自転車ときどき世界1周

2023年09月

 スロベニア4日目 サビンジャ川沿い〜リュブリャナから西南西に約20km ブルフニカの町

 良い感じに眠れた良ポイント野営地ではあったが、河原という場所が影響してか地面の砂が湿っぽくテントにやたら砂が付着する問題が。

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 テント収納するのも気を使ったし

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 グラウンドシートにあっては洗って天日干し対応までした

 こんなことしてると出発時刻はどんどん遅くなるのだが、そんな数十分の遅れを気にするような旅行していない。ただ今はシェンゲン協定のリミットと戦いながらの走行なので、小さいことがつい気になってしまう。

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 なお今日が通算72日目です

 高速道路と並行して延びている447号線に合流して進む。多分昔はこの道路がリュブリャナへ向かうメイン道路だったのだろうが、高速道路が開通してからは下道を通る旧道というポジションに変わったのだろう。

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 得てしてそういう道路は

 ほとんどの車両が高速道を使うため、必要ないと判断されたか整備も補修もされず一般道とは思えないほど荒れまくってるパターンが思い浮かぶし、ブルガリアとか正にそんな道を走ったし。

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 しかしこの走りやすさよ

 スロベニアという国はそんな全ての道に側道があったり自転車道が隣接してたりするワケでは無いのだが、それでもこの国を走っていると自転車的にとても快適だと思う。

 それはこの国が自転車のことを分かってる道路造りしてるからで、町中の交通量が多い場所や都市に近づき交通量が増えてくるとしっかり自転車道がでてくる。逆に郊外のほとんど交通量がない道では余計なことしておらず普通に道路脇を走ることになるのだが、コチラとしてもそれで全く問題ない。

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 要するに

 キチンと必要な場所に必要な設備を投資している印象で、ハンガリーみたいに自転車のこと考慮できてない国に教えてやってほしいですよ本当に。

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 首都到着前に1本峠がある

 この峠も斜度緩やかで無理することなく山頂まで登り切る。標高が約600mみたいで小規模な山なのだけど、ここ最近登った峠では1番高い標高というね。

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 ちょっと前はアルプスで山ばっかりだったのに

 地形によって全く変わってくるのが面白いヨーロッパの国々だけど、果てさてスロベニア首都のリュブリャナは、どうやら旧市街&石畳というスタイルよりも新しいビル群が並び立つ先進的なタイプの町な気がする。

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 ここがそういうエリアというだけかもしれんが

 町の突入時も思ったが、1国の首都としては非常に自転車が走りやすい作りをしており素晴らしい。こんなに自転車レーンが豊富で且つ配慮された首都はなかなか無いですよ。

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 ダウンタウンでも気が楽 

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 このエリアだけ雨降っております

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 ドラゴンがこの町のシンボルマークらしい

 小高い丘の上に聳え立つお城を眺めつつ、旧市街エリアでも変な石畳があるワケでもなく非常に好印象なリュブリャナの町。町の規模自体が小さくて、突入&脱出がとても簡単というのも好印象だ。

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 ということでリュブリャナ抜けましょうか

 当初はこのまま南へ向かって進もうと考えてたが、そちらは山岳地帯であるのかほとんど道がない始末。ということで向きを西寄りに変えて西南西の方向に進むことに。

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 バッチリ自転車道があって走りやすい

 嫌な色した雲が浮かんでいるが、昨日も似たような状況だったため「スロベニアは午後になると天気悪くなる季節なのかな?」くらいに思って気にしていなかった。

 ところがどっこい、Wi-Fi使ったついでに天気予報調べてみたら、現在の降水確率90%だし明日から4日続けて大雨が降ると予測されている。突然そんな事言われても私どうして良いのか分からないよ。

 とりあえず今日は屋根あるとこに泊まろう

 ブルフニカの町で道路と近くを流れる大きな川とが合流したため、普段なら川沿いの野宿できそうな場所を探していくのだが。

 このタイミングで雨が降り出してしまい大慌てで目の前に出てきた橋の下へ避難。もう今夜はここで良いか!という感じで今日は野営地あっという間に決定した。早く決まる時はこんなもんだ。

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 問題は明日以降の天気なんだけど

 先ほどの雨雲も通り過ぎて現在は綺麗に星が見えるブルフニカの町。明日起きてみたら大雨降りまくっていた・・・という状況になるのだろうか、今夜も熟睡できるのか不安で仕方ない。

 2023年9月20日(水) 走行距離88km  累計140487km
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 スロベニア3日目 森林〜リュブリャナから東北東に54km地点 サビンジャ川沿い

 明け方未明から雨が降り出したようで、私はテントから外に出ることも叶わず缶詰状態・・・とか書いてるけど、実際のところは連日休みなしの走行と、昨夜遅くまで走行したこともあり疲れ切っていたため、これ幸いとばかりにひたすら寝ていた。

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 雨が止むまでずっと

 11時ごろになって雨が止んだため、このタイミングで朝食というか、もう時間的に昼食作ってエネルギー補給済ましてから出発することに。こういう呑気に出発時刻遅らせても平気なのが、人目につかない場所で野営することの大きな利点だと思う。

