自転車ときどき世界1周

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 2025年のデータをまとめたものである。旅行出発した翌年末から同まとめを作成しており、2015年2016年2017年2018年2019年2020&2022年2023年2024年でそれぞれ作成して今年は最後の9回目。なお今年最後の4日間は日本国内での走行なので自転車世界1周という点から別枠にすべきか迷ったが、年間走行記録ということでここではデータに組み込んでいる。

◎月別走行距離

 1月・・・・・・・・・・・2101km  1日平均67.7km
 2月・・・・・・・・・・・2109km  1日平均75.3km
 3月・・・・・・・・・・・2336km  1日平均75.4km
 4月・・・・・・・・・・・1588km  1日平均52.9km
 5月・・・・・・・・・・・2039km  1日平均65.8km
 6月・・・・・・・・・・・1692km  1日平均56.4km
 7月・・・・・・・・・・・1653km  1日平均53.3km
 8月・・・・・・・・・・・1550km  1日平均48.1km
 9月・・・・・・・・・・・2766km  1日平均92.2km
10月・・・・・・・・・・・2859km  1日平均92.2km
11月・・・・・・・・・・・2334km  1日平均77.8km
12月・・・・・・・・・・・1549km  1日平均50.0km

           合計24576km  1月平均2048km

・加齢による体力の衰えで多少のブレはあっても全体的に走行距離は短くなっていくものだと思っていたところの旅行最終年に驚異の24000km、月平均で2000kmを超える激走を見せた2025年。自転車旅行って分からねえ・・・という思いを強く感じた集計結果となった。
 でもパミール高原を走ったり自転車のトラブルが発生した6〜8月なんかは走行距離が落ちてる辺り、普通に状況に応じた感じで走行してるんだよね。他に2000km割った月も飛行機や船の移動があったりと原因分析しやすいし。
 そうしてみると2025年はとにかく過疎地域が多く、ガシガシ自転車走らせる必要に迫られた故の結果というのが正しい結果だと思う。特にモンゴルと中国では滞在日数がシビアだったこともあり凄まじいペースで駆け抜けたことが数字からも良くわかる。2ヶ月続けて1日平均距離が92km超えってどうなってんのよ!?
 過去の月平均記録を見ても、ペース掴んでなかった初年度、ど平坦&人口過疎区域で嫌が応にも距離走らざるを得なかったオーストラリアを含む2年目に次いで第3位の記録。何がそんなに私を駆り立てたのかと言えば年始に「2025年中に帰国する」宣言を出してしまい「言ってしまったからには守らねば!」という気持ちであった点が大きい。

◎国別走行距離
 
 インド・・・・・・・・・・・・1481km (23日間) 1日平均64.4km
 サウジアラビア・・・・・・・・2835km (39日間) 1日平均72.7km
 カタール・・・・・・・・・・・ 308km ( 5日間) 1日平均61.6km
 UAE・・・・・・・・・・・・・1046km (16日間) 1日平均65.4km
 オマーン・・・・・・・・・・・ 839km (15日間) 1日平均55.9km
 アゼルバイジャン・・・・・・・ 921km (18日間) 1日平均51.2km
 カザフスタン・・・・・・・・・1987km (32日間) 1日平均62.1km
 ウズベキスタン・・・・・・・・1689km (29日間) 1日平均58.2km
 タジキスタン・・・・・・・・・1656km (29日間) 1日平均57.1km
 キルギス・・・・・・・・・・・1731km (44日間) 1日平均39.3km
 中国2・・・・・・・・・・・・4646km (49日間) 1日平均94.8km
 モンゴル・・・・・・・・・・・2957km (34日間) 1日平均87.0km
 台湾・・・・・・・・・・・・・1631km (34日間) 1日平均48.0km
 韓国・・・・・・・・・・・・・ 717km (11日間) 1日平均65.2km
 日本2・・・・・・・・・・・・ 369km ( 4日間) 1日平均92.3km

 ※2カ国跨いだ場合はどちらの国も+1日としている

・50日間を超える滞在をした国が1カ国もない一方で、10日以内に出国した短期滞在国家も面積が小さいカタールのみ。そういう意味で2025年は1つの国に滞在する期間が長すぎもせず短すぎることもなく適度なペースで移動していったように思う。
 ただその中でも50日近く滞在した中国を筆頭に、キルギス除いた多くの国で1日当たりの平均距離が大きな数字を示しており、サウジ・中国・モンゴルみたいな国土が大きく本来もっと滞在期間が延びるであろう国を爆速で駆け抜けてしまった結果として滞在日数収束したことが読み取れる。中国を全力で走りすぎた反動で「台湾はのんびり走ろう」とか思っていたのだが、その結果はキッチリ平均距離に現れている。
 月平均の距離で過去1の記録を出したので「そうだろうなぁ・・・」と思っていたが、2度目の中国では1日平均距離も凄まじい数字を叩き出しており、2019年のスウェーデンに次いで歴代2位の記録。しかも7週間とそこそこ長い期間の滞在にも関わらず平均90km超えというのは如何に私が中国で走りまくっていたのかということを数字でも証明する結果となった。
 他に興味深い点としては平地が続く地形のウズベキスタンと世界有数の山岳国でパミールハイウェイも走ったタジキスタンとの距離がほとんど一緒であること。これ要するにウズベキスタンで観光して距離走ってなかった日の分も、タジキスタンでは休まず走り続けた結果として偶然一致したのだと思うけど、あまりウズベキスタンで観光に時間使った自覚なかったので少々驚いた。中央アジアNo.1の観光国という評判は伊達じゃなかったということか。

◎自転車以外の乗り物

 船・・・・・・5回   アゼルバイジャン  バクーからアクタウ(カザフスタン)カスピ海横断
             中国        黄岐港から南竿島
             台湾        南竿島から基隆港
             韓国        永宗島から仁川まで小型フェリー
             韓国        釜山港から下関港
 自動車・・・・6回   インド       チェンナイ市内から国際飛行場まで約10km 
             サウジアラビア   農場からブライダーまで約100km
             タジキスタン    Anzobトンネルヒッチハイク約5km
             キルギス      イシククル湖畔からカラコルヒッチハイク約100km
             キルギス      トゥアシュー峠トンネル約2km
             中国        琅岐港から黄岐港までタクシー約60km
 列車・・・・・1回   カザフスタン    ベイノイからクングラードまで約300km
 飛行機・・・・3回   インド       チェンナイからジェッダ (サウジアラビア)
             オマーン      マスカットからバクー(アゼルバイジャン) 
             台湾        台北からソウル(韓国)

 ※自転車を積載してない場合の車両移動は省略

・一時帰国などの往復利用してないにも関わらず、1年で3度も自転車載せての飛行機利用したのは2025年が初めて。12月の台湾〜韓国便は当初予定にないイレギュラーな出来事だったとはいえ、やはり自転車世界1周における飛行機輪行は年1回くらいに抑えたいというのが本音。飛行機の移動というのは私の本意でない旅行スタイルなので。
 その点フェリーでの移動というのは旅情があって好きなのだけど、今回は渡し船みたいな短距離での利用が少ない割にそこそこフェリー利用したなぁという印象。もっともその内容としては大陸を走り切ってしまい島(台湾)へと渡るために活用した背景があるので後半一気に詰め込んだ形なのだけど。カスピ海フェリーはそれを取り巻くルールや環境が複雑で割と上級者向けのフェリーであり、それだけで1本記事を書いたほどに思い入れのある船旅だった。
 2025年は登山とか他のアクティビティをすることもなく、自転車が走行不可能な場所というのがあまり出てこなかったため、車両を利用しての移動はそこまで回数増えずに収まった印象だ。私が忘れてたりチェック漏れしてる可能性もあるのが怖いけど。
 何にしても飛行機は使いまくったし、予定になかった列車での国境越えやらヒッチハイクしたりと自転車(人力)による移動のみで旅行を続けるというのは難しいことが良くわかる。つまりそれだけ多くの人の手を借りて旅行しているという証明でもあり、トラブルで載せてくれた人だけに限らずこの世界を支えている「運転手」という人たちに対して感謝とリスペクトを持ち続けたい。クラックション鳴らしまくるクソドライバーを除いてね。

◎宿泊関係

 宿・・・・・・・・・・・・・・139泊  38.1%
 野宿・・・・・・・・・・・・・185泊  50.7%
 キャンプ場・・・・・・・・・・  9泊   2.5%
 人様の家・・・・・・・・・・・ 22泊   6.0%
 公共施設(モスク・寺院等)・・  4泊   1.1%
 その他(空港・乗り物の中)・・  6泊   1.6%  計365日

・野宿の割合が半分超えてきたのは旅行始めて今年が2度目。特に前半のアラビア半島地域が物価高いことに加え砂漠地帯でそもそも宿泊施設がないような土地であった点が大きいか。個人的な感想としてはそこそこ宿泊施設を活用していた感あったので意外というのはそう。
 キャンプ場泊が10回届いてないのも特徴的で、これはそのまま2025年に走行した国がアウトドアアクティビティに対しての人気が低く、長期自転車旅行者が利用するような安価/無料のキャンプ施設が少なかったことを示している。まあイスラム教の国ではキャンプってあんま人気ない(砂漠の影響が大きいと想像)し、中央アジア入ってからはそれに加えて土地が広大すぎて生活そのものがキャンプである遊牧民の世界だったから。代金支払ってキャンプという文化が根付き難い地域だったんじゃないかな?
 そんで今回も沢山の人が私を助けてくれ数多く人様の家や建物にてお世話になりました。野宿の割合が高い割に道中でPC等のバッテリーが枯渇するほど困窮しなかったのは、ちょいちょいお店を利用したりといった面もあるが、宿に泊まれないような地域でも絶妙なタイミングで助けてもらうこと多かったのも理由の1つだと思っている。本当にありがとうございました。
 何気にその他の宿泊数が多いのだが、計3回のフライトで空港(飛行機の中)にて夜を明かしたのは1晩のみ。これの多くはカスピ海フェリーによる待合室と船内によるものだということを示しておく。
 あと上記の宿泊数を合計してみたら合計364日間にしかならず1日分どこか見落としてる可能性があるのだけど、何度確認しても見つけられないため宿の項目に1日分プラスしてます。1月1日から集計しちゃって前日分を含め忘れた可能性が濃厚なので。


