自転車ときどき世界1周

2024年01月


 トルコ19日目 Golbentの町〜イズミールから南南東に140km地点 道路脇

 すこぶる快適な夜だったモスクでの1夜。連日スタートが遅くなっていたのだが、今日は7時半には動き出したし良い感じに出発出来そう・・・と思って自転車見たら前輪がパンクしていたでござる。

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 いやもうパンク何回目だよ

 前輪はナフィズのショップでリムテープ交換済みなので、おそらく原因は単純な針が刺さっていることのはず。

 何でこのタイミングでと思う反面、水が豊富なモスクに泊まったこのタイミングで良かったという思いもある。

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 お世話になりました

 と出発したのは10時半。結局昨日と同じ時間になってしまったのだが、1つ違ったのはそこからの道路状況。ド平坦な直線道路に加えて強烈な追い風というコンディションで一気に20kmを1時間どころか40分そこそこで走り切ってしまう。

 ある程度遅れは取り戻したが、いつまでもそんな道が続かないのがトルコらしい。今までとは違って小規模なアップダウンの道じゃなく、山々が聳え立つ場所へと入り込むような道になってきたのであり、気合入れて臨まねばなるまい。

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 とはいえ標高300mを超えることはなかったっぽい

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 多分この湖に沿って道が造られてたから

 道中にときどき遺跡っぽい建物が出てきたりするが、近くのエフェソス遺跡群より此方の巨大な湖に面した立地の方が住みやすいと思うのだ。その割に小規模な遺跡ばかりなのは、海に面してないから交易が難しかったのだろうか?

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 看板の説明文がトルコ語しかない不親切さ

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 小さな町の市場っぽい敷地でお昼休憩

 午後に1本坂を登って山頂のトンネルを越えると近づいてくるのはミラースの町。特別大きな町という程でもないし、観光で賑わってるわけでもないのだが、今日訪れた町の中では1番大きいのは確か。

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 非常に走りにくい町だった

 町を抜けてしまう前にスーパーで買い物済ませ、カフェに立ち寄りネット作業。そろそろブログで旅行日記が再開されるタイミングとなるのだが、その前に色々整理しておくべき内容があったので。

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 1時間半くらい作業してたかな

 暗くなる前に動き出せたのは良かったが、ミラースを過ぎると再び峠を登らされる模様。時間的にヒルクライム途中で真っ暗となってしまうため、坂を登り始めた直後出てきた脇道へと進み、そこから奥まった場所にテント張って本日終了。

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 焦ってたのでビールは買えず

 湯食済ませて一息ついてたら「パン」という乾いた音と共に空気が漏れ出す音がする。またパンクしたのだろうと思うとやるせない。明日の朝まで気づかないフリして寝てしまうべきか、今のうちに最低限修理作業をするべきか。それが問題だ

 2024年1月23日(火) 走行距離83km  累計144806km
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 トルコ18日目 Hippoキャンプ場〜イズミールから南に約90km Golbentの町

 海外自転車旅行を始めて今日が2500日目。私の計算では3000日に到達する前で旅行を終える予定のため、この書き出しするのも今回が最後となる、はず。

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 すぐ目の前が海だった

 10時までレセプションが開かないと聞いてたのでゆっくり準備しようと思っていたが、そもそも起きた時間が遅かったので出発したのが10時過ぎだった。この時期におけるトルコの夜明けは非常に遅く、8時過ぎてようやく空が明るくなってくるのが悪い。

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 時差が悪いのか何なのか

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 とりあえず朝の海岸線は気持ちがいい

 キャンプ場の周辺はリゾート施設が立ち並び、夏のシーズンはさぞや人で賑わう様相だ。しかしそんな砂浜ばかり続かないのがトルコの海岸線。徐々に海から山へと切り立った崖を沿うような道となり、町どころか人家も一切出てこない土地に。

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 そしてひたすらアップダウン

 それでもイズミールから程近い人気の観光地なのか、湾の内側に位置する僅かなエリアにはホテルだったり別荘地っぽい集落が点在している。仮にここで生活してる人がいれば、生活は相当不便そうだ。

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 車があればそうでもないのか?

