自転車ときどき世界1周

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 フランス2日目&ドイツ1日目 空き地~バス車内


 別にフランスは走りたくないとかそういう趣旨はない。というかツール・ド・フランスが開催される舞台として自転車乗り的に興味があるし、何より美味いワインの産地と聞くこの国を色々と自転車で回ってみたいというのは大いにある。


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 でも本日中に脱出


 というのも私はカレーの町からバスに乗ってドイツへと向かわなければならないからだ。人にはそれぞれ予定というものが存在し「そんなものは母親の腹ん中に忘れてきちまったよ」とか豪語する遊び人自転車乗りにも外すことのできないスケジュールに縛られてたりするもんだ。


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 何はともあれ町まで残り5kmを移動


 あっさりカレーの町に到着したところでフェリーポートに寄り道する。というのも昨日イギリスからフランスへ入るにおいて、入国審査無かったことがまだ不安で仕方ないため。他の人から「イギリスからフランス入国では審査もスタンプも無いのよ」とか言われたけどさ、それってヨーロピアンだけなんじゃね?とか疑いだしたら夜も眠れない思いだったので。


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 とにかく確認してみるか


 イミグレまで移動し職員に「いやはや昨日入国した時スタンプ貰ってないんだけど大丈夫なのかな?」・・・と話したら血相変えて上司呼びに行った時には私も冷や汗ものだったが「大丈夫、日本人はスタンプ要らないんだよ」と回答貰えたことでようやく安心した。心配性なんです私。


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 これで心置きなくカレーの町に


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 フランスの町並みはイギリスとはまた違う


 とりあえずバスの乗車場所を確認してから観光及び食材調達することに。まだ出発2時間前にも関わらず既にバスは停車しており「ずいぶん早いんだな」とか思ったが、周囲に誰もいないしそのまま近くの教会やれお城を見て回る。


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 この時は余裕綽々だったんだ


 そのまま近くのスーパーでバス車内で食べる分の食料を・・・とか思いつつ走ってると時計台の数字が目に止まる。それが11時30分とか表されており、バスの出発時間は11時45分。


 全身にゾワッと嫌なものが駆け巡り、全力で来た道引き返す私。時差か!まさかイギリス~フランス間には時差があったのか!


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 あります


 バスに戻るも周辺で待ってる乗客は1人しかおらず「何だよ、やっぱり時計の方が間違ってたのか・・・」とか思ったのだが、車掌がチケットの確認し始めたの見てやっぱり時差があったのだと再確認。っていうか乗客2人とか採算取れてんのかこのバス会社。


 そんな人数だからか明らかにバッグの数が超過してても追加料金一切なし。というか私が荷物積載モタついて時間押してしまいチケットのチェックすらしなかった。適当だな、有難いけど。


 約6時間。途中でベルギーを抜けてドイツのケルン空港にて別の便に乗り換えるため下車。ちなみに私はフランスもベルギーも走行する気満々の人ですぜ。ちょっと今回は縁がなかっただけ。


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 とりあえず離れた場所で夕食をば


 買い物する時間なくてどうしようかと思ったが、こんな時のためにちゃんと非常用に食料準備している私は偉い。こんなことしてるから荷物が重たくて仕方ないのだとも思うけど。


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 出発予定3分前にバス到着


 今度は他にも大勢乗客がいて、荷物のチェックもしっかりするし自転車は車両後部のラックに外付けだしと、同じ会社でも路線によってずいぶん違うんだな。そしてちゃんとしてる此方ではしっかり荷物超過料金支払うこととなった9ユーロ。


 ともかく無事にバスは出発したのであり、私は狭い座席で膝を屈めて眠ります。しかしこんな窮屈な場所で一晩ずっと缶詰とかさ、バス移動ってのは本当にストレスしかないな。


 2019年5月20日(月) 走行距離16km 累計93378km

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 フランス4日目 キャンプ場〜パリから東へ約400km ミッチュドルフの町

 やっぱり整地された地面のキャンプ場は寝心地が違うなと思うた朝。私以外にも7〜8組は自転車キャンパーがいるし、ヨーロッパのキャンプ場はもっと有効活用していくべきだと実感するな。Wi-Fiも使えるしさ。

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 シャワーも飲み水もあるのだし

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 いいキャンプ場でした

 日曜日ということもあって、それほど焦って準備はしない。どうせフランスも日曜日はほとんどのお店がクローズしていることは織り込み済みといいますか、分かっていますよそんなことくらい。

 つまり日中ガンガン走っても下手すりゃ補給もままならない環境だと言えるので、自転車旅行的にはむしろ日曜日こそ最も注意して走らなくてはならない日。いや本当にフランス人はこの暑さでどうやって水分補給してるのかな?