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 ということで出発した

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 いやいやビックリするほど良い天気 

 森の中にいたから分からなかったが、走り出した時点で結構な青空が広がっており、雨上がりの青空は実に気持ちがいい。山の谷間に延びる田舎道にこのコンディションが素晴らしすぎて、ついつい写真を撮ってしまう。

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 こういう景色が大好きです

 20kmほど進んだところで左へ伸びる道へ左折し山の中へと突入していく。まぁ遠目に見てる限り標高高いとは思えないので、それほど大変ではなかろう・・・とか思っていたのが大間違い。初っ端から斜度14%と激坂が飛び出してくる有様で、スロベニアはそういう系の国だったかー

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 坂の規模自体は小さいんだけどさ

 この辺は坂1本につき100mも登らないからまだ良いけどさ。アルプスの山岳地帯でもこんな坂道お出しされたら自転車じゃなくて私がパンクしてしまうこと必至ですよ。オーストリアの強烈な斜度した山が思い起こされるぞ。

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 進行ルート的にアルプス入らないと思うが

 途中で工事してる道を無理して通ったりとかしつつ、ツェリエの町に到着してお買い物。それまで農村と山々の景色が続いてたのに、町中入った瞬間巨大なショッピングモールが出てきたギャップがワクワクさせる。

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 田舎と都会の違いを端的に表してるみたいで

 買い物ついでに旧市街に入ってFreeWi-Fi使っていたら、思いの外時間使ってしまい17時半になってようやく動き出す。

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 町を見学してる場合ではない

 というのも首都リュブリャナまで南下し西へ進むルートと、西進してから南へ下るルートの2つがあり、ここツェリエを起点としてどちらを走ろうか迷ってたのだ。

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 最初に西へ向かうルートにした

 なのでこのサビンジャ川を遡上していくように進むこととなり、町を抜けたところでそのまま橋の下にテント張ろうとしていたのだが。

 いざ橋の下に来てみれば反対岸の一部からここの場所が丸見え状態なことが発覚し、これはちょっと気持ちよく眠れないな・・・ということで場所移動することに。2日続けて橋の下からの野営地変更だ。

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 んなことやってるから日が沈んでしまうんだ

 地元の方に教えてもらった近くの湖周辺がキャンプに良い・・・という言葉を聞いて向かったは良いが、確かに良い場所なのだけど良い場所すぎて付近を歩き回ってる人が多くてテント張るのが難しい。

 何処か身を隠せる良い場所はないかとひたすら探し回り、結局湖とサビンジャ川との間に位置する雑木林エリアに突入して何とかテント設営終えたの20時半。2日続けてナイトランとか決断力のなさを露呈してしまった感じ。

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 明日は早くに終了しようと決意する←フラグ

 今夜は特に雨降ることもないようで、つまり明日は疲れてようが寝坊するのは許されない。いや許されないって誰にだよ?と問われれば、このままダラダラやってた結果シェンゲン滞在期限を超過することで国境管理官様からお咎めがある。旅行者の立場は弱いのだ。

 2023年9月19日(火) 走行距離61km  累計140399km
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 スロベニア2日目 Ledava川沿い〜リュブリャナから東北東に99km地点 森林

 久々に空が木々で覆われていない場所でテント張ったので、星空を心ゆく迄楽しめた。流れ星は2回ほど見れたな。

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 そして朝日が当たると超暑い

 汗かきながら急いで準備し早々に出発する。動き出してしまえば熱が籠ることもなく、ポーランドから大分南下してきたとはいえ、ここはまだ北海道の最北端より北に位置する場所。

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 適度に涼しい

 そんなしっかりルート考えておらず「とりあえず南西へ!」という感じで自転車道に沿って進んでいたのだが、改めて地図確認すると大きな川を渡る橋を通り過ぎていたことに気付く。ありゃま、逆走だよ。

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 車はもっと先に高速道路で渡れる道があるっぽい

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 なんか良い1枚だな

 かなり小さな町でもカフェバーは1軒くらいあるし、運が良ければスーパーも鎮座していて旅行者的にはとても有難い。でも利用客は地元民がほとんどを占めているようで、アジア系のお客が珍しいだろうか、レジ打ちのオバちゃんが商品プレゼントしてくれた。

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 どうもありがとう

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 午前中は地平線まで見渡せる系の土地が続いたが

 別にスロベニアは完全フラットな国というワケでもないようで、午後から徐々にアップダウンが入り混じる道へと変わっていく。まだその規模は数十メートル程度で小さなものなんだけどね。

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 一応国内にアルプスも抱えているらしい

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 というか天気が明らかに悪くなってきたぞ

 この周辺で1番の大都市になるのだろうプトゥイの町で、買い物ついでに天気予報調べてみると深夜から雨が降り始めるらしい。ここ最近ずっと雨降ってなかったけど、遂に来たか・・・という感じ。

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 雨凌げる場所探さないとだ

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 ところでこの看板

 ドイツ系企業スーパーALDIのマークなのだけど、名前がHOFERに変わっている!・・・という内容を前にオーストリアでも言っていて、あまつさえ「この現象はオーストリアのみである」とまで言い切っちゃってる茶壺さん。

