自転車ときどき世界1周

2024年10月

 ネパール25日目 マナンの町〜カトマンズから北西に174km ヤク カルカの町

 マナンの町から先はいよいよ車両の通行できる道がなくなり歩行者と馬が行き交う完全なトレッキング道となる。謂わばここから次に車道が復活するまでの間が自転車アンナプルナサーキットにおける革新部分だ。

 心身共に準備万端にして臨むアンナプルナサーキット7日目。だというのに私が朝起きたのは8時過ぎという山としてはあり得ないレベルの遅さ。

RIMG7129
 お、今日は全く雲がかかってない

 もちろんこれは計算済みの行動で、私はこの先最高地点の峠であるトロンパス(トロン峠)を越える日程と1日に登る標高とを逆算して移動距離をキッチリ決めている。それに基づいた結果本日の走行はかなり軽めで終了することが予想でき、わざわざ急いで準備する理由がない。

 むしろ狭いトレッキング道を自転車が走っていると何かと邪魔であることは想像つくのであり、1番混む時間帯を避けた賢明な処置だとすら言える。

RIMG7132
 他のお客も居なくなった食堂でゆるりと朝食

RIMG7131
 宿の目の前にあるチェックポイントで手続きして

 9時半のタイミングで出発する。もう周辺にザックを背負った人はおらず、最後尾からの気軽なスタートだぜ。

RIMG7133
 マナンの隣町までは舗装された道が続いてた

RIMG7136
 坂の斜度はキツいけど 

RIMG7137
 ここから先へは階段を登らねばならないため

 ここからはトレッキング道に無茶して入ってくるようなバイクが居たとしても物理的にシャットアウトされることを意味している。自転車担いで階段を登るのはしんどいけれど、これ以後車両を気にしないでも良いという事実は嬉しいな。

RIMG7139
 未舗装スタート

 歩行者に合わせて道幅が狭くなったものの地面はよく踏み固められてて案外走りやすい。半分も乗れないことを覚悟していたのだが、まだこのエリアでは8割乗車している印象だ。

RIMG7138
 集中してないと危険な道であることは確か

 誤算だったのは地面の状態がむしろ「良すぎた」ということで、なまじ走行出来てしまうためハイペースでの移動となり、先行していたトレッカーのグループにあっさり追いついてしまった。

 こうなると毎回声かけて道を開けてもらいパスしなければならず、道幅や状況にもよるが割と面倒臭い。休憩所とかで無茶苦茶注目を浴びることになるのも好きじゃないしさ。

RIMG7145
 でも声かけられたのもあって一休みしたポイント

 今日は序盤に標高一気に上げて、それ以後は割と平坦な道となるコース。その急登部分ですら半分くらいは自転車乗って走れたのであり、もしかして思っていたより楽にアンナプルナサーキットクリアできるのでなかろうか?←フラグ

RIMG7147
 遠目に見える人工物にワクワクしつつ

RIMG7142
 振り返るとアンナプルナの山が

 なんだかアンナプルナサーキット入って今日が1番気持ちよくサイクリングしているような気がするぞ。やはり車やバイクが出てこない点が大きいか。

RIMG7150
 奴らの運転本当にクソなので

RIMG7149
 12時前のタイミングでマナンで購入したパン昼食

 この食事場所から30分も走ったら予定していたヤク カルカの町に到着してもうた。楽すぎて物足りなさがあるものの、これ以上進んでも益々物価が上がる一方でサービスの質が低下していくのは分かる。今日はこの辺でステイするのが得策かなと思いまして。

RIMG7156
 まだここならWi-Fiも充電もホットシャワーも無料だったので

RIMG7154
 太陽光の集積でちゃんとお湯が沸くの面白い 

 シャワーと洗濯を済ませて宿の庭でのんびりと日向ぼっこ。日差しが当たっていると暖かくて心地いいくらいの環境なんだよな。

 しかし15時過ぎには高い山の陰に日が落ちてしまい一気に寒くなったので建物内へと移動する。夕方にはストーブ炊き始めて暖かくなり有難いのだが、このストーブに使う燃料がヤクの糞だったの見てちょっと嬉しかった。話には聞いてたけれど、乾燥した糞を使って燃料にしてるの初めて見た(と思う忘れてなければ)ので。

RIMG7157
 特に臭いがあるわけでもなくよく燃える

RIMG7158
 マナンで500ルピーだったダルバートは780ルピーに

 食事終えたら早々に部屋戻って横になる。時刻にして20時過ぎとかなのだが山では早寝早起きが基本ですから!と私がいいますかそうですか。

 2024年10月19日(土) 走行距離10km 累計158131km
    mixiチェック

 ネパール24日目 マナンの町〜アイスレイク〜マナンの町

 アンナプルナサーキット6日目。高度順応日・・・ではあるが、実は私は高度障害で苦しんだ経験がない。アコンカグアもキリマンジャロもラダックも特に不調となることがなく平気で活動できてたタイプである。

 とはいえ酷い症状となってからどうこう言うのも違うので、このサーキットを巡る場合の基本通りマナンの町にて1日滞在することとした。

RIMG7095
 この話のキモは

 完全な休息日ではないという点で、身体を順応させるため近場のアイスレイクという湖まで行ってみようと考えている。標高も約4620mとのことでマナンの町からは1100mのアップ、良い高度順応になりそうだ。

RIMG7097
 なので朝食は7時に済まし

 普通に8時前には出発した。なお山登りなのでロシナンテ号は宿にてお休み。何ならザックすら背負ってない軽装であり、食料も町のパン屋で調達したアップルパンと行動食のクッキーのみ。

RIMG7098
 片道4時間とのこと

RIMG7100
 まぁもっと早くに行けると思うてる

 マナンから東に昨日走った道を戻る形で1〜2km。ブラガという町から北に向かう登山道へと突入する。

RIMG7099
 看板もあって分かりやすいと思いきや

 即迷って周囲をヤクが闊歩する中、獣道を歩いてた茶壺さん。スマホとはいえ地図持ってるし、ちょっと坂の上に正しいと思われる道歩いてるトレッカーの方々が見えるので、最悪力づくで合流することはできるっぽいし。

