自転車ときどき世界1周

2024年08月

 パキスタン11日目 パラスの町〜イスラマバードから北北東に約150km バタクンディの町

 なんだかんだ明け方未明には寒さでファンを止めるくらいには気温が下がったパラスの町。とはいえ温度的には微妙なレベルなので掛け布団使って対応しても良いのだが、パキスタンではほとんどの宿泊施設で掛け布団が出てこない。

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 この宿にはあったけど使うのどうかと思う感じだったので

 9時前には出発準備完了したが宿のオーナーがやって来ない。途上国ではこのパターン多々あるので昨日の内に支払い済ませ、ホールドされかけたパスポートも戻してもらっているためそのまま出て行っても問題ないけどさ。とりあえず一言挨拶してから出発したいじゃん?

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 遅くなりそうなので甥っ子に話してスタート

 割とハードな行程なので時間的余裕欲しいと思ってのことだったけど、この判断大正解だったと思う。想像してたより厳しい上り坂が続く道で、しかもちょいちょい下り坂を挟むため地図で調べた数字以上に標高上がらない。

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 路面も悪くてペース自体も遅いんだな

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 所々で道路上に溢れてる川を渡るのだけど

 ラダックと違ってパキスタンではもうほとんどインフラ側での対応を諦めているように見受けられる。要するに川に合わせて橋を作ったりとかトンネル掘って水を道路の下に通すといったことはせず、放置してそのままにしている印象だ。

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 嘘付くにしてもそんな直ぐ分かるような内容じゃない方が・・・ 

 予算的な都合とか色々あるのかもしれないけれど、私はガチガチにコンクリで固めたり大規模工事を実施するより割と「なるようになるさ」といった雰囲気のパキスタン方式が嫌いじゃない。

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 むしろ川を利用して楽しんでる感じがある

 そもそもカラコルムハイウェイという道路自体が建設するにおいて多大な犠牲と予算を要した道らしい。それだけ自然環境の厳しいエリアであると考えれば、多少道路がガタガタだろうと文句をいうほどでもないか。

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 今日だけでも何回か復旧工事終えたばかりっぽい道路走ったし

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 日本が学校建設の支援でもしたのかな?

 結構な僻地だと思うのだけど長く集落が途切れることがない。学校帰りの子供たちが私を見つけてワイワイ騒ぎながら付いてくるのはこうした土地でよく見る光景で大変さを一時忘れさせてくれる。

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 やっぱりそういうのは可愛いから

 厳しい登りが続いたものの、お昼休憩したカガンの町を境に景色も坂も雰囲気を変える。具体的には視界が広がってなだらかな道の割合が増えた。

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 なので今日後半戦の方が楽だったな

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 後方から雷鳴らす雨雲が出てきて焦ってる

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 このトンネルも土砂崩れで道路崩壊した関係で新たに造られたらしい

 ポツポツ雨が降り出して不味いと思ったが、このトンネルを抜けたところで雨雲から逃げ切った模様。本日スタート早かったおかげで濡れ鼠にならずに済んだ。

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 そう思っておこう

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 奥に見えるのがナランの町

 この辺においてトレッキング等のアクティビティをする拠点となる町と聞いてたので、それなりに大きいのだろうと思っていたが、それなりどころか超絶観光地都市でビックリした。パキスタンの町でこんなにHOTELと書かれた看板目にしたの初めてだよ。

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 ここで宿泊しようかとも思ってたけど

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 もうちょっと先まで進む

 一応この峠を明日中には登りきってしまいたいと考えてて、ナランからスタートすると距離と獲得標高的に日没ギリギリでの登頂となりそうなので。多少余裕を持ったスケジュールで山頂には立っておきたい。

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 頑張ればどうにかなる距離というのは割と危険だし

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 この辺はラフティングが人気みたい

 ナランから数えて15kmほど進んだバタクンディという町に入る手前でローカル食堂あったため夕食済ます。ここでテント張れそうな場所でも聞こうかと思っていたが、私がそれ聞く前に「寝る場所どうするんだ?そこでゲストハウスやってるぞ!」と早くも営業が入る。

 テントでキャンプするので大丈夫ですと丁重にお断りしたのだが「それならゲストハウスの庭にテント張れば良い!」とお勧めされて押し切られてしもうた。何なら無料で泊めてあげるよ!とまで言われたのだけど、流石に申し訳ないので素直にテント張らせてもらう。

 自転車の移動からテント設営まで逐一手伝ってくれて、パキスタン人というのは本当に驚くほどおもてなししてくれる人たちだと毎回思う。適度の放っておいて欲しい時もないではないが、それも含めてお節介焼きなこの国の人たちが私は好きだ。

 2024年8月23日(金) 走行距離71km 累計155570km
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 パキスタン10日目 ムザファラバードの町〜イスラマバードから北北東に約110km パラスの町

 朝には電気もWi-Fiも復旧していてついネットに勤しみ出発が遅くなってしまった。良い大人だというのに何やってるんだ?・・・という気持ちがない訳ではない。

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 停電が悪いよ停電が

 出発の際に宿と併設してる食堂の店員たちから「一緒に写真撮ろうぜ!」と誘われ記念撮影したり。パキスタン入ってこうした交流が一気に増えた事はやっぱり嬉しい。インドじゃ遠巻きにじーっと見つめてくる人が多くて対人ストレス大きかったし。

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 ムザファラバードの町を抜けるのだが

 進路的に西側にある山を1本越えて行かねばならない。スタート早々に上り坂が始まるのは昨日と同じ状況なのだけど「坂登ってる途中からのスタート」と「朝イチで上り坂スタート」というのは後者の方が気が重たいものだ。