 よく知りもせず分かったように断言しちゃうと、こうやってしっぺ返しを受けるモノなのですよ。いや全く恥ずかしいですね。ちゃんと全ての国でスーパーの名前を確認してればこんな間違いは起こらなかったぞ。

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 日本じゃ消火器ってスーパーで購入する物じゃないんだけどなー

 町から南下しDravinjaという川沿いの道を進みながら出てくる橋の下をチェックして回る。3本目で良い感じにテント張れそうなスペースある橋が出てきたので、テント設営して本日終了と思ったのだが。

 午後から強くなり始めた風がいよいよもって凄まじい暴風となり、周囲に遮蔽物もないここは格好の風の通り道に。日が落ちれば落ち着くかな・・・と暫く様子を見ていたがテント内は砂塵だらけで夕食作ることもできやしないレベル。

 たまらず撤収して逃げ出したものの、完全に真っ暗となってしまいナイトランする羽目に。すぐ近くのマイシュペルクの町で風除けになりそうな建物の影を探してみるが、この町小さくて人がいないような建物とか無さそうなのだ。

 結局あまり気持ちよく野営できそうな場所がないと判断し、町を抜けた先にある森林地帯の奥まった場所に入り込み改めてテント設営。森の奥だと風もほとんど吹いてこない。

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 でも明日雨で動けないだろうな

 テント張ったの21時過ぎてたし、疲れ果てたので日持ちしない肉だけ焼いての夕食だったが、量が1kg近くあったので普通にお腹いっぱいになった。むしろ普段通りに作っていたら食べ切れたのか怪しいな。

 2023年9月18日(月) 走行距離91km  累計140338km
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 ハンガリー5日目&スロベニア1日目 温泉脇森林〜リュブリャナから東北東に154km地点 Ledava川沿い

 温泉も楽しんだのでハンガリーを抜けて次の国へと進む茶壺さん。私は未訪問の新たな国へ突入するのも好きだけど、滞在中の国においてなるたけ様々な場所へ行ってみたいという気持ちも強い。

 そういう意味ではスロバキアもここハンガリーも消化不良の感があり、まだまだ面白くなるのはこれから!という予感を感じつつの移動は少々寂しいものがある。

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 シェンゲン協定が悪いよシェンゲンが

 滞在日数的に許されるなら、もっとハンガリーの温泉を色々巡って湯どころ三昧してやるところなんだけどな。温泉が好きなので。

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 日本1周中は合計150湯くらい入ってるはず

 このまま西へと向かって進むのだけど、看板に表記されてた自転車マークは自転車専用道ではなく自転車が走りやすい推奨される道だった模様。

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 推奨される道ねぇ・・・

 いやまぁ側道はないけど路面のガタガタないので無茶苦茶走りやすいのはそう。懸念される車両の追い越しに関しても日曜だからか交通量が非常に少なくストレスを感じることもない。

 こうなるとなまじハンガリーのサイクリングロードに自転車を走らせる・・・という方策は悪手だとしか思えんな。なまじそうした道は道路上に自転車禁止マークとか表記しており、サイクリストはガタガタで狭い自転車道に追いやられるワケで。

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 普通に道路脇を走らせりゃ良いんだよ

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 それだけでこんなに気持ち良い

 小さな町でも自転車道のマークがあったりして、どんなものかと見てみると、歩道として扱われてるような道だったり。段差だらけでガタガタ道なのも酷いが、恐らく普通に歩道だった道のため電柱が建っていたりし自転車では通行できるか怪しい箇所もあったりとか。

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 ハンガリーの道路状況にはガッカリだよ全く

 小規模なアップダウンが繰り返されるルートなのは、地形的な問題の面が大きいと思うしそこまでボロカスに言わないけれど、スロバキアなんかはこの辺自転車に対しても実にフレンドリーだった。国の違いを如実に感じる。

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 とか言いつつ国境近くレイテの町に

 ハンガリー国内で最後のスーパーがあるポイントなので、残っていた手持ち残金であるフォリントを使い切るよう金額調節しながらお買い物。

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 この国は最小通貨が実質5フォリント単位なので計算しやすい

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 ついでに市場っぽい場所で水も補給して準備完了

 時間的に国境越えたら早々に日没となる感じなので、このタイミングでいつでもキャンプ出来るだけの下準備を済ませてから国境へ向かう私。出来る男は一味違うぜ。

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 真西に一直線で延びる道を進み

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 スロベニア入国です

 国土的には小さいスロベニアだが、入って早々にこの国の実力高さを感じたというかハンガリーと比べて明らかに良くなった道路と路面にウッキウキですよ私はよ。

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 進行方向にちょうど夕日が被さってる図

 川沿いにテント張ろうと思っていたが、河川の周辺に身を隠せそうな場所がなかったので、行水だけして近くの森林へ移動する。ところがここが鬼のような蚊の巣窟で、おちおちテントも建てられないほど。

 大慌てで逃げ出し川の周辺を彷徨きながらマシなポイント探していたら、本格的に日没が迫ることとなってしまい、最後は結局川と農地との間にある通路脇にテント張って終了した。ここも凄まじい数の蚊だったので、わざわざ場所移動したメリット無かった気がする。

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 ビールを冷やせたことくらい?