RIMG7101
 緩く進みましょう

 見込んだ通り途中で正解ルートに入り込み、そこが本格的な登坂スタートする場所でもあった。自転車だと普通出てこない強烈な斜度の坂は普段のペースで登ると(酸素薄いので)息切れしてしまうレベルのため、歩幅を短くして1歩1歩ゆっくりと登る。

RIMG7102
 それでも

 私のペースは速い方らしく、他のトレッカーをバンバン抜いていく形になる。というか単独で登ってる人というのがほとんどおらず、みなさんグループ登山のため仲間の1番遅い人に合わせて行動するので仕方ないのよね。

RIMG7104
 ソロっていうのはその辺気楽

RIMG7106
 マナンの町が遥か下方に

RIMG7109
 中間地点となる食堂

 流石に今日は冬用の服着て靴履いた状態なのだけど、スタート直後に暑くて上着を脱いでた私。しかし標高上がってくると気温が低下してくるのを直に感じてこの食堂で上着着ることに。

RIMG7108
 寒いというか風が強いんだな

RIMG7111
 ここでテント泊する人もいるらしい

 これだけしっかり山道歩いたの久しぶりだけど、やっぱり気持ちいいもんだ。自転車とは違う自力で移動するという行為の楽しさを感じるな。

 11時前のタイミングでアイスレイクに到着する。賞味3時間とコースタイムより1時間ほど早く到着したわけだ。結局道中休憩らしい休憩も取らずゴール地点となる湖まで来てしもうたのであり、自転車旅行者は体力あるな。

RIMG7116
 正:体力「だけは」あるな

RIMG7117
 正面からの景色

 名前と違って氷の姿は全く見られないアイスレイク。この湖も氷河からの雪解け水が流れ出して造られた様子だが、その割に水温冷たくないのが驚きだった。多分10℃くらいあるんでないか?

RIMG7120
 湖を半周した反対側からの方がいい感じ

RIMG7121
 とてもとてもお腹が空いてたのでパンが最高に美味しかった

 3〜40分ほどのんびりしてから下山開始。高度順応したいのならなるべく高所に長時間止まってる方が良いのだが、パン1つじゃ足りないし早く宿に戻ってゴロゴロしたくなってきた。

 心肺的な負担の少ない高山の下り坂は登ってる時とペースが段違い。もの凄い速さで降りていくが、足のつま先に体重が乗っかる急斜面なので、適度に速度落としたりしないと指が痛くて仕方ない。

RIMG7126
 あっという間にメインの道路に戻ってきた

 宿に戻る途中で買い物しつつも復路は約2時間でフィニッシュ。宿のおかみさんに「随分早かったわねぇ」と言われたが、まぁザック無しの単独行だったので。

 シャワー浴びて洗濯済ませ、改めて昼食摂った後は部屋でゴロゴロしてた。下手に昼寝すると夜眠れなくなりそうなので寝てはいない。

RIMG7128
 小さな宿なのだけど

 本日は満員御礼のようで夕食時にはかなりの賑わいを見せていた。私はそういうの苦手なタイプなので食事終えたら部屋へと引き揚げてしまっても良いのだが、共通エリアである1階ダイニングにしかコンセント無いんですよ困ったことに。

 場合によっては明日からWi-Fiは愚か電気も充電できるか怪しい正しく山小屋に寝泊りすることとなるため、しっかり事前準備して臨みたいと思いまして。果たしてどのくらい自転車乗れるのか不安です。

 2024年10月18日(金) 走行距離0km 累計158121km
    mixiチェック

 ネパール23日目 ローワーピサンの町〜カトマンズから北西に166km マナンの町

 アンナプルナサーキット5日目。昨日の行程は楽だったし寝る時間も早かったしで疲れてないのか6時には起きてしもうた。というか宿の壁が薄いから6時くらいになると隣の部屋とかの生活音で勝手に起こされるのですよ。部屋の壁ベニヤ板なもので。

RIMG7048
 やたらと縦に長い部屋だった

RIMG7050
 私が朝食最後だった7時半

 今日も移動距離短いし太陽が登ってからじゃないと寒いのが嫌なので遅目の時間に朝食お願いしたワケですこのTシャツ野郎は。気温上がり始めると暑いので仕方ない。

RIMG7051
 8時過ぎには出発し

 ピサンの町を抜けると早速厳しい上り坂。これは今日も厳しい感じか!・・・と思いきや、本格的な上り坂はこの1本のみであった。

RIMG7064
 しかも路面が良くて大体乗って走れる

RIMG7052
 どんどん遠くまで景色が見えるようになってきた

 最初の1時間で先発していたトレッカー全員ぶち抜いた模様で、姿を見かける人々も全員地元民となった感じ。

 というのもアンアンプルナサーキット歩く人というのは数km毎にある集落の宿にそれぞれ泊まっているワケだが、この村々にも人気の有る無しが存在する模様。

 今まで私が泊まったジャガット・チャーメといった場所には温泉がある関係で人気の規模も大きな村である反面、ピサンはそうした場所より1枚落ちる小規模な印象だ。

RIMG7063
 なのでトレッカーの総数も少ないから

 実際ここを走ってみるとチャーメ〜マナン間の距離は車道で約30kmと、徒歩でも速い人なら1日で歩き通せるレベル。自転車でも朝から温泉入ったりクランク外れてわちゃわちゃやったりしなければ余裕で走り切れるワケで。

RIMG7054
 言い換えると

RIMG7055
 今日は楽勝だろうと思ってた

RIMG7060
 なので自撮りとかして遊んでみたり

 何と本日後半はガタガタ道とはいえアスファルトが続く道路になる。これまでも所々ピンポイントで舗装された路面は出てきたが、こんな長距離ずっと舗装されてるなんて流石はマナン!アンナプルナサーキットにおけるトレッキング道で最大の町なだけはある。