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 でも山から町を見下ろせるのは良いな

 たっぷり1時間かかって山頂まで到達し、そこから一気にダウンヒルで同じ標高まで下がる。日本だったらトンネル掘るのだろうな・・・とか考えたりするのだけど、そんなのあったらあったで「トンネルなんか要らないからちゃんと山頂まで道造ればいい」とか言いそうな気がする。

 勝手なものですね

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 川を渡って植樹エリアを抜ければ

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 カラコルムハイウェイ本線に合流だ

 ちょうどお昼のタイミングなので2日半かかって本線復帰したことになる。どちらのルートが短いとか早く移動できるとかは興味ないから調べもしないけど、確実に私が走ったルートの方が「楽しい道」であったと胸を張って答えるね。それこそが自転車旅行で1番大切なポイント。

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 とにかく暑い

 お昼休憩も暑さが厳しく食欲無いため水分補給のみで済ます。今日の場合は朝食を食べまくった上にスタートも遅かったので単純に空腹となるほどエネルギーが消費されていないだけかもしれない。

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 景色が山深くなってきてワクワクする

 1度川の右岸に渡った道だが、再度橋を使って左岸へ戻るとそこが本格的なヒルクライムのスタート地点。一気に険しくなった斜度の坂道をギア最経にしてなんとかヨタヨタ登っていく。

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 と早速警察による検問が

 本日既に1度検問で止められており、その時は「ちょうど州境にかかる場所だから検問あるのだろう。昨日もそうだったし止む無し!」くらいの気持ちだったが、そういうの関係なさそう。

 警察の人たち自体は親切だしパキスタンの治安状況やこの辺の土地が置かれている状況も理解してるので検問自体は気にならない。ただ毎回とにかくチェックに時間かかって検問1つ通過するのに30分とか時間取られるのは勘弁してほしい。

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 谷底というより山腹にある道を進む感じ

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 水補給中 

 短いスパンで次々集落が出てくるし商店や食堂も多々姿を見せるので食料管理を気にせず走行できるのが嬉しいね。山岳地帯での自転車旅行は積み込む食材の量次第で疲労度合いが全然変わってくるので。

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 左カーブの度に道路まで川が溢れてるイメージ

 1500mくらいまで登るとそこから先はアップダウンの繰り返しへと切り替わる。ちょうど涼しくなる標高の境界線くらいであるため、できれば本日終了地点は高い場所に位置してるエリアとしたいところ。

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 もうちょっと分かりやすい看板をだね

 しかし見込みと異なり上手くいかないのが自転車旅行。本日3度目となる検問にて予定を大きく狂わされ、よりによって凸凹の最下部に位置する標高1300mに位置するパラスの町でフィニッシュに。それでも今朝と比べて600mほどアップしてるから大分涼しいか。

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 空芯菜みたいな菜っ葉使った料理でサウジって名前らしい

 宿の隣で料理してた人はオクラを炒めていたし、ここに来て見たことない料理が続々出てくるのは良いですね。食べ物の種類が豊富というだけで旅行者はとても幸せになれるのですよ。

 (バケツ)水シャワーを浴びたら思ったよりも冷たくて驚いたというか、やっぱり標高稼いだ分だけちゃんと気温が下がっているのだなと実感した。これは想像してるよりも涼しい環境でグッスリ眠れるかもしれない。

 2024年8月22日(木) 走行距離67km 累計155499km
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 パキスタン9日目 会社宿泊室〜イスラマバードから北北東に約80km ムザファラバードの町

 昨日「会社は9時過ぎに来るからそれまで玄関ドア開けられないけど大丈夫?」と確認受けており、なのでもう思い切り朝寝坊するつもりでいた私。まさか7時過ぎに昨日の子供が突撃して来て起こされることになろうとは。

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 標高高くて気温低かったのでインナーシーツ使ってた

 というか普通に玄関ドアの鍵持ってるのねこの子たち。拙い英会話で意思疎通したところ親父さんはまだ寝ているようで、準備ができたからと挨拶もせず出発してしまうのも悪いし結局9時過ぎまで待つことに。

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 この年頃の子供はとにかくパワフルだな

 ということで9時15分にお礼言って出発する。早朝に雨が降っていたようで路面が濡れており、下手に早い時間帯に走ると自転車汚れてしまったであろうことを考えるとむしろ正解だったかもしれん。

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 朝食済ませた頃には青空が広がり始める

 昨日の続きで上り坂からのスタートではあるが、とにかく低地で暑い中を走り続けてたのでむしろ標高が上がっていくヒルクライムが今は嬉しくて仕方ない。

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 1時間経ってもスタート地点がまだ見える

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 こんな感じで町を見下ろす喜びといったら

 まだ標高にして2000mちょっとで最高地点となってしまう程度だが、カラコルムハイウェイはまだ始まったばかり。そのうち今日の標高など通過点にもならないほどの高さまで登っていくのかと思うとワクワクするし登り切れるのかと不安にもなる。

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 あんだけラダック走っててもそんなもん

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 とりあえずこの下り坂が相当な長さで

 途中で昼食休憩を挟みながら25km近くずっと一定の斜度で下がり続けた。結果として谷底の川まで降りて来たのだが、その標高は600m切っててイスラマバードとほとんど変わらないという事実。

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 ここから再び上り坂

 の前に警察によるチェックポイントで呼び止められる。パキスタンは結構こうした警察チェックが多いとのことで、今までは主要都市間の道が多かったため検問もなかったが、これから先はインドとの領土問題を抱えた緊張地域ということもあってこうした検問も数多くあるらしい。