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 マジで水飲める場所が無い

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 郊外はひたすら森か農地だし

 ドイツの場合は何だかんだガソスタが営業してるので、スーパーより割高ではあるものの補給は何とかなるんですよ。でもフランスのガソスタは基本無人でカードを利用してのセルフスタンド方式だ。必然的に併設しているショップも存在しない。

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 夏のフランスは暑いぞー

 主要道路ではない道を走っているのだが、ドイツとは明確に変わった点として「サイクリングロードが無くなった」ことが挙げられる。その代わりというか道路幅が若干広がり自転車はそこの右端を走るのが基本となったワケだが、これはロードバイクみたいなスピードを出して走りたい人には利点で、私みたくゆっくり走る人には少々欠点として写る印象だ。

 そうは言っても日本より断然走りやすい国なんだけどさ。なまじ旅行再開してからの4ヶ国が自転車で走るのに完璧すぎる道をこさえていたもので、比較するとどうにも辛口な表現になってしまう。

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 町の入口からしてオシャンティ

 お昼の時点でヴルトという町に入ったのだが、道端にたくさん車が止まっていて歩行者がやたら沢山町の中心部から歩き出てくる。これは街中で何かイベントやっているパターンだ!ということでずんずん中心部へと突入する。

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 フリーマーケットやってた

 興味深いので自転車押して見学してたらまぁ色々と声かけられる。どころか気づけばコーヒー頂いてお昼を食べつつ談笑してたりするのであり、お互い英語下手くそだというに良くやるよマジで。

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 英語は堪能な人とそれほどな人が半分半分のイメージ

 そのまま仲良くなったリオネルさん宅にお呼ばれし、ありがたくお邪魔させてもらうことに。ドイツもオーストリアもスイスもそうだが、今回の旅行は新しい国へ入国して2日目に現地人と素敵な出会いがあるな。

 先ほど頂いたトマトも自家菜園の物と聞いたがなるほど素敵な庭である。どころか旦那さんは仕事がハンターとのことで家屋の地下貯蔵庫に仕留めた獲物の保冷所が。

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 こういうの無茶苦茶ワクワクする

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 というか憧れるなこういう生活

 冷えたビールを庭で飲みつつ話を聞いて、仕留めた猪の腸詰と庭で取れた野菜を使った夕食にフランスワインを添えて・・・って何かの間違いかと思うくらい幸せで贅沢な体験させてもらってるな私は。

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 ワインはボルドー産と聞いた

 超絶良いお部屋に泊めていただき最高の環境で就寝。早くもフランスという国が大好きになってしもうた。

 2022年7月24日(日) 走行距離43km  累計113206km
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 フランス5日目 ミッチュドルフの町〜パリから東へ351km地点 線路橋脚の下

 フランスの家には冷房設備無いのが主だと聞いたのだが、なるほどこの時期でも夜になれば室内肌寒いほどの過ごし易さであり、連日テント泊してる私は知ってたけどね。改めて。

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 お陰様で素晴らしい夜でした

 実は昨日「何か困ってる事は無いかい?」との質問にヘルメットミラーを取り付けるためのマジックテープが見つけられないんだけど・・・みたいな話をしてたのだが、そういう事ならと朝8時からリュネルの車に乗せてもらってお買い物に付き合ってもらうことに。

 スーパーが開店するまでの時間に昨日出会ったヴルトの町の歴史を教えてもらっていたのだが、過去3度の戦禍に襲われた歴史のある地とのことで、丘陵の上にある物見櫓もフランス軍が建設した見張り台らしい。

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 こういう話は直接聞くに限る

 興味深い話とアイテムとをゲットして、フランスの朝食は日本とどう違うのかとか話をしつつ。本当によくしてもらった2人にはお礼を言っても良い足りない。今回も出発する時点で割と泣きそうだったのは秘密だ。

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 どうもありがとうございました

 ということでフランス北東部を再び走る。この辺りは標高こそ低いが山々が連なっている地形となっており、ちょいちょい小規模ながらキツめの斜度坂道を登っては下りつつ先へと進む。

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 小さな村は沢山ある

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 フランスはセンスあるオブジェが多いと思うの

 お昼のタイミングでビッチェという町に到着し「ビッチだビッチ〜」とか笑いつつ食事摂ってる37歳は置いといて。町の中心部に小高い丘があり、それが城砦の如く堅牢な作りをしてたの見て興味をそそられ行ってみることに。

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 面白そうじゃん?

