
嘘付くにしてもそんな直ぐ分かるような内容じゃない方が・・・

パキスタン4日目 レストランエリア敷地~イスラマバードから南南東に約90km ディナの町
自転車を置かせてもらったガレージは朝9時に従業員が出勤するタイミングで開けるよ・・・と言われてたので、盛大に朝寝坊しても良かったのだが7時前には起きてしまった。
早々にテントを畳んで日陰に避難。ご好意で天井ファンも使わせてもらい快適な環境にてのんびり9時を待つことに。
ガレージ開けてもらい早速出発・・・とはならず「まぁ朝飯食べていけよ」と営業前のレストランにお招きしてもらい、しっかり朝食頂いてからの出発に。パキスタンの人はホスピタリティの精神が凄い。
早朝こそ日が差し込んで暑かったものの、現在空には雲が広がり太陽光は遮られているため昨日よりも凌ぎやすい環境だ。インドもそうだったけどパキスタンも7~8月はモンスーンの時期で最も雨の多い季節らしい。
というか目指しているカラコルムハイウェイという道はラダックから程近い場所を通っている道路であり、何なら場所によっては直線距離でインドと10kmと離れていない場所もある。そりゃ気候的にも似通ってきますよ。
むしろそれだけ近い場所にありながら両国に通じる道の1つも無いことの方が珍しい。まぁ領土問題でバチバチにやりあってる最前線のエリアなので難しいのは分かるけど。

何なら2国間で1つとはいえ国境通過できることの方が驚きだったり
降るかもしれない・・・とは思っていたが、お昼のタイミングで雨がパラつき始め慌ててガソスタに避難する。上手いこと食堂が併設されてるタイプのスタンドだったため、この時間を利用してお昼休憩とすることに。
従業員が非常に親切で色々気を使ってくれたのだが、まさか支払いのタイミングで「わざわざ日本からやって来たゲストにお金は貰えないよ」と言われてしまうとは。
私としては自分の好みで自転車使って旅行しているだけなのに、こうして多くの人が応援してくれたり助けてくれたりしてもらうと何ともむず痒い。私は彼らの親切に応えられるような旅行ができているだろうか?
スタート遅かったこともあり、90kmほど走った場所にあるディナの町に差し掛かったのは17時前。そろそろ今夜の野営ポイント決めたいな・・・と思いつつ町を抜けた所に交通警察の建物があったためテント張れそうな場所がないか聞いてみることに。
そこいらのガソスタで大丈夫!・・・くらいの気軽な回答を期待してたのだが、結構な人数が集まって本格的に相談始まってしまい、これは申し訳ないことしたなと思いつつ。
返ってきた回答は「手前のディナの町にあるホテルに宿泊するのが良い。ホテル側に話して料金は無料にしてあげるから」という斜め上の回答が。警察にホテルを賄ってもらうなんてそんなつもり無かったし、こんなことは自転車旅行続けてきても僅かに2回目。
バイクにエスコートされて逆走しホテルへ投宿した18時過ぎ。最初私の処遇を決めるべく警察官の会議が長引いたときには「失敗した・・・」と思ったが、結果的にとても助かりました。
荷物運び込んで夕食に外出する。適当なお店でビリヤニ食べていたのだが、相席した若いニィちゃんから「何処から来たんだ?」等色々質問を受ける。
パキスタンではこうしたパターンは割と多々あり、今日だけでも自転車走行中に4~5回は似たような感じで話しかけられ応対している。走行中に話しかけてくるのは危ないとかそういう感覚は無い模様。
そんで食べ終わった際に言われたのが「お前はゲストだからここの料金は俺が支払うよ」というね。何なの?パキスタン人は皆して私を泣かせにかかっているの!?
結局今日1日お金を使う場面でずっと人様からの親切に乗っかってしまった。こうして大勢の人に助けてもらって旅行してるから、私はもう1人というニュアンスが強い「旅」という言葉を自身の旅行に使うことはできないなぁと思うのだ。
2024年8月16日(金) 走行距離94km 累計155192km