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 幸いなことに

 何年か前まではカラコルムハイウェイも一部区間は自転車における自走が禁止されてて警察車両にピックアップされたりパトカーがずっと跡を付いてくる不自由な旅行しかできなかったとのこと。

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 手続き待ってる間にチェーンの交換作業したり

 しかし彼らに聞いた限り「今は(カラコルムハイウェイに関しては)そういう規制はないから好きに走って大丈夫だぜ!」との言葉をもらえて私も嬉しい限り。

 検問の人たちも非常にフレンドリーで、暑いだろうと検問小屋ではなく本部事務所の中で涼ませてくれるし何なら果物頂いたりしてモグモグやってるうちに手続き完了。

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 谷底の川を遡上していく道

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 ちょくちょく反対側へと繋がる吊り橋がある

 川の水はかなり濁った色してるのだが朝に降った雨の影響なのかもしれない。そう思うのは山から流れてくる支流の水はきれいに透き通った水で、何ならその水を生活用水にしてるっぽい家屋も多々見かけたから。

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 凄い場所に建ってるな

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 実に気持ち良い道だが暑すぎる 

 30kmほど走ったところでムザファラバードの町に到着する。かなり規模の大きな町であるためキャンプではなく予め下調べしていた安宿へ向かうのだけど、途中で見かけた安そうな宿で値段聞いてみたら2000ルピー(約1050円)と高くなかったのでそのまま投宿。

 調べた宿が本当に安いままか不明だし、時間も17時半と結構遅かったので無理しないことを優先した結果。この辺の判断は国と治安と町の規模とかで変わってくる感じ。

 まだ胃腸の不安が続いてるので油物や刺激物を控えた食事にしたいのだけど、パキスタンでその条件を満たすような食べ物はほとんど存在しない。結局ファストフードでハンバーガー食べて宿に戻り、呑気にネットして遊ぼうかと思ったらコンセントからの給電が途絶えた。これは早く寝ろ!というパキスタンからのおぼしめしか。

 2024年8月21日(水) 走行距離85km 累計155432km
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 パキスタン7・8日目 イスラマバードの町〜イスラマバードから東北東に37km地点 会社宿泊室

 寝る前からお腹を下してる感じがあったがこれが深夜になっても一向に治まらない。胃痛まで始まってしまい結局ほとんど安眠できずに朝を迎えることとなる。

 こんな体調で走行してもロクな結果とならないのは明らかで、仕方なく宿に延泊の申請出して丸1日療養に務めることとした。


 翌日。大分回復したので改めてカラコルムハイウェイ出発としたい。なおカラコルムハイウェイというのはここイスラマバード(アボッターバードの町という説も有)から中国のカシュガルという都市までを結ぶ道のことをいう。

 名前の通りカラコルム山脈の中を抜けていくルートであり、標高8000mを超える山々を間近に眺めながら世界最高所と評される国境を渡る国際的な道として名高い。

 自転車旅行的にもラダック・パミールハイウェイと並びヒマラヤ山系における3大絶景ルートとして人気が高く、私もここを走れる事を大変楽しみにしていた。

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 出発前にリアボックスの固定ネットを廃チューブと交換する

 楽しみにしてはいるのだが、スタート地点から早速カラコルムハイウェイ正規ルートを外れてイスラマバードの町東部山越えルートで進む私。まったくいい性格してるな。

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 というのも正規ルートの町から北上するルートは

 まだ暫く平地での走行が続く土地となっており、なかなか山岳地帯に突入しないルートなのだ。それに対して東部に延びる道は町抜けた直後にヒルクライムが始まる土地。近年になって道路も整備されたことから風光明媚なこちらのルートを通る車両も多いと聞いた。

 「やっぱり走って楽しい道が1番でしょう!」と意気揚々走り出したのは良かったが、道路は謎の交通規制が敷かれており迂回路入るつもりが気付いたら大使館エリアに迷い込んでしまうことに。

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 まだスタートから数kmだというのに

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 どうしてこうなった状態

 オマケに雨まで降り出してしまい、何とか元の主要道に戻った頃には完全に大雨となってしまう。慌てて立体交差点の橋下へと逃げ込み他のバイク乗りと一緒に雨宿り。

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 ビックリするくらい凄まじい雨

 排水設備がしっかりしてないパキスタンではこのレベルの雨が降ると排水処理能力を超えてしまうようで、我々が避難している橋下の道路も冠水一歩手前の状態に。別に慌てるようなことじゃないけどこの後の走行に支障が出ないかちと心配。

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 結局2時間近く振り続けた

 これなら出発送らせて宿内でじっくり構えてた方が良かったと思うが仕方ない。カラコルムハイウェイ最初の試練だ!くらいに思っとこう。

 雲は西から東へ動いているので

 早めに昼食休憩として雨雲が通り過ぎるのを待つ。ここで下手にガンガン走ると雨雲と追いかけっこの状態になってしまい、いつまで経っても天気悪いまま・・・というパターンにハマる可能性があるので。

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 ちょっと待つだけでほら青空見えてきた

 見えてきたのは大変喜ばしいのだが、勢いよく天気変わりすぎだ!と私はちょっと文句言ってやりたい。よりによって本格的な上り坂へ突入したタイミングで太陽光が照りつける灼熱の暑さへ切り替わってしもうた。