 いざ到着してみたら今朝方教えてもらったドイツ・フランスの戦争で使われていた砦とのこと。それはちょっと興味あるけど入場料高い(10€=約1400円)しどうしよっかな〜とか迷っていたら、一緒に入口向かって話してたオッちゃんが私の分まで出してくれた。

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 いやどうもスミマセン

 どころかフランス・ドイツ語で書かれている説明文をわざわざ私に分かりやすく訳して説明してくれるのであり、道中の砦として使われた地下洞窟を散策しながら当時の状況を映像で追いかける方式の本施設。言葉も分からん外国人でありながら十二分に堪能させてもらいました。

 興味深かったのがこの地域は歴史的にドイツ領だったり第3国の土地だったりした時期が近代でもある関係で、年齢層によってはフランスでありながらドイツ語が主要言語になっている方もいるのだそう。それが結構な問題(コンプレックスと表現していた)なのだそうで、朝から聞いてるフランス北東部の歴史事情が色々と根深く繋がっているのだと思い知る。

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 なお画像は1時間越えの大作でした

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 サクッと20分ぐらいで見終えようかと思っていたが

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 結局4時間近く見学していた

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 またタイミング合えばパリで会おうぜ!とアドレス交換しました

 いやお陰でただ通り過ぎるだけだった筈の土地に様々な色が付いた。こういうのが旅行の面白さだと私は思うし、あんまり有名でない土地を訪れては地元の人と交流が多くなる自転車の特権だと考える。簡潔にいうと「カフェで飲み物まで奢っていただき大変感謝しております!」

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 走行再開

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 良いよね、こういう景色

 今日も暑くて汗かいてるのでとりあえず大きな川なり湖の側で終了したい。思わぬ観光で遅くなってしまったが、それでも19時にはサレ川という大きな川にぶち当たったので、近くにテント張れそうな場所を探したところ使われてなさそうな線路の橋脚下にテント張ることにした。

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 川までも100mほどですよ

 リュネルが「お土産だよ」とプレゼントしてくれたワインボトルを飲んでると、やっぱり泣けてくるんだよな。オッさんになると涙腺が緩くなるってのは真実だったかと思いつつ。割と昔から泣き虫だってのは言わなきゃバレない。

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 ちゃんと夕食も作りました

 夕食で1瓶空けてしまいフラフラで酔っ払うのは致し方ない。自転車じゃ1度開けたボトルはもう飲み干すしかないのだし!みたいなこと言ってるサイクリストなのだけど、地味にビールも1本購入してました。

 2022年7月25日(月) 走行距離72km  累計113278km
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 フランス6日目 線路橋脚の下〜パリから東へ約320km ファクの町

 ちょうど風の通り道となっていたのが要因か実に涼しい場所だった。これくらい気温下がるのなら普通に寝袋使って眠っても問題ないよな・・・とか思うた朝。

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 と、思ったら普通に気温が下がったらしい

 やや規模の大きいサレ川に差し掛かっていたので「川沿いサイクリングロードでもあるんじゃね?」と思ったら、2本に分かれている川の中洲というか、川に挟まれた細い陸地にあった。フランス分かってるじゃん。

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 こういう道は良い道だよね

 左手に見える川はおそらく人工的に作られたようで、ガチガチに整備されてるのと水面が陸地ギリギリまで迫っているのだが、こういうの見ると「大雨降ったら冠水しちゃうんじゃないのかなぁ・・・」とか考えてしまうのは元消防だからか。

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 15Kmほどこのまま北上する

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 今まで会った中でも最高レベルのギア駆使して旅行してたな

 リアカーの巨大ソーラーパネルは200Vの電気使用にも対応できるわ、太陽の角度に合わせて電動で傾き調整が可能だわと無茶苦茶ハイパフォーマンス。スマホ2台にGoProでの動画撮影をしつつ地図ナビまで同時並行して活用していてEバイクで走行も補助してくれるのだそう。すげーけどもうこれ自転車旅行じゃなくても良いのでは?と思ってしまうほどの充実っぷり。世界には色んなスタイルのサイクリストがいる。

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 自分のスタイルで旅行することが大切

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 狭い川でエンジン音をポンポン鳴らしてた

 川から離れると再び小規模なアップダウンを繰り返す道に。私のフランスのイメージって南東部に山岳地帯が集まってて、他は大概が農村&丘陵地だと思っていたけれど。実際走ってみるとそれだけでないことがよく分かる。

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 平日なのにお祭りか?

