自転車ときどき世界1周

2025年01月

 インド142・143日目 チェンナイの町

 今日1日使ってチェンナイの町中を観光がてら走ってみようと思っていたが、思いの外身体が重たく疲れているので休息日とした。走行に関しては明日に回して今日は宿でゆっくりしようと思う。

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 とは言っても本当に寝てるだけとはいかず

 厚物衣類の洗濯にガソリンストーブの乾燥、それと自転車の整備作業をしなければならない。ついでにオルトリーブのバッグも内側水洗いして天日干ししたりと案外やるべきことはある。

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 それに加えてインドのまとめ作ったりしてた

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 今回は割と簡単に掃除終わらせた

 とはいえ作業終えたの13時。ちょっと遅くなったがお昼を食べに出かけたついでにケーキ屋寄って、今回も1個丸々ホールケーキを購入する茶壺さん。

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 これがビール1瓶とほぼ同じ値段とかオカシイと思うぞ

 今回自転車のパッキングは宿で実施すると言ったが、それはつまり飛行場までをタクシー移動することになる。そんで宿のスタッフに「チェンナイ空港までの料金幾らくらいか分かる?」と聞いてみるのだが、人によってその金額が倍以上の開きがあって正直参考にならない。

 この手のホステルって最寄駅とか飛行場までの有料送迎サービスがあること多いのだが、インドでそうした痒い所に手が届くサービスを期待する方が間違いだったのかもしれん。自分のことは自分で対処するのがインドという国なのか。

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 流石にメトロを使っての移動は厳しすぎる

 ということで配車アプリのUberをインストールして仮想料金を調べてみたり。でも正直インドのタクシーなんて運び終えた後に平気で料金吹っかけて来そうな予感がしてて、フライト前にいくら残しておくのが正解なのかイマイチ自信がない。残しすぎて無駄金になるのも避けたいが、かといってお金足りませんでしたじゃ笑い話にもならないし。

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 そんなことを考えつつも

 ケーキも食べたし自転車も整備終えて準備ができた。あとはフライト前日にパッキングして飛行場まで移動するだけですね!それが1番緊張する問題なのだけれども。


 翌日。昨日予定していた観光をしようと動き出す茶壺さん。とはいえ地獄の交通状況であるチェンナイで無理するつもりは無い。まったり海まで行きつつ幾つかランドマークを見てまわり余裕持って戻って来たいと思ってる。

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 ということで出発だ

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 予想通りひっどい交通状況で

 これは改めてダンボール抱えて飛行場まで行くべきではない町だよなと思ったり。ちょっとでも集中力切らしたら即座に事故へ繋がるような環境は本当にイカれてるとしか思えんぞ。

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 シーサーとか思い出すな

 ビーチ付近は高所得の人が暮らすエリアらしく高層ビルの他にも立派な囲いの入口にガードマンが鎮座している貧富の差が激しく治安の悪い土地特有の構造が出始める。

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 この灯台もチェンナイのランドマークらしい

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 1日で数万人もの人が訪れるらしいマリーナビーチ

 流石に真冬の1月にビーチへ来る人の数は少ないものの、それでも道路脇に屋台が延々と連なって商売している光景はなかなか凄い。

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 サントメ大聖堂

 やはり私はヒンドゥー教の寺院よりも他の宗教建築物の方が好きというか楽しめる気がする。ヒンドゥー寺院が他に比べて劣っているとかそういうのではなく、単純に観光客で訪れてるインド人のマナーが酷くて楽しめないという面が大きいのだけど。この大聖堂もインド人観光客が少ないから素直にその建物見て感動できるというか。

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 他にセント・ジョージ要塞というのも行ってみようと思っていたが

 入場料が現金支払い駄目とのことで諦めた。インドはかなりキャッシュレス決済が普及している国だけど、カード払いとかじゃなくてQRコードを読み取ってチャージした残高から引かれていく方式が一般的のため旅行者にはハードルが高い。観光地でそういう支払いしか対応してないあたり、インドは外国人に優しくない国だと思う。

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 そんな感じで

 帰り道に先日ダンボール頂いた自転車ショップへ寄る。というのも昨日の整備最中にチェーン長測ってみたら交換目安に達していたのであり、次の国でチェーン買うよりはお世話になったこのショップで買い物して少しくらい還元したいなと思いまして。

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 そんで付け替えまでしてもらったのだが

 試し乗りしてみたらリアスプロケットとチェーンが噛み合わずスリップする「歯飛び」現象が発生してしまった。前回交換したの1年半前のイタリアだし、距離的にも「そろそろ限界かな・・・」と思ってはいたのだけれど。

 問題なのは私の使っているスプロケットが最大36枚歯という一般販売されてる種類で最大のサイズを誇るタイプであること。一般的な走行ではこんなデカい歯を用いてもほとんど役に立たないのだが、これが荷物満載の旅行用自転車だと坂道登る際大いに役立つため愛用しているのだが。

 そんなサイズは当然のことながら人気がない。人気がないということは需要も無いため流通量も少なく見つけることが難しい部品だったりする。これが北米やヨーロッパといった自転車人気の高い国ならともかくインドでそんなマニアックな部品があるとは思えな・・・

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 あったー!

