コロンビア42日目&エクアドル1日目 イピアレスの町〜キトから北東に約90km アンブキの町
走行距離の割に日数かかったコロンビアだが本日をもって終了である。向かうは6km先から始まるエクアドルの国であり、果てしないアンデス山脈第2章の始まりと言い換えても良い。
弱い雨の中、ちょっと坂道下ったらそこはエクアドルとの国境。偶然出会ったアメリカ人サイクリストと一緒にイミグレーションへ並ぼうとするのだが、思った以上に長い行列が待ち構えているとは思いもよらなんだ。っていうか出入国を同じ窓口で対応してるから単純に長さ2倍になってますよ。無駄の多い。
なお今日は出入国手続きがあるからと、7時過ぎには宿を出発して行列ができる前にサクッと終わらそうと考えていました私。なんということでしょう、エクアドル側のイミグレーションにはコロンビア側の2倍はあろうかという長蛇の列ががが。
聞くところでは本日エクアドルは国民の祝日なのだそうで、3連休の最終日とあってか普段以上に大勢の人で賑わっているとのこと。早めに出発したハズが、合計で2時間近くも待たされ続け、パスポートにスタンプ貰うだけで疲れたよ。
まぁとにかく無事エクアドルに入国だ。溜まったフラストレーション吹き飛ばすべく気合い入れて走りましょうかね。
イピアレスの標高2900mもあったのに、更に登らせるとかどんだけ向上心溢れているのだエクアドル。結局3300mまで登りきってようやくダウンヒルの始まりとなる。
多少の登り返しがあるものの、綺麗な景色と整備された道路で一気に進む。なお途中の町で昼食休憩したのだが、何故か初見のオッちゃんから「コレで何か食べろよ」とお金を頂いたのだが理由が全く分からない。多分、天使だったのだろう。町の名前もガブリエルだし。
この先からが怒涛の道。具体的には山々を切り崩し、無理矢理道路を開通させたことが一目で分かる山岳ルートとなっていた。エクアドル政府がそんな道を作ってくれたおかげで、個人的には最高の景色を見ながら下り坂を楽しめるのであり最高だわこの道。
合計で1500mほどを下りきると寒くて仕方なかった気温も上昇し、空気も心なしか濃くなった気がする。気のせいだって。
小さな峠を1本超えたところで今日の所は勘弁してやることにする。終了ポイント何処にしようかと探し始めたタイミングで消防署が出てきたので。なお夕食のタイミングだったみたいで私も一緒に頂きました。
いや初日から親切なエクアドル人に色々良くしてもらって嬉しい限り。これはエクアドル、楽しくなりそうな予感がする。
2017年8月7日(月) 走行距離98km 累計65632km