 2025年は年始の段階で「今年中に帰国する」という目標をハッキリ立てていたのもあり、当初大まかに予定していたルートとの齟齬が韓国訪問した分くらいでほぼ計算通りの走行となった。これは長期旅行という面ではある意味面白みの少ない1年だったと捉えることも出来るだろうが、私も海外自転車旅行長いのでどちらかと言えば「予定外のアレコレが発生しつつ時間を取られても、それを許容できるだけの余裕を含んだルート」を考えて、それがピタリとハマった故の結果であると言いたい。
 世界1周旅行として地球上の南極を除く全ての大陸・地域は既に走っていたわけだが、私がまだ走っていない面白そうな土地という点でアラビア半島と中央アジアの2つが残っており、この2地域及びヒマラヤ3大道路の残り一角であるパミールハイウェイをシーズンである夏の時期に合わせて走破、後は流れで・・・みたいなざっくりイメージだったんですよ年始は。実際はある程度距離の概算出して1年20000km弱くらいの距離に収めるつもりだったけども。そういう意味では想定外の距離を体力と根性でカバーした1年と表現できるかもしれない。
 最初からずっと暑い土地が続いて9月まで山の上を除いて灼熱の気候だったのに、モンゴルと韓国の2つだけでお釣りが来るほど極寒の世界を走ったり、前半4ヶ月はアルコール0の日々が続いた反面それ以後は大体酒代が安くて飲みまくりだったりと極端な変化が目立ったように思う。自転車旅行ってのは移動が遅いことからもっとこう、文化も環境も緩やかにグラデーションみたく変化していくのを感じながら進んでいくような旅行形態なんだけど、フライトが多かったこともあってか割とジェットコースターのように「今日から突然別世界」となることが多かったと思う。陸路でも中国入国した時なんか顕著だったし。
 なんだかんだ総走行距離も18万kmを超えて海外(のみ)自転車旅行に限れば日本人最長だし、自転車世界1周にまでジャンル狭めれば現状ハッキリしてる自転車旅行者としては世界で1番距離を走っているとのこと。別にそれ自体は大した意味のない話だが、私の自転車旅行を喜んで助けてくれた数多くの人に対して「貴方があの時良くしてくれた自転車乗りは世界で1番になったよ」とお礼を言えることが嬉しく思う。私は世界で1番幸せな自転車旅行者だった。
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 2024年のデータをまとめたものである。旅行出発した翌年末から同まとめ作成しており、2015年2016年2017年2018年2019年2020&2022年2023年でそれぞれ作成しており今年が8回目。
 

◎月別走行距離

 1月・・・・・・・・・・・ 756km  1日平均54.0km(14日間)
 2月・・・・・・・・・・・1679km  1日平均57.9km
 3月・・・・・・・・・・・1675km  1日平均54.0km
 4月・・・・・・・・・・・1632km  1日平均54.4km
 5月・・・・・・・・・・・1029km  1日平均33.2km
 6月・・・・・・・・・・・1357km  1日平均45.2km
 7月・・・・・・・・・・・1693km  1日平均54.6km
 8月・・・・・・・・・・・1492km  1日平均48.1km
 9月・・・・・・・・・・・1563km  1日平均52.1km
10月・・・・・・・・・・・1113km  1日平均35.9km
11月・・・・・・・・・・・ 248km  1日平均 8.3km
12月・・・・・・・・・・・1360km  1日平均43.9km

           合計15597km  1月平均1300km

・毎年データを集計していると「よく走った年」と「そうでもない年」が出てくるが、2024年は明らかに後者に属することが分かる。私の中では1月の走行で「悪くても1500kmくらいは走りたい」という思いがあるのだが、このノルマを達成したのが5ヶ月間と半分にも満たない。まぁ1月は実質走行日が半分だし、5月はフライトがあったことに加えて連日45度を超える環境のインドだった。10・11月はネパールでトレッキングをしていたりと走行距離が短い月は短いなりの理由があったとは言える。
 それでも走行距離が2000km超えてる月が1度もなかったというのは我ながら情けなく思う。加齢による体力の低下を如実に感じるのはこうした数字として表す時なのかもしれん。
 その割に最も走行したのが平均4000mという厳しい環境のラダックを走っていた7月だったので、その辺を考慮すると2024年は全体的に自転車で走行するのが大変な場所だったり、走ること以外のファクターに時間を割かれることが多かったとも言える。イランとか走りやすい国だったけど、後半はそれどころじゃなくてワープ連発したし。
 走った地域も中東と南アジア(含むヒマラヤ)という自転車が多くて走りやすいという土地ではない場所だったというのもある。私が走ってない地域ってもうそんな国ばかりなんだけどさ。


◎国別走行距離
 
 トルコ・・・・・・・・・・・・2745km (47日間) 1日平均58.4km
 イラン・・・・・・・・・・・・2533km (48日間) 1日平均52.8km
 アルメニア・・・・・・・・・・ 742km (21日間) 1日平均35.3km
 ジョージア・・・・・・・・・・ 634km (17日間) 1日平均37.3km
 インド・・・・・・・・・・・・6004km(122日間) 1日平均49.2km
 パキスタン・・・・・・・・・・1384km (30日間) 1日平均46.1km
 ネパール・・・・・・・・・・・1555km (70日間) 1日平均22.2km

 ※2カ国跨いだ場合はどちらの国も+1日としている

・ヨーロッパを抜けたことで訪問国数が落ち着いた(2023年は28ケ国)一方で1つの国に滞在する期間は延びている。1年間の日数は変わらないのだから当たり前のことではあるけれど。
 面白いのがあれほど連日罵詈雑言の嵐であるインドが100日を超える長期的な滞在となってるところで、地味に今まで訪れた国でも滞在日数が100日を超えたのはオーストラリア・アメリカ(アラスカ含む)・アルゼンチン・モロッコの4カ国のみだった。そして長期滞在した国はいずれも好印象を抱いているのを鑑みるに、実はインド好きなのかもしれない疑惑が浮上している。茶壺さんツンデレだったのか。
 ネパールも滞在日数の割に走行距離が微々たるものだが、それでもアンナプルナサーキットを自転車で回っているため数字的には400km超が上乗せされてるイメージ。それが無かったら複数日滞在してる国で唯一の1日平均走行距離が10km代に突入する国となるところだった。山岳国の名に偽りなし!と太鼓判を押してやりたいところだが、走らなかった日々の大部分がトレッキングと病気で寝込んだことが原因であるため自転車云々とあまり関係なかったりするのだけれど。
 滞在時間が足りなくてガンガン走ってた印象のパキスタンとかの方が1ヶ月で1500kmに満たない距離であり「地形が厳しくて走るの大変だった国」という意味ではこちらの方が感覚として強い。数字は嘘をつかないけれど、実際の感覚とは違うということか。


◎自転車以外の乗り物

 船・・・・・・・・1回   トルコ    ダルヤン川  渡し船50m
 自動車、バス・・10回   イラン    ファサーからバンダレアッバースまで約500km
               イラン    テヘランからはディッシャーまで約750km
               インド    山中からハットまで
               インド    ラダック南トンネル内ピックアップ移動1
               インド    カシミールトンネル内ピックアップ移動2
               インド    カシミールトンネル内ピックアップ移動3
               パキスタン  バブサール峠先からチラスまで約40km
               パキスタン  ギルギットからラホールまで約900km(2台)
               ネパール   野生動物危険区域通過に約15km
 列車・・・・・・・1回   イラン    バンダレアッバースからテヘランまで約1100km
 飛行機・・・・・・1回   ジョージア  バトゥミからデリー(インド)
                 
 ※自転車を積載してない場合の車両移動は省略

・やたらとバスに乗ってるよう思えるが、このうち3回はラダック周辺の10km近い長距離トンネルを自転車が通行することができずに載せてもらった案件なので、回数的にはそこまで多くない。というか2024年は自転車以外の乗り物を利用した回数が驚くほど少ない印象だ。
 なんだかんだフェリーとか年間で複数回に渡って乗船していたのだが、今年は小さな川を渡った際の1回きりで実質ノーフェリーでフィニッシュ。重量による料金加算や輪行するため荷物をパッキングする必要のないフェリー移動は自転車旅行と相性が良い乗り物なのだが、移動ルート的に利用機会がなかったのが影響したか。バンダレアッバースからドバイ行きのフェリーが使えなかったことが大きいか。
 その影響で海外での寝台列車という1度体験してみたかった事ができたので旅行は何が影響するか分からないと思うけど。そうしてみるとイランで緊張感が高まったことに起因した乗り物による移動が計3回あったワケで、本来通りの予定だったら本当に2024年は自転車以外の乗り物移動が少なかった。まぁここに記載してるのは「自転車も含めた乗り物の移動」であるため、1月のトルコへのフライトやエベレスト街道までの車両移動がないので実際に自転車以外に乗った乗り物の数はもっと多いけど。それを加算し始めると「乗せてもらった車でちょっと買い物」とかのライドが増えすぎて把握できなくなるためご容赦をば。
なお2023年に書いてた「これ以後1度も飛行機を利用することなく日本に着ければ最高」という弁は既に1度フライトぶちかましております。来年はどうなることやら。

◎宿泊関係

 宿・・・・・・・・・・・・・・205泊  58.7%
 野宿・・・・・・・・・・・・・ 62泊  17.8%
 キャンプ場・・・・・・・・・・ 12泊   3.4%
 人様の家・・・・・・・・・・・ 26泊   7.5%
 公共施設(モスク・寺院等)・・ 19泊   5.4%
 その他(空港・乗り物の中)・・  2泊   0.1%
 山小屋・・・・・・・・・・・・ 23泊   6.6%   計349日

・走行地域に物価安い国が多かった関係でかなり宿を利用する割合が高かったと思う。山小屋というのは実質的にネパールで実施した2つのトレッキングにおいて利用した宿を別のカテゴリとして分けただけです。一応「併設してる食堂で食事をしたら宿泊代が安くなる」という独特のルールに合致している宿のみをカウントしている。
 今回特徴的なのは公共施設での宿泊数が多い点で、メキシコや中米で消防署に泊めてもらいまくった2017年を除き例年このカテゴリは僅かな数だったのだけど、2024年はやたら多いのモスクに泊めて頂く機会が非常に多かったから。ちなみにモスク泊でも敷地にテントを張らせてもらい宿泊した場合は「野宿」としてカウントしてるので、これは全て暖かな室内で夜を越させて貰った数である。本当にありがとうございました。
 インドは食料等の物価に比べて宿泊費が高い傾向にある国なので、気持ちとしてはもうちょいテント泊の割合を増やしていきたかったのだけど、あまりに高い気温(と人が多くて治安もイマイチ)で我慢が効かず宿を利用することが多かった。これを示すように気候が良くなり人の数が減ったラダック地方では滞在中の半分以上をテントで過ごしていたりする。そういう意味で国や地域別にどういった宿泊形態を取っているのか集計してみると、また違った面白さがあるような気がするのだが、これ以上集計の手間を増やしたくないので新項目として出現する可能性はほぼ無い。
 ちなみにその他の内訳は飛行機内の1泊とパキスタンでフンザ地域から長距離移動した際のバス車内での1泊である。


 1年を通して気候が良く道も走りやすい「ゆるふわサイクリング」を楽しめた期間が僅かしかなかった(ジョージアくらい)という意味で結構ハードだった2024年。極寒から灼熱、世界で最も高い道とバラエティに富んだタフな道が多かった。
 ただし、そうした環境で訪れた土地は何処も白眉と言える素晴らしい土地ばかりであったことも事実。楽しい土地ほど自転車で走るのは難しい・・・という理論があるとしたら私はその説を支持するぞ。
 前半の中東を終えた後もこの地域の総括を作っていないのは、私がまだ納得してないからで「必ず中東には再訪するぞ」と思っているのだが、それはそれとして既に4月となってた暑い時期にアラビア半島へ渡らなかった(渡れなかった)のは、今にして思うと正解だったように思う。
 結果としてラダック・カラコルムハイウェイ・ヒマラヤトレッキングという土地をベストシーズンに訪れることが出来たのであり、旅行というのはかくも偶然の巡り合わせか・・・と思わずにはいられない。私は超常現象とかその手の類について科学で解明されてることは科学を信じるタイプだが、未だ科学で解明されてない事象に関しては「ロマンのある方」を信じたいと思っている。もし私の自転車旅行が何らかの縁や力でより良い感じに進んでいったのだとしたら、それはとてもロマンのある話だなって。何言ってんだコイツ?
 元旦の抱負にも書いたが2025年は日本に帰国する年と位置づけてるので、残りの走ってないエリアを走行しつつ日本へ戻るつもりで移動します。なのでこの年間総括ももう1回帰国までのデータを取りまとめすることになるんじゃないかと思っている。
 そういうことを思うとこのクソ面倒くさいまとめを作るのも寂しいというか「もうこの作業が出来なくなるなんて!」という気持ちになったりするのかな?んなワケあるか。
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 2023年のデータをまとめたものである。2015年2016年2017年2018年2019年2020&2022年でそれぞれ作成しており今年で7回目。
 

