ペルー72日目&ボリビア1日目 ポマタの町〜ラパスから西北西に約80km ティキナの町
それではペルー最終日、行ってみましょうか。この先ボリビアに向かうには北と東へ延びる2ルートがあり、東部ルートの方が道が大きく距離も短いのだが、国境でのトラブルが絶えないという話を聞く。
一方北部ルートでは距離も長く途中で峠を越えることになる反面、山頂からの景色も期待できるしチチカカ湖上を渡し船で通過できるとのことで面白そうだ。
ということで「面白そう」を基準にして走っている身として、当然北上ルートを選択して進むことにした。
昨日1日かけても未だ湖の先端が見えてこない巨大なチチカカ湖を横目にしながら走る。ペルーラストランということで、気分は感傷的だったり寂寥感がこみ上げてきたりとあったりする。私は思っていたよりペルーという国が好きだったようだ。
係員に「自転車遅いから90日の滞在許可ちょうだい!」とお願いしてみたら、割とアッサリ許可してくれた。最初は滞在日数30日で処理されそうになったことを考えると、何事につけてもとりあえずお願いしてみるものだと思う。
ちょっと走ってコパカバーナの町にて昼食休憩。というか現金の持ち合わせが一切無いためお金を引き出すことが先決である。新しい国に入るとこのテの手続きが色々面倒くさい。
コパカパーナ出ると峠道の始まりである。チチカカ湖内に突き出す形の半島先端へと走っているため、高度を上げると湖が遥か彼方まで広がっているのが望め、いわゆる「登り甲斐のある峠」だと言える。標高4200mまで上げることはないと思うけど。
わざわざ半島中央部の山を越えさせるなんて嫌らしい道を作るなぁ・・・とか思ってたのだが、それは間違いであったことを理解する。この道の景観が「素晴らしい」の一言に尽きるのであり、ボリビア1日目にして早くも「この国に来て良かった」と感慨に浸っている。
半島の左右両端までクネクネ曲がりつつ進む道なのだが、そのどちらにもチチカカ湖が姿を変えて広がっている。プーノの周辺では普通の大きな湖だな・・・程度の認識だった私だが、この湖は本当に大きくて美しい、素晴らしい魅力を携えていると思うようになった。
ようやく半島の先端へとたどり着き、向こう側の岸へと渡ることにする。一応チチカカ湖は「定期船が航行している世界一標高の高い湖」という特徴があり、つまり私は世界一高い場所にある定期船に乗ることができるワケだ。
出航時刻とかあるワケもない渡し船は、車が乗車すると出航するシステム。底に敷かれている板は固定されてない場所を踏むとひっくり返る、というスリリングな仕様で自転車に優しくない。
湖を隔てた2つの町は、正式名称こそ若干違うが同じティキナの町である。ということで今日はティキナ北部で走行終了として、ボリビア物価調査という名のビール購入に明け暮れる。時差が1時間発生してるので、急がないと小さな商店が全て閉まってしまうのだ。
しかし北部のメルカドは営業終了しており、野菜が入手できなかった夜。ボリビアの小さな町では食材入手のタイミング逃すと面倒なことになりそうだ。
2017年11月8日(水) 走行距離78km 累計70324km























































































