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 先刻までの涼しさは消えて大汗かきながらのヒルクライム

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 景色がどんどん山深くなってきた

 暑すぎて途中の売店で1.5リットルの炭酸買ったのだけど、普段ならあっという間に飲みきる量。ところが昨日から続く胃腸の不良はまだ完治してなかった模様。炭酸ガスが胃に溜まる感じでお腹膨れてしまい苦しいというか気持ち悪い。

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 何やってんだ私は

 よっぽど辛そうに見えたのか途中で交通警察が停車し「何か困ってる事はないか?」と尋ねられる始末。また彼らが親切で「この先にある食堂でチャイでも飲もう」とお誘いしてくれお付き合いする事に。

 ここのチャイ休憩が良かったのかトイレでスッキリしたからか、一気に体調よくなり17時過ぎてるけどもうちょい先まで走っちゃることにした。

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 お店の隣の道路が川になってるとは珍しい

 18時過ぎまで走ったところでテント張れそうな場所を探すものの、山の斜面に位置する道の上に不味いタイミングでそこそこ大きな町へ突入してもうた。野宿苦労するパターンだぞこれ。

 日没が迫っても全然テント張れそうな場所見つからず、仕方ないので敷地が大きい建物に行って隅にテントを張っても良いか尋ねることにした。結局3軒目の住宅建築会社の方が親切にも社内の寝室使って良いよ、と泊めてもらえることに。

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 オーナーの子供さん

 まだ標高1500m弱だけど、それでも下界と全然気温・湿度が違って過ごしやすい。絶景とかそういうのも楽しみだけど、今はようやく涼しい環境へと戻ってこれた・・・という喜びの方が大きかったりして、本当に夏のインド・パキスタンは暑すぎる。

 2024年8月19日(月) 走行距離 0km 累計155296km
 2024年8月20日(火) 走行距離51km 累計155347km
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 パキスタン6日目 イスラマバードの町

 休息日・・・ということで色々と情報収集しつつここから始まるカラコルムハイウェイの準備をしたいのだけど、朝になってもWi-Fiが復旧しておらずネット接続ができない問題。

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 はてさてどうしたものか

 一般的な海外におけるユースホステルという施設は「他の安価な宿泊施設(バックパッカー宿)と比較して設備がしっかりしている反面、料金自体は少々高め」というポジションにある。

 しかしパキスタンの場合はこれが逆転しており「とにかく値段は安いが設備はボロくて掃除も行き届いてない」という具合。シャワーは水しか出ないとかそういうレベルじゃなくて、シャワーヘッドが壊れてて水道の蛇口みたいな形になってるとか。そこの床には石鹸の包装紙が何枚もポイ捨てされておりぐっちゃぐちゃ。

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 スタッフ何人もいるのに掃除もしないのか

 初日に泊まったラホールの安宿もそうだったが、パキスタンの安価な宿は割とレベルの低さを感じるな。この点に関してはインドに完敗してると思う。

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 日本から輸送されてきたのであろう車両が結構多い

 とりあえずお昼前のタイミングで外出して近く(約2km)にある自転車ショップへ行ってみる。先日インドでショップに行ったばかりだが、アムリトサルの自転車ショップは余りにもレベルが低すぎて結局チェーン以外の消耗品パーツを見つけることができなかったので。

 火急の要件ではないが都会にいるタイミングでもないとなかなかスポーツタイプの自転車取り扱ってるお店がないものでして。

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 途中で朝食頂きつつ

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 イスラマバードは道路も完全に網の目状となった計画都市

 メトロの駅すぐ側にあるショップは想定してたよりもずっと良い品揃え。普段なら訪問前にネットで情報調べてお店の品揃えとかある程度把握した状態で向かうのだけど、今回はネットが使えず完全に事前知識無しの状態で空振る確率も高いと踏んでただけに嬉しい誤算だ。

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 店長も親切だったし

 このオッちゃんも若い頃にUAEやサウジアラビアといった国に出稼ぎで渡航したことがあるらしい。中東の裕福な国にパキスタン人が労働力として多数訪れているというのは知識として知っていたが、実際にその話を聞いたのは今回が初めてだ。

 なかなか劣悪な環境だったらしくどうせなら日本で働きたいと申してたけど、日本人としては外国人技能実習生を低賃金でこき使う酷い経営者の話をたくさん耳にするし、コロナで一時帰国してた際の仕事でそうした人たちの待遇を多々目にしてる。日本もそんな憧れる国ではないのですよ・・・とは流石に言わなかったけど。

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 とりあえずスペアタイヤとブレーキシューを購入

 パキスタン人と話をするとやっぱり彼らの厳しい生活環境というの感じられること多くて、こちらが日本人だと分かるとどうにか日本へ行って仕事する方法はないのか聞かれることがある。

 私はその行為や考え方を否定も肯定もしないのだけど、そうした強烈なスピリッツを持って行動に移せる日本人は多くないだろな・・・とはよく思う。良くも悪くも恵まれてる国にいるとハングリー精神は育ちにくい。

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 何故か民家の壁にはよく水道が生えてる

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 都会の楽しみといったら甘味所があること

 宿に戻って一休み。未だにネットは復旧しておらず作業的なこと色々やりたいのに・・・とか思っていたら、同室のイラン人が自分の使ってるスマホをテザリングして私にも提供してくれた。何故かバナナもくれるし良いヤツだ。

 作業途中にようやく宿のWi-Fiも復旧して一安心。夕方となり晩ご飯食べに出かけるまでは部屋のベッドで寛いで過ごすことに。

 パキスタンで何日か食事して分かったことで、この国における米食はほとんどがビリヤニかチキンライスで占められているということ。せっかくカレーが美味しい国なので米と併せて食したいのだが、基本チャパティばかりなんだよね。