 いや凄いなこのショップ。なまじインドでスポーツバイクを専門に取り扱うお店が少ないからパーツ関連が集中して集まっているようで、この後倉庫を見せてもらったけどちょっと驚くレベルで自転車本体も部品も取り揃えてあった。何にしても苦労せずスプロケット交換することが出来て助かった。

 お礼言ってショップを後にし宿へと戻る。なんか観光よりもショップで良い感じに部品交換ができたことの方が嬉しくて満足感高いのだけど、まぁ私は自転車乗りだから。気持ちよく自転車漕げることが1番大切!

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 なんだかんだ40km走ってた

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 いい汗かいたので水分補給しつつエセたこ焼きを摘む

 宿戻ってから地味にサイドバックの穴を針糸使って補修とかもしてるのだけど、パッキングを除いて流石にこれ以上やるべきことはないよね?フライト前は「何か忘れてやしないか?」と毎回不安でいっぱいなのです。

 2025年1月20日(月) 走行距離 0km 累計161590km
 2025年1月21日(火) 走行距離40km 累計161630km
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 インド141日目 チェンナイの町

 蚊が多いと思っていたが、不思議なくらい刺されることなく安眠できているよる。やはり部屋でエアコンが稼働してることが影響あるのか?とか思ってしまうが真相は不明。

 さて昨日に引き続きフライト前の下準備。とりあえずテントを引っ張り出して生乾き状態だったフライシートを完全乾燥させてみたり、その合間にガソリンストーブの洗浄作業を実施したり。

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 毎回フライト前にストーブ洗浄・乾燥してるけど

 サイクリスト仲間から話を聞くと「ガソリンストーブの洗浄なんてやらないよ」という意見の方が多く、実際この行為が何処まで有効なのかは私自身も疑問に思うところがある。でもオーストラリアで「ガソリン臭が残っているから没収ね」とやられたトラウマを私は忘れておらず、想定される不安要素はできる限り排除して臨みたいところ。

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 なので色々大変になるのですが

 一通り作業終えたところでロシナンテ号乗って、一昨日訪れた自転車ショップへダンボールを受領しに向かう。片道10km程度とそれなりに距離あるのがネックだが、インドのちゃんとした自転車ショップって数少ないので信頼してるこのお店へ行く方が正解だと判断した。

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 なお早朝に雨が降ってて今日取りに行こうか迷った一幕が

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 幸い天気回復したので予定通り向かう

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 帰り道は時間かかりそうなので先にお昼食べておき

 ちょうど12時に「5AM BICYCLE STUDIO」へ到着する。相変わらず親切な人たちからチャイじゃなくてコーヒー頂き世間話をしつつ。インド南部だとこんな感じでチャイじゃなくてコーヒー飲む機会が多いのも個人的には嬉しい点だ。

 自転車取り出した直後の畳んでない状態の段ボールを受け取り大助かり。毎度のことだが廃チューブ2本とリュックを組み合わせてダンボールの背負い紐を作り、背中に載せるような感じで持ち帰らなくてはならない。これがとにかく大変なのだが。

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 特に今回はインドの都会で距離も10kmある

 お礼を言って慎重に移動始める。背中にデカい凧を掲げてるようなもののため、無茶苦茶風邪の影響を受けるし後方確認も非常にしづらい。何より私の体や自転車よりも横幅が広いので普段の感覚で通ろうとすると障害物に接触してしまう。

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 無理せずゆっくりと進むことを心がけて

 いつもこんな感じで段ボール背負って移動してると注目の的となるのだが、むしろインドでは周囲の人たちこの状態の私を余り気にしなくて驚いた。普段フルパッキンで走ってる時は面倒だなと思うほど声かけられるというのに。

 おそらくだがインドではバイクに大きな荷物を無理矢理積載して走っている光景をよく見るため、似たようなことしてる私の姿に奇異感を覚えることがないためだと想像する。変な格好をすることでインドの日常に埋没できるという不思議。

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 何とか無事宿まで運び終えた

 これでフライト前の下準備は大体終了かな。後日に掃除と整備作業もしてやりたいが、とにかく今は神経使った上に大汗かいた苦労をビールでスッキリ流したい。

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 近くに3軒も酒屋がある良い立地なので

 半月ぶりのビールは全身に染み渡るように美味い。こんなの飲んでると「やっぱり酒税免除のポンディシェリの町に行くべきだったのでは・・・?」とか思い始めてしまう程。

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 なおこの2品がビール1本とほぼ同価格

 インドに来てから約8ヶ月。そこから長い期間アルコールが高かったり販売されてない国が続き、すっかりビールがなくても平気な状態になったと思っているが、それはそれとして飲むとやっぱり美味いんだよね。罪づくりな飲み物だなと思います。

 2025年1月19日(日) 走行距離22km 累計161590km
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 インド140日目 チェンナイの町


 昨日作業が夜遅くまで続いてしまった関係で朝はゆっくり寝ていたい。しかしインド人とのドミトリー部屋ということで、安眠できないことはある程度諦めていた節がある。


 そうした予感があったので朝からスマホで電話してようが、私の脇にあったファンを全開にして風圧で髪の毛乾かしスイッチ切らずにそのまま放置されようが「まぁこんなもんでしょインド人は」という諦念が出来つつある。


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 あと数日で出国できるからこその余裕


 とりあえず午前中のうちに衣類の洗濯してしまい、そのままの勢いで伸びてきた髪の毛を散髪してしまう。前回髪切ったのブッダガヤだったので丸1ヶ月程の期間だと思う。私はずっと短髪で生きてきた人なので、少しでも髪が長くなると違和感が強く、最長でも1ヶ月くらいのスパンで散髪したいタイプ。