◎月別走行距離
 1月・・・・・・・・・・・1645km  1日平均53.1km
 2月・・・・・・・・・・・2121km  1日平均75.8km
 3月・・・・・・・・・・・1645km  1日平均53.1km
 4月・・・・・・・・・・・2026km  1日平均67.5km
 5月・・・・・・・・・・・2293km  1日平均74.0km
 6月・・・・・・・・・・・2089km  1日平均69.6km
 7月・・・・・・・・・・・2117km  1日平均68.3km
 8月・・・・・・・・・・・1748km  1日平均56.4km
 9月・・・・・・・・・・・2322km  1日平均77.4km
10月・・・・・・・・・・・1585km  1日平均51.1km
11月・・・・・・・・・・・1284km  1日平均42.8km
12月・・・・・・・・・・・ 497km  1日平均16.0km

           合計21372km  1月平均1781km

・長距離バス移動があった1月、キリマンジャロ登山をした3月、腹痛で伏せっていた11月に一時帰国した12月。走行距離が減った月は大体何かしら原因がある感じだけど、8・10月って何かあったかな?と思ったら、ドイツでパトリック宅に滞在したり、リムが壊れてしまった時期と一致してた。つまり基本的にはトラブル無ければ月2000kmちょっとのペースが完全に構築されていたと言えるな。私はルートプランニングする際に月2000kmという数字を1つの目安としていたのだが、この感覚が正しかったことを裏付ける結果になったと思う。
 その代わり今年は月に2500kmを越えるようなガンガン走った月というのがなく、これは加齢による体力低下の影響で短期間に距離稼ぐような走り方が難しくなった一方で、ヨーロッパ・アフリカ共に走行経験のある土地だったため、全体的に安定した数字に収束したのだと考えている。
 シェンゲン協定の期日に追われていた9月が最も距離走っているのも納得だし、そこまでほとんど休まず走り続けたため東欧でガクッと距離が落ちている・・・といった分析もできる感じで、やはり無理をするとその分のしっぺ返しを何処かで受けることになるワケだ。
 一応年間走行距離18000km(月平均1500km)というのが、旅行前に作った計画書で算出した数字だし、年間走行距離が20000kmを超えてきたのは2016年以来。2023年はよく走ったなぁという印象だ。


◎国別走行距離
 モーリタニア・・・・・・・・・ 283km( 4日間) 1日平均70.8km
 モロッコ・・・・・・・・・・・1125km(25日間) 1日平均45.0km
 スペイン・・・・・・・・・・・1391km(20日間) 1日平均69.6km
 ポルトガル・・・・・・・・・・ 951km(12日間) 1日平均79.3km
 ケニア・・・・・・・・・・・・ 512km(10日間) 1日平均51.2km
 タンザニア・・・・・・・・・・1614km(30日間) 1日平均53.8km
 マラウイ・・・・・・・・・・・ 931km(17日間) 1日平均54.8km
 ザンビア・・・・・・・・・・・1217km(18日間) 1日平均67.6km
 ボスニア・・・・・・・・・・・1256km(16日間) 1日平均78.5km
 ナミビア・・・・・・・・・・・2006km(31日間) 1日平均64.7km
 南アフリカ・・・・・・・・・・1179km(18日間) 1日平均65.5km
 イタリア・・・・・・・・・・・1443km(21日間) 1日平均68.7km
 オーストリア・・・・・・・・・ 597km(11日間) 1日平均54.3km
 ドイツ・・・・・・・・・・・・  54km(7日間)  1日平均 7.7km
 チェコ・・・・・・・・・・・・ 831km(12日間) 1日平均69.3km
 ポーランド・・・・・・・・・・1407km(22日間) 1日平均64.0km
 スロバキア・・・・・・・・・・ 325km(5日間)  1日平均65.0km
 ハンガリー・・・・・・・・・・ 394km(5日間)  1日平均78.8km
 スロベニア・・・・・・・・・・ 345km(6日間)  1日平均57.5km
 クロアチア・・・・・・・・・・ 455km(7日間)  1日平均65.0km
 ボスニア・・・・・・・・・・・ 830km(21日間) 1日平均39.5km
 セルビア・・・・・・・・・・・ 513km(8日間)  1日平均64.1km
 モンテネグロ・・・・・・・・・ 404km(8日間)  1日平均50.5km
 コソボ・・・・・・・・・・・・ 160km(7日間)  1日平均22.9km
 北マケドニア・・・・・・・・・ 324km(9日間)  1日平均36.0km
 アルバニア・・・・・・・・・・ 486km(14日間) 1日平均34.7km
 ギリシャ・・・・・・・・・・・ 627km(11日間) 1日平均57.0km
 トルコ・・・・・・・・・・・・ 178km(7日間)  1日平均25.4km

 ※2カ国跨いだ場合はどちらの国も+1日としている

・ヨーロッパが長かったため去年よりも更に訪問国数が増えている一方で、1つの国に滞在している期間は精々10日程度のことが多い。個人的に滞在国にある程度慣れるまでには最低1週間、ある程度国の感じを「掴んだ」と思えるまでには1ヶ月くらい必要と思っていて、そういう視点で見ると(2022年より前の滞在も含めて)合計1月以上走ってる国はモロッコ・スペイン・ケニア・タンザニア・ナミビア・ドイツの計6カ国が該当することとなる。
 アフリカ南部の国々は国土が広い国が多い割に、走行できる道の数が少なく且つ観光地となる場所も少ないことから滞在日数は少なめの印象だ。平均距離も大きくてキリマンジャロ登山したタンザニアですら1日平均で50kmを越えており、アフリカ大陸はイメージとは裏腹に走りやすくて走行距離伸びる国が多かった気がする。少なくとも東アフリカの国で主要道路に関してはそう。
 ヨーロッパは自転車道が整備されてる国が多いし滞在日数が迫ってる関係でシェンゲン協定圏のクロアチアまでは全体的にハイペースで走り回っていることが伺えるかな。国土の小さな国が多く国境越えに手間がかからないことで、国を跨ぐ機会が多くなり平均距離は少なくなる(国を跨ぐと滞在日数は増えるが走行距離は分割される)にも関わらず全体的にアフリカよりハイペースだ。それだけに東欧諸国入ってからのブレーキっぷりが凄まじいのだけど、まぁこの時期雨による停滞も多かったし物価が下がった割にインフラ諸々レベルの高い国で居心地が良かったことも影響してると思われる。
 ともあれバチカン市国含めて1年で計29カ国訪問というのは、この自転車旅行において最多となることは間違いない。国が変わるということは様々な変化が実感できて面白いのは間違いなく、とはいえ余りに早く別の国へと渡ってしまうのは物足りないこともまた事実。走行ペースもそうだったが2023年は何かと忙しない年だったと感じるな。


◎自転車以外の乗り物

 船・・・・・・・・6回   モロッコ   タンジェからラリファまで  国際フェリー
               クロアチア  クルク島からラブ島まで   フェリー
               クロアチア  ラブ島からStinicaまで    フェリー
               モンテネグロ コトル湾          渡し船
               ギリシャ   ピレウスからキオス島まで  フェリー
               ギリシャ   キオス島からチェシメまで  国際フェリー
                 
 自動車、バス・・・4回   モーリタニア ヌアクショットからモロッコ国境まで約430km
               モロッコ   モーリタニア国境からダフラまで約370km
               モロッコ   ダフラからマラケシュまで約1400km
               南アフリカ  ケープタウンから空港まで約20km

 列車・・・・・・・2回   トルコ    イズミールからテペコイ駅まで約90km
               トルコ    セルチュク駅からイズミールまで約120km

 飛行機・・・・・・2回   スペイン   スペイン(マドリード)からケニア(ナイロビ)
               南アフリカ  南アフリカ(ケープタウン)からイタリア(ローマ)
                 
 ※自転車を積載してない場合の車両移動は省略

・今回は長距離飛行機移動を2回してるのが特徴か。コロナで帰国せざるを得なかったウガンダより南のアフリカ諸国を走ることは私の中で絶対条件だったので、ヨーロッパのシェンゲン協定期限及びこの地域を夏季に走行できるスケジュールを考慮し(北半球の)冬季シーズンを使ってアフリカ後半戦を走れたのは大体構想通り。その結果として2度のフライトだからまぁ納得している。
 それ以外だとサハラ砂漠の北上をバス移動してワープしてるのだが、これは西サハラを走れる道が1本しかない関係でヨーロッパに戻るためには飛行機使うかバスを乗り継いで行くかの実質2択(国際フェリーもあるらしいが)だったため、値段の安いバスを使って移動したことから。流石に西サハラをもう1度走るという選択肢は出てこなかった。
 他にクロアチアで島に渡るためのカーフェリーに乗ったりとか短距離で船を数回使っているが、アテネからのエーゲ海を横断してトルコに渡るというルート自体は、4年前に陸路でブルガリア→トルコと移動した時に「次回のトルコ入国はアテネから船で!」と思っていた思い入れの深いルートであり、こうして実現させることができて大変嬉しい。
 日記本文でも書いたが、これ以後1度も飛行機を利用することなく日本まで走り続けることができれば最高だと思っているのだが、果たしてどうなるか?現実的にはまだ3回位自転車載せてフライトすることになるんじゃないかと思っていたりする。旅行終えた時の検証が楽しみだ。


◎宿泊関係
 宿・・・・・・・・・・・・・・123泊  35.2%
 野宿・・・・・・・・・・・・・141泊  40.4%
 キャンプ場・・・・・・・・・・ 52泊  14.9%
 人様の家・・・・・・・・・・・ 27泊   7.7%
 公共施設(教会・消防署等)・・  1泊   0.3%
 その他(空港・乗り物の中)・・  5泊   1.4%   計349日

・毎回集計が面倒で仕方ない宿泊関係。何年もやってると主要な宿・野宿にも相関関係というか傾向が出てくることに気付くのが面白い点で、その1年における先進国と途上国の滞在割合が野宿と宿の滞在割合に影響してくるのを数字の上でも確認できる。なお2023年で最も多かった野宿の割合が約4割となったワケだが、個人的には1つの宿泊形態が半数を超えてくると「変化の少ない土地」と感じるのでこれくらいの分布がベストだと思ってる。アフリカとヨーロッパという全く異なる2大陸を半分づつ走れたのが良かったか。
 なお今年も沢山の人たちのご家庭に泊めて頂き本当に有難い限り。毎回凄いなと思う点が、これの多くは「その日偶然出会った人」のご家庭に厄介になっていることで、世界には見知らぬ旅行者に対してこれほどまでに良くしてくれる人がいるということを、感謝し心に留めておきつつもこれを当然だなどと勘違いすることのないようやっていきたい。
 1泊した公共施設はケニア空港の深夜着した便で朝まで到着ロビーで待機していた分。今回はその他の宿泊も多いが、これも飛行機内とフェリー・バスといった長距離移動における移動途中の分。つまり2023年は自転車使わずに長距離の移動をすることが多かったと言えなくもない。