RIMG7056
 とか褒めた途端に未舗装だったりするけど

RIMG7059
 それでも今日は9割乗車して走れたな

RIMG7069
 あっという間にマナンの町へ

 というかまだ10時過ぎだよ!2時間強しか走ってないので楽すぎる。とはいえ車道が続くのマナンのはマナンの町までであり、最初からここで1日休息取るぞと考えていたため普通に宿探してチェックイン。

RIMG7057
 町も大きいし

 話に聞いてたとおり物価が安い!山の奥地へ入るに連れてどんどん値上がりしていったダルバートもここで一気に4割引(前日比)とか思わず小躍りしてしまう。昼食もテントゥクというぶつ切り麺を注文したのだけど価格は250ルピー(約280円)。

RIMG7072
 ほぼ地上価格ですよこれ(下界と比べて+100ルピーくらい)

 ところで1日休日入れるのは正しく休息の意味もあるけど、同時に高度順応しておきたいという気持ちもあって、午後は近場を歩き回ってみることに。というか早くに着いて暇なのです。

RIMG7075
 チベット仏教圏の町なのでゴンパ

RIMG7076
 このマニ車もラダックでよく見たな

 町の南にある湖でも見に行こうとするが、正しいルートが分からず獣道みたいな所を通って崖を下ルことに。何やってるのだ私は・・・とか思ったが、そんな場所だからこそ鷲の姿を間近に見れたのでオールOK。

RIMG7079
 とても嬉しい

RIMG7081
 なんて格好いい姿なんだ

 川を渡って軽く坂を登った先にあるのがガンガプルナ湖。アンナプルナ山系の1つである山から流れる氷河の麓にある湖なので山と同じ名前なのだろう。

RIMG7085
 崖の上から見た図

RIMG7084
 こっちが氷河

RIMG7088
 湖畔まで降りてみると

 無数のケルンが積まれてて山の中にある湖だというのを感じさせるな。氷河の溶けた氷で造られたからか独特な色した湖をぐるっと半周歩いて回る。

RIMG7082
 道があったので

RIMG7092
 何だか好きな1枚

 マナンの町に戻って端から端まで歩いてみたが、それでも16時前には宿へ戻ってきてしもうた。アンナプルナサーキットの中では大きい町だとしても、やっぱり規模自体は小さいんだよな。

RIMG7086
 遠目から見ると分かりやすい

 シャワー浴びて洗濯して、山奥とは思えないほど速度が速いWi-Fi使ってネットして遊ぶ。何とマナンの町ならスマホの電波も受信した瞬間があって大層驚いた。電波は2Gって表示されてたけど。

RIMG7127
 今日も安定のダルバート 

 そういや1つ勘違いしてたのが、山の中とはいえ食事のメニューは豊富で色々選べた点。ただ下界と比べてどれも料金が高すぎるため、満足するまで食べたいのならばお代わり自由のダルバート以外を選ぶことができないというだけ。

 今日も米を山盛りで2回追加してもらいようやく落ち着いた茶壺さん。現代においては山では食事が選べないのではなく、貧者は選べる食がない・・・ということを実感しております。いや、ダルバートはとっても美味しい料理なんだけどさ。

 2024年10月17日(木) 走行距離16km 累計158121km
    mixiチェック

 ネパール22日目 チャーメの町〜カトマンズから北西に153km ローワーピサンの町

 アンナプルナサーキット4日目。連日ハードな走行してきたが、そろそろ標高も上がってガンガン走ると高度障害の可能性が出てくるエリアとなった。ここから先は1日で無理に登るようなことがないようゆっくり進んで行こうかと思う。

RIMG7013
 なので朝も7時半に起きる

RIMG7015
 というか朝温泉に入ってゆっくりしたいための言い訳だな

RIMG7016
 雪山見ながら温泉とか最高なのです

 他のトレッカーは早い時間に続々とスタートしていくが、私は湯船に浸かりながら余裕の表情である。焦って進んでも良いことないよ、温泉に入ってゆっくりしてきなよ。

 なお宿の朝食は9時にお願いしてたのだが、当然のように他のお客はいなかったし何なら椅子とか退かされて掃除をしている時間帯だった模様。まぁ良いさ、ここから自転車でどんどんぶち抜いてやるぜ。

RIMG7019
 とか思いつつ食事する

 実は今日の移動でアンナプルナサーキットにおけるトレッキング道の中間地点と言えるマナンの町まで走ってしまおうかとも考えてたのだ。距離・標高共に無理のない範囲でありトラブルさえなければ多分到着できる。

RIMG7030
 しかしトラブル発生しようとは・・・

 実は昨日くらいからクランクを留めるボルト(ネジ)が緩みやすくなっており、走り続けてるとクランクが抜けそうになる症状が発生していた。その都度クランクを入れ直してはネジを締め直していたのだが、今回持って来た小型の六角レンチが悪かったのかボルトが徐々に滑ってきた。

 このためネジがちゃんと締めれずクランクの固定ができないため、結果的に走行不可能となってしまう。普段ならば代わりの予備ネジなんて幾らでも持ってるし適当なお店で同規格のネジを探しても良い。

 しかし今回はアンナプルナサーキットを走破するに備えて予備の部品はほぼ全てポカラの宿に置いてきてる。

RIMG7032
 どうしたもんかと悩んだ末に

 ステム(ハンドル)を固定しているボルトを1本外して交換対応することにした。ロシナンテ号のステム固定には計3本のボルトを使用しており1本くらい外しても何とかなるだろう・・・という判断である。

RIMG7026
 これで一応走れる感じになったものの

 やはり根本的な問題が解決していない。というかクランクを固定するネジは2本あり、1本は対処できたがもう1本のボルトは問題抱えたままだったし。

RIMG7027
 ここのりんご農園で

 ついにクランクからボルトが抜けなくなってしまった。こうなっては自力での対応はもう不可能であり、早急に自転車ショップへ持ち込みが必要な案件だと言えるのだが・・・

RIMG7023
 そんなものがここにあるワケない

 ここ先に進むも戻るにしても「町から遠い」という意味で最悪のポイントなんだよね。とにかく次にクランクが緩んで外れる前に早いとこサーキット走り終えてしまうのが最良のパターンなのだけど、恐らく難しいだろうな。