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 その後で軽く食事しまして


 午後になってからは荷物を外したロシナンテ号にて近くのホームセンターを目指す。昨日サランラップは入手できたが、他に梱包で使う緩衝材とテープが売られてなかったのでその辺のアイテムを揃えてしまおうかと。


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 テープはともかく緩衝材はインドじゃ見つけるの難しそう


 エアキャップ(プチプチ)があれば最高だが、とにかく軽くて柔らかい物で代用できれば何でも良い。そういう品物をホームセンターで物色するのもまた1つの楽しみってものでしょう・・・とか思っていたのだが。


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 デカいショッピングモールには


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 ドラゴンボールの広告が


 地図で指定されてる場所に行ってみると、そこにあったのはバスターミナルでありホームセンターなんて影も形もないでござる。まーたGoogleマップに騙されてしもうたよ。


 まぁテープに関しては適当に見つけた工具店で簡単に購入できたのだけど問題は緩衝材だ。やっぱり大きな郵便局にでも行ってみてそうした品物が取り扱ってないか見てみるのが正解だろうか?


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 とか思いつつ予備の候補としていた大型スーパーへ


 そんなに期待してなかったのだが、インドは商品の品出しで梱包されてたビニールとかをそのまま通路に放置してるのが日常でして。そうした品物見ていたら四角形の発泡スチロールが大量に転がっているのに気付いた。


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 これ貰って良い?と聞いたらアッサリOKが出たので


 計10個ほど回収して宿へ持ち帰ることにした。箱詰めの際に適当な形にカットしてテープで固定すれば立派な緩衝材として役に立ちそうだ。これで残るは自転車用のダンボール箱をゲットするのみだな。


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 帰り道にモールのデカトロンに寄ってみたのだが


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 やっぱりインドじゃ品揃えが全然良くない


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 赤信号はハートで待っててね


 ショップへの訪問はまた後日ということで今日は大人しく宿へ戻る。まだガソリンストーブの洗浄とかフライト前にやっておくべき作業は幾つか残っており、そう考えると17日にチェンナイ到着したの早すぎるということはなかった。


 ちなみに今回は宿で荷物一式梱包してしまい、飛行場までタクシーで移動する方法を採用しようと思っている。いつもみたくデカいダンボール箱を抱えてインドの大都市をフラフラ走るの怖すぎるので。


 2025年1月18日(土) 走行距離13km 累計161568km

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 インド139日目 大学の隣〜南インド最大の都市 チェンナイの町

 柔らかい草地の上で寝心地よかったが、朝露でテントびしょ濡れになっていた。普段は出発する前に太陽光が当たって大体乾いてしまうのだけど、今日は雲に隠れてなかなか日が差さない状況。しばらくテント使わない状況に限ってそういうことが起きる。

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 どっかのタイミングで乾かす必要あるな

 既にチェンナイの町まで射程距離となっており、無理せずともお昼頃には予約したホステルへ到着できる見込み。流石にこの大都市で宿を探し回るのは嫌なので、事前に外国人が泊まれる(口コミで外国人が投稿している)宿を探して予約しております。

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 後は市内を走り抜けるだけ

 それが1番大変というかストレスの大きい行為なのであり、とにかく時間的な余裕を持って出発した朝9時。もう30分待ってれば多分テント完全に乾いたと思うのだけど、何を焦っているのやら。

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 走り始めて5kmかそこらで

 早くも農地の姿がなくなり始め住宅街や工場といった建物群が出始める。やはり野宿したエリアが街の郊外となるギリギリの場所だったらしくて我ながら読み冴えてるじゃん!と自画自賛したいくらいだ。

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 いやGoogleマップのおかげかな

 道路は狭くなるのにどんどん交通量が増えていく状況で早くもチェンナイが嫌になってきた。何処の途上国でも首都や大都会に突入する時ってのは怖い思いするし大変なことは重々承知しているのだが、やはりインドの交通マナーはそうした中でも一際酷いので。

 一応国際飛行場が町中のアクセス良い立地というのが救いというか自転車的には助かるな。ということで宿泊先も飛行場から程近い場所のホステルを選択しており、とにかく宿まで辿り着ければ後々楽になるから!と我慢して慎重に進む。

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 集中してないとぶつけられそうな怖さがある

 さて宿へ向かう前に私が立ち寄ったのは自転車ショップ。インドのショップは余りスポーツ用自転車を専門に扱うプロショップが無かったりするのだが、そこはインドでも有数の大都市チェンナイ。しっかりしたショップを見つけておりましたよ茶壺さん。

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 ネジ穴がバカになってるクランクの相談したり

 合わせて梱包で使う自転車用の段ボールも頂けることとなった。今はフルパッキンでとてもじゃないが荷運びできる状態でないため、後日改めて取りにくる旨を伝えてお店を退出する。

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 非常に親切な人たちでした

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 そこから10kmほど走りまして

 ようやく予約していたホステルへ到着したのは14時過ぎ。お昼到着の予定が思ったより時間かかったな。

 チェックインした後にお昼食べに出かけ、ついでにインドの走行終了記念にケーキでも食べたいなと思ったのだが、良さげなお店が見つけられずに歩き回るの疲れ宿へと戻って来る。何やってるんだ私は。

