリストがサイン出してくれたの真似して私も色々やってみようと思っていたが、見通し良いポイントじゃないと片手離すの怖くて出来ないですマジで。

 3時間強かけた登り坂を30分もかからず走り終えて麓の町へ。疲れ切ってるのでいつ終わりにしても良い心構えだけしておこうかな。

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 そうだよね、自転車ショップ需要あるよね

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 というかサイクリストだらけだこの町

 時間的にはまだ早いので隣町のスーパーにて買い物前にブレーキシューの交換作業をしたり。そのまま川沿いを走って野営できそうな場所で終了しようと思ったのだが、結局10km以上走ってしもうた。

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 もうちょい早めに交換してもバチ当たらないレベルで使い込んでる

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 あんまりテント張れそうな場所が出てこなくてな

 今日のビールはさぞや格別な味だろうと思っていたが、普通にいつもと同じで最高に美味かった。自転車旅行やってると最高のビールが毎日飲めるということです。

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 お疲れ様でした

 2022年9月12日(月) 走行距離82km  累計116663km
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ツールマレー峠 フランス27日目 ビュエッシュ川沿い〜モンペリエから東北東に約140km ソーの町

 会心の野営地だったとしても、そこに連泊できないのが時間に追われる今の辛いところ。連日締め切りに追われて必死に走るなんてブラック自転車旅行も良いところだと思いませんかね?

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 まぁ時間あっても連泊まではしないと思う

 山岳路3連続の中日に当たる今日。このテのパターンで2日目というのは他と比べて少々角が落ちるというか、最初とクライマックスにデカいのぶつけるために谷間のひと段落となる傾向がある。

 ヨーロッパアルプスだって勿論そうした演出を備えており、本日は距離・獲得標高共にやや控えめな1日の予定。昨日頑張ったからの結果なのだが、そんな事実よりもワクワクする展開であることを是としたい。

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 まるで今日が楽かのような言い方

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 日曜営業のスーパーで食材購入しておく

 ここから主要道路ではなく細い道へと入って行くワケだが、これが素晴らしいのなんの!左右に切りたつ険しい崖の合間を縫う道・・・と表現すると今までの道と変わりはないのだが、下手すりゃヨーロッパ入ってから1番興奮してるかもしれん。

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 だってこんな景色興奮しちゃう

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 こういう道を走りたいんだよ私はよ!って気持ち

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 斜度2%程度の緩やかな上り坂でダラダラと標高稼いでいく

 こんな感じで今日は厳しい坂道が出るわけでもなくまったり峠越えになれば最高なんだけど、流石にそこまで甘くはない。お昼休憩したポイントから本日唯一にして最高標高を誇る峠が待ち構えていたりする。

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 ちゃちゃっとやっつけちゃいますか

 午前中の坂と比べれば流石に大変な道ではあるが、まだこれなら鼻歌交じりで自転車漕げる程度ですよ。1時間半ほどで約1200mまで到達し、ここから坂道おり切った場所にある町が本日のゴール地点。

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 あの山が本命の獲物

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 やたら景色の良い見晴台

 まだ16時だけどキャンプ場チェックインして本日終了とするのはPC作業がしたいから。一昨日の図書館でWi-Fi使えなかった影響で、色々パソコンでやっときたいアレコレが手付かずだったんだよね。

 ちゃちゃっと1時間半ほど作業して時刻は20時。あり?時間合わない気がするが気にすんな。

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 そこから夕食作ったので流石に遅くなった

 さあ明日の大一番、大きな峠が楽しみだ。いざ登り始めたら文句言うのだとしても楽しみなんだ。

 2022年9月11日(日) 走行距離77km  累計116581km
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