 蚊の多さには辟易するが、何とも自転車に優しそうな雰囲気のあるスロベニア。これは明日からが楽しみになってきた。

 2023年9月17日(日) 走行距離91km  累計140247km
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 ハンガリー4日目 サイクリングロード脇〜ブダペストから西南西に161km地点 温泉脇森林

 地味にブダペストから体調が悪く鼻水が止まらない状況にある。全然休みも入れずかなり無理して走行してるところに、暑すぎてほとんど眠れず過ごした一夜で風邪の初期症状が発生してると思われ。

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 のんびりできる余裕はないので走りますが

 幸いなのは咳や熱といった他の症状が見られない点で、昨日も早寝したこともあり、睡眠時間は純分過ぎるほど取っている。とりあえずシェンゲン協定の国を抜けるまでは今のペースを維持して移動したいところ。

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 引き続きサイクリングロードを進みます

 そろそろ夏も終わりが近づく週末の土曜日とあって、バラトン湖は今日も朝から大勢の人が。ヨットや釣り人の数も多いが、湖畔をサイクリングする人も相当な数で今日1日だけでも1000人以上はサイクリストとすれ違っている。

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 これの何が大変かといえば

 ハンガリーの自転車道は路面状況の悪さだけでなく、自転車道の車幅が狭いことも上げられる。ただでさえガタガタで走りづらく、必死に平坦な路面を走るべくしてるのに、反対側から自転車がひっきりなしにやって来るため強制的に右端(ハンガリーは車両が右側通行)へと寄せられることとなり、結果として酷い段差や割れ目に自転車が嵌まり込む始末。

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 ストレスも溜まるし自転車にも良くないよ

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 多分ウルトラマラソンのコースなんだなここ

 これに加えて謎の場所で必要あるのか?と思える急斜度の坂道や、無意味に大回りさせるルート構成。昨日はなれてきたと思ったハンガリー道路だけど、やっぱこの国は自転車に対しての理解が足りないと感じ始めた。

 ちょっと会話したサイクリストも「ハンガリーはバンプ多いよな!」と言ってたし、自転車人口の割に国のハード面での支援が少々足りないのではなかろうか?

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 そんなことを思いつつ

 基本湖畔沿いはリゾートエリアとなっており、大きな町でもなければスーパーの類も出てこずひたすら観光客相手のレストランやれお洒落ショップが軒を連ねる。

 50km走ってようやく出てきたと思ったスーパーも、商品軒並み観光地価格となっており私のお昼は食パンと茹で卵になってしもうた。

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 珍しく湖までフリーで入れる場所なので

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 とりま記念撮影しておく

 本日70kmを超えてようやく湖西側の陸地が目視でハッキリ確認できるように。それと同じくして自転車道も徐々に湖畔沿いの道から離れ始め、行き先も複数のルートが表記されるようになる。

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 そんで私が向かう先だが

 バラトン湖から少々離れたHevizという町に向かって走ってる。というのもこの町には巨大な温泉施設があるからで、ブダペストでは入浴できなかった温泉施設にここでリベンジかましちゃるぜ!という目論見があるため。

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 結局温泉のある町中まで自転車道が通じてた幸運

 さてこのHEVIZ温泉、海外の温泉らしく水着着用・温度低め・でも入場料2時間3600フォリント(約1480円)と日本人的には好ましくない要素が揃ってる施設だが。

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 それを吹き飛ばすほどの巨大な温泉が魅力

 凄いなと思ったのがこの温泉における水深で、最大38mというのもそうだけど「最低水深」が2mもあるのだ。つまり1番浅い場所でも背が立たない温泉ということ。

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 溺れるぞ 

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 見た目は完全にプールだなこりゃ

 実際に入浴してみたら泥だかの堆積物が溜まっているため、浅い場所ならギリギリ顔が水面に出せる程度の深さ。こんな場所なので持ち込みやれレンタルでほとんどの人が浮き輪を標準装備してるのが面白い。

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 私は浮き輪なしで泳ぎ続けた人

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 温泉中央にある建物内にも

 同じ温水なのだろうが露天風呂ではなく室内浴場という形で立派な施設が備わっている。そして湖中央に位置してるだけあり、この辺が最深部として30m以上の深さを誇っているようだけど、正直温泉なので濁ってて下は見えないし、足がつかない時点でどれだけ深くてもあんまり意味はない。

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 ただ面白い系の温泉として来るだけの価値はあったな

 営業終了となる18時半まで滞在し、そのまま施設隣に広がる森林エリアへ移動する。来る時ここを通ってきたので「野宿場所確認、日没ギリギリまで温泉堪能しても大丈夫!」という思考になった茶壺さん。

 事前確認大切

 サクッとテント張って側に流れてた川にビールを入れようとしたのだが、この川は温泉から流れて来るお湯で構成されており、つまりぬるま湯なのでビールが冷やせない。

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 これは私も大誤算

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 もうちょい大切なことがあるだろうに

 ちなみに朝から続いてた鼻水の症状は、温泉に入ってピタリと止まった。温泉の治癒効果すげぇ!と私もその効能に驚くばかりである。

 2023年9月16日(土) 走行距離88km  累計140156km
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 ハンガリー3日目 Baracskaの町〜ブダペストから西南西に101km地点 サイクリングロード脇