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 景色抜群の道で楽しい

 朝から雲1つない好天に恵まれ、しかもこの先10日間に渡って晴れの日が続く模様。冬に雨が多く降るのが地中海性気候の特徴だけど、この辺まで来ると別の気候区分帯に突入したのかもしれない。

 かなり強い風が吹いており、上り途中は汗が出る反面下り坂では冷たい北からの風で身が縮む思いだ。私の場合、こういう小規模な下りでは寒さは我慢してやり過ごすことが多い。どうせ爆速で駆け下りるので僅かな時間だし。

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 逆に上り坂は長時間なのでレイヤリングする

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 お、先月訪れたセルチュクの町に向かう看板だ

 この交差点から10kmも離れてないので割と気軽に行ける距離だが、そもそもセルチュクに行く理由がないのでスルー。途中にあるエフェソス遺跡は面白かったが再訪するには料金高すぎる施設だし。

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 ちょっとした湿地帯を越えて

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 突然都会の景色がお出ましされたりする

 ここから一旦内陸部の走行になるのだが、道においても小規模なアップダウンの連続から峠を1本越えたら次の町・・・というスタイルに切り替わった。どっちが大変かは人に寄ると思うけど、今回は峠越えの方が疲れたな。

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 割と斜度がキツかったので

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 突然巨大な人の姿が出てくるとビックリしちゃうよ

 ソケの町を抜けた郊外スーパーで買い物済ま瀬、昨日の反省から「今日は早めに終了しよう!」と意気込んだ途端に後輪パンクするとはどういうことですか。というか一昨日パンクあったばかりなのにまたかよ。

 近くにガソスタがあったのでそこまで移動しパンク修理。タイヤの溝も十分残っているし、流石に何か別の原因があるのでは?とリムをチェックしてみたらリムテープがボロボロで一部駄目になってる箇所があった。お前が原因だったか。

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 あーもう 

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 作業してたらやっぱり日没ギリギリに

 修理を済ませ、テント腫れる場所がないかと近くの村へ向かったのは風が強くて遮蔽物が欲しかったから。モスクがあったのでここの敷地にテント張らせてもらえないか尋ねたところ、建物内で寝ていいよと言ってもらえた。

 暖房あって暖かいし絨毯敷かれてて寝心地も抜群の環境には私も感謝でいっぱいだ。でも流石に持ってきたビールをモスクで飲むのは憚られるため、外出て寒空と強風の中で頂いた。

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 なので夕食にはビールなし

 多分明日は早朝に鳴り響くアザーンの音で目を覚ますのだろうと思いつつの夜である。

 2024年1月22日(月) 走行距離79km  累計144723km
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 トルコ17日目 シチャチュクの町〜イズミールから南に42km地点 Hippoキャンプ場

 目を覚ました時点で土砂降りだったので2度寝。緩いキャンプ場でチェックアウトの時間も定めてないみたいだし、ここはゆっくりと羽を伸ばして休むのが正解かと思われる。

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 結局11時ぎまで滞在してた

 まだこの時点で小雨がパラついてたため管理棟にてもう1時間ほど待機する。かなり癖の強いキャンプ場のため苦手な人も多そうだが、ある程度キャンプ経験のある旅行者には猛烈なファンが出来そうと思える場所でした。

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 私は大好き

 天気予報でも雨は午前中で降り止むとあったし準備万端での出発と思ってたのだが、走り始めて間も無く雨に降られるとはどういう了見だ?話が違うじゃねーかよ。

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 なんてこった 

 キャンプ場に引き返すのも悔しい感じでとりあえず先へと進み、ガソスタの軒下にて雨宿り。実は昨日のパンク修理でポンプが壊れてしまったため、タイヤの空気圧が低い状態となっていたので充填したかったのだ。

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 これが

 タイヤチューブにおいてフレンチバルブよりアメリカンバルブを選択する利点の1つであり、ガソスタのタイヤホースを活用してそのまま空気を入れられるのは非常に便利だ。

 そんな感じで雨が止んだの15時過ぎ。スタートの時点でもうテントの接居場所を考え始める時間帯に入ってきたのだが、とりあえず先へと進もうかと思う。

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 思ってたよりアップダウンの激しい海岸線

 17時のタイミングで食材購入済ませて今日は何処にテントを張ろうかと思い巡らせながら走っていると、現地トルコ人から声がかかる。聞けば自転車旅行を趣味としている方だそうで、私の姿見かけて思わず声かけてしまったらしい。