RIMG7029
 とにかく先に進もうか

RIMG7031
 割とどうにかなるんじゃないかと思ってたけど

RIMG7034
 ここの分岐路にて

 クランク外れてしまい万事休す・・・って泣き喚いても仕方ない!とにかく移動ができるよう何か知恵を絞らなくては。

 手持ちの僅かな工具に「何かに使えるかも!?」と結束バンドを入れていたため、これを使って車軸とクランクを無理矢理接合してみることにした。

RIMG7033
 正直これでは厳しいかもと思ったが

RIMG7037
 一応自走はできる状態に

 よっしゃこれで先に進むことにする。どうせマナンの町より先はガチ山岳路でほとんど自転車乗れないと聞くし、峠を越えてしまえば後は下り坂。来た道を戻るよりも楽だと判断しまして。

RIMG7040
 山の上と下に同じ名前の町があり

 私は下に位置するローワー(Lower)ピサンの町へと向かい、本日ここで終了とすることに。昨日と比べて距離半分も走ってないのだが、温泉やれトラブル対応やれで既に15時過ぎており今日中にマナンの町にたどり着くのは厳しいかと思うので。

RIMG7039
 ならばピサンの町でゆっくりしましょうか

RIMG7036
 今日は午後になっても雲が出てこない

RIMG7044
 なのでアンナプルナの山々もよく見える

 しかし早い時間に宿到着しても暇だな。日記とブログ用の文章書いてしまうと手持ち無沙汰で持ってきた本ばかり読んでしまう。というか本を持ってくるのなら予備のネジを1本でも持ってきていれば!・・・というのは後出しジャンケンの理屈だよな。

RIMG7046
 まだこの宿ではWi-Fi使えるのだけど

 山奥来るに連れてどんどん速度は遅くなるし、接続も安定せずしょっちゅう電波がダウンする始末。ここでは動画見るとか不可能だしSNSもアップロードはできない程度。

RIMG7047
 夕食済ませてはよ寝ますか

 夜の冷え込みが厳しくなってきた割に未だ私の服装はTシャツ・ハーフパンツ・サンダルという夏スタイル。マナンに到着したらちゃんと山用の服と靴に切り替えて以後望もうと思ってます。本当です。

 2024年10月16日(水) 走行距離15km 累計158105km
    mixiチェック


 ネパール21日目 ジャガットの町〜カトマンズから北西に141km チャーメの町

 アンナプルナサーキット3日目。山の宿だけあって朝が早い。6時に起きた時には既に出発間際の人たちが玄関でスタンバイしていたし、7時の朝食(前日に予約し時間を指定する)時点で宿泊客のほとんどが出発していた。結局私がスタートした7時半には誰も居なかったほど。

RIMG6972
 みなさん気合入ってます

RIMG6971
 私も朝からダルバートで頑張ります

 基本未舗装の道とはいえ、自転車に乗れさえすれば移動速度は歩行者よりずっと速いから問題ない。ポイントは「どの程度まで乗車できるのか?」という点で、幸いにも今日は乗って走れるような道が多い。

RIMG6978
 つまりイケイケということですよ

 昨日はダート始まったら半分くらいは自転車押してた印象だが、今日は体感7割くらい乗れていると思う。昨日の路面コンディションが続いてたら早晩身体がバラバラになってしまうぞ・・・と思ってたので、楽になって本当によかった。

RIMG6974
 それでも無茶苦茶キツい道だけど

 景色の良さも相まって坂を登るのが良い感じ。フルパッキンだととても登れないような急斜度であっても空身のロシナンテ号だと案外走れてしまうというこの感覚は悪くない。

RIMG6982
 登れん坂は登れないが

 スタートして10km地点までひたすら上り坂が続き、しかしその後横を流れる崖下の川まで一気に下っていく。急峻な谷にへばりつく形の道だとこうしたアップダウンが非常に厄介。

RIMG6986
 対岸には綺麗な町も見えるのに

RIMG6987
 というか凄まじい山の麓にあるんだな

 こういう町を見ると「日が当たる時間短くて洗濯物とか乾かすの大変そう」・・・という感想が毎回出てくるのだが、これってまぁ一般的な思考だよね?

 特に宿泊施設の多いこのサーキット内では大量のシーツを干したりと日照時間の短さは誰もが気にして可笑しくないはず。

RIMG6982
 思ったよりも乗車できてるので

 お昼の時点で20km近く移動できた。これなら本日のゴール地点をジャガットから約35kmの距離にあるチャーメの町にして問題ないかな。

 ちなみにチャーメの町にも温泉がある。昨日は暗くて危険な階段のアクセス路があったため遅い時間まで満足に浸かれなかったネパール温泉。

RIMG6997
 今こそリベンジの時だ!(はやいよ)

 とはいえ午後にも1本大きな上り坂がある。いやこの道基本ずっと上り坂なんだけど、緩やかだったりアップダウンが繰り返される中で突然500mくらいガツンと登らされる区間があるのですよ。

 どうにかならんのか・・・と思うところはあるけれど、斜度がキツくなるとボロボロとはいえ舗装された道が出現する確率は高く、結果的に何とかなったりするので、なんというか上手く道は造られているものだと感じるのです。

RIMG6998
 むしろ坂より嫌なのが

 クソみたいな運転してくるバイクとジープ。この狭い道にも関わらず危険極まりない速度で突っ走る上に、比較的マシな場所を走ろうと道の反対側だろうがお構いなしでやってくる。

 そりゃまぁこんな山道で他に人もいなけりゃ反対車線だろうが好きな場所を走れば良いが、こいつらそこに人や自転車がいようとクラックション鳴らせば大丈夫と思って突撃してくるの頭オカシイだろ。

RIMG6980
 特に許し難いのが

 そんな行為を荷物運びしているポーターの方々にやっている馬鹿がいることだ。重たい荷物を人力で運ぶ彼らに対してクラックション鳴り散らかして突撃するとかどれだけ傍若無人なのだ。

RIMG6981
 山では特にリスペクトするべき人たちだぞ

 ・・・とまぁ腹を立てることあったりもしたが、16時すぎにはチャーメの町に到着した。温泉は町の北側出口付近に位置してるため、なるべく近くの宿を取りたくて町外れの宿まで走ってから投宿。

RIMG7008
 チャーメはかなり大きな町なので

 ということで温泉だ。今日は早い時間で終了できたし、そもそも温泉までの距離が5分もかからないアクセス抜群の位置にある。心ゆくまで堪能しちゃるぞ。

RIMG7010
 川を渡った先にある道を進むと

RIMG7011
 出ました温泉!O・N・S・E・Nが!