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 このスタイルの売り方は割とよく見かける

 お昼休憩して午後に小さな村を走っていたらサイクリストから声かけられる。いやまぁ声かけられるのは良くあることなのだが「ウチここからすぐ近くだし良かったら飯でも食べて行かないか?」と言われちゃさ、断るなんて失礼なことできないよ。

 ホイホイ付いて行ったら飲み物貰って、飯作ってもらって、シャワーも頂いてしまい「良かったら泊まって行きなよ」の言葉にありがたくご厄介になっている私。フランス人が親切すぎて全然先へ進めない幸せ。

 「何か自転車で困ってることはないかい?」とか聞かれたので「そろそろ予備のチェーン買っときたいんだけど、どこもお店が閉まっててさー」みたいなこと話したら、そのまま車でショップに連れて行ってくれた。なんか7月中旬から1ヶ月間はフランス全国的に夏休み休暇らしく、かなりのお店が閉まってしまうらしい。

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 わざわざ探して連れてきてくれた

 だけでなくこのパーツ代も「お前を応援したいんだ」と言って、お金出させてくれないし家に戻ってからも私の自転車を「整備・清掃なら道具があるよ!」と言いつつ、ほぼ1人でロシナンテ号掃除するミッシェル。私は隣で動画撮影してた。

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 最低だな茶壺さんは

 そんなボロボロの使うならコレ使ってよ(笑)とボトルケージ・ボトル・マルチツールセットまで貰ってしまい、私が何もしてないのにどんどん自転車装備が豪華になっていく不思議。いや、なんかごめんなさい。私は貴方に何もお返しできなくて。

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 そのまま庭でバーベキュー

 夕食時に1つ思ったのだが、フランスって自給自足の意識が強いのかな?ってこと。先日お泊まりしたリュネルさん宅でも自家製野菜や自分で解体した猪の腸詰めを頂いたが、今日の食材も「この町でやってるファームから購入してる豚のソーセージよ」と言われたり。フランス南部の名物なんだと教わったな。

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 そんなの私が焼いちゃダメだろ

 面白いのがミッシェルもまた英語がほとんど話せないこと。もちろん私はフランス語が分からないのであり、室内なら翻訳ソフトも使ったりするけどさ、そんなの無くても私は彼にすごく良くしてもらい助けてもらってる事実。

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 嬉しい 

 こういう体験って不思議だなと思うと同時に、私も見知らぬ言葉も通じない外国人に対しこうしたことができるようありたいと思わずにはいられない。旅行者が受けた親切は、見知らぬ人へ繋いでいくべきだと思ってる。

 2022年7月26日(月) 走行距離70km  累計113348km
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 フランス7日目&ルクセンブルク1日目 ファクの町〜ルクセンブルクから南東へ22km地点 モーゼル川沿い

 8時前まで爆睡してたのは昨日ミッシェルと「お昼ごはんを食べてから出発するよ」と約束していて時間的余裕があったため。決してダラけていたとか惰眠を貪り食いたかったワケではない。

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 ただフッカフカのベッドで寝れるの最高すぎたというのはある

 フランスの自転車的オススメポイントを教えてもらったり、自転車旅行をする理由から日本における労働問題にまで話が発展したりで面白い。価値観が違う異国の人と話すというのは、それまで自分が「当たり前」と思っていた前提に対して疑問を呈してきたりして、如何に自分が狭い視野で物事を見ていたのかと感じさせることが多い。

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 Eバイクを体験させてもらったの図

 特に覚えているのがフランス語でこういう言い回しがあると「 il n'y a pas de hasaerd」という言葉を教えてくれた。翻訳すると「偶然なんてないんだよ」みたいな意味らしく、私たちが出会ったのもこうして話をしているのも、ちゃんと理由があっての必然なのだと。

 私は旅行していてこうした人と人との「縁」は凄く大切なことで、それまでその人が積み重ねてきた結果として出会えたのだ・・・という思いがあるので、フランス人にも同じような考え方があるのだと嬉しく思えたし、ミッシェルが私との出会いをそうして評してくれたことを誇りに思う。この旅行には確かに意味があったのだと実感できるから。

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 本当にお世話になりました

 凄く爽快な気持ちで出発したフランスの道は、とても強く風が吹いている。ただそれは嫌な風ではなくて丘を上がりきると汗ばんだ身体に全身気持ちよく通り抜けていくような風。こういう気持ちでこういう風を受けていると「自転車旅行をしていて本当に良かった」と感じる。

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 こうして走っていることがとても幸せ

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 とりあえず北上して行かなくては

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 コイツ、絶対強い

 ひたすらアップダウンが続く道ではあったが、何とか北部国境付近のシエルク=レ=バンという町まで到着する。ここにも山の中腹に良い感じの砦が残されており、フランスの歴史はともかく個人的にはそうした古い町並みを見て回ることができて非常に嬉しい。