 そのままお家に招かれ呑気にコーヒー頂いてたら、空も暗くなってきた18時半に。いやいやこの辺小規模な町が続いてる地域で人気のない場所見つけづらい土地なのに。

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 みかんが美味しくてつい

 走行途中で真っ暗となってしまった上に、割と交通量の多い上に側道もない道。これは非常に危険だと判断し目についたキャンプ場へ逃げ込むように突入する。

 ところが受付には人が誰もおらず、周囲を見て回ったりしつつ30分近く待ってたのだが管理人が戻ってくる様子がない。仕方ないので支払い明日に回してテント張ることにしたのだけれど、料金聞かずに施設利用するの怖いんだよね。

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 法外な値段の可能性を捨て切れないから

 結局21時頃になって警備員が現れてオーナーに電話連絡したところ200リラ(約980円)との回答が。正直テント張るだけに1000円は高いと思ってるので普段なら利用しないため、今回の結果だけをみれば「キャンプ場にしてやられた」と言えるかもしれない。一体何と戦ってるのだ私は。

 2024年1月21日(日) 走行距離38km  累計144644km
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 トルコ16日目 イズミールの町〜イズミールから南西に約40km シチャチュクの町

 流石に今日はしっかり睡眠取ったので朝7時には目を覚ます。当のナフィズたちが起きて活動始めるまでかなり待つことになったけど。その間に改めて荷物の整理をしてみたり。

 9時前にはナフィズのショップに移動して、昨日作業途中で放り投げた予備のタイヤに新聞紙とサランラップ巻き付ける作業を済ましてしまう。

 ちなみに予備タイヤを持ち運ぶ多くの人は、タイヤを折り畳んで小さなバッグにでも収納してしまう。わざわざ新聞紙やラップを使って保護するのはタイヤが硬すぎて折り畳めないマラソンプラスという固くて重たいタイヤをを使っている故である。

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 でもこのタイヤじゃないとすぐダメになる

 タイヤも含めて荷物の積載済ませていよいよイズミールの町を出発する時がきた。走り出す前にナフィズのお店前で記念撮影したのだけれど、ナフィズがカメラマンやるよ!と撮影係を買って出たため1番お世話になったナフィズが写ってない1枚になってしもうた。

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 本当にお世話になりました

 色々オススメのポイントを教えてもらったのと、真冬の時期で寒さや雪を避けるためイズミールの町から南下する形で進んで行こうと思う。多少走って来た道を逆走することになるが気にすんな。

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 市内の大半はフェリー使ってスルーするし

 以前利用した小型フェリーではなく3kmほど離れた場所にあるカーフェリーに乗船して湾の対岸を目指す。なお今回もよく分からんが料金は支払わず「通って良いぞ」と乗船許可された。

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 ラッキー

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 約30分のクルーズ

 改めて荷物満載のロシナンテ号で走り出すのだが、やたらペダルがおもくて一苦労。1ヶ月の間ほとんど運動してなかった影響がここまで酷いとは・・・とか思ったら、ペダル重たい原因は普通にパンクしてたからだった。

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 パンクの原因となるのが

 昨日リムを交換したことに伴いタイヤチューブも移植してるのだが、このタイミングでチューブが一部挟まってしまい穴が開いた・・・ということっぽい。所謂「整備に慣れてない人がやりがちなへっぽこ失敗」というヤツで、これはなかなか恥ずかしい。

 イズミールの町を離れる前に、デカトロンのお店に寄り道して折り畳みマットを購入しておく。ヨーロッパで散々お世話になったデカトロンだけど、中東の国々にも幾つかの大都市に出店しているようでありがたい限り。

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 今思えばTシャツも1枚買っておくべきだった

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 同じ商品の筈なのに厚みが全然違う不思議

 これで今後しばらくは気持ちよく眠れそうで何より。やっとこイズミール市内におけるタスクを全て片付けることができたので後は町を抜けてしまうだけだ。

 三叉路の交差点を南に曲がり、ようやく知らない道へ突入す。ここから海岸線に沿って進む風光明媚な道を走る腹積もりだが、まだ道路の雰囲気は普通の大型幹線道路といった感じで景色を楽しむ道ではない。

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 田舎にはなってきたかな

 軽く雨が降ってきたのでガソスタで雨宿り休憩してたら店員からチャイを頂く。そうだった、トルコはチャイを飲む国で、こうして見知らぬ旅行者にチャイを振る舞ってくれる親切な人が多い国だった。

