自転車ときどき世界1周

2025年08月

 カザフスタン25日目 アルマトイの町〜アルマトイから東北東に約40km エシクの町

 結局昨夜は「酔っ払ってる状態でビザ手続きすると何か致命的な失敗しそう」と思って就寝。朝一のタイミングでPC作業することにした次第。

 んでその結果判明したことが、そもそもモンゴルにノービザで入国できる日本人はeビザの申請自体ができない仕様だったということだ。一応弁解しとくともちろん私はモンゴルにノービザ入国できることは確認済み。だがビザを取得すればモンゴルでノービザの倍である60日間の滞在が可能だった点を考慮し申請したいと思ってたのだ。さすれば余裕もってモンゴル走行できると思ったから。

 一応他の情報で滞在延長手続きも取れるとあったがどうも心許ない。アルマトイ出発時には不安となる要素を全て解決した状態で気持ちよく走り出したかったのだけど、心は少々モヤモヤがかかりつつ。

 玄関まで見送ってくれた久保さんに挨拶して長居したアルマトイを出発する。いよいよ中国が目前に迫って来たのであり、この旅行における最初に訪問した国へ再び足を踏み入れる場所まで走って来たのだと思うと感慨深い。

RIMG4006
 その前にアルマトイ脱出しなくちゃだ

RIMG4018
 少々回り道だけどサイクリングレーンを伝って進む

 カザフスタン最大の町だけあってなかなか郊外までたどり着かないし、町を抜けても交通量が多くて走りにくい道が続く。アルマトイの東には大きく2本の道があったのだけど、これならローカル道より側道ありそうな幹線道路を伝ってく方が正解か?

 と思って1度幹線道路にも寄ってみたが、側道無いのに交通量だけは凄まじく怖くて走れたものじゃないのでローカル道へと戻って来た。こっちの道も沢山の車両がオーバーテイクしてくためそれなりに怖いのだけど、片側1車線だしまだ危険度は少ないと想像する。

RIMG4022
 とにかくアルマトイ離れればどんどん楽になるはずだ

RIMG4023
 完全に郊外まで出たところでお昼休憩

 ということで適当に注文したメニューはスープだったワケだが、これがもう信じられないほどしょっぱい味付け。どんだけ塩入れればこんな味になるんだよ!?と驚いてしまうほどの不味さであり、珍しく全部食べきれずに残してしまうほど。

 値段も高かったし酷い目にあった。今回のカザフスタンではあんま外食してなかったけれど、今回の食事で「カザフスタン東部は食事レベルが著しく低い」という仮説が成り立ちそうな塩梅だったぞマジで。

RIMG4025
 絶対味見してない

 気持ち切り替えて東へ進む。徐々に交通量が減って来て走りやすくなったのは良いが、この周辺は鉱物資源でもあるのか巨大な穴が広がるタイプの大規模工事しておりそれ故に大型ダンプカーがよく通るので怖い。

RIMG4028
 ダンプカーが小さく見えるほど

 なので幹線道路と並行する形で南側に現れた新たな道路へエスケープ。これで安心して自転車走行が楽しめる環境になったと思いきや、南側に寄りすぎて天山山脈近づいてしまいアップダウンが連続する環境に。

RIMG4026
 そう上手くはいかないのが自転車旅行ってことか

 そのままゆっくりと標高上げていき、エシクの町にて1000mを越えたところで本日終了することにした。ここが坂の頂上みたいで明日はスタートから楽できるし夜中は涼しい気温で眠れるしで言うことない。

RIMG4036
 山から流れてくる川もあるし

 サクッと野営地決めてテント張ろうとしたら地元っ子が川遊びというか行水に来てしまいウダウダ絡まれる。私はこうした感じにテント設営前でケチがついた場合は縁起良くないということで別のポイント探すことが多い。

RIMG4035
 のだけども

 なかなか納得できる場所が見つからないままエシクの町を右往左往。最終的にテント張り終えた時には19時半回っており、最近どんどん日の沈む時間が早くなっていたこともあり割と日没ギリギリだった。

RIMG4037
 夕食に関しては完全に真っ暗に

 ただ気温に関してはとても涼しく何だったらシュラフが必要なくらいには温度下がってる気がする。カザフスタンもお盆過ぎると秋の気配が漂ってくるのだとしたらちょっと面白いな。当の日本はまだまだ暑そうだけれども。

 2025年8月19日(火) 走行距離67km 累計174278km
    mixiチェック

 帰国前に実施する恐らく最後のブログを整理したつもり。一応ここから先は使用道具とかランダムタイトル画面の変更といった諸々の更新をすることはせず、日本に戻るまで日記(と各国のまとめ)が続くかと思います。続かないかもしれないけれど、世界はそんなもんだ。