 かなり利用客も多く人気スポットであることがよく分かる。何しろ無料で利用できる施設であり、トレッキングでこの町に泊まるのであれば「とりあえず温泉に」と皆さまここに向かうのだろう。

RIMG7012
 湯温も適切で最高の気分

 私が入湯した後も入れ替わり立ち代わり多くの人がやって来ては温泉堪能して去っていく。そんな中で1時間以上はまったりしていた茶壺さん。酷使している両太腿も気持ち良いが、ザック担いで痛みがある両肩や腰がじんわり暖まり疲れが抜けていくような気がする。

 何気に標高も2600m越えて気温も下がって来てるので「外寒い・温泉暖かい」という最高の環境で何時までも入っていられるぞよ。

 全身がふにゃふにゃで力の入らないままに宿へと戻り夕食のダルバート。いくらお腹が空いてたとはいえ米だけで恐らく3合は軽く食べていると思われる。それでもまだ満腹になったと感じないのだから山道の消費カロリーヤバいのか、単純に私がヤバいのか。

 明日からは1日の走行距離減らしマナンの町まで刻んで進むつもり。というのは明日にもう1度温泉入ってゆったりしたいから。

 2024年10月15日(火) 走行距離35km 累計158090km
    mixiチェック

 ネパール20日目 ボデオダールの町〜カトマンズから北西に119km ジャガットの町

 アンナプルナサーキット2日目。目を覚ますと「両肩が痛い」・・・というのは自転車での旅行だと珍しい。ザックを背負っての走行は慣れていないこともあってか変な疲れ方してると感じるな。

RIMG6935
 安いけどWi-Fiも速くて快適だった

RIMG6936
 中庭がキッチンとしても使われてる面白い構造

 宿では朝食摂らず出発し、すぐ側の食堂にて頂くことに。調べたところだとネパールのトレッキング道では宿の料金が謎に安くなる傾向にあるのだが、その不足分を高額な食事代でカバーすることでバランス取っている模様。なので安宿に泊まると同施設で夕食・朝食を食べる必要があるらしい。

 ・・・という意味では今回朝食なしでチェックアウトできたボデオダールの町は、ネパール的にもまだトレッキング道ではないという扱いなのだと言えるかもしれん。

RIMG6937
 好きな場所で食事して良いから

RIMG6948
 改めて出発したものの

 ベジサハールの町までは大型のバスが多々通る道なのだし、正直そこまで厳しい坂や酷い未舗装路は出てこないものと思っていた私。甘かったというか、序盤からもうギア最軽にしてもしんどいレベルの急登がポンポン出てくるわ、その途中で渡河が必要だったりとかアドベンチャー要素マシマシの道。

RIMG6939
 好きな1枚

RIMG6941
 12kmほど走ってベジサハールの町

RIMG6942
 この先は物価上がっていくしケーキ食べとこうか

RIMG6943
 時間早いけどお昼もここで

 満腹となったところで再出発。町の北側に多数のゲストハウスとザックを背負った人たちがおり「ここからトレッキング開始するのかな?」と思いつつ先へと進んだものの、歩いてる人は地味都民しかいねぇでござる。

RIMG6944
 こんな川あったら普通は歩かないか

RIMG6945
 というか川の対岸にトレッキング道あるらしく

 もしかするとベジサハールスタート組はそちらを歩いているのかもしれない。私は自転車なので川の右岸に伸びる車道を利用し進んで行こうと考えております。

RIMG6951
 しかしこのトンネルを抜けた先で

 どんどん道が狭くなり、未舗装の地面も大小様々な石が散らばる状況でマトモに移動ができなくなってきたのだが。一応マナンという町まではなんだかんだ自転車乗れる区間が多くて割とイケる筈と思ってたのに、既に9割方自転車押して進んでいるの何か間違ってないか?

RIMG6957
 と思ったら

 本当に道を間違えててトレッキング道の方に入り込んでた模様。全く何やってんだろうね私は・・・と思いつつ川の対岸にある車道へ戻る吊り橋を渡り復帰を目指す。

RIMG6952
 先が思いやられるな

RIMG6957
 車道はまだ大分マシ

 とはいえこちらの道も未舗装になってしまったし石が多くて坂は急斜度で所々ぬかるんでて泥々の酷いコンディションなのは変わりない。それでも全体の半分強は乗車して走れるのでさっきのトレッキング道より断然ペース良いし楽なのが恐ろしい。

RIMG6953
 下り坂が怖い

RIMG6961
 上り坂はキツい

 今日中にジャガットという町に着きたいな・・・という気持ちで行動してたが、町までラスト5kmからが標高300mを上げる厳しい行程。道中集落は短いスパンで多数あり宿泊施設に困ることはないので早めに切り上げるのは簡単なのだが、私は今日中にどうしてもジャガット行きたい。

RIMG6962
 ということで頑張る

RIMG6963
 ジャガットの町が見えた!