 結局雨は降らずに迎えた朝。別にそれは構わないのだけど、ここの橋は傾斜が急で降りてくるまで一苦労してるんだよね。道路まで戻るのにも全力使ったし、苦労をかけた分の見返りが欲しかった。

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 平穏無事に朝を迎えたことが見返りよ

 昨日はこの橋を見つけるため終盤ユーロヴェロから外れたルートで進んだのだが、別に引き返して合流しようとは思っていない。確信はないけど多分そのうち何処かでぶつかるんじゃないかと思ってる。

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 なお走り出して5kmでユーロヴェロに合流した

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 「ちょっと早すぎないかね?」

 南米やアフリカと違って比較的狭い土地に多くの国がひしめき合い、大小様々な道路が走り回っているヨーロッパ。そんな地域だからこそいろいろ走ってみたい道があり、シェンゲン協定に苦しめられながらも1年以上の滞在をしている茶壺さん。

 しかしそんな土地でもはっきりと「日本のよりずっと道路の数が少ない」と断言できる。だから日本人的ならヨーロッパの走行にある程度慣れれば、地図見ながら「多分このルートが自転車の走りやすい道」というのが分かってくると思う。

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 日本を走り慣れていればね

 そんな私も海外走行始めて結構な距離を走っており、本日無事に140000kmの大台を突破した。13万kmがアフリカザンビアのチパタという町で4月後半のことだったため、今回は5ヶ月かからずということになる。

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 ヨーロッパは走行ペースが上がる傾向にあるよね

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 偶然だけどユーロヴェロの番号も14号でちょっと嬉しい

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 スーパーで一息ついてたらオバちゃんから頂いた

 また名前が覚えられそうにないセーケシュフェヘールバールという町でお昼休憩。首都を別とすればハンガリーにおける初めての大都市と呼べる町であり、私は国のレベルというのは田舎町と地方の大都市の姿である程度測れると思っているため興味深い。

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 ハンガリーは相当レベル高い国だと思うたわ

 その割に道路にゃ一切側道を敷いてくれない国だけど、徐々にこの国の走り方が分かってきたというか、ハンガリーは基本的に自転車道を探してそれを繋いで移動するタイプの国っぽい。西欧ではこういう国は珍しくないし、そ右下インフラがほぼ完璧に構築されているので問題ない。

 でもハンガリーは自転車道の数も少ないし、道自体も極端に狭かったり路面がガタガタだったりと残念なことも多く、積極的に利用する気になれなかったから自転車道にあまり目がいかなかったのかもしれない。

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 この道はハンガリー自転車道の第1号線だけあってレベル高いけど

 文句もあるけど、この国のかなりの町々をちゃんと自転車が走りやすいルートが組まれており、そうした表示に従っていけば少なくとも車両が通りまくる道を走る怖さからは解放される。

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 ちゃんと考えられてはいるって事だ

 ハンガリー最大の面積を誇るバラトン湖へと差し掛かり、湖畔北側をなぞるようにして進むことに。内陸国であるため仕方ないのかもしれないが、湖の周りはリゾート施設が立ち並び敷地内をフェンスで囲っている場所も多く、旅行者が湖面に近づくことすらままならない状況。

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 それか一切の人工物がなくて近づけないエリアか

 お金を払わないとビーチに行くことも出来んのか!と物申したくなるが、そもそもビーチで遊んでるほど時間的な余裕がない私。もっと私に体力があって毎日ハイペースで走れていれば・・・

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 多分寄り道して同じように日数足りず苦しんでそう

 割と早い段階で湖畔でのキャンプは諦めて、湖へと流れる小川の隣にて終了した。こういう時に最初のお題目で「小川沿い」と書くべきか「サイクリングロード脇」とすべきか迷うところだが、同国内で場所の表記がなるべく重複しないよう方針立ててるため今回は「サイクリングロード脇」とします。

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 国別総括作るときに分かりにくくなるから

 2023年9月15日(金) 走行距離92km  累計140068km
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 ハンガリー2日目 ブダペストの町〜ブダペストから南西に約30km Baracskaの町

 せっかく宿に泊まってグッスリ熟睡、体力回復に持って来いのタイミングだと思ってたのに、部屋の造りが防寒性能高いのか、ドアを閉めると熱が篭って大汗かいてしまうほど。

 あまりの暑さにウトウトしてもすぐ目を覚ましてしまうの繰り返しで、結局朝までしっかり眠れることがないままであった。お金支払って何の罰ゲームだよこれ。

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 頭ガンガンするし身体も重たい

 ただこのホステルは朝食サービスがビュッフェスタイルとのことで、割と楽しみにしてたんだよね。宿で朝からエネルギー満タンになるほど食事お出ししてくれるパターンは滅多にないので。

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 凄い・・・お客の数

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 そりゃまぁ仕方ないわな

 割と品数もあったしコーヒーもインスタントじゃないタイプが飲めた。天気予報では今日1日雨が降り続くとなっていたが、今のところは大丈夫。ということで滅茶苦茶眠いけどサッサと出発しましょうかね。