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 ポテトフライの屋台がやたら美味しそうで

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 つい2度も買ってしまった(2ヶ100円)

 明らかに入国初日よりも気温が下がって楽になった気がする今日この頃。明日からいよいよ本格的な峠越えが始まるのだけど、この様子なら案外楽して走れるのでは・・・?という希望に満ちた気持ちでいる。

 2024年8月18日(日) 走行距離0km 累計155296km
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 パキスタン5日目 ディナの町〜パキスタン首都 イスラマバードの町

 ふと深夜に目を覚ましたらガンガンに雨が降っていた。昨夜も普通に野宿するつもりで行動してたのであり、こうして宿の部屋で雨を眺めているのは何かの縁だったか?とか思ったり。

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 朝には降り止んでて一安心

 スタッフにお礼言って8時半には出発する。とりあえず適当に走ったところで朝食にしたいかな・・・とか思っていたら、早速1本上り坂があり腹ペコ状態には堪えるキツさ。

 ここを皮切りにして規模こそ小さいものの今日は幾つものアップダウンが続くタイプの道。ラホールから3日間で「ド平坦」「後半多少の上り坂」「ずっとアップダウンの繰り返し」と徐々に大変となるよう段階踏まれていたな。カラコルムハイウェイ走る前のウォーミングアップにも最適か?

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 インドと似てるメニューだけどパキスタン料理の方がずっと美味い

 何というかカレーを始めとする汁物の味が深みがあるように思える。インド料理と違って無闇やたらと香辛料かけて辛すぎない塩梅になっているのも好印象。そしてパキスタンの方が値段も安いし店員もフレンドリーだ。

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 よくよく考えるとインド良いとこ無いじゃん

 北上したことが影響してるのか単に雨で気温が下がっているのだろうか。一時期の我慢できそうもない暑さと比べて今日は随分楽になったと感じる。実際今日はガソスタに寄って水分補給する回数も半分くらいに抑えられており、それだけ凌ぎやすい気候だったのだろう。

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 日差しが無いのも助かる

 川を渡る度に標高を下げて、その後再び上り坂・・・というパターンを繰り返しつつも全体的に標高は上がっている。まぁ目指してる場所がヒマラヤ山脈とカラコルム山脈が交錯する土地なのだから、そりゃ基本は登っていくのも当たり前か。

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 いつの間にか線路がすぐ脇に

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 パキスタンの男どもは写真大好き

 お昼を挟んで後半は首都であるイスラマバードの都市圏へと突入していく。人口ではカラチやラホールといった他都市に及ばない町だけど、それでも巨大都市だし出来るだけ余裕を持って突入したいところ。

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 なのに雨降ってきたし

 まぁ路面が湿らない程度の弱々しい雨だ。むしろ全身に程よく水滴かかる感じで気持ち良いのであり、これ以上天気が悪くなる前に宿へ投宿してしまいたいところ。

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 明らかに町の風景になってきた

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 何故か道路に長方形の穴が無数にある

 下調べしたところでイスラマバードには町の東端と西端にそれぞれ安宿がある模様。どちらに行っても良いのだが、とりあえずこの先のルートに入りやすい東端のユースホステルへ向かうことに。

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 とか思ってたのに道間違えて

 選んだリカバリールートがラワールピンディーという町の中を突っ切るルート。イスラマバードは首都機能に特化したタイプの都市で、各種行政機関等の政府関係施設が立ち並ぶ計画都市といった面が強い。

 そんで住民はというと、ここラワールピンディーに集中しているため交通渋滞の観点から極力避けて走りたかったのにな。どうしてこうなった。

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 やっとの思いでユースホステル到着す

 せっかくYH会員証持っているのにパキスタン人以外はYH会員の割引受けられないらしい。まぁ1泊1300ルピー(約700円)だしごちゃごちゃ言う気はない。

 ただ夕食済ませて戻ってきたらWi-Fiが全く使えなくなっていたのは困るぞ。パキスタンでは割と日常茶飯事の出来事らしく、大人しく復旧するのを待つしかないとのこと。まぁそういうこともあるわな・・・と自分を納得させて就寝。

 2024年8月17日(土) 走行距離104km 累計155296km
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 パキスタン4日目 レストランエリア敷地~イスラマバードから南南東に約90km ディナの町


 自転車を置かせてもらったガレージは朝9時に従業員が出勤するタイミングで開けるよ・・・と言われてたので、盛大に朝寝坊しても良かったのだが7時前には起きてしまった。


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 朝日が当たって暑すぎたから


 早々にテントを畳んで日陰に避難。ご好意で天井ファンも使わせてもらい快適な環境にてのんびり9時を待つことに。


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 朝シャワー(バケツ)浴びたりで意外とすぐ時間に


 ガレージ開けてもらい早速出発・・・とはならず「まぁ朝飯食べていけよ」と営業前のレストランにお招きしてもらい、しっかり朝食頂いてからの出発に。パキスタンの人はホスピタリティの精神が凄い。


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 10時前に走り始めて


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 大きな川を超える


 早朝こそ日が差し込んで暑かったものの、現在空には雲が広がり太陽光は遮られているため昨日よりも凌ぎやすい環境だ。インドもそうだったけどパキスタンも7~8月はモンスーンの時期で最も雨の多い季節らしい。


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 そして山岳部は雨がほとんど降らないのも同じ


 というか目指しているカラコルムハイウェイという道はラダックから程近い場所を通っている道路であり、何なら場所によっては直線距離でインドと10kmと離れていない場所もある。そりゃ気候的にも似通ってきますよ。