 ・PCモードに出てくる最近のあらすじを更新
 ・自転車メンテナンス履歴を更新
 


 ブログこぼれ話その15

 各国の総括は私が事前に計画した走行ルート的に「この旅行でもうこの国は再訪しないな!」と感じると作成している。ところが自転車旅行ってのは計画通りに物事進む方が少ない旅行スタイルなので「もっかい入国するからこの国の総括まだ作らないでおこう」と思ったら結局訪れなかった・・・というパターンに陥りがち(逆パターンはドイツで1度あった)なので、記事をアップするタイミングは結構気にしてる。

 ボリビアとかは再訪するまでのタイムラグが1年くらい開いた国だったのだけど、当時の私は南米を南下してる途中で「ウシュアイアまで到着したら今度は北上しよう!」という大まかな構想を抱いており、それが予定通り走れたので1度目の出国時に総括を作らなかった・・・という経緯があったり。

 そんな感じで行き当たりばったりかと思いきや、意外と年単位で計画通りに旅行してることもあるのです茶壺さん。適当さと共に最終的には計画を達成させる胆力が長期自転車旅行には必要なのでは?とか思ったり。
    mixiチェック

 ボリビアのラパスで購入したクッカーも様々な所にガタが来てて交換しなくちゃなぁ・・・と思ってた所にネパールカトマンズ。

 カトマンズのパチモノ製品は多岐多様に渡っているが、これは主に地元で製法できる衣類やザック、シューズといった商品に偏っており、クッカーみたいなアルミ製品に関しては中古品はあっても偽物はない(だろう)。

 だからかカトマンズでもこのクッカーセットはそれほど安価ではなかったのだけど、それでも3000円かそこらでセット一式購入できるのだから文句はない。ちなみにラパスで購入した物と全く同じ商品だったので、このセットはやや途上国に安価で配送してる定番商品なのではないか?というのが私の見方。

RIMG4001
 山で使うにはちょっと重たいかもしれないが

 自転車旅行ならば何の不都合もない。そうそう買い換える物でもないし、これで楽しい自炊ライフが遅れると思えば私としても嬉しい限りだ。

 <最終評価>
 以前購入した物と全く同じ製品であるため使用感についてはそちらで1度書いた。ネパールで購入してから1年ちょいが経過してるけど、この程度の使用期間だったらガタも来てないし使い勝手は問題ない。


 
    mixiチェック

 以前使ってたネットが伸び切ってしまいダメになってから、似たような商品を探してみたのだけどこの手の商品で日本のメーカーより質の良い物に出会ったことがない。

 あっという間に壊れたり駄目になってしまうネットばかりでアホらしくなり、古いチューブを利用してリアボックスの固定に使っているのが常態化していたが、キルギスで日本から荷物を送ってもらうチャンスがあり久しぶりにツーリングネットを入手できた。

RIMG3992
 小さくて軽かったので郵送できたのよ

 インドでも郵送のチャンスがあったのだけど、あの時はインド国内だとAmazonが利用できるからとネットは日本から送る品物に選ばなかったんだよね。そんでインドで見つけたゴムネットの質が悪くて心底がっかりしたまでがワンセット。

 ということで安心と信頼のMOTOFIZZネット。海外に出てみると如何に日本のものづくり技術が高いかということに改めて気づかされます本当に。

<最終評価>
  大体1〜2年くらいでゴムが駄目になってしまうのだけど、海外で似たような製品探しても耐久力ないしゴムは伸びないしそもそもリアボックスを覆えるサイズのネットが売ってないこと多く、日本から何かアイテムを送ってもらう場合に注文する筆頭商品となっていた。そこまで嵩張らないので予備として1セット持っていくのも良い考えだと思うほど日本のネットは使いやすい商品ですよ。日本のものづくりレベルはとても高いということを実感しやすいアイテム。


 
    mixiチェック

 折り畳みマットの寿命は毎日使い続けてると精々半年だと思ってて、実は更新してないだけでデカトロンマットも購入するの今回が3度目だったはず。

 今回はコロナ以後に更新したアイテム覚えてる限り更新してしまおうとしたため新マットの記事書いてるが、正直もう今更感はあるっちゃある。

RIMG3990
 でもデカトロンマット自体は記事上げたことなかったので

 むしろ特筆すべきはあまり先進国でない国にも展開しているアウトドア用品全般を安価で提供してるデカトロンというメーカーについてだよねと思ってしまう。

 インドでもアラビア半島でもデカトロンはお世話になっており、むしろ今となっては必要なくとも店舗を見かけたら「とりあえず」とお店を見学してしまう程にはファンですよ私は。