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 時間もないし、もう1泊しても熟睡できないだろうし

 町を抜ける前にブダペストの観光エリアに寄り道してみる。ハンガリーといえば温泉大国として有名な国で、ここブダペストにも有名な温泉施設が複数あるのだが、自転車置いて入場できるような雰囲気じゃないんだよね。

 なのでブダペストで温泉入りたければ必然的に宿泊施設を活用するなりして自転車保管しなくてはならず、実は今日が大雨で全く動けないレベルだったら延泊して温泉行くのもアリだと思ってた。

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 むしろ天気は晴れてる場所すらある

 そういうことなら無理してブダペストに留まる理由も無い。もっと田舎の自転車置いてても平気そうな土地にて温泉は楽しむこととしたい。

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 どうもご苦労様です

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 何回目のドナウ川だったけか?

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 この橋が豪華絢爛で観光客も多かった

 町の西岸へと渡ったら途端に走りにくくなるブダペスト。というか観光の中心地から住宅街エリアに入ったようで、道は狭いし交通量多いし路面はガタガタだしと酷いなこれは。ハンガリー入国して明らかに道路のレベルが下がったことを感じるぞ。

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 疲れてるからか走るのもより大変

 高速道路が伸びてるせいで、自転車は面倒な大回りをしなければ町を抜ける道路に合流できなかったり何かと不親切なインフラが目に付くんだよな。今までのヨーロッパ諸国が優秀すぎただけかもしれんが。

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 ようやく郊外に抜けた感じ

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 すると出てくる自転車道な

 一般道路に側道が出てこないハンガリーではこうした自転車道の存在が非常に大きい。ユーロヴェロは自転車道のみで構成されてる道ではなく、一般道路もそのルートに組み込まれたりするのだが、ちゃんと交通量が少なく自転車が走りやすい道を選択してくれるので。

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 多少アップダウンがあろうとルートに沿って進むのが吉

 ちょいちょい小雨程度にパラついてくるのだが、まぁ本格的な土砂降りになる雰囲気ではない。大事をとって早いタイミングでスーパー寄って食材購入してしまい、水も補給しいつでも野営できる体制をとっておく事に。

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 これで突然の雨でも大丈夫かな

 というか大丈夫じゃないのは私の方で、ちょっと自分でもビックリするほど身体が重いし眠くて仕方ない。どうにもならないので公園のベンチで横になり30分ほど仮眠したら、頭(だけ)は驚くほどスッキリした。

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 体のダルさは取れてない

 このため17時前にはテント張れる場所探し始めることにして、夜遅くにもう一雨降るかもという天気予報から屋根付き物件である橋の下を探して回る。

 上手いこと小さな橋の下にスペースを見つけたが、テントの幅がギリギリだった。ちょっと工夫しないと前室で調理ができない感じで気になるな。

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 些細なことだ気にすんな

 やっとこテント張ったのに寝る前空を見上げたら空一面に星が煌めいており、今夜の雨予報とは何だったのか?と思いつつ。何かを対策した時ってのは割とそんなもんだ。

 2023年9月14日(木) 走行距離59km  累計139976km
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 スロバキア5日目&ハンガリー1日目 Stiavnica川沿い〜ハンガリー首都 ブダペストの町

 寝るのが早かったので目を覚ましたのも6時前。ここからサッサと動き始めれば偉いのだけど、現実には暖かな寝袋に包まれてウトウトしながら30分近くゴロゴロしていた。朝寝坊って気持ち良すぎる。

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 それでも8時半には出発

 下り坂の途中だったこともありスロバキアのラストランは快調そのもの。想定してたより距離あって、国境に向かって1時間以上走っていたのだが、楽な道だったからか時計確認するまで全く気づかなかったし。

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 そこまで下り坂ばかりじゃないんだけれど

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 よく分からんがユーロ圏の国を全表示してるのか?

 このサヒという町を抜けたかどうだか怪しいくらいの場所で、今は使われていないイミグレーションがあり、その先にハンガリーを示す国境らしき看板があった。

 いやヨーロッパの国を示す看板文字は、当然その国の言語で書かれているのでありハンガリー語を知らない私にゃサッパリ分からない。地図の情報でハンガリーだと思ってるだけで全然別の国という可能性すら否定はできん。

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 とてもじゃないけど「ハンガリー 」とは読めないでしょ?

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 ハンガリーで最初に撮影したのがカエル注意の看板になろうとは

 多くの道路に側道があったスロバキアと違いハンガリーは道路に側道設置されておらず、かといって自転車道路がガチガチに整備されてるワケでもないっぽい。そうすると私は嫌でも道路の脇を走らねばならず、交通量が少ないとはいえストレスなんだよなこの状況。

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 自転車に優しくない

 そんな状況で30kmほど走ったが、幸いというかここは首都ブダペストの近郊に位置するドナウ川沿いの道。首都が近い場所で巨大な河川があるといことは、その付近にゃサイクリングロードが整備されているのが常。ということで幹線道路を離れドナウ川へと向かうことに。