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 時間も遅かったので流石に登らなかったけど

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 モーゼル川を渡って

 ちょっと走ればそこがルクセンブルクだ。今回も国境地点に看板なかったが、それは些末な問題だ。それより大切なのは、この国境付近に位置する町こそヨーロッパ自転車旅行車を悩ませる「シェンゲン協定」を生んだシェンゲンの町であることだ。

 このシェンゲン協定というルールのおかげで一々国境で入国審査を受けずに済む反面、シェンゲン加入国内で累計90日までしか滞在が認められない縛りが出来てしまったのであり、普通の旅行者はともかく移動速度の遅い自転車旅行車はヨーロッパツーリングで常にこの問題と格闘する羽目に。

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 功罪あると思うけどさ

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 とりあえずシェンゲンの町を一目見ておきたかった

 ちなみにシェンゲンの町自体はヨーロッパの片田舎に過ぎない小さな町であった。そもそもルクセンブルクという国自体が欧州内でも小国であるのに、そこで大きな協定が生まれたのだと思うと割と感慨深くもある。

 とりあえず近くのスーパーにてお買い物。フランス語以外に英語表記が出てきて非常に助かる偉いぞルクセンブルク!とか思ったのだが、多分明日にはこの国抜けちゃうんだよね。

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 物価は西欧的にはちょい高めって感じか

 森林も多くて自転車も走りやすく道が整備されてるっぽいし、なかなか面白そうな国なんだけどね。とりあえず明日首都に行って観光でもしてみようかなとは思ってる。

 2022年7月27日(火) 走行距離52km  累計113400km
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 フランス9日目 森林〜パリから東北東に153km地点 エーヌ川沿い

 深夜4時にやたら荒い息遣いで目を覚ましたのだが、こんな森の中に光源も持たず入ってくるのはどう考えても動物。何が出たのかとライトで周囲を照らしてみたら子連れの猪が2組もいた。いや結構ドッキリ体験だと思う。

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 食材の匂いに釣られたか?

 ヨーロッパには危険な肉食動物はいない・・・と言われたし、私もそう認識してるけどさ。奴らはある意味悪意を持った人間より怖い。何しろ話が通じない輩なのだから。

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 そんなことを思いつつ出発

 そして最初に見つけたスーパーの軒下でチェーンの交換作業に入る。今まではチェーンの耐久ギリギリまで使い込んでから交換としていたのだが、自転車ショップの人曰く「それより2〜3000kmの範囲で交換する方がスプロケットの消耗を抑えられるので結果的に効率が良い」と言われたから。

 暫くはヨーロッパでギア入手するのも無理がないし、なるべく今後はこの方針に沿って早いタイミングでの交換を目指したいと思います。

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 よしバッチリ!

 こころなしかペダルも少し軽くなったように感じるフランスの道。昨日の国境から続く緩やかな丘陵地帯に伸びる道は、オランダ・ベルギーで平坦走行ばかりしていた私の坂道リハビリに丁度良いレベル。

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 でも未舗装路はいらない

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 青空とアスファルトがいるのだよ

 前回の入国でもう私はフランスという国が思いっきり田舎国というか、首都と一部の観光地を除いて基本農地が広がる人口過疎地区が続く国だとインプットされてる。その認識は間違ってないようで、走って丘を越えると見えてくるのは次の丘・・・この繰り返しだ。

 天気が良くて気温も適切な快走路だから楽しく走れるけれど、これ雨でも降ってたら泣きたくなるタイプの道だったかもしれない。

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 遮るような物がないので

 何度も道路標識見てるうちに覚えてしまったD985という道路を走り続けルテルの町へ。ようやく規模の大きな町に到着できたけど、マックで一瞬Wi-Fi接続したくらいでそれ以外やるのはスーパーにてお買い物。

 むしろ今までフランスとスイス以外のヨーロッパではスーパーでFreeWi-Fi使えたから余計なこと考えなくても良かったのだ。しかしフランスはネット関連のサービス悪い国で、ちょっと探し回ったり工夫する必要がある。

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 いやsimカード買えよ・・・って話なんだけどね

 ルテルから先も南下する形で進もうと考えていたが、ちょうどこの町と交差しているエーヌ川にサイクリングロードがあるっぽいため、そちらに進路を変更する。どっちにしてもパリに辿り着けそうなので問題なし。