 17時すぎに何とか町到着する。急いで宿にチェックインし、町入口にある脇道から崖下に流れる川のほとりまで階段使って降りていく。

RIMG6966
 その先に見えるのは

RIMG6967
 温泉である

 これを楽しみにここまで走ってきたのであり、1日走った最後に温泉入れるなんて最高じゃないですか。ちょっと無理してここまで来た甲斐があったというものだ。

RIMG6968
 時間遅くて人が少なかったのも良い

 2種類の浴槽は熱々のと40℃前後と思われる適温のとで分かれておりどちらも実に心地よい。立地的に村の明かりが届かない辺鄙な場所にある温泉なので日が沈む前に利用客は引き上げていくのだが、私は限界ギリギリまで堪能したところ完全に真っ暗となってしまいスマホの明かりを頼りにして帰りの階段登っていく光景が。

RIMG6969
 できるならばもっと入っていたかった

RIMG6964
 お、他にもサイクリストがいるみたい

RIMG6970
 夕食のメニュー豊富だったのでカレーにしてみた

 道中姿を見せなかったトレッカーだが、夜になったら続々と現れたというか車両に運ばれて来た人たちがチェックインを始めたみたい。

 それほど大きくなかった食堂に突如大量の人が押し寄せて来た形となり、邪魔になる前に食事終えて部屋へと退散する。サーキット2日目にして既に疲れ切っているのでとにかく早めに休みましょう。

 2024年10月14日(月) 走行距離45km 累計158055km
    mixiチェック

 ネパール19日目 ポカラの町〜カトマンズから西北西に100km ボデオダールの町

 アンナプルナサーキット1日目。何故か5時過ぎには目を覚ましてしまい2度寝もできない感じだった朝。自分で思っているよりアンナプルナサーキットに興奮しているのかもしれない。

 その割に7時までネットしつつベッドの上で過ごし、荷物の準備すませ他のは8時を過ぎてから。置いてく荷物の保管を宿のオーナーにお願いし、いよいよサーキット自転車走行の始まりだ!

RIMG6908
 行きますか

 ・・・と気合入れて走り出した10分後には宿へ戻ってきましたが。ちょっとサイクルコンピューターの無線が反応せず調整が必要になったので。大丈夫、まだ慌てるような時間じゃない。

RIMG6912
 結局9時スタートに

 今回のコースはアンナプルナの山を中心に周辺をぐるっと1周するため、最初に右回り・左回り好きな方を選べるのだが、私は左回りルートで進むことにした。そちらの方が道中最高所であるトロンパス(トロン峠)を超える際無理なくアタックできるらしく、ならば出来る限り楽な方のルート選びますよ私は。

RIMG6913
 というかこういう道路はともかく

 本格的な山道に入ってしまうと自転車であることは移動するにおいてマイナスとなってしまうと思われる。要するにアンナプルナサーキット1周において自転車を用いて望むということは、大変な思いをする場面が多々予想できるのであり、少しでも走破確率を上げたいがための選択。

RIMG6914
 しっかし酷い道だな

 ネパール首都にして最大都市のカトマンズと第2の都市ポカラとを繋ぐ道ですよこれ。日本でいえば東京〜大阪間の国道1号線がボッコボコな上に未舗装だらけという有様よ。もうちょい何とかならんのか?

RIMG6915
 土砂崩れ沢山あるらしいし難しいのか

RIMG6919
 30kmくらい走ってようやく路面が安定してきた

 オマケにポカラ出てからひたすら下り坂ときた。最高地点で5000mを超える道を走る筈なのに、現在の標高はその1/10を切っているとか何かの冗談としか思えない。この後どんだけ登らされるのやら。

 昨日で祝日は終わったものの、日本の正月がそうであるようにイベント自体は複数日にわたって続くらしい。つまり今日も営業してない食堂が多いということで、なかなかお昼を食べることが出来なかったり。

RIMG6922
 観光客相手っぽい店でようやく食べれた

 70kmほど走ってドゥムレの町に。ここから北上することでようやく幹線道路から外れることができる。ある意味亜ンナプルナサーキットはここからが始まりだと言って良いと思うぞ。

RIMG6924
 ここを曲がって山へと向かう

RIMG6929
 一般的にはこの先にあるベジサハールという町からスタートする人が多いらしい

 ・・・というのはポカラからのバスはベジサハールまで移動でき、それ以降は車両の場合ジープに乗り換えての移動が必要となる道のため。・・・とここまで書いて気付いたが、つまり私は丸1日かけてスタート地点に辿り着いてすらいないのか。

RIMG6931
 一気に景色が良くなった


RIMG6932
 交通量減って走るのが楽しい

 オマケに路面状況も良くなって文句なし!ほとんど平坦路がなくひたすらアップダウンを繰り返す道だけど、それはアンナプルナサーキットを走ろうと思った時に覚悟していたことなのでまぁそこまで。

 ラムジャンという町まで走って終了にしようと思ったが、町中にある宿3つ全てが休業していたのはやっぱりイベントのせいなのかな?仕方ないので更に先へ進みボデオダールの町にて宿を見つけた時には17時半過ぎて暗くなりかけていた。

 今回は限界まで軽量化している関係でテントは愚かライトも外してきてるため、無理のない走行を心がけるようにしないと洒落にならんぞ。

RIMG6934
 サーキットが終わるまでこれが続きます

 これがネパール名物ダルバート。米とダル(豆)がお代わり自由であり、この国において最もよく食される料理の1つ。なお山の夕食においてはほとんど唯一の選択肢となる。

 食事も選べず、物価はどんどん上がり、やがては電気や水も満足に使えなくなっていくと聞く亜ンナプルナサーキット。全くもって楽しみなのである。

 2024年10月13日(日) 走行距離102km 累計158010km
    mixiチェック

 ネパール18日目 ポカラの町

 本当は今日から走行開始と思ってたけどネパールの祝日に合わせて私も1日休み。というか昨日の段階で突如予定変更したため地味にまだ準備が完了していない。とりあえずザックを調達しなくては!