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 橋は無くて渡し船スタイルだった

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 思った通りに

 自転車道があったし、そのルートはユーロヴェロの1つとなる6号線でもあった。意識してないけどヨーロッパでの自転車旅行で走りやすそうなルートを探していると、いつの間にかユーロヴェロに合流することはままある。

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 ユーロヴェロ=欧州全域に渡るサイクリングロードです

 完全に川沿いに沿ってサイクリングロードが延びてるワケではなかったが、ユーロヴェロのおかげで一般道に合流しても一々地図確認することなく標識に従って進めばいいのでお気楽そのもの。ブダペスト市内まではこの調子で進めそうだ。

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 ただハンガリーの道はさ

 道路も自転車道も整備状況が悪いというか路面がガタガタすぎて走りづらい。日本もそうだけどせっかくサイクリングロードを作っても、その後の維持管理に予算を設けず路面が酷い状況となってる状況が見受けられる。

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 道を造ったらそれで終わりじゃないんですよ

 補修されてない事実を裏付けるかのように、サイクリングロードの周辺に設置されてるベンチも壊れたまま放置されていたりするのが目に付く。今まで走ったヨーロッパの国ではウクライナと同レベルで自転車に対する理解が足りてないと思う。

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 サイクリストは多いのにさ

 ブダペストの町に入ってもその印象は変わらずで、細かい点で色々気になる点がありストレスが多い。チェコのプラハとかも散々文句言ってるけれど、あれば構造的に石畳を主として急斜度のアップダウンが多いという立地と歴史的な回避しづらい問題があるのに対し、ブダペストは単純に自転車に対しての理解が足りていないと感じる。

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 要するに自転車的には不親切な町

 正直サッサとスルーしても良かったのだが、今夜遅くから雨の予報となっており、加えて町の中心部到着した時点で17時前。こうなることが予測できたので本日は宿を取っていた私はできる子。

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 予約は今日の昼前に慌てて実施

 チェックイン後に電子機器の充電と洗濯物の処理を実施。衣類は毎日洗っているのだけれど、野外の手洗いではやっぱり汚れが落ちきらず気になることも多いので。

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 疲れてるし夕食は適当に済まして

 遅くまでネットしてました茶壺さん。疲れてるなら休めばいいのにネットしてしまうのは現代人としての駄目さが詰まっていると思わないでもない。

 2023年9月13日(水) 走行距離107km  累計139917km
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 スロバキア4日目 リプニックの町い〜ブラチスラバから東に138km  Stiavnica川沿い

 スロバキアという国は1993年(の1月1日)にチェコから分離独立して出来たかなり若い国だといえる。雑に調べた限りでは、スロバキア側での独立機運が高まりソ連崩壊した後のタイミングで独立したらしいが、チェコとは泥沼の紛争となることもなく円満離婚だったらしい。

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 チェコスロバキアという名称に馴染みある方も多かろう

 実際に両国を走ってみて思うのは、洗練されて近代的なチェコに比べて牧歌的で田舎の雰囲気を感じさせるスロバキアという感じ。この緩やかな雰囲気は私個人としてはかなり好き。

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 そんな2ヵ国だけれど

 使用言語は知識がなくてどれほど近しい言葉なのか分からないし、肌の色や顔つきは日本人的にはみんな「白人系」と見えてしまう。このご時世に昔ながらの民族衣装とか見かける機会もほぼなくて、両国が同じ国だったという事実を感じることがない。

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 と思っていたところで

 道路脇の白線なのだが、チェコの白線は何故かやたら太かったことを覚えている。これはあまり他の国で見ないチェコ特有の現象だと思っていたが、ここスロバキアでも全く同様に道路の白線が太いという共通点があった。

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 多分これは自転車乗りだから気付いたポイント

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 その事実は結構嬉しい

 この点だけを示して「自転車乗りは他のスタイルの旅行者より見えるものが多い」・・・なんて恥ずかしいことドヤったりしないし、むしろ道路の白線の違いが見えたところで意味があるとは思えない。

 ただ私の目からじゃ簡単には過去の繋がりを認識できなかったチェコ・スロバキアの両国だけど、こうした小さな点ではあれ、同じ文化の元に国が形成されていたのだな・・・という感覚を覚えることが出来た自転車という乗り物に感謝したい。

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 峠登った私にも感謝したい

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 一旦下って谷底の川を東に向かって進み

 ズボレンというかなり大きな町にてお昼休憩。山間部に広がる巨大な平野に築いた町という雰囲気だけど、この町に限らずスロバキアは土地が有り余っていても集合住宅、平たく言えばマンション系の建物を作っている不思議。

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 やっぱ社会主義時代の影響なのかな?

