ノルウェー1日目 オスロ国際空港〜トロンヘイムから南に289km地点 森林
22時半到着だった飛行機は1時間遅れて無事オスロ空港へ到着し、しかし私の荷物は何故か3つともそれぞれ別のベルトコンベアで運ばれてきたため、全て発見できた時には日付を回っていた。のでノルウェーは今日が日記スタートの形としたい。
外も暗くなってしまったのでそのままベンチが並ぶ休憩エリアで仮眠を取る。あんまり寝れないかと思ったが、朝6時に目を覚ました時には私と同様に休憩エリアで夜を明かした他の利用客は1人しか残っていなかった。10人くらいいたんだけど。
多少は緯度も下がったからか、流石に夏の今の時期なら朝のノルウェーでも寒さはない。まだ朝の冷たい空気が残ってる中で陽光が降り注ぐ気持ちよさ。これはノルウェーの自転車走行が楽しみになってきた。
北欧でしかもノルウェーというと最北に位置する国とあり、それはもうとんでもない人口密度の低さを想像していたが、まだ首都オスロにもほど近い国の南端付近。ほとんど途切れることなく家や建物が姿を見せ、まだ都会を感じられる光景だ。
ガタガタだったり段差がキツかったりと気になる点も多いが、主要道路に並走する形でナショナルサイクリングロードが延びているのは嬉しい点。ヨーロッパはどの国でも自転車に対するレベルの高さを感じるね。
とにかくアップダウンが厳しいと聞いてたノルウェーだが、川と湖沿いばかり走っているためか大変だと感じるような坂道は出てこない。むしろ物価調査でスーパー入ってその値段の高さの方がよっぽど大変だという気持ちに。
風も南から吹いてくるため自転車走行を助けてくれる上に風自体が暖かくて背中で受けるのが気持ちいい。午後からは靴じゃなくてサンダルに履き替えて走行することにしたくらい暖かい。
昨夜は飛行場で仮眠だったし、アイスランド最後の2日間はネット使えるからと毎夜遅くまで起きてたこともあり、絶賛寝不足なのを感じつつの走行だが、それとは別にして2日身体を休めた私は追い風の助けもありやたら良いペースで進んでいく。
16時前には110km走ってイェービクの町に到着してしまい、再度スーパーで買い物した後に今日は早く寝たいからと町の郊外で走行終了すべく走り出す。
大汗掻きながら何とか峠の頂上付近に森へと入る脇道を見つけ、その道から更に奥まった場所へテント設営して本日終了としたのだが。
実は朝一にフライトで空にしたガソリンボトルに給油しておいたんだよね私。ところがそれの内容物がガソリンではなかったようでバーナーに火が付かないという大失態。
泣く泣くボトルだけ携行して麓の町まで自転車走らせ、今度こそガソリン購入して戻ってくるまでに約1時間半。早めに休むとかそういう目論見が全て潰えた瞬間である。
2019年7月17日(水) 走行距離128km 累計95365km









































































































