 そういえば数日前からやたら家の前に砂絵があったりシャッター下ろしてるお店が多かった理由は13日から始まったポンがるというお祭りが原因らしい。いわゆる南インドにおける収穫祭みたいなイベントと判断したのだけどこれが正しいのかは自信ないが。

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 4日間ほど続くらしい

 合計8日間に渡ってNO充電が続いてたので結構バッテリーの残量が危なかった。モバイルバッテリーは大小2種類を携行してるのだが、どちらも古くなってて容量ほど電気を保存できてないっぽいんだよね。

 暗くなってから夕食に出かけ、宿スタッフに教えてもらった大型スーパーに寄ってサランラップを探してみる。フライト前に荷物まとめるのにこれがないと空港のラッピングマシーン使うことになってしまい大変高く付くことになってしまうため。

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 無事に見つけて一安心

 Go Proの動画データがSDカードリーダーを使って2回連続でデータクラッシュしている関係で、今回他の方法を模索し挑戦してみた。私のmacbookが古いためか直接USBケーブルを接続しても反応がなく「これは難しいか・・・」とも思ったが、何とかデータを写すことに成功する。やればできるもんだ。

 2025年1月17日(金) 走行距離46km 累計161555km
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 インド138日目 ブリカット鳥類保護区〜チェンナイから北北西に32km地点 大学の隣

 獣道から更に脇道に入った木々の中という場所だったので「人が来るわけない」と思いきや、朝から普通に見つかった。昨夜は暗くて分からなかったが、どうもここは集落の裏手に当たる場所のようでそれなりに人通りがある場所だった模様。

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 別に幸いというわけではないが

 この辺の人たちは靴を履いてない人が多く、テントを見つけてもトゲトゲの植物が邪魔して近づいてこない。私としても面倒毎に巻き込まれたくないので、そのままスルーしてくれるなら願ったりだ。

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 調味料使い切りたくて朝から野菜炒め作ったり

 ・・・という事で偶には棘植物も悪くないなと思ったのだが、荷物をまとめて出発準備したところで後輪がパンクしていることに気付いた。おいおいまたかよ、だからこんな場所で野宿するのは良くないのだ。

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 というか最近余りにもパンクが多いので

 チェンナイで交換しようと思っていた新しいタイヤとここで交換してしまうことにした。耐パンク性能に優れるマラソンプラスだが、流石に溝が無くなるほど使い続けるとタイヤの厚みが減ってしまい、パンクが発生しやすくなるのだ。

 そうなる前に交換すべきというのがセオリーなのかもしれないが、自転車旅行してるとタイヤの消耗限界ギリギリまで使い続けたいという欲が出てしまうのでなかなか難しいところがありまして。

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 ともあれこれで前後輪新しいタイヤに切り替わった

 そのまま東へ進みインドのロケット開発&発射場である宇宙航空センターへと到着する。私は結構宇宙関係の話が好きで、旅行の最中でもNASAとかフランス領ギアナの宇宙航空センターとか行ってみたかった人なのだが、滞在期限やルートの不備からその手の施設には訪問できずに終わっている。

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 種子島宇宙センターは一時帰国の際に行った

 ということで結構期待していたのだが、何のことはない博物館へ入る前に宇宙センターの敷地へ入場することができずに終わってしまった。どうやら関係者から許可証を作ってもらうか、ロケット発射時期における特別開放期間中じゃないと一般人は入場出来ないらしい。そんな場所に博物館とか作るなよ、誰もがそこに行けると勘違いするじゃん。

 ということで成果の上がらないまま来た道を逆走することに。散々な結果だが余り気落ちしてないのは宇宙センターの他にこの地に広がる鳥獣保護区を見学したいと思ってて、それに関しては満足する結果が得られたから。

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 特にペリカンが有名らしいが

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 これ多分フラミンゴだよね

 直線的に延びる道の途中には幾つも橋やビューポイントが設置されており、そうしたエリアでたむろしている鳥を眺めたり撮影したり。ちょっとでも近づくと直ぐに飛び去ってしまうので写真に収めるのはなかなか難しいけれど。

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 それが楽しいとも思う

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 なおビューポイントといってもこの程度の施設ですよ

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 なんだかんだ楽しかったなバードサンクチュアリ

 フラフラとサルルーベータの町まで戻った所でちょうど12時。なのだが連日の走行で疲れているのか朝から大量に食べたからか食欲がない茶壺さん。とりあえずコーラだけ補給してそのまま先へと進もうかと思います。

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 とかいってるけど途中で軽食補充したが

 頑張れば今日中にチェンナイまで行ける程度の距離だけど、早くに着いても宿代が加算されるだけなので今日はチェンナイ市外に野営して、明日早いタイミングで町へと突入したいと思う。どうせ酷い交通状況だろうし余裕を持って入りたいじゃないですか。

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 いつの間にかタミルナードゥ州に入ったみたい

 あんまり町へ近づきすぎると住宅街となってしまうのであり、距離にして町の40km手前付近で野営のための準備(水の補給とか行水とか)済ませて野営場所を探し始める。地図で見るとこれ以上近づくと人口希薄地帯が無くなるっぽいので。

 夕食後に上手いことテント張るのに適したポイント見つけたが、まだ明るいため酒のつまみでも買ってこようと近くの商店へひとっ走り。その僅かな距離で前輪パンクするとか誰が想像しただろうか?