RIMG6898
 この段階で

 「自転車で走るのにザックが必要なの・・・?」と思われた方は勘が良い。むしろ徒歩で歩き回るからこそ荷物を運ぶためにザックは必要なのであり、自転車移動ならば荷物は普段のスタイルで運べるじゃないか?と。

 これは全くその通りなのだが、今回走ることに決めたアンナプルナサーキットという場所は本質的にトレッキングロードであり、全行程を自転車や車両で走ることを念頭に道が造られていない。というか車道は途中で無くなってしまい、それ以後に関しては「自転車を押したり担いだりすることで通れなくもない」という扱いの道である。

 要するに今回のルートを移動するには一部の酔狂な自転車乗りが行う「担ぎ」という行為が必要になってくる。これは言葉の通り自転車に乗って移動できない箇所を自転車を担ぎ上げて持ち運ぶことにてクリアするという力技の行為。

RIMG6897
 これの意味するところは

 荷物満載の重量級自転車ことロシナンテ号では担ぎ上げて移動など実質不可能だということだ。経験者である沖野君からも「ゴリラでもなければ無理だと思います」という答えが返って来たし。

 ゴリラじゃない私の場合は自転車の荷物を減らし、必要な物はザックに詰めることで対処することに。相当シビアになるだろうけどサーキットを周る僅かな日数のみだし乗り切れるかと。

RIMG6899
 そんなワケでザックを探しに出かけたのだが

 流石にネパールでも最大の帰省イベント及び祝日だけあって、ポカラの観光地という立地でありながら半分以上のお店がシャッターを降ろしている。観光客向けの幾つかのレストランが営業しているものの、普段の喧騒は何処へいったのやらと驚く静かなポカラ。

RIMG6900
 問題なのは

 トレッキング用品を扱う系のお店も軒並み休業している点。それでも1割くらいのショップはシャッター上げて営業しているのであり、このエリア全体で100軒くらいはショップがあるため意外と問題にならず。

RIMG6902
 幾つか回ってこちらのお店でザック購入

 後で確認したらGoogleマップにおける口コミ評価が400件で5.0と異常な数字を叩き出しててむしろ不安になってしもうた。基本的にネットの評判なんて気にし過ぎても良いことないと思ってるし、自分の目で見たものを大切にしようと思ってるけどさ。余りに極端な評判って怖くなるじゃん?

RIMG6903
 面倒臭い性格してるな

RIMG6904
 英語が全くできず何処まで行くのか不明

 宿に戻ってキャリアを始めとした付属部品を取り外しロシナンテ号の軽量化をば。予備チューブとか最低限の工具だけを纏めて自転車関連部品は極力持っていかない方針。

RIMG6906
 結局この後サドルバッグも外した

 なおフロントキャリアに関しては以前ボルトがネジ穴に残る形で折れてしまい、ダボ穴ごと溶接してもらう形で固着してるので下手に取り外すことが出来ないので仕方なく取り付けしたまま。

RIMG6905
 これだけで3〜4kgはありそう

RIMG6907
 そしてザックに詰める荷物を整理して

RIMG6908
 最終的にこれでアンナプルナサーキット走ります

 重量にして4〜50kgくらい減らしたのではないかと思われる。そう思うと普段はどれだけ余計な荷物を積み込んでるのだ!・・・という話になってしまうため、この話題の深堀りはやめておく。

 一通り作業を済ませて行動食の買い出しも終えると時刻は既に18時。結構長く滞在したポカラも本日をもって最後となる。いやまぁサーキットを走るので確実にポカラ戻ってくるし、そもそも宿に荷物預けているのだが。

RIMG6909
 ここの中華レストラン何度も通ったな

 なおネット環境の関連でブログ更新もポカラに戻ってくるまで一時停止します。今年ブログの更新が止まるのはラダックに次いで2度目かな。そういう意味で2024年の夏(秋)はなかなかヘビーなルートを走っているなと思わないでもない。

 2024年10月12日(土) 走行距離5km 累計157908km
    mixiチェック

 ネパール16・17日目 ポカラの町

 とりあえずもう1日ゆっくり休んで明日から活動開始としたい。なので朝はまったりコーヒー飲んで今日は椎名誠読みつつダラダラしてる。こういうので良いんだよ。

RIMG6881
 ベランダのテラス席もお気に入り

 地方の田舎に比べて物価の高いポカラだが、その傾向は特に湖周辺の観光エリアで強い。オーナー曰く「その地域は賃貸料金が高い関係でレストランとかも値段高くしないとやっていけない」とのこと。

 言い換えると逆方向にあるタパンという地区は、地元住民の居住エリアとして物価も安い場所が多いらしい。ということで散歩ついでにその辺を歩き回ってみようかな。

RIMG6882
 なるほど田舎の雰囲気だ

RIMG6883
 一応の目的地だったケーキ屋

 ここでホールケーキお買い上げして宿へと戻る。1番小さいサイズとはいえホールで300ルピー(約330円)とは凄い差だな。レイクサイドのケーキ屋は1ピースで150ルピーとかなのに。

RIMG6884
 トルコレストランでお昼食べつつ

RIMG6885
 宿に戻ってケーキ&コーヒー

 ひたすら食べまくっているけどこの後お山に突入してしまえば再びダルバートかチョウミンしか種類のない食事が続く日々。そう思うと好きな時に好きなだけ好きなモノを食べておくことが体力を付ける最良の方法なのだよ仕方ない・・・とか適当なことのたもうてる。

RIMG6886
 でも夕食の角煮は骨が多くてちと失敗だった

 丸2日ほどゆっくりしたし、明日は一応トレッキングに向けた準備に入ろうかなと思いつつ。とりあえず入域許可証を入手しないとだ。


 翌日。私が予定しているアンナプルナサーキットというルートは名前の通り、ネパールに聳え立つ8000m峰の1つアンナプルナ山の周囲をぐるっと1周するように造られたトレッキング用の道を示す。

 ネパールには多くの高山があり様々なトレッキングルートを選ぶことが可能だが、こと8000mを超える高さの山を1国内のみで余すことなく周回・踏破できるルートというのは珍しい。こうしたことからエベレストベースキャンプに匹敵するほどの人気トレッキングルートとして知られている。

 んでそんな人気のルートだけあってその山域入るには許可証の取得が必要らしい。これは首都のカトマンズでも取得することが可能だが、距離的に近いポカラの町でも同様に許可証発給が実施されている。