 むしろそれだけ近い場所にありながら両国に通じる道の1つも無いことの方が珍しい。まぁ領土問題でバチバチにやりあってる最前線のエリアなので難しいのは分かるけど。


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 何なら2国間で1つとはいえ国境通過できることの方が驚きだったり


 降るかもしれない・・・とは思っていたが、お昼のタイミングで雨がパラつき始め慌ててガソスタに避難する。上手いこと食堂が併設されてるタイプのスタンドだったため、この時間を利用してお昼休憩とすることに。


 従業員が非常に親切で色々気を使ってくれたのだが、まさか支払いのタイミングで「わざわざ日本からやって来たゲストにお金は貰えないよ」と言われてしまうとは。


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 みなさんどうもありがとうございます


 私としては自分の好みで自転車使って旅行しているだけなのに、こうして多くの人が応援してくれたり助けてくれたりしてもらうと何ともむず痒い。私は彼らの親切に応えられるような旅行ができているだろうか?


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 そんなことばかり考えてしまう


 スタート遅かったこともあり、90kmほど走った場所にあるディナの町に差し掛かったのは17時前。そろそろ今夜の野営ポイント決めたいな・・・と思いつつ町を抜けた所に交通警察の建物があったためテント張れそうな場所がないか聞いてみることに。


 そこいらのガソスタで大丈夫!・・・くらいの気軽な回答を期待してたのだが、結構な人数が集まって本格的に相談始まってしまい、これは申し訳ないことしたなと思いつつ。


 返ってきた回答は「手前のディナの町にあるホテルに宿泊するのが良い。ホテル側に話して料金は無料にしてあげるから」という斜め上の回答が。警察にホテルを賄ってもらうなんてそんなつもり無かったし、こんなことは自転車旅行続けてきても僅かに2回目。


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 流石に1度目の事例を覚えてる人はいないでしょう


 バイクにエスコートされて逆走しホテルへ投宿した18時過ぎ。最初私の処遇を決めるべく警察官の会議が長引いたときには「失敗した・・・」と思ったが、結果的にとても助かりました。


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 先ほど横を通り過ぎた宿だ


 荷物運び込んで夕食に外出する。適当なお店でビリヤニ食べていたのだが、相席した若いニィちゃんから「何処から来たんだ?」等色々質問を受ける。


 パキスタンではこうしたパターンは割と多々あり、今日だけでも自転車走行中に4~5回は似たような感じで話しかけられ応対している。走行中に話しかけてくるのは危ないとかそういう感覚は無い模様。


 そんで食べ終わった際に言われたのが「お前はゲストだからここの料金は俺が支払うよ」というね。何なの?パキスタン人は皆して私を泣かせにかかっているの!?


 結局今日1日お金を使う場面でずっと人様からの親切に乗っかってしまった。こうして大勢の人に助けてもらって旅行してるから、私はもう1人というニュアンスが強い「旅」という言葉を自身の旅行に使うことはできないなぁと思うのだ。


 2024年8月16日(金) 走行距離94km 累計155192km

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 パキスタン3日目 ラホールの町〜イスラマバードから南南東に173km地点 レストランエリア敷地

 一昨日とは違って割と良い感じに眠れた夜。私の身体が暑さに慣れてきたのか蚊取り線香が良い働きしたのかは不明だが、これで寝不足に悩まされることなくパキスタン走行ができる。

 残り僅かとなったコーヒー飲んでから出発準備。地味にインドからパキスタンへ国境跨いだことで30分時差が発生してるの忘れてて、9時半かと思いきや9時に出発。

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 まぁ自転車旅行では些細なことだ

 というか自転車で旅行してる限りは基本的に時計という存在すら本質的には必要ない。日が登ったら目を覚まし、暗くなったらテント張って休むスタイルであれば、わざわざ時間に縛られて活動する理由もないので。

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 流石に極端な話ではあるが

 世界的に見ても時間を常に把握してそれに合わせて動くのは先進国、それも都市部の人間だ。それに対して途上国ほど時間という存在に対して意識が薄いしルーズな対応するのが常。

 私も日本人なので予定してる時刻に遅れるとつい気持ちが焦ってしまうのだが、それは世界的な標準ではないし絶対的に正しいワケでもない。

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 そういうの感じられるのが海外旅行の面白いところ

 南アジアでも有数の人口数を誇るラホールの町は、祝日の午前中でもなければ常に車両でひしめき合っているようだ。片側4車線もある広い道路なのに車両の数が多過ぎて満足な走行できてない状態が蔓延している様子。

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 せめてマナー良く走っていれば大分違うだろうけど

 インドと違ってそこまでクラックション鳴らさないパキスタンのドライバーだが、別に運転マナーそれ自体は相当酷い。先日まで世界最悪の交通状況である国にいたから比較的マシだと感じてしまうだけで、パキスタンでの走行も1歩間違えると即事故に出会ってしまうレベルで危険な国だ。

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 橋を渡って町郊外に出ても

 都市圏人口700万を超えるラホールではそう簡単に田舎へ切り替わったりはしない。むしろ郊外になっても平野が広がってる土地であるため主要道路の付近にはまだまだ建物が立ち並んでいる。

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 町中もそうだったけどやたら鳥が多い

 道路は完全一直線に伸びており、やや追い風ぎみのため楽して進めるが下手に向かい風だった日には暑さと交通量の多さとで相当厳しい道になっていたやもしれん。あと微妙に路面状態が悪くて尻が痛い。