 期せずして年末年始を日本で迎えることとなったため、時間的余裕ができて2023年の総括作成はかなり楽だった。流石に次に日本の地を踏む時は旅行終えて日本へ帰るタイミングだと思っているが、この総括自体は次回で最後ということにはならないんだろうな・・・と感じている。地図で見ればもうアジア横断するだけなのだが。
 さて全体的な感想だけど、2023年はヨーロッパとアフリカという2大陸を共に走破し中途半端になっていた走行履歴に決着をつけた1年だといえよう。旅行再開してからはある意味で「1度走ったことのある大陸・地域」ばかり走行していたと表現することもでき「知らない土地を走りたい!」という気持ちでやってる自転車旅行としては、周辺国での走行経験からある程度文化や雰囲気が予想できることも多かった(除く西アフリカ)。
 それでもこうした土地に轍を残さず中東や中央アジアへ向かわなかったのは、私がこのヨーロッパやアフリカの魅力を充分に味わっていないというのもあるが、自分自身が「納得してなかったから」という点が大きい。
 なんだかんだ自転車旅行というのは移動を主軸としてるところがあって、どこを走ったか?ということに重きを置いている。少なくとも私はそうだ。だから自分が走ってみたいと思った道を多数残して早々に先へと進んでいくことは許せない。そんな旅行は他の誰でもない私自身が納得できないので。
 ということでスッキリするまで走り回った結果がこの2023年であった。トルコに入ったことでこれ以後の新天地はまたガラッと雰囲気変わったものになるだろうし、翌年からの走行スタイルは随分変わったものになるだろう。それは知らない土地であるため走行距離が落ちるだとか、そうった数字にも確かに現れる。そういうのを見比べるのが楽しいから毎年まとめを作っているのだ。うんそうだ、そういうことにしておこう。
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 2020年、そして2022年のデータをまとめたものである。2015年2016年2017年2018年2019年でそれぞれ作成しており今年で6回目。今回は複数年に跨ってのデータ集計で大変だった。
 


◎月別走行距離
2020年
 1月・・・・・・・・・・・2318km  1日平均74.8km
 2月・・・・・・・・・・・1792km  1日平均64.0km
 3月・・・・・・・・・・・1562km  1日平均50.4km
 4月・・・・・・・・・・・   0km  1日平均 0.0km
 5月・・・・・・・・・・・   0km  1日平均 0.0km
 6月・・・・・・・・・・・  11km  1日平均 0.4km
2022年
 7月・・・・・・・・・・・1578km  1日平均50.9km
 8月・・・・・・・・・・・2010km  1日平均64.8km
 9月・・・・・・・・・・・2521km  1日平均84.0km
10月・・・・・・・・・・・1386km  1日平均44.7km
11月・・・・・・・・・・・1465km  1日平均47.3km
12月・・・・・・・・・・・2068km  1日平均66.7km

     2020年合計  5683km  
     2022年合計 11028km
       2年分合計 16711km  1月平均1392.6km

・1月のスーダンは追い風に恵まれバリバリ走っていたが、エチオピアに入り山岳&強烈なストレスで距離落とし、3月後半にはコロナで動けなくなった2020年。意外と距離見ただけでその当時の状況まで分かるものである。
 リスタートしたヨーロッパはシェンゲン協定の90日縛りがあったため、毎日かなりのペースで走行していたことがよく分かる。特に9月は滞在期限が迫ってきた関係でほとんど休むことなく走り続けていたようで2500km超えの記録を叩き出してきた。この走行距離でアルプスとかの山々を登りまくっているのだから相当気合入ってたな。
 その反動かモロッコ入国した10月からの距離落ちっぷりが面白い。そもそもモロッコで3ヶ月滞在を考えていたので「そんなにガンガン走ることもあるまい」という気持ちはしっかりデータに残っている。数字は嘘をつかない。
 なお12月はモーリタニアへ行こうと計画変更し、西サハラ地域を走っているため距離が延びてると思われる。砂漠の中を走るので道中滞在する場所がないとどうしても距離が延びるからだ。
 そんな感じで合計してみれば16000kmを超える距離となっており、実質9ヶ月しか走ってない割に数字伸ばしてきたなという感想。2022年の走行が期限に迫られること多くてガンガン走る結果となった故。

◎国別走行距離
2020年
 スーダン・・・・・・・・・・・1591km(19日間) 1日平均83.7km
 エチオピア・・・・・・・・・・1892km(34日間) 1日平均55.6km
 ケニア・・・・・・・・・・・・1432km(25日間) 1日平均57.3km
 ウガンダ・・・・・・・・・・・ 768km(13日間) 1日平均59.1km
2022年
 ドイツ・・・・・・・・・・・・1397km(17日間) 1日平均82.2km
 オーストリア・・・・・・・・・ 166km( 4日間) 1日平均41.5km
 リヒテンシュタイン・・・・・・  21km( 1日間) 1日平均21.0km
 スイス・・・・・・・・・・・・ 500km( 8日間) 1日平均62.5km
 ルクセンブルグ・・・・・・・・  78km( 2日間) 1日平均39.0km
 フランス・・・・・・・・・・・2052km(33日間) 1日平均62.2km
 オランダ・・・・・・・・・・・ 706km(10日間) 1日平均70.6km
 ベルギー・・・・・・・・・・・ 394km( 9日間) 1日平均43.8km
 アンドラ・・・・・・・・・・・  45km( 1日間) 1日平均45.0km
 スペイン・・・・・・・・・・・1497km(17日間) 1日平均88.1km
 モロッコ・・・・・・・・・・・4048km(80日間) 1日平均50.6km
 モーリタニア・・・・・・・・・ 461km( 9日間) 1日平均51.2km

 ※2カ国跨いだ場合はどちらの国も+1日としている

・やたら訪問国数多く見えるが滞在日数5日以下という国が4カ国もあり、リヒテンシュタインとアンドラに関しては出入国が同じ日という有り様。私が国数のカウントなんて意味ないと歌う理由はこの辺にある。
 地味にスーダン ・ドイツ・スペインの3カ国で平均80km以上を叩き出しており、これ走行日だけじゃなくて休息日や観光してほとんど走ってない日も含めての距離だかんね!?それも10日以内の短期滞在ならともかく2週間以上それなりに滞在しつつ走っているとは驚きだ。
 他の見所としてはヨーロッパ全体で90日の縛りがある中で1月以上滞在してるフランスとか、滞在日数1日しか変わらないのに走った距離が大分違うオランダ・ベルギー辺りでオランダが如何に自転車で走りやすい国であったかを感じてもらえたら嬉しい。
 あとは2020年アフリカ4カ国のみで5500km超えている計算となるのだが、この数字にエジプト走行距離を約1500kmとするとウガンダを超えた時点で7000kmほど走っている計算になる。マラソンプラス1本の寿命が15000kmとされているので、アフリカ縦断は新品のマラプラ1本で賄えるかギリギリ微妙な塩梅かもしれないという目算が立つ。

◎自転車以外の乗り物

 船・・・・・・・・4回   オランダ   ズウォレ北東 フェヒト川 渡し船
               オランダ   キンデルダイク       渡し船
               オランダ   フリッシンゲンからブレスケンスまで フェリー
               スペイン   タリファからタンジェまで  国際フェリー
                 
 自動車、バス・・・5回   ウガンダ   カバレからカンパラまで約400km
               ウガンダ   カンパラからエンテベ国際空港まで約40km
               オランダ   ブリーザンダイクからデン・ウフェルまで約40km
               モロッコ   アイウンからメストフェルキまで約30km
               モーリタニア ズエラットからチュームまで約350km

 列車・・・・・・・1回   モーリタニア ヌアディブからズエラットまで約700km

 飛行機・・・・・・2回   ウガンダ   カンパラ〜日本   成田空港
               日本     成田空港〜ドイツ  ミュンヘン
                 

 ※自転車を積載してない場合の車両移動は省略

・オランダでちょこちょこ小さな船に乗船してるものの、ちゃんとした船利用は実質2回のみ。よくこんな5分も乗ってない船のこと覚えてたなと自分でも思うけど、割と印象深かったのと日記を読み返したら結構しっかり記載していたので。
 なおアイアントレインを乗り過ごしてからリカバリーでヒッチハイクは2回助けてもらっているけどそれは1度の移動として換算した。
 なお2022年の時点でアメリカ大陸以外を就航する航空路線は荷物の超過重量が「バッグ1つ単位でいくら」から「荷物の個数に関係なく1kg毎にいくら」という料金方式に変わってしまい、簡単に言えば大荷物で旅行すると追加料金が猛烈に高くなった。人間より荷物の超過料金の方が高くなる程度には。
 この方式が続くのであれば自転車旅行者としては益々飛行機利用は避けたくなるのが道理となり、船や車両における割合が高まっていくことが予想できる。いやまぁ車両に関してはトラブルにおけるヒッチハイクか自転車走行不可の道でもなければ自分で走ればいい話なんだけどさ。2023年の話になるがモーリタニアから南下せずにモロッコへバス使って北上するのもこの航空チケットの高騰が最大の理由であり、今後も飛行機料金の如何は全体のルート選定にすら影響を与えてくるかもしれない。


◎宿泊関係
2020年
 宿・・・・・・・・・・・・・・59泊  77.6%
 野宿・・・・・・・・・・・・・13泊  17.1%
 キャンプ場・・・・・・・・・・ 3泊   3.9%
 人様の家・・・・・・・・・・・ 0泊   0.0%
 公共施設(協会・消防署等)・・ 1泊   1.3%
 その他(空港・乗り物の中)・・ 0泊   0.0%   計76日
2022年
 宿・・・・・・・・・・・・・・52泊  30.2%
 野宿・・・・・・・・・・・・・72泊  41.9%
 キャンプ場・・・・・・・・・・19泊  11.0%
 人様の家・・・・・・・・・・・28泊  16.3%
 公共施設(協会・消防署等)・・ 0泊   0.0%
 その他(空港・乗り物の中)・・ 1泊   0.6%  計172日

・2020年のアフリカ東部走行は流石に宿泊施設を利用しての走行が主となっている。野宿したのは宿のない町で致し方なく・・・といった状況があったからで、少なくとも長期旅行者であっても北東部アフリカは宿代を気にして旅行をするような物価の国がなかったことを示している。
 対して2022年は前半戦3ヶ月を西欧に滞在しており、ここで利用した宿泊施設は0、人様の親切とキャンプ場のみを頼りにして走り続けるというスタイルに。ホステルくらいなら利用するのも吝かではないと思うけどね、あまりにも多くの方々に助けて頂き宿を利用する必要性を感じなかったというのがある。本当にありがとうございました。
 一転してアフリカ入ってからは宿を利用するスタイルが基本となった。やはり物価の違いが旅行スタイルを決めさせる・・・。とはいえモロッコ・モーリタニア共に良い出会いに恵まれて人様のお家に厄介となることは多く、こうして数字に出すとよく分かるが1週間に1度以上の割合でご厄介になっていたことになる。そうした宿泊以外にも多くの人に助けられて1年無事にやって来れました。
 ちなみにその他の1日というのはアイアントレインで貨物車の中で過ごした分である。


