ニカラグア2日目 ソモティージョの町〜かつてのニカラグア首都 レオンの町
中米の国々は構成する大陸が細長い形をしている関係で、どの国を走ってもルートの選択肢が少ないのが実情である。別にどの道走ろうとも初体験の道であり特別不満はないのだが、情報的に「危険」とされる道であってもエスケープルートを選べないのが辛いところ。そうした筆頭国であるニカラグアだが、それはもうちょっと先の話だしと出発準備を始める我々。
さて、2人で1泊5ドルと素晴らしくお安い宿だったのがこの宿には1つ大きな問題がある。というのも宿に通じる1本道がぬかるんだ泥道を越えなくてはならないため、自転車ドロぐちゃにされてしまうことだ。
昨日はチェックインした後に水洗いさせてもらって対処したが、出発する今日はそうもいかない。沖野君と2人して何とか泥地帯をやり過ごそうと試みるが、僅か20mの道を渡りきる頃にはいい感じで汚されてしまった。最初からこれでは先が思いやられる。
そんなニカラグアではあるが、この国の路面状況がすこぶる良いことには驚きを隠しえない。広い側道に完璧な整備された道路。メキシコの高速道路を走っているような快適な環境に思わず歌い出しもしよう。
特に今日は朝早くに出発したこともあり、比較的凌ぎやすい環境。中米における自転車旅行はその大半が我慢を強いられる厳しい環境下だと言えるのだが、こうして3拍子揃った素晴らしいサイクリングができる瞬間も稀にある。
そびえ立つ火山を迂回するようにして進む。かなり海沿いへと戻ってきてしまったが、まだエルサルバドルよりは凌ぎやすい。というかエルサルの灼熱っぷりはマジで何だったのか?
昼食終えて走り始めた直後に沖野君が対向車線でリアカー引いてる人を見つける。実はグアテマラで現在南米から中米へと渡り北上している日本人のリアカー旅行者がいる・・・という話を聞いており、恐らくは出会うことができるのでないかと期待してたのだ。
海外徒歩旅行者に会うのは2人目だが、彼らは本当にタフだと思う。下り坂でも楽ができない上に、1日の移動距離は50kmそこそことのことで、こうした人たちと話してみると自転車旅行はなんと楽なスタイルなのだと感じる。
お互いに情報交換して先の部位を祈ってお別れ。非常に話が面白く、もっと色々聞いてみたいところだが炎天下の道路上だったし、ちと残念。
サイクリストも相当なレア旅行者だと思うが、日本人の徒歩旅行者なんてもはや存在があやふやなツチノコレベルの希少種であったと思う。こういう人と会えるのも自力で道を移動する旅行者だからこそと思うのだ。
久しぶりに100km以上の距離を走り、少々お尻が痛くなった頃にレオンの町へと到着する。町の大聖堂が世界遺産に登録されているとのことで、なるほど町中には安ホステルがたくさんある。
ここでゆっくり休息とって、そろそろ中米も後半戦に突入だ。アラスカから入ったアメリカ大陸だが、このペースならば丸1年くらいで中間地点のパナマへ到着できそうな気がする。何しろ中米は寄り道しようがないからね!
2017年5月24日(水) 走行距離111km 累計61778km


















