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 ほんのり甘い

 幹線道路から少々離れた港町が良いぞと聞いてたので行ってみる。ついでに今夜は雨らしいので屋根の下に自転車置いとけるポイント見つけたい。イズミールでバチバチに整備したばかりのロシナンテ号を初日から汚したくないのです。

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 とか思ってたのに

 謎の未舗装地帯に迷い込んでしまい、ぬかるんだ土の上を進んだ結果ロシナンテ号は早くも泥汚れがあちこちに。良かれと思った行動が裏目に出るとはこのことか。

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 町の旧市街に到着

 決してアクセスが良くないシチャチュクの町は、その割に立派でツーリスティックである。中心地に足を伸ばしてみれば、狭い石畳の道に無数の商店がひしめき合う風景となっており、ヨーロッパの旧市街を思い出させる。

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 土地も近いし影響あるのか

 そのまま郊外にあるキャンプ場へ行ってみたら、コテージ泊で200リラ(約980円)と非常に良心的な価格だったので利用することにした。今日軽い気持ちで利用した食堂の値段が320リラ(約1570円)もしてるのだが、トルコの物価はよく分からん。

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 設備とかも私好み

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 またこうして自炊とビールの日々が始まる

 しかし0時近くになっても雨が降ってこないのは嬉しい誤算。いや嬉しいっちゃ嬉しいけどさ、完璧に雨対策した身としては少々悔しい気持ちになるのもまた事実だったりする。面倒臭い性格だな。

 2024年1月20日(土) 走行距離54km  累計144606km
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 トルコ15日目 イズミールの町

 移動疲れというか酷い睡眠不足で全然起きれず寝坊した朝。大慌てで準備してナフィズの自転車ショップへ移動しロシナンテ号と再開したのは10時過ぎ。とりあえず日本から持ってきた新しいリムに付け替えるためタイヤの移植作業を始める私。

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 ほとんどナフィズが作業してくれた

 これに加えてバーテープの交換や犬叩き棒の収納袋といったアイテムの交換作業も順次行っていく。一時帰国のタイミングで色々消耗品を持ってきてるので。

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 ヘルメットやサングラスも新調しました

 一通り作業を終えた後で市内の携帯ショップでSIMカードの契約を行うことに。正直トルコはそれなりにネット環境整ってる国なので、SIMカード買ってまでしてネットする必要ないかと思うのだけれども。

 実は日本に戻ったタイミングでスマホを交換したのだが、古いスマホがぶっ壊れた末の機種交換であったため各種アプリのアカウントが引き継ぎできなかったんだよね。

 これの何が問題かというと、電話番号が必要なLINEとかWhatsAppといったサービスが利用できなくなった点で、流石にコレは不味いかな・・・と感じてSIMの購入に踏み切った。

 ナフィズ曰くトルコの電話回線は主に3社あるそうで、私は電波のカバー率も料金も中間のボーダフォンで登録することに。

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 この登録作業が

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 やたら面倒くさい上に店員が英語を話せないため

 正直私1人だったら無事に開通できたか自信ない。先月も色々世話になった私だが、今回もまたナフィズには助けてもらってばかりである。なお料金は最低のプランでパケット20Gで3ヶ月、1100リラ(約円5400)とクソ高かった。

 今後に備えてマラソンプラスを2本注文してたため、これを保護するために古新聞とサランラップを探しに出る。なんでさっきの買い物で全て済ませておかなかったのかと言われそうだが、忘れてたんだよ仕方ないだろ。

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 商店街をフラフラ歩いて回る

 途中で地元のオッちゃんたちに「まぁ食っていけ」って飯に誘われたりとかあったけど、守備よく荷物をゲットしショップに戻るも、途中ナフィズから「近くのバーで飲んでるよ!」とメッセージが来たため慌てて行き先変更す。今日は何かと忙しない。

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 そこで出てきたムール貝が

 びっくりするほど美味しかった。品が出された時には普通に貝は閉じていたのでそのまま蒸されたのかと思っていたが、1度開いて中に米を敷き詰め再び貝を閉じる・・・という手間をかけて調理した品らしい。