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 まぁ時間に追われてないタイミングでむしろ良かった

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 やっぱりトゲトゲ植物のエリアに入ると良くないんだな

 野宿候補地に戻ってきたのは18時過ぎであり、そろそろ真っ暗になるか?というギリギリのタイミング。なんだかんだ上手く回っているような気がしないでもない。タイヤは回らなかったけれど。

 ともあれ明日にはチェンナイ到着だ。「ようやく休めるぞ」という気持ちと「フライト準備を色々やらなくちゃ」という気持ちがぶつかり合ってて悩ましい。でも1番大きな気持ちは「やっとインド走行が終わる!」という喜びだったりする。

 2025年1月16日(木) 走行距離80km 累計161509km
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 インド137日目 空き地〜チェンナイから北に73km地点 ブリカット鳥類保護区

 深夜に雨が降って驚いたものの30分ほどで止んだため特別何をするでもなく。ただ予備のタイヤはサランラップが見つからなかった関係で新聞紙で包んだまま放置していたため、朝の時点でびしょ濡れとなり保護材としての役目を果たしておらず処理した。

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 どうせフライト前に交換しようと思っていたので問題ないですよーだ

 テントの水滴除去や乾燥といった余計な作業があった割には9時前の普段と変わらぬタイミングで出発できてご満悦の茶壺さん。ただ凸凹道の土であった空き地から道路へ戻ってみるまでは、後輪がパンクしていた事実に気づかなかったのは失敗だ。

 すぐ側に機械式の空気入れがあるガソスタがあるため、そこまで自転車押して移動しパンク修理に取り掛かる。特に問題なく終わると思っていたのだが、ここのガソスタ従業員っぽい掃除夫が「この空気入れは使えない!(使えた)」とか言ってスイッチを切ってきたりと邪魔をする。何がしたいんだコイツは?

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 面倒くせーな

 修理後にフリーの飲料水飲んでたら今度は「利用したなら金寄越せ」的なことを言い出し始めて相手にしてらんないぞ。インドではこうした理屈じゃ対応しきれない変な輩に絡まれることが結構あって、私は男だし身長もあるため「なんじゃコラクソボケが!」的な対応すると向こうは退散することが多いのだが、人によってはこの辺非常に大変な思いをしているのだと思われる。

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 結局9時半に走行開始

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 昨日に続いて空が綺麗だ

 それはとても喜ばしいことなのだが、とにかく暑くて仕方ない。海沿いの立地に加えて周囲が池で囲われていることが多いためか湿度が高く、何か覚えがあると思ったら日本の夏にそっくりな環境ではないか。最近の日本はより厳しい暑さだと聞いているので「30度そこそこの気温と一緒にするな!」と怒られてしまいそうだが。

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 左車線走行だしときどき日本を思い出すのですよ

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 田んぼも広がってる風景だしさ

 とはいえ細かなアップダウンが連続する山岳国とは違い、地平線まで農地か田んぼが続くのがインド。ついこの前までガンガン稲を刈り取っていたので今が収穫期なのかと思ってたけど、この辺ではまだ青々とした稲が等間隔に並んでおり田植えを終えたばかりという印象を受ける。

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 久々にマック見たな

 多分前回マック見た時も同じように「牛も豚もご法度なこの国でマックは何を販売しているのだろう?」みたいな感想を書いているのだろうな私のことだから。やっぱり「マックチキン」みたいなメニューが幅を効かせているのかもしれないけれど、それだとKFCと食い合ってしまいシェアの拡大難しそう。

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 屋台でビリヤニ昼食

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 チェンナイまで100km切った

 ということは素直に進めば明日にはチェンナイ到着できる計算となるが、あんまり早く到着しても宿代が嵩んで勿体ない。ということでサルルーベータという町で東に向かい寄り道しようかと思います。

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 ここの交差点がそれ

 この周辺に湖が多いというのは先にも書いた通りで、そうした環境故か鳥類の保全地域となっている土地が数多く存在する。私も1つくらい訪問してみたかったのと、ここのエリアが湖のど真ん中を突っ切って小さな島を経由する道となっておりワクワクしたというのがありまして。

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 走ってみたかった

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 その前に夕食済ませて準備整えておく

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 この辺の牛はコブ牛とはまた別の種類の牛が多いな

 水深の浅そうな干潟っぽい湖というか湾に囲まれた道をひた走る。テント張る場所もそうだけど、昼の暑さで全身汗まみれなので気持ちよく行水できる場所を見つけたいなと思ってまして。この周辺にはガソスタもないので何か代返手段が必要だ。

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 結局テント張る場所は普通に見つけたけれど

 水浴びしようと湾に出てみたら、沖へ100m移動しても足首までしか水深がなくてほとほと困ったぞ。サンダルだと足を取られるため裸足で動き回っていたら例のトゲトゲ植物を踏んづけてしまい痛い思いをしたりとか散々な結果に。

 なんとか行水終えてテントに戻り一息ついたと思いきや、水入れたボトルが倒れてテント内に中身が浸水していたりとか。忙しい時に限って面倒事ってのは発生するものだと思う。

 その辺の処理を済ませてこのブログ書き終えたのが22時ジャスト。色々やりたい事があった気もするが、足の裏はトゲが刺さって痛いし早々に休むことにする。大した傷じゃないと思うけど化膿したりしないよね?