RIMG6887
 そんなワケで先日も向かったイミグレーションへ再訪

RIMG6889
 なるほどここか分かりやすい

 実は色々と情報下調べしてたら思いの外出発が遅くなってしまった上に、山中における村々は物価が高くそれでいて現金を引き出せるような場所は少ないと来たもんだ。つまり予めポカラで充分な現金を引き出しておく必要があったりして、最大引き出し額の多いATMに寄り道してたり。

RIMG6888
 そのついでにカツ丼食べた

 記入項目がやたら多いが許可証の手続き自体は至ってスムーズ。書類提出して10分後にはアッサリ許可証ゲットできた。何年か前までは同じような書類(TIMSってヤツ)をもう1つ準備する必要があったらしいが現在そちらは必要ないとのこと。

 その足でバスターミナルへと向かいサーキットの拠点となる村行きのチケットを購入する。出発時刻が毎日朝6時半の1本のみらしく、随分と偏ったスケジュールなんだな。

RIMG6893
 とまぁ順調にやって来たのだが

 ここで以前中南米を一部ペアランした沖野君から「アンナプルナサーキット自転車で走らないんですか?超オススメ!走らないのは勿体ない!」との意見が入る。トレッキングルートだし普通に歩いて回るつもりだったのだが、何だか話聞いてるウチに「自転車で走る方が楽しいかも・・・?」とか思い始めて来た茶壺さん。

 1時間後にはバスターミナル戻って先ほどのチケットキャンセルしてるのであり、もう完全に自転車サーキットの気分になってしもうた。かなり大きな予定変更なのだけど、こういうのは頭で考えても仕方ない。大切なのはもっと下にある場所、心のワクワクする方で決めるべきだよな。

RIMG6894
 お腹がワクワクするメニュー食べるべきだよな

 地味に明日は「ダサイン祭」というフェスティバルが開催されるらしく、公共交通機関はほぼ全て運休。というか国民の祝日となっており、ネパールにおける1年で最大のイベント日らしい。

 日本でいうなら正月みたいなポジションらしく「下手に動いても村じゃ全てのお店が閉まってるし食堂だって開いてないよ」とのこと。そんな状況なのでサーキット出発するのは明後日からにしましょうか。

 何より急な予定変更でまだザックも入手してないのであり、流石にフルパッキンのロシナンテ号で向かうことはせず、荷物の多くは宿にデポさせてもらう計画を立てております。

 2024年10月10日(木) 走行距離 0km 累計157891km
 2024年10月11日(金) 走行距離12km 累計157903km
    mixiチェック

 ネパール15日目 ポカラの町

 休息日。この後に控えるアンナプルナサーキットに向けて準備を始めても良いのだが、そういうのは一旦置いといて、ひたすらゴロゴロしたい!美味しいものが食べたい!・・・という気持ち。

RIMG6872
 オーナーの計らいで2階のシングル部屋に移動した朝

 部屋の移動で目が覚めてしもうたので、のんびりコーヒー飲みつつ小説読んだりネットしたりと優雅な時間。宿には結構な人数が泊まっているみたいだけど、日本人はいないみたいだし誰も共用スペースに姿を見せることなく部屋に引きこもっているっぽい。

RIMG6881
 私1人で気楽だな

 お昼となったので先日行った日本食レストランとは別のジャパニーズレストランへ行ってみる。軽く調べた限りでポカラには現在4店舗ほど日本食レストランがあるし、日本食のメニューを扱う食堂は更にその倍くらいある。流石にその全てを訪問するつもりはないが、幾つか回ってみたいと思いまして。

RIMG6874
 ここも日本食レストランの1つ

 この桃太郎レストランから数店舗離れた場所に別の日本食レストランがある不思議。どう考えても客の奪い合いとなること避けられない立地だと思うのだが。現に私はもう1つの店であるふじやまレストランしか利用してないぞ。

RIMG6875
 メニューも似通ってるしそらそうだろう

RIMG6876
 ということでラーメン食べた

 正直なところ差別化図ってるちょい高級系なお店を除き、メニューを見る限りどのレストラン行ってもそこまで大きな違いは無いのでは・・・?というのが感想かな。ここのシェフも桃太郎レストランで修行した末に独立して開業したとのことだし。

 この辺は食のレベルが無茶苦茶に高い日本という国が異端なところあると思ってて、味や値段なり何かしら特徴を持たせなくては生き残れないシビアな環境下が特色を生むのだろうと想像する。10月って正にヒマラヤ登山のシーズンで観光客も増える時期だけど、他にお客いなかったにも関わらずラーメンに30分以上待たされたワケで。

 それで湖沿いの観光客が最も多い一等地に位置する賃料高い立地でありながらコロナ禍を乗り越えたお店・・・ということを思うとさ、日本と比較で経営のシビアさが全然違うと思うのだ。要するに違いや工夫を打ち出さずともやっていける程度には安定してる環境。

 これは日本食レストランに限った話じゃなくて、途上国における小規模な小売店とか市場といった単位の商売してる人全体に当てはまる話。彼らは基本的に競争という意識が薄い。

RIMG6877
 だからお客的には「何処行っても大して変わらない」と感じる

RIMG6910
 その点で強いなと思うのが中国人

 この人たちはそうした緩くやってる環境において、良くも悪くも空気を読まず自分たちのスタイルを押し通す節があるので。だから現地人から嫌われてることが多い一方で、旅行者からすると食事でも何でも周囲とは明らかに値段やサービスで一線を画していたりする。

RIMG6878
 明らかに中華のお店は安くてレベル高いと思った

 夕方から夜にかけて激しい雨となる。お昼に2軒梯子したにも関わらずお腹が減って仕方ないのであり、降りしきる雨の中出掛けてひたすら食べまくる。物価の安いネパールで普通の安食堂に2000円以上使うって相当な量だぞ。ポカラ着くまでは1食200円とかが普通だったのに。

 ネパールやインドもガッツリ油を使って炒める料理は多いのだけど、同じように油を使いまくってる中華は何故にこれほど美味いのか?単に食べ慣れている味で好みの問題なのかもしれんが、改めて思うのは「中華恐るべし」という感想である。

 2024年10月9日(水) 走行距離0km 累計157891km
    mixiチェック

↑このページのトップヘ