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 文句が多いですね

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 そうかラクダがいるような土地なのか

 インドと同じくガソスタには高確率で冷水機が設置されているため休憩と水分補給を兼ねて何度も停車させてもらう。というか高頻度で冷たい水を補給しないと熱中症で倒れてしまいかねんくらいには厳しい暑さだ。

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 それでも曇り空の天気で多少はマシだったというのが恐ろしい

 パキスタンは割と外国人が泊まれる宿が限られてる国で、その上田舎には安宿そのものが少ないときた。必然的に野宿が増えることを覚悟しており夕方からはテント張れそうな場所を探しつつの走行に。

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 その前に夕食とするのだが

 実は朝食時に最初言われた値段の3倍の料金を請求されて喧嘩してたりする。なので注文後も店員が「お代わりいるか?」とか「チャイを飲むかい?」と言われても頑として受け入れずガードを貫いてお会計。

 そしたら言われた言葉が「料金は要らないよ、良い旅行をな」だったのであり、自分がものすごく矮小で嫌な奴に思えて悲しくなってしもうた。よきも悪しきもパキスタン。

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 どうもご馳走様でした

 そこから数km走ったところにあったレストランが数件固まってるエリアがあり、テント張れそうな場所を聞いてみたら敷地内の2階渡り廊下みたいな場所に設営許可頂けた。何ならその後にもっかい夕食まで頂いた。

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 本当にパキスタン人は親切だ

 親切なのだけどその一方で治安がよろしくないのもまた事実らしい。何人かから「ここには監視カメラもあるしセキュリティガードマンがいるから安心だけど、そうじゃない場所でキャンプした外国人が襲われたりしてる」といった話を聞かされたし。

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 光と陰が激しいパキスタン

 扇風機が無くてもギリギリ眠れる暑さであり、とはいえテントもフライシート無しで服装はパンツ一丁という有様。はやく夏が終わらないかなと思ってる。

 2024年8月15日(木) 走行距離104km 累計155098km
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 パキスタン2日目 ラホールの町

 暑さはまだ我慢できたが全開にしていたドアから蚊が入り込んできてしまい、そちらの対処に苦慮するというか、何か具体的な対策ができるわけでもなく厳しい夜であった。

 しかし同室のニィちゃんが音を上げたのか、追加料金支払いエアコン起動させた模様で私もその恩恵に預かりつつ。というかエアコン使うのに追加料金必要とか聞くと久々にレベルの低い途上国来たなという気持ちになる。

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 寝不足ながらも9時半起床

 今日がパキスタンの独立記念日という理由で下手に走るの良くないと休息日にしたが、むしろ全てのお店が閉まっており全然人の姿が見当たらないという状況。昨夜遅くまで馬鹿騒ぎしてたので力尽きたか?

 とはいえ既に宿代2泊分支払ってしまったし、やっぱり今から走ります!とはいかない。折角なのでラホール市内の観光でもしようとバッドシャヒモスクへ行ってみることに。

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 昨日の喧騒が嘘のようだ

 宿が4階で自転車降ろすの面倒なことと盗難の心配があるため徒歩にて向かったのは良いが、微妙に距離があってモスク到着した頃には汗まみれ。それは仕方ないのだけれど、まさかモスクの敷地へ入場制限がかけられているとは思わなんだ。

 今日・昨日と恐らく独立記念日に合わせて人が殺到するためテロ等の対策なのだと思われるが、何しろパキスタンで使われているウルドゥー語はアラビア文字を基礎として表記されている。そんなの読めるわけがない。

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 なお英語は皆さんとても上手い

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 ということで周辺から写真撮ったくらいで

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 すごすごと退散することに

 なお大多数のパキスタン人も私と同様敷地に入れなかったのだが、周囲の策を無理矢理乗り越えて進入してるのが何人もいた。その行為を外国人の私がどうこういうつもりはないが、まぁ「そういう国民性なんだな」とは思ってしまう。

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 この暑いのに

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 更に城壁登ってる 

 何もなさずに帰り道も3km歩いて流石に疲れた茶壺さん。悔しいので昨日見つけたちょっと良さげなアイスクリーム屋でパフェでも食べて気持ち切り替えようと思います。

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 甘い物食べるのが1番効く

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 そのまま一旦宿に戻って

 午後になると何処からともなく増えてきた人々。ここの宿は目の前が町中心部へと向かう大通りということもあって、夕方になる頃には昨日と変わらぬ凄まじい喧騒とイベントが繰り広げられている。

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 ということで私も見に行ってみる

 数百m歩いた場所の中心地にて爆音と共に何か演説が行われている模様。人混みをかき分けるようにして近づいてみたが、流石に人が多過ぎて途中で進めなくなる。まぁ雰囲気は存分に堪能したので十分です。

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 むしろ思うことは

 独立記念日という日本には存在しない祝日だが、現地の人にとっては植民地支配を脱して自由を勝ち取った記念すべき日として重要視されているイメージがある。そうしたイベントを(言葉は全く分からなかったが)間近で体験することができたのはなかなか貴重だったなと思ったり。

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 熱気が凄い 

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 本日2度目の甘味はデザートだから!仕方ない

 宿に戻り昨日の反省から入口ドアは閉めておき、蚊取り線香焚いておき蚊の撲滅を図る。まだパキスタン2日目だし本格的な走行始めてないのにもう疲れてるの末恐ろしいな。どんなに険しくても良いから早いとこ山奥の標高高い土地に行きたいと思うてます。

 2024年8月14日(水) 走行距離0km 累計154994km
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 インド78日目&パキスタン1日目 アムリトサルの町〜イスラマバードから南南東に約260km  ラホールの町