 日本に一時帰国した際、2020年の走行記録まとめを作ってないことには割と自覚的で、その時抱えていた思いが「必ず旅行を再開させるので、ここでまとめを作るのはちがう!」ということであった。だからこうして旅行再開しこの記事が作れたことは個人的に大きな意味がある。
 その思いとは裏腹に今年も集計作業は大変だった。特に今回はパソコンのメモ帳機能が駄目になり再出発以前の日記が全て吹っ飛んだ・・・という事故が起きていたため、過去の文章を全てブログで確認しなければならず、これがネット環境の悪いアフリカという土地であったため難航。バックアップをきちんと取りましょう!という話じゃなくて、メモ帳のバックアップを取ろうとしたが故のデータクラッシュだったのでどうにもならなかった。
 そんな愚痴は置いといて旅行期間が2年合わせて実質9ヶ月間だった割に走行距離も訪問国数も随分多く、結果として東西アフリカとヨーロッパと異なる地域での走行でメリハリも効いた、なかなか恵まれた走りが出来たと思っている。寒い中を凍えて走ることもなかったし上出来でしょう。
 とはいえ長期計画的には再出発して僅か6ヶ月で早くも目算とはズレが生じており(本当はヨーロッパ3ヶ月でロカ岬到達する予定だった)、こうした予定の変更が2023年以降に影響を与えてくるのだろうなぁ・・・とは思っている。基本的に夏の時期を追いかけるように走行計画立てているので、予定より3ヶ月遅れてるけど問題ないよね!とはいかないのだ。
 なんにしてもようやく自由に旅行ができる環境へと移り変わってきたのは喜ばしいことだ。また来年もこうして文句を言いつつも「いろんな場所を走ったなぁ」と感慨に浸りながらまとめを作りたいと思っている。そんな感じ。
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 2019年のデータをまとめたものである。2015年2016年2017年2018年でそれぞれ作成しており今年で5回目となる。こうした数字を見比べるのは結構面白い。
 2019年はアメリカ大陸を抜けてヨーロッパ、そのまま中東からアフリカへと渡っており、1年の間に計4つの地域を渡った初の年となった。めまぐるしく人と文化が切り替わったイメージだが、数字的にはどうであったか?早速確認してみたいと思う。


◎月別走行距離

 1月・・・・・・・・・・・ 773km  1日平均24.9km
 2月・・・・・・・・・・・1197km  1日平均42.8km
 3月・・・・・・・・・・・1478km  1日平均47.7km
 4月・・・・・・・・・・・1337km  1日平均44.6km
 5月・・・・・・・・・・・1339km  1日平均43.2km
 6月・・・・・・・・・・・ 918km  1日平均30.6km
 7月・・・・・・・・・・・2274km  1日平均73.4km
 8月・・・・・・・・・・・2716km  1日平均87.6km
 9月・・・・・・・・・・・2071km  1日平均69.0km
10月・・・・・・・・・・・2020km  1日平均65.2km
11月・・・・・・・・・・・1481km  1日平均49.4km
12月・・・・・・・・・・・1461km  1日平均47.1km

           合計19065km  一月平均1588.8km

・5、6月で日本に3週間ほど一時帰国しておりその分だけ走行距離も落ちている。それは分かるがじゃあ4月までの走行距離が伸びなかったのは何か?ということからも南米という地域の大変さを感じ取ってもらえば幸いである。
 これに対してヨーロッパ地域は毎月2000kmを超える爆走を見せており、特に8月は2700kmオーバーで過去記録と比べても歴代2位となる強烈な数値を叩き出した。これも偏にシェンゲン協定という名の滞在期限が迫っていたためで、尻を叩かれれば私も必死にペダルを回すのだということが証明されたと言いますか。
 一応9月9日にキリの良い数字である10万kmを達成しているが、期間でいうと4年9ヶ月ほどかかっていることになり、これは1月平均で1754km走っていた計算となる。仮に5年で10万kmなら月平均1667kmで到達することになるワケで、近年の走行距離を見るに私がどれだけ1・2年目で走りまくっていたのかよく分かる。

◎国別走行距離

 ボリビア・・・・・・・・・・・1514km(53日間) 1日平均28.6km
 ブラジル・・・・・・・・・・・3145km(62日間) 1日平均50.7km
 イギリス・・・・・・・・・・・1391km(25日間) 1日平均55.6km
 フランス・・・・・・・・・・・  62km( 2日間) 1日平均31.0km
 ドイツ・・・・・・・・・・・・ 593km(14日間) 1日平均42.4km
 デンマーク・・・・・・・・・・ 354km( 7日間) 1日平均50.6km
 アイスランド・・・・・・・・・ 912km(13日間) 1日平均70.2km
 ノルウェー・・・・・・・・・・1584km(18日間) 1日平均88.0km
 スウェーデン・・・・・・・・・1149km(12日間) 1日平均95.8km
 フィンランド・・・・・・・・・ 582km(11日間) 1日平均52.9km
 エストニア・・・・・・・・・・ 333km( 6日間) 1日平均55.5km
 ラトビア・・・・・・・・・・・ 289km( 4日間) 1日平均72.3km
 リトアニア・・・・・・・・・・ 508km( 8日間) 1日平均63.5km
 ポーランド・・・・・・・・・・ 458km( 5日間) 1日平均91.6km
 ウクライナ・・・・・・・・・・1198km(21日間) 1日平均57.0km
 モルドバ・・・・・・・・・・・ 332km( 7日間) 1日平均47.4km
 ルーマニア・・・・・・・・・・1001km(15日間) 1日平均66.7km
 ブルガリア・・・・・・・・・・ 793km(13日間) 1日平均61.0km
 トルコ・・・・・・・・・・・・ 293km( 6日間) 1日平均48.8km
 イスラエル・・・・・・・・・・ 594km(12日間) 1日平均49.5km
 ヨルダン・・・・・・・・・・・ 657km(14日間) 1日平均46.9km
 エジプト・・・・・・・・・・・1428km(30日間) 1日平均47.6km
 スーダン・・・・・・・・・・・  33km( 1日間) 1日平均33.0km


 ※2カ国跨いだ場合はどちらの国も+1日としている

・ヨーロッパ圏に入ったことで訪問国数が一気に増えた。数えてみたら今年だけで23ヶ国入っており、この1年で私の総訪問国数の半分近くになるんじゃねーかな。国数数えてないから自信ないが。
 国でいうとスウェーデンの平均走行距離がヤバい。10日以上の滞在をしながら平均95kmオーバーというのは今後まず出ることはない恐るべき数字だと思う。この時はシェンゲン協定のリミットぶち破って滞在することになりそうなのと、ノールカップもシーズン後半に入り寒くなる前に到達しなくては!という気持ちからとにかく走りまくってた。あと単純にスウェーデンは道が良くて走りやすかったというのも勿論ある。
 それ以外だとボリビアが滞在期間の割に距離走ってないのだが、これはイリマニ山へ登山しその後1週間くらいラパス休養滞在してたという点が大きい。そうでなくともボリビア北部のアマゾン地帯はそれはもう酷い道でロクに走ることができず大変な思いをしたのが数字にも表れているのかと。
 どうしてもヨーロッパの国々は短期滞在で早々に次へと移ってしまうことが多かったが、単独のまとめを作ってない国はもう1度訪問予定があるということです。上記の国だとフランスとドイツ、ポーランドにトルコはまた訪れるつもり。

◎自転車以外の乗り物

 船・・・・・・・・・13回   ボリビア グアジャラミリンからブラジル 国境通過の渡し船
                 ブラジル ウマイタからマナウスまで   ハンモック船
                 ブラジル マナウスからサンタレンまで  ハンモック船
                 イギリス ドーバーからダンケルクまで  フェリー
                 デンマーク ヒアツハルスからセイジスフィヨルズルまで 国際フェリー
                 ノルウェー フィヨルド海岸の通過に3回 フェリー
                 フィンランド ヘルシンキからタリンまで 国際フェリー
                 ポーランド グラバルカ近郊       人力渡し船
                 トルコ  イスタンブールボスポラス海峡 フェリー
                 ヨルダン アカバ港からネイバ港まで   国際フェリー
                 エジプト アブシンベルから湖対岸まで  フェリー

 自動車、バス・・・・12回   ボリビア ウユニからラパスまで約540km
                 ボリビア サンタ・ロサからリベラルタまで約410km
                 ブラジル オウロベルデからブラカスまで約70km
                 ブラジル ブラカスからアルタミラまで約250km
                 ブラジル バヘイリーニャスからサンルイスまで約250km
                 フランス カレーからドイツミュンヘンまで約1000km
                 ドイツ  ミュンヘンからベルリンまで約600km
                 デンマーク コペンハーゲンからヒアツハルスまで約370km
                 アイスランド レイキャヴィクから空港まで約50km
                 ノルウェー スンダルスエーラ北のトンネル約7.5km
                 イスラエルとヨルダン間のシェイクフセイン国境約200m
                 エジプト アスワン南部のダム湖前の道約2km

 列車・・・・・・・・・3回   イギリス ホーリヘッドからスタッフォードまで約250km
                 フィンランド ロヴァニエミからヘルシンキまで約800km
                 トルコ イスタンブールから空港最寄り駅まで 約30km

 飛行機・・・・・・・・4回   ブラジル ベレン    〜イギリス ロンドン
                 ドイツ  ミュンヘン  〜日本   羽田空港 一時帰国で往復
                 トルコ  イスタンブール〜イスラエル テルアビブ

 ※自転車を積載してない場合の車両移動は省略

・本当に今年は自転車以外での移動が多かった。それも車関係は自走不能になってヒッチハイクしたのもあれば、移動時間がなくてバスを使ったのまで多種多様に乗りまくっている。あんまり車両を使いすぎたの反省してエジプトでは警察車両に20回くらい「自転車ごと乗せてやる」と言われたけど全て断って自走した。
 フェリーも相当数使ってるけど、やっぱりアイスランド行きの国際フェリーは格別の思い出だ。この船の存在自体ほとんど知らなかったけど、デンマーク走行中にアイスランドの面白さを聞かされ気になって調べ始めチケット予約するまでが3時間以内の出来事だったのはよく覚えている。テンション上がって勢いで予約したために、乗り口となるフェリーターミナルまで大慌てでバスの予約したのは流石に無鉄砲だったと思ってるが。
 ヨーロッパに関しては一時帰国やシェンゲン協定の関係で結構列車やバスの利用をしたが、そこは自転車先進国。どちらもちゃんと自転車に関しての荷物規定が出ており安心して準備し移動することができた。自転車旅行における輪行の1番大きな問題は「ちゃんと運んでくれるのか?」という点なので、そういう意味で不安なくバスや列車をルート上に組み込めるヨーロッパはやっぱすごい。
 あとは飛行機かな。一時帰国は自転車置かせてもらったから気にしなかったけど、やっぱりフライト数日前から準備して当日も飛行場までの移動方法に悩み、いざ到着したらパッキングに超過料金の支払いにと大忙しで心底疲れ果てる作業。それが今年は2度もあったのであり、できればフライトは多くても年1度程度に留めておきたいと思いつつ。