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 手間かけてるから抜群の味なのか

 結構お腹も膨れて満足感高かったのだけど、ここで切り上げてナフィズ宅に戻るなり夕食作り始める茶壺さん。というのも今回日本に戻ったことでカレールゥを購入しており、お世話になったお返しに「日本のカレーライスを作るよ」と約束していたから。

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 ちなみにカレーは2箱持ってきた

 カレーだから間違いないと思ってたけど、この前の天ぷらより喜んでくれたみたいで私も嬉しい。食後間をおかずにスマホアプリの設定作業とか始めたんだけど、荷物をまとめて出発準備を済ませた時には0時過ぎてたというね。

 ともあれ一通り準備を終えて、いよいよ明日から2024年の自転車旅行が本格始動となります。1ヶ月以上マトモに自転車乗ってなかったし、ちゃんと走れるか不安だな。

 2024年1月19日(金) 走行距離0km  累計144552km
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 トルコ14日目 イスタンブール国際空港〜イズミールの町

 1ヶ月強の日本滞在を経て21時間(乗り継ぎ待ち含む)のフライトに我慢した後、ようやくイスタンブール空港に到着したのは朝8時前。予想はしてたがほとんど眠れてないのに加え、東京での滞在中はスケジュールギチギチだったこともあり、この時点で全身疲労困憊という感じ。

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 眠い

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 ちょうど朝日が登るタイミングだった空港内

 今回はチケット予約の際、イズミールまで飛行機移動しても料金的にほとんど差がなかった関係でイズミール行きのチケットを申し込んでいたのだが、1月に入って突然「やっぱ航空チケット取れなかった、スマンな(意訳)」というメールが届く。

 慌てて別口のチケット予約に動いたところ、イズミール行きのチケットは軒並み高騰しており購入できなかったという裏話がある。もう2度とTrip.comは利用しないと誓った。

 お疲れモードではあるが、とにかくバスターミナルを目指す。まだここから7〜8時間はバスに揺られてイズミールを目指す必要があるという事実に対して、2024年は自転車走行始める前から嫌になりそう。

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 ほぼ座ってるだけなのに

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 お尻も痛いし腰も痛い

 眠ってしまえばそれが1番良いのだけれど、狭い座席のスペースで熟睡できるようなタイプじゃない私はちょいちょいウトウトすることがあってもほとんど眠れず。なんだかんだ昨日のフライトも寝てないし、何なら5日前に東京戻ってからは忙しくて睡眠不足が続いてる。

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 むしろ寝不足なら多少しんどい環境でも眠れると思ってたのだが

 日が落ちて暗くなった頃にイズミールのバスターミナルへ無事到着。ここで本日3本目となる市内バスへと乗り換えて、自転車一式預かって貰ってるナフィズ宅の最寄りまで移動。

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 何時間移動してるのか数えたくない

 1ヶ月と1週間の時間を経てようやくナフィズの家に戻ってこれた。彼が笑顔で「戻ってきたな!」と言ってくれたことが本当に嬉しかったし、ここでようやく日本ではない異国の土地にやって来たんだ!という実感が湧いた。

 ちなみに相棒である自転車のロシナンテ号にはまだ対面していない。早く姿を見て安心したいけど、今はとにかく眠って明日になったら考えよう。

 2024年1月18日(木) 走行距離0km  累計144552km
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 一時帰国に伴い各種装備品を更新したので仕切り直しの意味も込めて。


使用道具一覧(現在)を更新

使用道具一覧(全体)を更新

・PC画面モードに出てくる最近のあらすじを更新



 ブログこぼれ話その14。

 サブタイトルの付け方は適当にその場のテンションで決めてるのだけど、幾つかルールがあってそれに該当する時は毎回決まったお題目となる。1番よくあるパターンは温泉に入った時で、その時は「国名+温泉」になる。あと最近全然書いてないけど旅行に関するコラムを書く場合は「〜について」というスタイルで統一してる。
 他だと装備品の紹介は一律「装備品(メーカー+商品名)」というパターンかな。

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 ナミビアで購入したスマホは所謂「スペック詐欺」のイメージで、記載されてたメモリの割に動きがもっさりし過ぎていた。もしかするとCPUとかOSが悪くてスマホに嘘は無かったのかもしれないが、どちらにしても地図アプリを開くまで10秒近く待たされる状況に辟易してたのも事実。