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 こういう道の方が楽できるし

 人気がなくて適度に木々が生え揃ってる野宿主体の自転車旅行者が喜びそうな道。ちょっと面白そうな獣道が出てきたので迷うことなく突入し、川沿いの野営地みたいなポイント発見したので今日はここまで。

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 3回も川に飛び込んで遊んでしもうた

 8月も後半だし緯度が下がってきたこともあるのだろうか、21時を前にして早くも空が暗くなり始めた。これからどんどん夜の帳が降りるの早くなっていくのだと思うとちょっと寂しい。

 2022年8月23日(火) 走行距離74km  累計115257km
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 フランス10日目 エーヌ川沿い〜パリから東北東に90km地点 エーヌ川沿い2

 昨夜みたく大型動物の気配はしなかったが、時おり隣の川に飛び込んだのか水音がする風流な夜。私だって飛び込んだのだし、そりゃ他の動物も水浴びくらいするだろうよ。夜中は気温17度だったらしいけど。

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 気持ち良い場所だった

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 しばらくは森の中を進む

 途中で斜度100%(角度が45度)くらいの坂があって、本気で戻ろうか悩んだのだけど気合いと根性で乗り越えた一幕があったりする。坂っていっても長さ1mに満たない程度だけどさ、フルパッキンだと全力使って何とか乗り越えられるか怪しいレベルなのだ。

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 やっぱり気軽に走れるアスファルトですよ

 暑さのピークはすぎたと思っていたけれど、そんなことなかったフランスの夏。ちょいちょい目にする向日葵こそ頭が下がって項垂れているが、直射日光の強さと気温の高さは真夏と変わらぬ厳しさである。

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 35度まで上がったらしい

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 ここも戦場になった土地なのかな?

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 すげーなピザの自販機か!

 エーヌ川とは離れたり近づいたりを繰り返し西へと進む。別にテント張るタイミングで水場があれば無理に川沿いを走ろうなんて思わないけど、ただ川の側だと基本的にアップダウンが少ないので走行楽チンというメリットがある。

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 フランスは小規模なアップダウン多いから割と重要

 お昼休憩でせっかくだからとフランスパンを買ってみたのだが、これが無茶苦茶美味くてビックリした。歯応えが良いというべきなのか、サクサクなのにもっちりしてて何も付けなくてもイケる。これが1本1ユーロとかで買えるのであり、明日からパン食の機会が増えそうだなこれは。

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 そんな感じでソイソンの町

 ここで2時間ほど図書館にて充電しつつPC作業。でも1番大事なコーヒー豆売ってるお店の情報調べるの忘れてしまったのであり、結局本日コーヒー豆を入手することは叶わず。あーあ、明日はコーヒー飲めない朝になっちゃったよ。

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 ビールは飲めた夜だけど

 アルコールもカフェインも適度に摂取して、楽しく気分良く旅行したいと思うのです。

 2022年8月24日(水) 走行距離87km  累計115344km
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 フランス11日目 エーヌ川沿い2〜パリから東に30km地点 マルヌ川沿い

 ドイツの後でフランス入った時には「物価上がったなぁ・・・」と感じたものだが、今回オランダ・ベルギーを経由して入国した時は「やっす!フランス物価やすいわ!」と驚いてしまった。結局物の値段というのは比較することで感じるのだと思う。

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 フランスは特に肉・野菜が安いね

 さて比較という意味ではフランスは自転車で走るの結構大変だと感じている。サイクリングロードが少ないだとかアップダウンが多いだとか。オランダを経験してしまうと全ての国が「走りづらい国」となってしまうんだけどさ。

 それは置いといてもフランスは川沿いを選ばず進もうとすると、何度も丘陵を登らされることになる。1本2本程度なら気にならない坂道だけど、ひたすらこれが続くと流石にしんどい。

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 ただ嫌な感じはしない

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 景色が抜群だからだろうな

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 ちょっと廃墟っぽくて良い感じの教会だ

 最初はN1という大きな道路で進もうと考えていたのだが、これが高速道路っぽい雰囲気で一応自転車も走れるみたいだがすぐエスケープした。片側2車線で100km出す車が脇を抜けてく側道の無い道なんて怖くて走れないよ。

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 アルゼンチンとかは他に道がないから走ってたけど

 んでそうした細い道ほど山の中というか上り下りが多い場所にあるというね。つまり正確に表現すると「フランスの片田舎を自転車で移動する場合はアップダウンが多くて大変な国」なのだと思う。

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 車は上り坂なんて意識しないだろうけどさー

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 ここのひまわりデカくね?