 2025年1月15日(水) 走行距離123km 累計161429km
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 インド136日目 バルルの町〜チェンナイから北に164km地点 空き地

 ここ数日テントを張る場所が棘の鋭い植物に囲まれたエリアであるため切り傷が絶えない。私も注意してるのだけど、朝の撤収時はともかくインドでは暗くなってからテント張るようにしてるため、気付かぬうちに身体の色々な箇所に棘が刺さってしまう。

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 周囲から見えにくいよう狭い場所にテント張るのも理由の1つ

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 ここの湖でも洗濯とか行水してるのだろう 

 起きた時には朝靄が凄かったが時間と共に消失し、出発した9時にはすっかり通常通りに。ここら辺には大小多くの湖があるのでそういったところに原因があるのかもしれない。

 プリーを出発して以降は大体南西方向へ進んでいたのだが、昨日辺りから完全に南へと進路が切り替わり正面に太陽を見据えるようにして走っている。風もまぁまぁ追い風となることが多く、方向が変わっても楽な道であることは変わらない。

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 スカイビューというほど空綺麗かな?

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 まぁインド北部と比べて明らかに青空が見えるようになったもんな

 ちなみに世界の大気汚染が酷い都市ワースト5は全て南アジアの国々で締められている。生えある1位がインドの首都ことデリーの町であり、2位はパキスタンのラホールだ。確かにどちらも空気が悪く、張れていても空がガスって青く見えなかった。

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 それに比べりゃここはずいぶんマシだよ本当に

 そもそも北部に比べて人口が少なく、それに伴い車の交通量が少ないのが良い。ここでも普通に逆走かましてきた挙げ句、クラックション鳴らしたり避けずに突っ込んでくる馬鹿者は後を絶たないが、総数が少ないので何とかイライラしないで平常心保てるレベル。1日で2〜30台くらいかな?

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 お昼のタイミングでカバリという町へ

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 ちょいちょい立派な教会が出てくるようになった

 今日このままのペースで走るとちょうど100km過ぎのタイミングでネロールという大きな町に突入してしまう。宿を使うのならそれがベストなのだけど、もうチェンナイまでは全野宿と決めている(宿泊拒否されない宿を探す方が疲れる)ので町中には突入したくない。

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 ということで町の入口付近で夕食とする予定

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 もう新年から大分過ぎてるんだけど砂絵が多いな

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 この数日で何か別のイベントがあるのだろうか?

 実際ネロールではローカル系の食堂が尽くシャッター降ろしており、なかなか夕食にありつけず苦労した。結局そういうのと関係がないのだろうかファストフード店でピザ注文することで凌いだ茶壺さん。

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 スマホも充電させてもらえて助かった

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 町から脱出時に光ってて驚いた1枚

 食べ終えたら来た道を引き返して北上する。完全に町を抜けて数kmほど離れたところでかなり大きな土地が広がっているのを発見。インドなら畑や水田に利用してそうなものだが本当に単なる空き地となっており、そんなの自転車旅行者がテント張るのに利用するしかないじゃないですか。

 道路からは200mくらい離れた場所まで入っていったのに加え、入口方向からは植物が邪魔で死角になる場所にテント張ったので周囲に木々はないけど大丈夫でしょう。インドでは毎回そんなことばかり考えつつテント張ってるわ。

 2025年1月14日(火) 走行距離117km 累計161306km
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 インド135日目 空き地〜チェンナイから北に約260km バルルの町

 昨夜酔っ払いながら日記書いたので記憶があやふやだったが、読み返してみるとポンディシェリの町まで行っちゃるぜ!とか書いてて空恐ろしい。確かに酒税がかからない酒天国の町には「行ってみたいな」と思っていたが、本当にそれやるとフライトまでの日数がギリギリで準備もままならなくなりそう。

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 やっぱり酒飲んで物事決めるのは駄目だわ

 というか5時ごろに目を覚ました時には飲み過ぎで頭が痛かった。二日酔いなんて昨年5月にインド入国して以降全く縁のない日々を送っていたので忘れていたが、酒を飲みすぎると身体に良くないのです。

 ということで2度寝を決め込み、再び目を覚ました8時以降もノロノロと出発準備する始末。昨夜徹底的に人が来ないであろう奥地にテント張って本当に良かったと思いつつ。

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 猿はたくさんいたけどね

 幹線道路に戻って走行再開である。結局休息日を挟むことなくチェンナイまで走り続けることになりそうだが、幹線道路を走ってる限りインドはほとんど坂もない楽な道なので問題ないと思われる。この国で問題となるのは精神とかストレスといった点であり、それも南部に入ったことでずいぶん軽減されたと感じている。

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 ちょっと面白そうな形した山が

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 キリスト教関連の施設を目にすることが増えたな

 ただまぁ南インドに入ったからといって、全てが劇的に改善するかというとそんなことはなくて、相変わらず逆走してくるクソ馬鹿ドライバーは健在だし、そんな運転してる奴ほど側道走ってる私に対して「邪魔だからどけ」とばかりにクラックションを鳴らしてきたりするのが絶えない。

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 ただこの道を見ても分かるように

 劇的なほど交通量が減ったためイカれた運転をするドライバーの数も大幅に減少した・・・というのが1番大きなファクターだと思ってる。いやまぁ全体的に北部インドより常識ある雰囲気になってきてるとは思うのだけど。