 僅かな地域しか走行してないインドだが日数的にはもう78日目。想像してたよりずっと大きな国であるインドはまだまだ未踏の地があるものの、取りあえず本日をもって隣国パキスタンへと移動する。まぁ縁があれば再走する機会もあるでしょう。

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 というかほぼ確実にインドは再入国すると思う

 とりあえず国境まで約30kmの距離。昨日バスで移動した道を今日はロシナンテ号に乗って進んでいくワケだが、2度目でも新鮮な気持ちで走れているのは昨日バス車内でウトウトしておりロクに景色も見てなかったから。

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 バス移動なんてそんな程度の意識ですよ

 時間的にはお昼前のタイミングで国境に到着しそうな雰囲気であり、恐らく手続きに時間がかかることが予想できるため、早めに昼食摂っておこうかと思っていたのだが。

 私を追い抜いていったオート三輪の運転手がテントの前で手招きしている。何事かと思ったら数日前にも見た食事の配給を伝えていたようで、もうフェスティバルの期間は終わったものだと思っていたのだが。

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 まさか毎日こうして活動してるとは思えないし

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 ともあれちょうど良いタイミングで補給させてもらい

 国境までの道を一気に走り切る。最初は凄まじい交通渋滞とクラックション地獄に辟易していたが、国境が近づくにつれてどんどん交通量が少なくなって走りやすくなるのがさ。インドから離れる方向に走れば走りやすくなる・・・という皮肉。

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 牛の数も落ち着くかと思われる

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 お、インドの国旗が見えた

 昨日通った国境へのルートにはイミグレーションの建物が出てこず不思議に思っていたのだが、どうやらアレはフラッグセレモニーのために造られた道らしい。国境が開放されてる時間帯は別方向にあるゲートを潜ってイミグレーションの建物へと向かう。

 両国の関係を鑑みれば納得ではあるが、そのゲート出入口にも軍が常駐しておりイミグレーションまでの移動にも常に監視の目が付いている。職員も親切だし手続き自体は問題なく進んだものの、インド側からパキスタン側へと国境を越えるまでに計5回も逐一パスポート確認される徹底ぶり。

 対してパキスタン側は割と緩やかな雰囲気であるものの、とにかく処理手続きに時間がかかる。越境する人自体はそれほど多くないようで、イミグレ入国審査員の手続きに並んでいたのは3人のみ。

 でもその3人が手続き済ませて私の番になるまでたっぷり30分近く待たされたぞ。どんだけ細かく審査してるのか知らないが、私の審査自体は体感1〜2分だったのでパキスタンでは自国民(パキスタン人)の入国審査の方が外国人より時間かかる珍しいタイプの国という印象だ。

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 とにかく無事入国できてホッとした

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 それではパキスタン行きましょう!

 国が変われば様々なモノが変化する。交通量はそれほど変わった気がしないけど、自分でも驚くほど自転車走らせてのストレスが軽減した。クラックションの割合が1%くらいに激減したからだな。

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 そんな行儀の良い運転してはいないのだけど

 平気で逆走カマしつつ「邪魔だから退け!」と言わんばかりにクラックション鳴らしまくってくるクソボケ車両がほぼ姿を消しただけでも気持ちとしては大分違う。改めてインドという国はドライバーがイカれてた国だったのだと思いつつ。

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 パキスタン側も約30kmで大きな町がある

 そのラホールはパキスタンの首都イスラマバードも凌ぐ巨大都市。この国の最大都市であるカラチは南部の海沿いに位置しており、ラホールは地理的に国土の中央に鎮座するパキスタン(ムガール帝国時代)の古都でもある。

 先へ進むにつれてどんどんバイクの数が増していき走り続けるのが困難になるレベル。それでもインドと違ってパキスタン人は信号も守るし向こう見ずな危険運転する人が少ないため全体的に統制が取れている感じがする。

 何よりパキスタンの良い点は人が緩やかになって私の姿見ると手を振ってくれたり声かけてくるようになったことだ。インドでは2ヶ月強滞在してついに1度も「Weicome to India」と言われなかったがパキスタンでは入国して2時間で言われたぞい。

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 しかもお菓子にジュースを頂いてしまう

 中心部に近づくとやたら警備が厳重というか軍の人が多くなる。そんな物々しい雰囲気ではないのだが、何かイベントでもあるのかな?と思ったら、明日(8月14日)がパキスタンの独立記念日なのだそう。

 とりあえず下調べしていた宿にチェックイン。明日にはラホール出発して早いとこ涼しい山中へと向かうつもりでいたのだが、宿からすぐの場所で独立記念日のイベント行われるらしいし、こりゃ明日は町中激混みして自転車走行に適さないだろう。しゃーない連泊しちゃるわ。

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 一休みしてから外に出て

 物価調査しつつsimカードが契約できないかとTelenorという通信会社のショップに行ったのだが「ウチは外国人じゃsim契約出来ない」と言われてしまう。多分面倒くさくて適当言ってるだけだと思うのだが彼曰く「2ヶ月前からルールが変わったんだ」とのこと。こういう時結局何も出来ないのが旅行者のツラいところ。

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 とりあえず夕食にしますか

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 宿の前の通りで行われてるイベント

 22時を過ぎても大音量の音楽が鳴り止む気配は全くない。多分これ寝付けなくて寝不足になるパターンだ・・・と予想は出来るのだけど、流石にこの暑さで窓閉めるのは無理。パキスタンは入国早々に寝不足での日々となりそうだ。

 2024年8月13日(火) 走行距離63km 累計154994km
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