 お昼休みでちょうど良い場所に東屋があったので30分ほど横になって昼寝したのだが、これだけで随分違うなとビックリした。今日は単純に気温も高くて連続走行も5日目、疲れているだけかもしれん。

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 寝るために作ったんでしょ? 

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 モーという町

 ここで今度こそコーヒー豆をゲットしようと探してみたが、評判の良いお店が移転しており、移転先はまだ工事中みたいで店舗を見つけることができず。なんでかコーヒーショップ探すと一筋縄じゃいかないことが多い。

 単純にカフェを探すのなら簡単なのですよ。でもちゃんとした自家焙煎の豆を販売してくれる評判の良いお店・・・くらいに絞り込むと、いくらヨーロッパとはいえそれなりに探す必要があるし。

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 明日パリで探すかぁ

 パリ都市圏からギリギリ外に位置するっぽい森林地帯で走行終了。大都市に突入する時にはこうした調整が後々生きてくる、ある種のテクニックである。

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 あんまり近づき過ぎるとテント張るの難しいので

 文句言ってるように思われるかもだが、私はフランスの道好きですよ?坂の頂上から見える地平線まで小麦色した景色がたまらなく好きなのです。それを楽して見たいだけ。

 2022年8月25日(木) 走行距離93km  累計115437km
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 フランス12日目 マルヌ川沿い〜芸術の都 パリの町

 世界で最も観光客が多い国ことフランスにおける首都であり観光地でもあるパリの町。首都は交通量が多くて嫌なんだけど・・・とかグチグチ文句の多い茶壺さんも、流石にパリを外すという選択肢は持っていなかった。凱旋門とルーブル美術館行ってみたいし。

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 多分、すごい人混みだろうと思うが

 実はその点に関しては心配していない。というか以前ビッチェの町で一緒に砦を見学したテリーとクリスティアンから連絡があってパリで待ち合わせしてるのだ。なので自転車は彼らの家に置かせてもらう手筈になっている。

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 時間に遅れないよう注意して出発

 昨日ちゃんと距離調整して走ってたので1時間近く前に目的地へ到着。程なくテリーが迎えに来てくれたので彼について自宅へと向かう。

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 そしてお昼からステーキに赤ワイン

 ヨーロッパの人にはそういうイメージあるのだが、とにかく食事の時間を長く取ってよく喋る。サラダ・メインの肉・チーズと食べて、更にマンゴーとアイスクリームまで出されてしまい、どんだけ至れり尽くせり待遇なのだよ私はよ。

 凄いのが食事終えて一息ついた17時から「それじゃあパリの観光行こうか!」となる所。多分ね、ヨーロピアン的にはまだ13〜14時くらいの感覚なんだと思う。

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 フランス初のメトロ利用

 地下鉄から階段登って目の前がもう凱旋門というね。やっとこ辿り着いたぜ!・・・みたいな感じじゃなくて、こちらの覚悟も決まってないのに突然姿を見せるなよ。ビックリするじゃないか。

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 ビックリしたわ

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 競馬の凱旋門賞で名前知った人

 ちょうどこの凱旋門から放射状に主要道路が延びて形作られてるパリの町。門の上へと登ってみるとパリの町並みがよく見えるのだが、これが見事なまでに統一されて造られた計画都市だということがよく分かる。

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 有名なシャンゼリセ通り

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 その反対側にも道が延びてる

 ここまで統一感があると嫌な感じには全然ならなくて、ただただ驚きを持って見惚れてしまうというのが正直なところ。建物の高さまでキッチリ統一してあってさ、実に気持ちよく見渡せるのですよ。

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 エッフェル塔もよく見える

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 何かの式典やってたみたい

 タワーとかそういう「人工物の高い建物」って私は登らないことも多く、その都度「だって自転車でもっと高い山に登りまくってるしさぁ」とか嘯いてたワケだが、凱旋門に関してはお高い料金払ってでも登ってきて本当に良かったと断言できる。料金奢ってもらって言う台詞じゃない。

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 本当来て良かった

 そのままシャンゼリセ通りを歩いて進む。世界でも有数の超一流ショッピングエリアだと思うのだが、その手のブランドに疎い私でも知ってる有名メーカーが軒を連ねるシャンゼリセ。自転車旅行者に縁のあるお店は1つも存在しないけど、こうした華やかな世界があるというのを感じるのは悪いことではない。

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 でもこの靴がさぁ

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 700ユーロ(約96000円)って酷くない?

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 どんな人種が買い物してるんだろ

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 通りの終点から凱旋門をば

 パリの治安は悪いから十分注意しろよ!と色んな人に散々脅されていたけど、無茶苦茶多様な人種が闊歩してるもののメイン通りは危険な雰囲気感じない。とはいえこんな場所でフルパッキンの自転車走らせるとか絶対嫌なので、本当2人には感謝だな。

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 オベリスク見たのエジプト以来かな?