◎宿泊関係

 宿・・・・・・・・・・・・・・166泊  48.8%
 野宿・・・・・・・・・・・・・116泊  34.1%
 キャンプ場・・・・・・・・・・ 16泊   4.7%
 人様の家・・・・・・・・・・・ 22泊   6.5%
 公共施設(協会・消防署等)・・  7泊   2.1%
 その他(空港・乗り物の中)・・ 13泊   3.8%

・集計してる身としては前半の南米と中盤のヨーロッパでハッキリ宿泊スタイルが変わり、それまでの宿泊中心が完全に野宿スタイルへと切り替わったの面白かったんだけど、こうして合計数で換算するとあんまり分からないのが残念な点かな。
 何だかんだ2019年も多々人様に助けてもらっているのが良く分かるけど、今回はヨーロッパにて従兄弟と友人の家に長居させてもらったということが大きかったと思われる。余談だがせめて「お土産に」と思いブラジル名産のアサイーを事前に購入していったのだが、見事に飛行場の荷物検査で液体関連として引っかかり没収されてしまったことで私は本当に泊めてもらうだけで何1つお返しできなかったことが悔やまれる。
 車両や飛行機の移動が多かった関係で、その他の空港泊やバス泊が例年よりかなり多くなった。個人的にバスで寝ても疲れは取れないし、飛行場は荷物の不安が付きまとうしで積極的に利用したくはないためやや不服。ただハンモック船や国際フェリーでの宿泊もこの項目に該当してるため、半分くらいは楽しい夜だったけども。
 一時帰国した関係で合計宿泊数は365日ではないのだけれど、日本にいるときも東京での宿泊は妹や友人・前職の人の家々を止めてもらい渡り歩いて過ごしていた。この場を借りて改めてお礼申し上げます。


 正月早々に限界ギリギリの走行で始まった年だったが、その後に走ったアマゾン地域も合わせて走行難易度だけなら圧倒的に南米No.1の場所であった。アンデス山脈より難しい一般道が南米にあると思っていなかったので、それを体験できたという意味でもアマゾン地域は印象深い。
 その後のヨーロッパは流石の自転車先進国で、これほど自転車での長距離移動が走りやすい環境を形成してる地域は多分他に存在しない。世界で最も自転車旅行がしやすい土地なのは間違いないし、北欧における自然の深さと雄大さを感じつつ、極地であってもかなり短い間隔で町が点在して補給も無理がないというのは本当凄いことだと思います。チャレンジングな走行や達成感が前面に出ていた南米と打って変わ理、気持ちの良い気候の中を楽しんで走るという自転車で旅行することの根源的な楽しみを感じさせてくれたように感じている。
 そして中東からのアフリカ。それまで経験してきた緩やかなノリのイスラムではないアラブの人たちが織り成す強い宗教観と癖のある外国人対応に感謝したり怒ったり。大変だと思う瞬間もあるけれど、こうして出会える未知の国や文化の違いといったものを強く実感できるこの土地は旅行冥利に尽きる場所だといえよう。
 それにしてもこのまとめは作るの無駄に時間かかるな。他の項目はともかくとして、宿泊関係に関しては以前の日記を確認しながら1泊ずつ手作業で集計してるのだからさもありなん。だからこそこういう面倒臭いチマチマ系の作業って作業終えた時の達成感があるのだと思うが。似たところで年賀状とかも作業終えると「何だかんだやってよかった」みたいな気持ちになるっしょ?今まさにそんな気持ち。
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 2018年のデータをまとめたものである。2015年2016年2017年と作り続けて4回目。毎回よくやるわと自分自身思わないわけではない。

 今年は出発地点と終了地点が驚くほど離れていないワケだけど、その代わりというか登山したりイカダ下りしたりと自転車旅行だけではない物事を色々と楽しむことができたと思っている。というか南端まで移動した後、また北へと戻ってるのだから当然なのだけども。まぁ私は自転車乗りとしての矜恃を持ってたいタイプなので、本年はややサボり気味であったと思わないではない。



◎月別走行距離


 1月・・・・・・・・・・・1453km  1日平均46.9km

 2月・・・・・・・・・・・1993km  1日平均71.2km

 3月・・・・・・・・・・・1445km  1日平均46.6km

 4月・・・・・・・・・・・1722km  1日平均57.4km

 5月・・・・・・・・・・・2078km  1日平均67.0km

 6月・・・・・・・・・・・2137km  1日平均71.2km

 7月・・・・・・・・・・・1672km  1日平均53.9km

 8月・・・・・・・・・・・ 805km  1日平均26.0km

 9月・・・・・・・・・・・1436km  1日平均47.9km

10月・・・・・・・・・・・   0km  1日平均 0.0km

11月・・・・・・・・・・・   0km  1日平均 0.0km

12月・・・・・・・・・・・ 275km  1日平均 8.9km


           合計15016km  一月平均1251.3km


・去年も1月の間に走行距離が2000kmを超えたのは2回だけだったので、走行ペース自体は安定していたといえる気がする2018年。最後の3ヶ月はイカダ下りで自転車走らせてないので仕方ないし、パラグアイでお世話になりまくった8月以外は良い感じじゃなかろうか?

 もっとも距離走った5・6月って要するにパタゴニア地域で、広大な土地を走り続ける必要性があったから嫌でも距離が伸びたという言い方ができるのだけど。これはオーストラリア走ってた時にやたら走行距離増えたことと同じ要因である。そういう土地も好きだけど。

 しかし丸1年これだけ走っても、未だ南米脱出できないどころかまだまだ行ってみたい道があるこの地域はすごいな。他の地域比較で南米だけダブルスコア付けるくらい走行距離が伸びそうな予感をひしひしと感じつつ、一応今年中には次の大陸移る予定です。


◎国別走行距離


 アルゼンチン・・・・・・・・・7565km(131日間) 1日平均57.7km

 チリ・・・・・・・・・・・・・3486km( 65日間) 1日平均53.6km

 ウルグアイ・・・・・・・・・・1245km( 19日間) 1日平均65.5km

 パラグアイ・・・・・・・・・・1666km( 50日間) 1日平均33.3km

 ボリビア・・・・・・・・・・・ 879km( 29日間) 1日平均30.3km


 ※2カ国跨いだ場合はどちらの国も+1日としている


・完全新規の国が2カ国のみとなったのは本旅行初のことだ。それだけチリ・アルゼンチンが大きな国だったといえるのだが、特にアルゼンチンは6度の入国をしたにも関わらず毎回500km以上、長い時で3000km以上の距離を走っているのでそりゃまぁこういう結果になりますわ。

 ウルグアイが19日間とやや短期間で走行終了しているがそれ以外の国にはどっぷり滞在しており、南米の国々がいかに国土広いかということを読み取っていただければ私としては幸いだ。別に走るのサボったりとかしてない。

 ちなみに此処にはイカダ下りの準備含む約80日間を記載してないため日数合計がその分だけ足りなくなっている。ちゃんと計算して合計数が365日になるか確認しなくても良いのが楽だ。


◎自転車以外の乗り物


 フェリー・・・・・・・・・9回   チリ アウストラル街道道中4回

                   チリ オイギンスからの国境通過する道で2回

                   チリ フエゴ島の出入りに2回

                   ウルグアイ サングレゴリオの町手前の渡し舟


 自動車、バス・・・・・・・5回   チリ トンネル通過できずピックアップ約3km

                   チリ 2本のフェリーの繋ぎで約10km

                   アルゼンチン ロサリオから自転車走行禁止区域約60km

                   ウルグアイ出国時 ヒッチハイクで約2km

                   アルゼンチン タイヤバーストして町まで逆走の約20km


 列車・・・・・・・・・・・1回   アルゼンチンポサダス~パラグアイエンカルナシオンをつなぐ約2km


 飛行機・・・・・・・・・・2回   ボリビア サンタクルス~ペルー リマ

                   コロンビア レティシア~ボリビア サンタクルス


 イカダ・・・・・・・・・・1回   プカルパの町~レティシアの町


 ※自転車を積載してない場合の車両移動は省略している


・アウストラル街道とフエゴ島渡る際にフェリーを利用してるけど、存外今年は船関係乗ってないな。もっと色々乗ったような気がするけども。特筆したいのはアルゼンチンからパラグアイへと渡るときに使った列車による国境越えの1本。これは過去の情報調べても列車に自転車載せて移動した例が見つからなかったこと、またあまり経験できない列車という乗り物での国境越えだったという点で印象深い。

 あとはやっぱりイカダかな。1から全て自作した乗り物に乗って8週間の旅行というのはなかなか体験できない貴重な出来事であった。余談だが最後までレティシアにいた中村さんからその後のイカダの状況教えてもらったのだが、見事に小屋部分を壊されて別の用途に切り替え工事されていた。別にいいけどちょっと寂しい。


◎宿泊関係


 宿・・・・・・・・・・・・・・114泊  31.2%

 野宿・・・・・・・・・・・・・ 90泊  24.7%

 キャンプ場・・・・・・・・・・ 77泊  21.1%

 人様の家・・・・・・・・・・・ 22泊   6.0%

 公共施設(協会・消防署等)・・  5泊   1.4%

 イカダ・・・・・・・・・・・・ 54泊  14.8%

 その他(空港等)・・・・・・・  3泊   0.8%


・去年と同じ南米でありながら野宿やキャンプ場の割合が増えたのは、走行した地域でチリ・アルゼンチン・ウルグアイが長かったことが影響している。やはりこの3カ国は全体的に物価が高く、気軽に宿で泊まることができなかったので。宿の割合が3割というのは今年が最も良いバランスで利用できたのではないかと個人的には思ってる。

 公共施設の数字が少ないが、今回はこうした建物の敷地内でテント泊した場合を「野宿」と換算していることが一因であり、施設自体を利用させてもらった回数は+10回くらいになると思う。

 この他に特殊要項としてイカダが含まれているが、要するにアマゾン川下りにおいてはイカダの上で生活をしなければならない関係上、数日の宿泊を除いてイカダの外で寝泊りすることがないため結構な日数となっている。イカダ制作費から考えると1泊1000円としても十分に元が取れた計算になる。

 ちなみに2019年現在でテントがどうしようもない緊急用を使っており、この居住性の悪さだと極力野宿を避けようという気持ちになることがよく理解できた。このことから野宿やキャンプの割合はその国の物価や治安といった特徴以外に「テントの質」というものが強く影響していたのだということが言える。1度の旅行で何度もテントを買い換えることは普通ないので気づかないぞコレ。つまり、それはそのまま意味のない発見だということでもある。



 丸々南米のみで終了した2018年。スペイン語圏という括りで考えると、メキシコ入国から既に2年の時間が経過していることになる。しかも2018年は南米でも南部における走行が大部分で、割と狭い地域をぐるぐる移動していた年だったと断ずることができよう。実感としては先へ遠くへと進んでたつもりなんだけどな。

 一応中間ポイントであるウシュアイアに到着したため、私的に2018年5月で半分を走り終え世界1周も後半戦へと突入したと思っている。単純計算では3年半で中間ポイントに到達なので、2021年の末には日本へ戻ることになるのだが。ここから先はすごいペースで移動するのでそんなに遅くはならないハズだ。