 日本国内ではmont-bellがこの分野で圧倒的なシェアを握っているのかデカトロンは撤退してしまったが、海外における安価でそれなりに質の良いアウトドア用品やスポーツ用品を探すならまずデカトロンに行ってみる節がある。

 今回カザフスタンでもデカトロンにて買い物して買って知ったる商品ラインナップに実家のような安心感すら覚えたね・・・というのは流石に言い過ぎか。

 <最終評価>
 帰国まで使い続けたけど案の定体重がかかる箇所はクッション性失ってペチャンコになってしもうた。日本1周再開する時にもう1度似たようなマットを買おうかな。 
    mixiチェック

 ビシュケクの日本人宿に転がってたライノライトに、前回のリムセットで使っていたチャンピオンの2.0スポークとディオーレLXのハブを移植し、ついでに新しいマラソンプラスを履かせた恐らく本旅行における最後の後輪セット。

 地味に問題起きてない前輪はリムもタイヤも交換せずそのままなのだが、今までの経験上リムにクラックが入ったのは全て後輪だしタイヤの消費も前輪は後輪の5〜6割という印象なので「まぁこのまま帰国まで保つだろう」という算段から手を入れてない。

RIMG3987
 だから5代目のリムは後輪だけ

 日記本編でも書いたが現在このライノライトは生産終了してる製品で、残されてる在庫を活用していくしかない状態であり、私がこの自転車旅行を始める際に使っていた思い出の品でもある。

 なのでこうした局面でライノライトに出会えたことをかなり嬉しく思っている自分がいまして、わざわざ1本記事まで書いている訳ですよ。

<最終評価>
 最後の最後に初代リムと同じサンリングル社のライノライトでフィニッシュとなったのは感慨深い。経験重ねていくにつれて、自転車旅行においてリムは「丈夫で長持ちするか」という1点のみにしか興味なくなったため、リムのメーカーとしてはサンリングルだしスポーク本数を選べるなら36本穴で欲しい。
 ただ現在の自転車界隈でもうライノライトは生産してないし、36本穴且つ強度が高いリムとなると選択肢が限られているのが現状。要するに選べる幅が狭くて長期自転車旅行となるとある程度調べていけば自然と同じようなリムにたどり着く結果となるし、私みたく出先でリムを買い直すとなったらもう「見つけただけでラッキー」レベルの話になる。実際フロントリムはモンゴルで謎メーカーの中古リムに変更したワケだが、最初「この国にリムブレーキ用のリムはどこにも取り扱いしてないと思う」と言われてのスタートだったので、こうなるともう良し悪しとかを吟味するレベルになかった。こういう点からも今長期で海外自転車旅行するならディスクブレーキ一択だよねと改めて思う。 
    mixiチェック

 実はKindle端末購入してかなり早い段階でロストしており、ほとんど利用することなく終わってしまった製品だったりする。

 それで特に不具合もなかったのでそのままスルーしてたのだが、日本に一時帰国したタイミングで「そういえば・・・」と思い悔しさをバネにもう1度電子書籍の端末を購入したのがAmazonのFire HD-8である。

 私は以前から本も漫画も紙で現物使いたい派で、電子書籍は極力つかわない方針だったのは以前にも書いた通り。

 でも当時再出発をするに当たって幾つか手元に残して好きな時に読めるようしたい漫画が増えており「いや旅行中に漫画あると際限なく読んでしまいそうだから!」とKindleの端末を選んだ裏がある。

RIMG3983
 でもそんなKindleをアッサリ無くしたことで

 物というのはいつ無くなっても不思議じゃないのだから、漫画も読める時に読んでおくべきだ!・・・と、なんとも都合の良い解釈をして漫画もDLできるFire HDー8を新しく購入した経緯がある。これもう4年前の話だが。

 ここにきて一気に使用道具を更新してるのも、私の旅行が終盤に入りブログにアップし忘れてた道具を更新する最後のタイミングかもしれない・・・と思い始めたからなのでご容赦いただきたい。

