台湾7日目 墓地の脇〜台北から南西に99km地点 農地の脇
ということでここからが台湾における自転車旅行の本番みたいなモンだ。私のやる気も急上昇なのであり、本気の証明とばかりに7時半までゴロゴロ寝ていたどころかコーヒーと朝食で出発したのは起きてから2時間後。
天気が良くなったためか気温も上がってTシャツ1枚で心地良いくらい。この辺って北緯25度くらいでサハラ砂漠やアラビア半島と重なる地域であるが、冬が迫る11月だとベストシーズンなのかもしれない。
引き続き国道3号線を走っているが、昨日まではうんざりしていたアップダウンの連続もコンディションが良いと楽しく感じてくるのだから不思議なものだ。気持ちが上向きなだけで疲れはかなり溜まってるため休息取る回数も多いのだけど。
そもこのルートを走っているのは温泉へ向かうためのショートカットだったからだ。50km弱走った所でローカル道に突入してこんなモンじゃない山道登っていくことを思うと「こんな所でへこたれてる場合か!」とも思うし「この先もっと大変なんだから無理せず進もう」という気持ちにもなる。
意外と時間かかった14時半。件の交差点に差し掛かり13km先にある奏安(タイアン)温泉へと左折する。なおここの温泉は台湾で最古の湯として名高いようで所謂「温泉郷」として多くの旅館やホテルが立ち並ぶエリアとのこと。
台湾で温泉探すのに苦労するのがこの点で、入浴するには「ホテルに宿泊しなくちゃ駄目」といったタイプが多く、若しくは馬鹿高い入浴料金を課せられるか。どちらにしても温泉のみを楽しめる公衆浴場の割合が少ないことだ。
その多くがリゾートホテルの立派な建物を成しており私が利用するような場所と違う。ということでリゾート施設はスルーし1番奥にある旅館へと坂を登っていく。
この温泉旅館はもともと警察の療養施設として使われてた歴史があるそうで、そのためか料金も100台湾ドル(約500円)で一般時利用客も利用できる施設らしい。
ちょっと驚いたのが海外スタイルの水着着用方式ではなく日本同様ネイキッドで入浴するタイプの風呂だったこと。事前に洗い場で体洗って風呂に浸かるという、まさに日本の銭湯そのもの。
サービスは一切存在しないがそんなの全く構わない。私にしてみれば母国を思い出させるこの風呂を体験できたというだけで感涙もの。やや熱めの湯に何度も繰り返し入って全身がゆるゆるになるまで堪能させてもらった。
なんかもう日没間近の17時前だが、この辺はリゾート地なのでとりあえず坂下って麓に戻りたい。帰りは下り坂メインだし何とかなるでしょ!と思っていたのもあるし、温泉でのんびりしすぎて遅くなってしまったというのもある。
メイン道にあったスーパーで食材購入したのは適当な食堂が見つからなかったから。物価上がったとは言え台湾も飯が安くて美味い国なので、あんまり自炊しようという気持ちにならないんです普段は。
ビールと一緒に買ってみた台湾酒が思いの外強く、食事を済ませたら動く気になれず横になったが最後そのまま眠ってしまった。なんだかんだ今日はよく活動したなと思う。
2025年11月20日(木) 走行距離83km 累計182607km





















































































