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 久しぶりにローカル系じゃない昼食

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 ソーラーパネルかと思ったら単なるトタン屋根だよ

 寄り道すれば幾つか興味ある建物とかもあったのだが、インドの人が集まる観光地でフルパッキンの自転車を置いたまま離れる勇気はない。つまりインドでマトモに観光するには自転車を保管しておける宿泊施設なりが必要となるのだが、ここ最近は節約もあって野宿続きとなっているので難しい。

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 こういうクソみたいな逆走してくる車両がいる一方で

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 フルーツをくれる人もいたりするからさ

 特に南部に来てからはインドという国に対して文句を言うばかりではいられなくなった。やっぱり人様から親切を受けるとさ、その人のみならず国全体の印象というのが変わってくるのは間違いなくある。国というのは土地と政府(主権)と国民だとされているのだし。

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 カニャクマリ(インド最南端)の表記が出てきたので思わず撮影

 というかあと1000km程度で最南端まで行けるのか。プリーからここまで既に1000km走ってることを鑑みると案外インドの最南端へ到達するのは難しくないなと思ったり。私はチェンナイでフライト予約してしまったので、そこまで行くことは時間的にできないけれども。

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 自殺点っぽいオンゴールの町に行きまして

 ササっと買い物済ませて郊外へ脱出、テント張れそうな場所を探す夕暮れ前のパターンへ突入する。この際やりたいことは「ボトルに水を補給」「翌朝の食材の購入」「アルコールゲットだぜ!」の3点。これが済んだら「水場を探して行水」というのもあるが。

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 夕食を済ませてテント張る場所探し始める

 なお最近は暗くなるのが18時過ぎになったのでかなり余裕もって活動できている。冬至を過ぎた事で日が伸び始めたことに加え、赤道方向へ南下している関係でこれも日照時間が伸びている要因。

 小さなバルルという町の外れに池があり、ここの敷地から最奥の雑木林エリアにテント貼って本日終了。なおインドで生えてる小さな木の多くがトゲトゲの枝を持った危ない種類であり夜中にこうした場所を歩き回るとロクな目に合わない。地味に私も細かく切り傷とか刺し傷を大量にこさえている。

 まぁそうした傷より地元民に見つからないことの方が大切なので仕方ない。特に今までインドで直接的な犯罪行為に当たったことは無いのだけれど、やっぱりインドは「治安が良い」とは感じていないので。

 2025年1月13日(月) 走行距離114km 累計161189km
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 インド134日目 沼地脇〜チェンナイから北に352km地点 空き地

 割と見つかりにくい場所にテント張ったと思っていたのだが、朝になって朝食作ってたら地元民に見つかってしまった。これを2日連続で発生させるというのは「テントを張る場所に対しての注意力が落ちてきている」と言える重大過失。

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 トラブルが起きてからでは遅いので

 インドという国は人口が多すぎるため僻地でも注意をするべき・・・という考え方もある一方で、単純に疲れが溜まっているため文句なく安全と言える場所を見つけるまで野営地を探す気力が無かったということが原因とも考えられる。

 要するに疲労は正常な判断力を奪うという話であり、本日は半日程度で到着できそうなビジャヤワダという町にて宿へと投宿し2泊してリフレッシュする予定。プリーからチェンナイまで約1200kmの距離なので、大体400km毎に休息日を挟もうと思っていたのだ。

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 つまり今回が2度目の休息となる

 距離にして40kmも走れば町へ到着する計算であるため無理せずのんびりと走って進む。というか長期的な自転車旅行で無理して走る機会なんてほとんどないのであり、いつだって茶壺さんゆるふわな旅行してますが。

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 画像ブレブレだけどチェンナイまで500km切った

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 インドでSUZUKIは有名だけどJCBは珍しい

 特筆することもなく順調に走り続けてビジャヤワダの市内へ突入する。というか今日の行程では既にビジャヤワダの都市圏に入ったエリアからスタートしたみたいで全体的に交通量が多くて走りにくい道だった。

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 まるでインド北部みたい!

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 なんとここでデカトロンのお店があった

 なお商品ラインナップは残念なレベルだし、各々の商品料金もインドの基準からするとかなりお高いというのが正直な感想。スポーツやアウトドアといった行為が全く人気でないこの国では、デカトロンみたいなスポーツ&アウトドアという形態のお店はそれだけで「必要ないことやっている」系の富裕層向け商売と捉えられているっぽいし料金も相応に高い。

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 そして中心街まで残り5kmの所でパンク

 今日は午前中いっぱいで終了するつもりだったので構わないが、どうせパンクするなら宿にチェックインしてからの方が良かったのに・・・とかそんなこと思いつつ修理してた。この時はそんな甘い考えでは痛い目を見るとも知らずにいた茶壺さん。

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 というのも

 インド特有の「外国人は泊まらせません」案件にぶち当たり、計10店以上の安宿に宿泊拒否される始末。ここ最近は野宿が多くてこうした問題をスルーしていたが、インドという国では旅行するにおいてこれが大きな問題となるのであったと再確認。

 10軒くらいの宿に断られた所でアホらしくなり、このまま先へ進むよう方針変更した。早いとこチェンナイの町に到着して外国人でも宿泊できる宿でゆっくりした方が健全かなと思いまして。

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 これ以上ストレス抱えたくなかったし

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 インドは地味に木々のトンネルが多いと思う

 移動に伴う疲労だとかフライトまでの残日数とか色々計算して予定組んでいたのだけど、こんな感じでアッサリ計画を潰されるのがインドという国なのだろう。いいですよ私もこの国で思い通りに物事が運ぶと思ってないので次善のプランを発動させるだけですよーだ。

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 KFCのパチモンが多いインド

 とりまこのままチェンナイに到着してもフライト予定日の23日まで時間持て余すことが想像できるので、チェンナイから100kmくらいの距離にあるポンディシェリの町へ行ってみることにしようかなと思い始めた。この町はインドで幾つかある「酒税がかからない飲兵衛系の町」として一部に有名で、行ってみたいと思ってたのです。

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 日曜日だしなんかのイベントだろうか?