 それとネット規制がある中国を前にしてブログの予約投稿数を稼いで日程的な余裕を作っておきたかったというのもある。

 <最終評価>
 やっぱ漫画読める端末あると大変便利なんだけど、便利すぎて旅情削いでることも間違いない。コイツのおかげで人里から遠く離れた荒野で野宿しようと退屈するということがほぼ無くなったのは、そりゃまぁ有難いことなのだけども。
 とりあえず旅行先でもワールドトリガーとメダリストの新刊をDLして直ぐに読める環境にあったことは大変嬉しかった。その他の漫画は読めなくても我慢できたけど、この2つだけは1度読み始めたら止めることができなかったよ。
 ちなみに本来の用途として考えていた書籍に関してだが、なんだかんだ紙の本を定期的に入手したり交換することが出来たりしてて、結局帰国するまで本をDLしたことは1度もなかった。


 
    mixiチェック

 カタールのショップでサイクルウェアやキャップと共に「是非使ってくれ!」と押し切られて頂いた商品の1つ。今までペダルは内部ベアリングが変形するとかしてガタガタになったら交換しており、この時点でMKSのペダルはまだ良い仕事してたのだけど「お前に使って欲しいんだ!」とまで言われちゃ断るのも野暮かなと思いまして。

RIMG3988
 色も黄色だったし

 こうして旅行続けてると消耗品系のパーツはどんどん交換していくの避けられないと思うけど、厳密に言えばペダルは自分でベアリング交換作業することで、根本的な故障がない限りは使い続けることが可能な部品。

 そうでなくとも質の良いペダルなら数万kmくらい保つためペダルを交換するというのは長期自転車旅行でも比較的少ないイベントだ。

 だからまぁこうした部品は「性能が良い」か「思い入れがある」品を使い続けたいと思っていて、今回はその後者に当たる節が強かったとも言える。いや普通に良いペダル譲ってもらったんだけどさ。

 だからこのペダルも帰国まで大事に使い続けることが出来れば嬉しいなと思っております。

<最終評価>
 帰国まで使い続けることができたので満足感あるな。使用感に関しては滑り止めが小さいボルトを飛び出す形で作られているため、ペダルが肌に触れると痛いし傷になるのが難点。自転車旅行続けてると結構ふくらはぎとかがペダルに当たって引っ掻くようなことあるので結構擦り傷ができたりした。他の点は問題なし。 
    mixiチェック

 ネパールのカトマンズにあるアウトドア製品を扱う個人商店は1流アウトドアメーカー用品が非常に格安で販売されており、その商品は全て偽物であるというのは有名な話。

 ただまぁ製法とか明らかにレベル低い品がある一方で、とりあえず見た目には区別が付きづらいのも事実。ましてやKEENのサンダルなんて足をホールドするあの形であることが大切なのであり、多少耐久力が低かろうが不具合あろうが1/5の値段で購入できるなら問題ないね!

RIMG3995
 というか前々からここで買い換えようと思っていた人

 既に購入してからほぼ毎日使い続けて半年以上が経過。何度かソール剥がれたりとかしてるものの現在でも利用できてるので十二分に元は取ったと言えるかな。このまま帰国まで壊れずに保ってくれたら嬉しい。

 <最終評価>
 パチモノだしアッサリ壊れるかもな・・・という予想に反して本格的に駄目となることないままに1年以上使い続けた末に日本帰国まで便利に使うことができました。下手すりゃ本物のKEENサンダルより良い仕事したんじゃない?と思うほどの良品だったな。とはいえ流石にあちこちガタガタだったので、日本で新たに安物のスポーツサンダル購入しその役目を終えた。 
    mixiチェック

 タジキスタンでトンネル通過する際ピックアップしてもらったトラック車内にGo Pro置き忘れてしまい、しかしパミールハイウェイが目前に迫ってるタイミングで出来るならビデオカメラが欲しい!

 ・・・ということで何でも良いからアクションカメラを探してみた結果、スマホをメインで取り扱うショップで売られてた1万円くらいのマウントカメラが本製品だ。

RIMG3993
 必要最低限の機能しかない

 のだが、そこそこお高いビデオカメラをそうホイホイ何度も子運輸なんて出来ないという事情もある。別にそんな凝った動画を撮影してる訳でもなし、とりあえずパミールハイウェイの走行記録を写真以外に動画でも残しておけたら嬉しいよね・・・くらいの気持ちで購入している。

 現在でもとりあえずハンドルマウントに取り付けて気が向いたら撮影しており、実は帰国したら編集者に相談して動画のスタイルガラッと変えてみようかなとも思っているため、将来このカメラのデータが使われるかは分からないが一応楽しく撮影続けている。

 <最終評価>
 モンゴル走行中にマウント部分が壊れて取れた。それ以後はフロントバッグの中に仕舞い込んで、使うタイミングだけ取り出して手持ち走行しながら撮影するスタイルで使ってたけど、流石にこの方法だと撮影頻度は減った。今後使い続けるか悩みどころなアイテムで、日本帰国したし安い中古のビデオカメラでも購入しようかどうか迷ってる。 
    mixiチェック

↑このページのトップヘ