 前半こそアンデス山脈南部地域で山岳ルートも走ったが、パタゴニア突入してからは標高の高い山に登るということもなく、寒さに加えて悪路と風に悩まされた感じ。パラグアイから一転して蒸し暑さが戻ってきた走行となったが、今年はイカダ下りをした関係で後半はほとんど走らずに終了したこともあり、全体的に寒さに震えることの多い年だった。これ書いてる時点でクソ暑くてやってらんないとか思ってるけどそれでも。

 南米ゴールデンルートとなるアンデスからアウストラル街道、そしてパタゴニアを抜けてウシュアイア。しかしこうした有名ルートでない土地にも実に面白い場所が多々あり、そうした土地へ好き勝手行けるのが自転車という乗り物の良いところなのだとすれば、実に実りある年だったということができよう。日本人では多分初走破だった道も幾つかあるしな。

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 2017年のデータをまとめたものである。なおこのデータは2015年、2016年も同様に作って3回目。2015年のデータはこちら。2016年はこちら

 初っ端から車に轢かれたりと波乱万丈な予感がした1年だったが、とりあえず五体満足楽しく走ることができてホッとしている。

 こうして1年を思い返してみるとひたすら暑い地域で困窮したり、凄まじい峠を登ってばかりだったりして、厳しい道を勇気と根性で乗り越えているのだ!とか勘違いしそうになったりもするのであり「なんて私は素晴らしいサイクリストなんだ」とか言いださないために数字を出して現実を直視させている側面がある。



◎月別走行距離


 1月・・・・・・・・・・・2399km  1日平均77.4km

 2月・・・・・・・・・・・1526km  1日平均54.5km

 3月・・・・・・・・・・・2022km  1日平均65.2km

 4月・・・・・・・・・・・ 717km  1日平均23.9km

 5月・・・・・・・・・・・1282km  1日平均41.4km

 6月・・・・・・・・・・・1187km  1日平均39.6km

 7月・・・・・・・・・・・1825km  1日平均58.9km

 8月・・・・・・・・・・・1708km  1日平均55.1km

 9月・・・・・・・・・・・1636km  1日平均54.5km

10月・・・・・・・・・・・1232km  1日平均39.7km

11月・・・・・・・・・・・1651km  1日平均55.0km

12月・・・・・・・・・・・ 852km  1日平均27.5km


           合計18037km  一月平均1503.1km


・やはりというべきか、走行距離はガクッと落ちた。自転車破損とスペイン語勉強でほとんど走っていない4月に始まり、厳しい中米での暑さ&ヨット移動が重なった5・6月。それを鑑みると7月以降にアンデス山脈突入した割には結構走っていることが伺える。

 世界でも有数の距離走れないであろう地域だったのだと思えばこの結果はむしろ困りモノなのであり、つまり最低でも1年間で2万kmくらいは走れてしまうという実証を作ってしまったと言い換えることができる。これは今後も積極的にダラけて遊んでおきたい私自身に「厳しい道で走れなかった」という言い訳ができなくなったということを示しており、なんでこんなに頑張ってしまったのだと思ってしまう。


◎国別走行距離


 メキシコ・・・・・・・・・・・5961km(90日間) 1日平均66.2km

 ベリーズ・・・・・・・・・・・ 296km( 5日間) 1日平均59.2km

 グアテマラ・・・・・・・・・・ 646km(42日間) 1日平均15.3km

 エルサルバドル・・・・・・・・ 356km( 6日間) 1日平均59.3km

 ホンジュラス・・・・・・・・・ 135km( 3日間) 1日平均45.0km

 ニカラグア・・・・・・・・・・ 378km( 7日間) 1日平均54.0km

 コスタリカ・・・・・・・・・・ 674km(13日間) 1日平均51.8km

 パナマ・・・・・・・・・・・・ 658km(18日間) 1日平均36.6km

 コロンビア・・・・・・・・・・2223km(42日間) 1日平均52.9km

 エクアドル・・・・・・・・・・1181km(23日間) 1日平均51.3km

 ペルー・・・・・・・・・・・・3555km(72日間) 1日平均49.4km

 ボリビア・・・・・・・・・・・1383km(33日間) 1日平均41.9km

 チリ・・・・・・・・・・・・・ 266km( 7日間) 1日平均38.0km

 アルゼンチン・・・・・・・・・ 325km(16日間) 1日平均20.3km


 ※2カ国跨いだ場合はどちらの国も+1日としている


・今年は合計14ヶ国と結構なハイペースで国を巡った印象だ。この要因は中米の国々が小さいからであり、それらの国では1~2週間という短期滞在に留まる結果となったのだが、まぁ暑いし治安悪い国が多くて長期滞在しようと思っていなかったし。

 それに対して南米のアンデスを有する国々は個人的に特に楽しみにしていた地域ということもあり、いろいろな場所に寄り道したりと精力的に移動していた。厳しい山なのにコロンビア・エクアドル・ペルーで1日平均距離がそれほど下がってないのはこのためである。ボリビアはワイナポトシ登山と宝石の道で流石に距離落ちたけども。

 グアテマラ・コスタリカ・パナマの3ヶ国が大体同じ走行距離なのに日数が大きく異なったのは、スペイン語の勉強・ヨットクルーズで大幅に走行しない期間が生じたため。でもまぁグアテマラは普通に走ってもそんなに距離走れるような国ではなかったと感じるが。

 いっそのこと、走行した日だけを算出して平均距離とか出せば、その数字がそのまま国内における走行難易度に繋がって分かりやすい!とか思ったのだが。そんな面倒なことはやりたくないのである。



◎自転車以外の乗り物


 フェリー・・・・・・・・・4回   カルメンの町~コスメル島

                   コスメル島~カルメンの町

                   アティトラン湖周遊船

                   チチカカ湖定期船


 ヨット・・・・・・・・・・1回   パナマ~コロンビア


 自動車、バス・・・・・・・5回   道路上~ランキン手前まで約40km

                   ランキン~コバンまで約60km

                   コバン~アンティグアまで約250km

                   道路上~ヤナマまで8km

                   リルカイ~アヤクチョまで約200km


 ※一度走った道を逆走、観光等で同じ場所に戻った場合を除く


・走行距離が5万kmを超えた辺りから自転車の故障や不具合が目立つようになった気がするのだが、実際結構走行途中でピックアップしてもらう必要のあるレベルのトラブルが発生した。車両(バス)に乗せてもらった5回は全て自転車の故障絡みにおけるバス移動で、思い返してみると毎回よくまぁ対処したもんだと感心する。

 今回特筆するのはやはりパナマ~コロンビア間のヨットツアーであろう。北南米を結ぶ空路を使わないルートでは現在唯一といっていいルートであり、料金はかかるがアメリカ大陸縦断で飛行機ワープしなくて良かったと思うと共に、素晴らしい仲間と楽しい経験をすることができた格別のポイントでもあった。



◎宿泊関係


 宿・・・・・・・・・・・・・・263泊  72.1%

 野宿・・・・・・・・・・・・・ 34泊   9.3%

 キャンプ場・・・・・・・・・・ 15泊   4.1%

 人様の家・・・・・・・・・・・ 14泊   3.8%

 公共施設(協会・消防署等)・・ 31泊   8.5%

 その他(乗り物の中等)・・・・  7泊   1.9%


・中南米はわりかし安宿が多いこともあるし、治安の不安な地域が多かったのも事実であるためかなり積極的に宿を利用した。その他ではとにかく消防署を始めとした公共施設を利用させてもらうことが多く、中南米でのこれらの施設には数字以上に大いに助けてもらったと感じている。

 相変わらず人様の家にも厄介になっているワケだが、これは宿泊施設だが好意で無料にて泊めてもらったりした数も含まれており、本当に皆様ありがとうございました。

 実はこれを書いている現時点でテントが不調をきたし、まともにジッパーの開閉ができなくなっていたりと2018年も一筋縄ではいかない雰囲気をムンムンに醸し出しているのだがどうしたものか。とりあえず南米の南部に入って物価が高くなったことによる影響がどう響いていくのかが注目のポイントだと言える。



 さて2017年のまとめは年明けてから随分と経過してしまったのだが、これは年末年始にアコンカグア登山をしていたため仕方ないと弁解したい。こんな誰も待っていないデータではあるが、こちらとしても1度作り始めた物が中途半端なままでは気持ち悪いのであり、心の隅で気になっていたようなそうでもない引っ掛かりがあったのです。

 前2年と比較して明らかに走行距離が減ってしまったのはアンデスのみならずグアテマラでのスペイン語勉強、パナマ~コロンビア間におけるヨット移動と理由が幾つかあるのだが、これは楽しく自転車旅行をするという私のスタイルにおける範疇を外れていないので全く問題とは思っていない。

 というか走行距離も日本含めて8万kmを超え、自転車の方にかなりガタがきてるのか面倒な故障が多くなってきたことも事実。今後の走行距離が継続して伸びていくかはこちらの方が重要かとも思う。

 特に宿泊関連は一々過去の日記を見返して数字を確認しているため「面倒だなぁ」とも思い始めた今日この頃だが、年末になった頃にはすっかり忘れて同じような文句を言いつつ作業している姿が目に浮かぶようだ。そうした意味でこれを書き終えると心機一転新年の始まりなのだと気持ちを新たにするのであり、これを一言でいうなれば「遅い」と断ぜられよう。

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 2016年のデータをまとめたものである。なお2015年のデータはこちら

 どうにか今年も1年大過なく旅行を続けることができ、この面倒臭いデータを作れたことは本当に喜ばしいことである。

 毎日を遊んで過ごしている私ではあるが、こうして自分の走破してきた道を記録として振り返ってみると「こんな程度じゃ遊び足りない!」と自身の不甲斐なさに気持ちを引き締めたりそうでもなかったり。

 そういうわけで毎年恒例としていきたい本年のデータ一覧である。



◎月別走行距離


 1月・・・・・・・・・・・2193km  1日平均70.7km

 2月・・・・・・・・・・・1783km  1日平均61.5km

 3月・・・・・・・・・・・2764km  1日平均89.2km

 4月・・・・・・・・・・・2704km  1日平均90.1km

 5月・・・・・・・・・・・2064km  1日平均66.6km

 6月・・・・・・・・・・・1567km  1日平均52.2km

 7月・・・・・・・・・・・2157km  1日平均69.6km

 8月・・・・・・・・・・・1588km  1日平均51.2km

 9月・・・・・・・・・・・2548km  1日平均84.9km

10月・・・・・・・・・・・2294km  1日平均74.0km

11月・・・・・・・・・・・2126km  1日平均70.9km

12月・・・・・・・・・・・2186km  1日平均70.5km


           合計26053km  一月平均2171.1km


・何だかんだで今年も月平均で2000kmを超えてきた事実。恐らくだけども、この数字を叩き出すのは2016年が最後だと思う。ワケも分からず走りまくった2015年と、広大な大地で嫌でも距離走ってしまうことの多かった2016年。これが世界1周するサイクリストの平均的な走行距離ではないということを理解してほしい。

 ニュージーランドからの移動とユーコン川下りした6・8月を除き、毎月の走行距離も2000kmを超える月がほとんどで「よく頑張った」というより「走ることが好きなんだねぇ」という印象が強い。ダラダラするのも好きですが。