 1度くらいインドのビールを浴びるほど飲んで楽しみたいと思っていた私。この国ではアルコールの税金が高い関係でどうしても禁欲的な生活を余儀なくされていたのだれど、最後にぱーっと楽しむのも有りかと思ってる。その前にまず無事にゴールまでたどり着くことが求められるワケだが。

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 お昼はチャオミン(焼きそば)だったので夜は焼飯

 酒天国の前に問題なくゴールまで走り切れるかが大切であり、更にその前に「無事に野宿できる場所を見つける」という問題をクリアする必要がある。こうした課題をクリアした果てにビールが待っているのだとしたら、ちょっと頑張れる気がしてきたなと感じる私は現金なタイプだ。

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 イライラが多かった夜はウイスキーで閉める

 2025年1月12日(日) 走行距離99km 累計161075km
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 インド133日目 植林エリア〜チェンナイから北に4km地点 沼地脇

 目を覚ましたのは6時過ぎだったと思うが、この時間で早くも薪拾いに来ていたらしい地元民に見つかってしまう。というかその後出発するまでの2時間で他に3人も地元民が来るような場所で、ちょっとテント張る場所の選定が甘かったなと反省する。人に見つからないことを第一にしなくては怖いので。

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 安全第一

 そういう場所だったため急いで出発準備したこともあり8時過ぎには出発した。ここ最近の出発時間が9時前後だったことを鑑みると、如何に私が朝からダラけているかの証明になってしまうようでなんか嫌だな。

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 時間的余裕もあるので急いでないしさ

 昨日のパンク修理でブレーキの調整もしたのだが、今朝になって少々違和感があり手直ししたりとか。リムも新調してそろそろ1年になり若干フレが出始めているので対処しないとなとか思いつつ。

 去年はハードな土地走ることが多かったし

 どうもこの辺は午前中は追い風が吹く傾向にあるようで、午後からは風向き変わって楽できなくなる。つまり前半戦で距離稼いでおくのが賢い走行スタイルだと言えるのだけど、あんまり効率を求めて走っても仕方ないしなぁ・・・とも思う。旅行なんてのは少々非効率なくらいで構わないと思うし、効率だけを求めだすとそもそも自転車で移動するな!という話になりそうで。

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 南部入ってからは米食ばかりだ

 インドの米食で嬉しいのが「お代わりが基本無料」という点だ。これがチャパティやロッティといった小麦を練ったパン系の食材だと1枚毎に料金が発生してしまい、その値段は決して高くはないもののサイクリストがお腹いっぱい食べるとなると相当な枚数を注文することになる。ということで私はインドのカレーに限らず食事は基本米を主体としたメニューだったりする。

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 町以外の景色が単調なので

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 偶にこうした動物に出くわすと楽しい

 最近インドのローカルウイスキーは安いということに気付いたため、午後になると大きめの町に寄ってリカーショップで物色するのが楽しみとなっている。今回の場合はエルールという町に入って100ルピー(約180円)のウイスキー小瓶をゲットし晩酌に備えておく。

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 このエルールの町を抜ける道だが

 ずっとゴミが捨てられている上に、そのゴミに火が付けられており朦々とした煙の中を進む形となった。私が子供の頃は母方の祖母の家へ行くと家庭ゴミをドラム缶に入れて焼却していたり、今思うとおおらかな時代だったなぁと感じるのだが、現代インドのこれは明らかに適当というか旅行者の目線からしても酷すぎる。

 ポイ捨てしまくったゴミが許容量超えたから火を付けて対処しよう!という浅はかなその場凌ぎの対応なのが透けて見えるというか。

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 そういう国なのです

 17時を目安に食堂へ飛び込み夕食とする。流石に米ばかり続くメニューに飽きてきたが、田舎町って本当どこ行ってもインド風炊き込みご飯のビリヤニか炒飯ことフライドライス、若しくはカレーなんですよ。せめてチャオミンこと焼きそばくらいメニューに欲しかった。

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 いやフライドライスは美味しいけどさ

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 これくらい自転車近くに置いて食事できると安心感がある

 夕食済ませたタイミングで17時半と暗くなり始めるタイミング。ガソスタで水浴びした後に近くで人気のない場所はないかとキョロキョロしながら探し回るが、こんな時に限って農地ばかりが続く場所で身を隠せそうな場所が見当たらない。

 結局1時間以上付近をウロウロした挙げ句、今回も植林されてるエリアにテント張って終了となった。今回はすぐ脇に池というか沼地があるのが特徴で、それが関係してるのか非常に蚊が多いのが厄介な点。

 まぁテント張ってしまえば些細な問題であり、中に入ってウイスキー飲みつつ良い気分でいると近くの建物から大音量で音楽が流れてくる罠。インドの野宿は一筋縄ではいきません。

 2025年1月11日(土) 走行距離113km 累計160976km
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