 後半戦でもう1本峠を越えるルートで南下する。1日に2本も峠越えなんて随分久しぶりで、両足平気かな・・・とか思ったりするが、スロバキア中央部の山脈は標高ほど低い上に斜度も緩やかで自転車に優しい道。

 結局本日登った2つの峠はどちらも標高500mに到達してなかったのでは?と思われる。ワルシャワから休息日入れてないし、今後も滞在日数的に暫くゆっくり休める日は来ないため楽できるルートは正直有難いとも思う。

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 ちょっと物足りないとも思っちゃうが

 ともあれ坂を緩やかに降る感じで走り続け、手頃な場所にあった町で食材購入と水分補給を済ませてしまい、川に並行して延びる道を南下し続ける。

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 周囲も森林で覆われてるし

 どう考えても野宿楽勝だし、ここは日没ギリギリまで距離稼いでしまおうか!とも思ったけど、ここ最近テント張るの遅くなってしまうことが多かったし、今日は早めに終了しとくかと思い直す。

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 夕食も空が明るい時間に食べれた

 作業一通り済ませても時刻は21時過ぎ。こんな早い時間で暇になってしまい、普段私はテント内で何やってたっけ?とか思い始める始末。寝る前の柔軟に30分くらい時間かけろということか。

 2023年9月12日(火) 走行距離95km  累計139810km
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 スロバキア3日目 Bebrava川沿い〜ブラチスラバから東北東に約140km リプニックの町

 数日前から自転車リアディレイラーの調子が悪くてペダル漕ぐとチェーンが擦れる音がして気になっていた。まぁ物価の高いオーストリアでどうこうするよりスロバキアに入国してから考えよう!という事で見ないフリして来た事実。

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 昨日は日曜日だったのでショップは営業しておらず

 できれば今日中に問題解決して気持ちの良い旅行を続けたいところ。そんな気持ちを抱えつつ橋の下から這い出て走り始める茶壺さん。

 下調べしていたスロバキアの無料温泉だとか鍾乳洞が割と距離的に遠くにあり、普段なら数百km程度の寄り道なんて気にもしない私だが、正直今ここで4〜5日余計な時間を費やすと冗談抜きでヨーロッパシェンゲン期限に接触して不法滞在となってしまう可能性が高い。

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 そのため泣く泣くスルーことに

 ぶっちゃけたこと言えばシェンゲン協定も厳格な定めではないし、何処からともなく「シェンゲン滞在超過しても問題無かった」みたいな情報は自然と流れてくる。

 だがまぁ私はそうしたルールを極力遵守していきたい。これは高潔な精神がそうさせるとかではもちろんなくて、これまでに私の自転車旅行を「良い旅行だな」と様々な人が支え、助けてくれたからだ。

 そうした人々に対し私はこの旅行で恥ずべきことは出来ないというか、そうした人達に胸を張っていられる旅行者でありたいと思うようなったので。自転車で世界1周してると表明することは、そういう人達の期待に応える旅行者であることだ。自分勝手で身勝手に旅行するには多くの人に良くして貰いすぎた。

 というところで自転車ショップ発見し、症状を見てもらうことに。ちょっと部品がひん曲がったくらいかと思っていたが、プーリーという部品が使いすぎて変形起こしているらしく部品総取り替えするべきだとのこと。

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 使いすぎて歯も細くなっていたし

 他に調子の悪い場所ないかと聞かれたので、最近後輪がフレて気になってると話したらそちらの整備も合わせて実施してくれた。突然やって来て面倒な作業を頼んでしまい申し訳ない。

 1時間もかからずバッチリ整備してくれて言われた台詞が「料金は要らないよ、良い旅行をな!」ですよ。こんな経験してたらそら「良い旅行」をするため一生懸命になりますよ。

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 ありがとうございました

 整備直後の走行してもストレスの感じない快感はたまらない。すごく良い気分で国道64号線を進み、目指すポイントはボイニツェの町。

 色々訪問を諦めたスロバキアだが、首都のブラチスラバだけ訪れてハイサヨナラでは流石に寂しく適度な距離にあるこのボイニツェ城くらいは行ってみたいと思ったのだ。

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 後半はサイクリングロードも出て来て移動も楽に

 中央ヨーロッパにおける最も美しい城という評価を受けるお城だとか歌われているが、そういう評判はともかく森林地帯の坂に佇む城の姿はなるほど来て良かったと思わせる美しさ。

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 周辺には遊園地だとか動物園とか色々ある

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 お堀がしっかり残されてるの良い

 お城の姿を見に来たので中に入るまではしなかった(高いし)が、お客の数も少なくただ静かに聳え立つボイニツェ城は城内見学するのもアリだったかなとも思う。カメラ持参するだけで入場料と別に追加料金取ってくるスタイルはどうかと思うが。

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 それではスロバキアも出国に向けて移動始めようか

 ここから進路を南に向けて進んんでいく腹積りだが、とりあえずその前にネット&電子機器の充電が急務。出て来たマックに突撃し最低限の商品注文後はとにかくネット使って作業してた。

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 何というかコードだらけだな

 17時半まで粘って充電率は8割強というところ。これ以上呑気にやってると真っ暗の中を走行する危険が出てくるので撤収して買い物&野営地探し。

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 夕日が落ちてくる時間帯の走行は本当に綺麗なんだけど

 そうした写真を撮ってる時は大概焦りまくって必死に野営地探してるパターンなのが悲しい。スロバキアなんかは別に幾らでも野宿できるポイントあるけどさ、これがアフリカだったりすると半泣きよ。

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 夕食遅くなったのは仕方ない

 地図的にはここ最近東へ西へと謎の移動をしている私だが、全体的にはゆっくりと南下しております。明日からは本気の南進が始まるぜ!

 2023年9月11日(月) 走行距離62km  累計139715km
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