◎国別走行距離


 オーストラリア・・・・・・10420km(133日間)1日平均78.3km

 ニュージーランド・・・・・ 2591km(45日間) 1日平均57.6km

 アラスカ・・・・・・・・・ 1772km(30日間) 1日平均59.1km

 カナダ・・・・・・・・・・ 4855km(71日間) 1日平均68.3km

 アメリカ・・・・・・・・・ 6410km(87日間) 1日平均73.7km

 メキシコ・・・・・・・・・    6km( 3日間) 1日平均 2.0km


 ※2カ国跨いだ場合はどちらの国も+1日としている


・訪れた国がアラスカを1地域と数えても実質5ヶ国のみという事実。いずれの国でも1ヶ月を超える長期滞在をしており、平均距離はかなりまとまった数字になっていると感じる。というかオーストラリアの10000kmを超える距離走って平均が1番高いとか、どんだけこの国は走りやすかったんだと今になって思う。

 こうして振り返ってみるとオセアニアと北米でそれぞれ半年の期間滞在していることになり、冬になる南半球から夏の北半球へと上手い具合に冬から逃げる具合で移動していたことが分かる。なお現実にはニュージーランドで寒さにおののき、カナダ・アメリカでやっぱり寒くて苦労したのだが。



◎自転車以外の乗り物


 フェリー・・・・・・・・・3回   メルボルン~タスマニア島

                   タスマニア島~メルボルン

                   ニュージーランド 南島~北島フェリー


 カヤック・・・・・・・・・1回   ユーコン川下り 8日間


 自動車・・・・・・・・・・3回   道路工事の迂回 約1km分

                   カーマックス~ホワイトホース カヤックの帰り道ヒッチハイク

                   アルバカーキ付近で道路から家まで 約15km


 ※一度走った道を逆走、観光で同じ場所に戻った場合を除く


 電車・・・・・・・・・・・1回   ロサンゼルス市内メトロ 約40km


 飛行機・・・・・・・・・・2回   エアーズロック空港~クライストチャーチ空港

                   オークランド空港~アンカレッジ空港

 ※乗り継ぎをした場合も1回としている


・今年は後になって悔しいと感じる車両に乗っての移動がなかったので概ね満足である。オールトラリア・ニュージーランド・太平洋の横断については現状、飛行機を利用なければ一般人は移動できないためこちらの使用も最小限に収まった。

 自転車旅行者には割とポピュラーとなったユーコン川下りの遊びは、2016年だけでも他に4組ほど自転車旅行者が同様のコースを辿っているとのこと。人によってはカヤックでなくカヌーに自転車を乗せて川下りする人もいるようで、私も機会があったらそういう遊びもしてみたいと思う。というか川下り自体が非常に楽しく飽きさせない趣味であると感じた次第。



◎宿泊関係


 宿・・・・・・・・・・・・・・ 18泊   4.9%

 野宿・・・・・・・・・・・・・214泊  58.5%

 キャンプ場・・・・・・・・・・ 53泊  14.5%

 人様の家・・・・・・・・・・・ 77泊  21.0%

 その他(乗り物の中等)・・・・  4泊   1.1%


・本年訪れたすべての国が先進国であった関係上、宿泊費が高くて宿に泊まったのは微々たる数となった。野宿+キャンプ場で全体の7割を超えているのは良いのだが、まさか人様のお家にこれほど厄介になっているとはありがたい限りである。

 なお料金を支払って宿泊したキャンプ場は10に満たない数であるため、本年の90%以上は宿泊費用を支払わずに終えたということになる。先進国ではなるたけ宿泊費用を削り自炊して節約を心がけていたつもりだが、その甲斐あってか旅費をかなり抑えることができたと思う。安く旅行することは別に良いことでも正義でもないが、この先の国々で少しゆったりと過ごせる余裕ができたのではないかと感じる。少なくとも中南米においては、この割合大きく変化すると思いますよ。



 これを書き終えると今年も終わりだなぁ・・・という気持ちになる記事。昨年に比べて宿泊関係の割合が大きく変わった辺りで、物価の高い先進国では旅行のスタイルも大きく変化するということを実感したり。その割に走行距離はあんまり変化なかったりして、まさか2年で55000km超えてくるとは思いもよらなんだ。当初の計画では約7万kmで世界1周するつもりだったんだよ私は。

 来年以降もこうしたデータまとめを作っていこうと思っている一方で、こんな面倒臭いことは今回限りでやめてしまおうか・・・という相反する気持ちがあるのもまた事実。

 どうせ来年末も無事に旅行を続けていれば、性格上作ってしまうのだろうという気がするのだけれども。誰に求められるとかでなく、私自身がこういうデータを作って眺めるのが好きなのだから仕方ない。

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 2015年(一部2014年)のデータをまとめたものである。一応旅行が続く限りは毎年こうした内容をまとめていこうと思っているが、来年どころか来週だって何してるか分からない身としては、あまり未来のことを語らないようにしようと思う。

 過去を振り返ったり未来に気持ちを馳せたりするより、現在を一生懸命楽しむことが大切なのだ!・・・とか、それっぽいこと書いとけば、何も考えていない私のことを都合の良いように誤解してくれる人もいることでしょう。


◎月別走行距離

12月・・・・・・・・・・・1655km  1日平均97.4km(2014年17日分)
 1月・・・・・・・・・・・2261km  1日平均72.9km
 2月・・・・・・・・・・・2229km  1日平均79.6km
 3月・・・・・・・・・・・2543km  1日平均82.0km
 4月・・・・・・・・・・・2024km  1日平均67.5km
 5月・・・・・・・・・・・1826km  1日平均58.9km
 6月・・・・・・・・・・・2392km  1日平均79.7km
 7月・・・・・・・・・・・1987km  1日平均64.1km
 8月・・・・・・・・・・・2341km  1日平均75.5km
 9月・・・・・・・・・・・1354km  1日平均45.1km
10月・・・・・・・・・・・2709km  1日平均87.4km
11月・・・・・・・・・・・2264km  1日平均75.5km
12月・・・・・・・・・・・2575km  1日平均83.1km

           合計28160km  一月平均2346.7km

・割と毎月の走行距離は平均化したと思う。9月の距離だけ極端に少ないのは、半月近くフェリーと飛行機の移動で走行をしていなかった結果であり、その他には長期間走行ができないこともなく、かなりまとまった数字となった。
 なお私が旅行前に作った計画書では、海外における1月の走行予定距離を1500km、年間18000kmと考えていたので大幅に上回ったといえる。その割に考えてたよりちっとも先へと進んでないのは、行く予定のなかった土地を走り回っているため。


◎国別走行距離

 中国(2014年分含む)・3710km(45日間) 1日平均82.4km
 ベトナム・・・・・・・・・2370km(31日間) 1日平均76.5km
 ラオス・・・・・・・・・・1478km(22日間) 1日平均67.2km
 タイ・・・・・・・・・・・4090km(73日間) 1日平均56.0km
 カンボジア・・・・・・・・1121km(16日間) 1日平均70.0km
 ミャンマー・・・・・・・・1170km(20日間) 1日平均58.5km
 マレーシア・・・・・・・・2926km(41日間) 1日平均71.4km
 シンガポール・・・・・・・ 165km(6日間)  1日平均27.5km
 インドネシア・・・・・・・1400km(36日間) 1日平均38.9km
 ブルネイ・・・・・・・・・ 185km(2日間)  1日平均92.5km
 オーストラリア・・・・・・8534km(107日間)1日平均79.8km
 ※2カ国跨いだ場合はどちらの国も+1日としている

・こちらは国によって極端な結果に。中国の走行ペースが良いのは滞在期限が30日間しかなく急いでいたためで、インドネシアなんかはフェリーによる移動が多かったことから平均走行距離は大きく落ちている。
 ラオスなんかは毎日山岳地帯を走っていた印象で、さぞや距離も短いかと思いきや割と走ってる数字となった。結局その国に滞在した期間と、実際に走った日数とは開きがあるため平均距離の低い国ほど自転車に乗らず観光していたと捉えることができよう。
 さすれば実際に荷物抱えて走行した距離と日数も調べてみたいところだが、そんな面倒くさい作業をする気は私にはない。


◎自転車以外の乗り物

 フェリー・・・・・・・・・・・9回   日本〜中国青島(2014年)
                     シンガポール〜バタム島
                     バタム島〜ジャカルタ(ペルニフェリー)
                     スマラン〜ポンティアナ(ペルニフェリー)
                     ブルネイ〜ラブアン島
                     ラブアン島〜コタキナバル
                     タワウ〜ヌヌカン島
                     ヌヌカン島〜スラウェシ島(ペルニフェリー)
                     スラウェシ島〜バリ島(ペルニフェリー)
 ※川を渡っただけの短距離移動を除く

 バス(自動車・タクシー)・・・5回   カンボジアでヒッチハイク     約 20km
                     ティーキー国境付近から      約150km
                     セルアスの町〜ベンカヤンの町   約100km
                     ベンカヤンの町〜エンティコンの町 約200km
                     ダーウィン空港〜ユースホステル   約 15km
 ※忘れ物を取りに戻る等、1度走った道を省略するために乗ったものを除く

 飛行機・・・・・・・・・・・・1回   インドネシアのバリ島〜オーストラリアのダーウィン

・2万5000km以上走行して飛行機の利用が1度というのは、地を這うようにして進む旅行を求めていた私としても大満足の結果だといえる。
 車両の利用ではカンボジアで助けを求めた時及び、ミャンマー国境の未舗装路とダーウィン空港で夜中のタクシーは納得しての利用だから良いとして、ボルネオ島で道を間違えてショートカットのために2回ほどバスを利用したのは、自転車旅行をしてる者としては少々悔しさが残る。まぁここでバス使わなかったら家族との合流に間に合わなかったので致し方なかったのだが。
 やたらとフェリーに乗っているが、その殆どはインドネシアに入国する際のフェリーとペルニフェリーである。これほどフェリーで移動するのは今後少ないかと思っているが、果たして。


◎宿泊関係

 宿・・・・・・・・・・・・・・245泊  64.1%
 野宿・・・・・・・・・・・・・ 88泊  23.0%
 人様の家・・・・・・・・・・・ 39泊  10.2%
 その他(乗り物の中等)・・・・ 10泊   2.6%
 ※合計日数は2014年分入れて382日間

・宿泊費が安いアジア地域が主流だったこともあり、宿泊の大半が安宿であった。中国やカンボジアでは100%宿に泊まっている反面、オーストラリアでは物価高ということもあってテント泊の割合が増えた。しかしまぁ全体の10%も人様のお家にご厄介になっているとは光栄の至りである。
 なお野宿というのは=テント泊として捉えているため、実際には家の裏庭からお寺の庭にモスクまで様々な場所の敷地を間借りさせてもらっているので、正しい意味での野宿日数はもっと少ない。


 本年の主な走行地域が東南アジアだったワケだが、来年以降に別の地域を走ることで、こうした数字にどれほど変化が起きるのか興味深くある。実際、オーストラリアに来てからは環境が大きく変化したこもあり、かなり旅行のスタイルは変化した。数字に歌っていないが、野宿の8割はオーストラリアでのものである等々。
 こうした記録をまとめるのは楽しい反面、すっごい面倒でもあるため年1回くらいの割合としたい。そういえば仕事していた時も仕事内容の月報や年報報告書を作ることは、個人的にそんなに嫌でなかった記憶がある。データまとめて割合を出してみるのは、自分のやってきたことがハッキリして面白い。
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