 日本の一時帰国中に新しく取り揃えたアイテムは幾つもあるが、ことスマホに関してはどんな国でも購入できるアイテムの筆頭でありわざわざこのタイミングで購入することもなかったのでは?と思わないわけではない。

 でも多分この手の電子機器を非常にコスパ良く入手できる国として、日本ほど優秀な国は少ないというのが私の感想だ。単純に勝手知ったる環境のため店員からアレコレ詳しい性能も聴けるし問題に直面した時に返品諸々の作業も気が楽だし。

 ということで購入したのがMOTOROLA社という聞いたこともないメーカーのG13という型番。何でそんな機種にしたかといえば、中古品で23年度の始めに販売されていた商品なので電池の残量が十分残っていると踏んだから。

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 1番重要視してるポイントが電池残量だったので

 これで料金15000円切る値段だったので個人的には文句ない。地図アプリもタッチしたら直ぐに立ち上がって動かせるのであり、そんなポイントで勝負してる輩はそうそう居ないことが想像つくな。

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 個人的に衣類は破れるまで使うべき!・・・くらいに思っているのだが、旅行も長期化し当初から使い続けているウェアは敗れてこそないものの、非常に状態の悪いモノとなってしまっている。

 具体的には各種ズボンが限界で、特に2種類のハーフパンツはファスナーが破断してるし生地がヘタって今にも破けそうな状態であったため、新しい商品を買うことに躊躇はなかった。

 だが冬季用の長ズボンなんかはなまじ生地が厚くて丈夫であるため「まだまだ使える!」と感じさせるのも事実であった。とはいえ生地が伸びまくってヨレヨレではあったが。

 特にモンベルのサイクリングニッカが使い心地も良くお気に入りの一品であり、しかし10年も前の製品であるため商品ラインナップが変わってしまい完全に同じ商品は取り扱っていないとのこと。

 こうしたことから新品購入することに消極的だった私だが、実家に滞在してると「そんなみすぼらしいズボンは辞めなさい。新しいのを買え!」と毎日のように小言が飛んでくる環境であり、私も「もしかしてこのズボンはボロボロ・・・?」と思うようになってしまった。環境って恐ろしい。

 ということで幾つか自転車に使えそうな冬用ズボンを探してみたのだが、色々探した挙げ句に「やっぱモンベルのペダリングパンツが1番良い」という結論になった。

 とはいえ2023年度のペダリングパンツは10年前の類似商品と比べて様々な点でマイナーチェンジが行われており、個人的にはゆったりしてたズボンが全体的にピッチリして、生地が薄くなったように感じるのが最も気になったポイント。

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 あとポケットの数が増えた

 なおオンラインショップで購入しようとしたら、今シーズン既に倉庫の在庫は切れており、東京のショップで店頭に残されてる品しか残っておらず電話連絡して取り置きしてもらい、フライト前にようやくゲットできた苦労の末に入手した逸品だったりする。

 
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 一時帰国する意思を固めた際に「日本で購入すればいいや!」と思い、幾つかの壊れかけてる装備品を無理して使い続けていた。その中で最も限界ギリギリだったのが靴だと思う。

 何しろ左右両方ともソールがほとんど剥がれており、それを接着剤で無理矢理つなぎとめているような状態。所々に大小多くの穴が空いており、水たまりを踏みでもしたら一瞬でシューズの内側までびしょ濡れになってしまうような状況だった。

 地味にサンダルも新しくしてるのだが、冬場という環境もあり早急な交換の緊急性・必要度共に高かったのが靴であることは間違いない。

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 ということで購入した品

 実家の近くにある靴屋や中古品売り場、アウトドアショップ等色々見て回ったのだが、結局大型スポーツショップのシューズコーナーにあるのが1番納得できた品だったのが不思議というか何というか。

 今まで通気性が良いランニングにも使えそうなシューズを買うことが多かったが、そもそも靴を使う時は寒くてサンダルでの走行が困難な寒さの状況であることを考慮し今回は防水・防風のしっかりしたタイプにしてみた。

 ソールも固めなので自転車的にはペダリングにおける力のロスが減ることも期待したいところ。というかソールが柔らかいと、テント設営でペグを踏んづけた際に穴が空くことあるし。

 ちなみに新しくしたサンダルは今回もKEENのH2 Newportである。サンダルは商品決め打ちしてる関係で、メルカリで安い商品出品されてたタイミングで購入した。

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 色が派手だがまぁ良いか

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