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 いっくらでも面白そうな所見て回れそう

 22時過ぎに戻って来て、そこから夕食が始まるフランスは宵っ張り。無茶苦茶眠たいけど根性でブログだけ書いたところでギブアップ。パリ観光は体力勝負だ。

 2022年8月26日(金) 走行距離28km  累計115465km
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 フランス13日目 パリの町

 引き続きパリの町を観光して遊ぶぜよ。テリーは大学の教師であり「今はまだ夏休みの休暇中だから時間あるんだ」とのことで、今日も私に付き合ってくれるとのこと。甘えまくりで恐縮この上ないのだが、そんなこと言ってたらそもそも私はこの旅行中どれだけの人に助けられてきたことか。

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 大切なのは私もたくさんの人に親切をお返ししていくこと

 昨日と同じくメトロに乗り込み中心部へ向かう。「パリといったら○○でしょ!」・・・の○部分に入る有名ポイントが数多く存在するこの町だが、エッフェル塔もまた多くの人がパリを思い浮かべた際に出てくる超有名ポイント。

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 ということで向かいます

 昨日凱旋門にも登ったので、2日続けて「高い所へ登る系」の観光となるワケだが、むしろこれは凱旋門から見たパリの町並みが整然とされており見ていて飽きない面白さだった点が大きい。

 もっかいパリの町を眼下に眺め、両肘を脇腹の下につけて掌を上に向けた「支配者のポーズ」でもやって悦に浸ろうじゃないかと考えたのです茶壺さん。

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 それはさぞや気分の良いことだろうて

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 下から見上げて楽しめる

 ところでエッフェル塔はエレベーターと階段とで2通りの登り方が選べる仕様。入場料大体半額になるので普段ならもちろん階段使って登るところだが、今回はテリーが私の分まで出してくれるという。それではお言葉に甘えて・・・

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 階段で登る人でした

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 いやだって自力で行きたいじゃん?

 第1テラスの時点で鬼の人混みとなっており、凄いなエッフェル塔。スカイツリーとか登ったことないんだけど、やっぱりこんな感じで激混み状態がデフォルトなのだろうか?

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 人の重さで崩壊とかしないよね?

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 こういう場所から下見るの大好き

 更に上の展望台を目指す。今日は最上部の特別展望台が閉鎖されてるのでそこがゴール地点になるワケだ。正直身体が相当疲れ溜まっているため、ここで終了だったのは有難いくらい。更に上があるとなったら私の性格上最後まで登ることだろうし。 

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 お疲れ様でした

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 てっぺんはあそこかー 

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 昨日の凱旋門、意外とちっちぇ

 押しくら饅頭状態ではあれど、パリの町を高い場所から眺められたのはとても嬉しい。下り階段は楽チンで進めることもあり、一気に降り切ってエッフェル塔を後にする。今日はこれで終わりじゃないので。

 その足でクリスティアンと再開し一緒に昼食。フランス料理をちゃんとレストランで食べる機会が私に訪れようとは、人生分からんもんである。

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 ・・・これ少なくない?

 いや美味しかったけどさ!サイクリストは常にお腹いっぱい食べたい生き物なのであるが、値段見たら気軽に頼めないパリレストランですよ。

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 そんな感じでルーブル美術館へ

 正直この透明ピラミッドで既にテンション上がってしまった単純な私。そんなに美術や博物館に興味があるタイプではない私でもルーブル美術館は是非とも行ってみたい場所として楽しみにしていた。大英博物館やカイロ博物館が思ってた以上に面白かったから・・・というのもある。

 しかし誤算というか私の下調べが甘かったというのが正直なところで、ルーブル広すぎ!見所多すぎ!・・・なのであり、有り体に言えば2時間程度じゃ全然見学時間が足りなかった。

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 全然満足してない

 流石にこれじゃあ消化不良も良いとこなので、明日出発しようと考えてたパリは延泊してもう1日観光することにした。長期&個人旅行はこういう予定の変更が気軽に行えるのが良いところ。人様のお家にお世話になっててよくまぁそんな台詞が言えたものだ。

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 というか提案してもらった側だったりする(フォアグラ始めて食べた)

 流石に今日は限界だったのか横になったら日記も何もない。あっという間に寝てしまい、なんか観光してる方が自転車走らせてる日より疲れるのでは?とか思い始めてる。

 2022年8月27日(土) 走行距離0km  累計115465km
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