自転車ときどき世界1周

カテゴリ:ヨーロッパ > リトアニア

 リトアニア2日目 ヨニシュキスの町〜ビリニュスから北西に150km baisogalaの町

 物価の安いバルト三国でも最安値であるリトアニア。当然ビールもお手頃価格なのであり、昨日も調子に乗ってロング缶4本も飲み干してしまいあっという間の就寝であった。日中走り回って遊び、夜はビール飲んで爆睡。良い生活してると思うよ本当に。

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 朝日が当たらないのは草地を優先した結果

 昨日に引き続き直線の道が続く。とはいえリトアニアに入り道路脇の路面状況もやや良くなったし側道もある場所が増えた。バルト三国ではラトビアだけが自転車に対して酷い道だったワケで、かの道路事業団体は猛省してほしいところ。

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 これくらいでも側道あると安心感が全然違う

 さて曲がり道がないまま30km。ちょっと別の道に入ってUターンした先に待つは十字架である。いやまぁキリスト教圏で十字架なんぞどこ行っても見ることできるがここの丘にはそれこそ無数に十字架が刺さっており、それが高じて無形文化遺産になってしまったレベル。

 というかリトアニアでも1・2を争う有名観光スポットなのであり、私も厨二病的なワクワクも相まってここに来るのを楽しみにしていた人である。

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 だって十字架の丘だよ?

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 そんなの楽しいに決まってるじゃん

 最初に誰が始めたのか定かでないが、初期の慰霊や宗教的な意味合いからは遠く離れ「とにかく十字架持ってきてぶっ刺せば良いんだろ!」的な雰囲気を感じるのは、世界各国の明らかにキリスト関係ないであろう日本人まで記念にサイン入れた十字架が刺されまくっているからか。

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 伏見稲荷神社と似た感じだと思う

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 全部で何本くらいあるのかね

 そうはいっても宗教的な場所なのであんまり羽目を外した行為や写真の撮影は憚られるかと自重した。丘の上で祈りを捧げるポーズとかそういうの。

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 入場料もないし大満足

 満足したのでそのまま10kmほど先にあるシャウレイの町にてお昼休憩。バルト三国に入ってから物価も下がったので、昼食時に町へ到着できた場合はスーパーで購入した品目でお昼を済ませることが多い。

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 ビックリするほど立派なモールだった

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 シャウレイは郊外をなぞるようにスルーして

 そのまま進路を西にとり首都のヴィリニュスを目指す。まぁ途中で寄り道入れるつもりだけど、バルト三国は基本的に首都を経由して次の国へ進むルートになってるよね。

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 非常に走りやすい

 風もやや西から吹いてくるためペダルが軽い。ちょっと気温と湿度が高くて汗ばむきらいはあるけれど、自転車を走らせるにおいてほぼ完璧な環境だといえよう。だからか2組ほどチームのローディも見かけたし。

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 最後の15kmは南下する道

 上手いこと100km手前のポイントに町があるためそこで買い物すれば良いや、とか思ってたのだが土曜日は営業時間短く16時閉店とかお店の入口に書かれてて焦ったのなんのって。

 幸いもう1つのスーパーが普通に営業してたのでことなきを得たが、やっぱり新しい国に入国した最初の週末ほど緊張感瞬間は無い。それを分かっているなら事前に買い物しとけって話だが、リトアニアは大きな町だとスーパー土日も普通に営業してたからさ。

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 食材買ったら今日も町外れの湖へ

 やっぱり海水浴場になってて何人かいるのだが、昨日のことを反省し明るいうちから迷うことなく隅っこにテント張って夕食作り始めた私。とりあえず北欧抜けたらもうちょっと慎重に野宿地選んでいこうと思います。

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 暑いと野営地に水場がほしい夏の自転車旅行

 2019年8月31日(土) 走行距離101km 累計99298km
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 リトアニア3日目 baisogalaの町〜ビリニュスから西北西に約90km カウナスの町

 今日から9月ということで新学期だ。ここリトアニアの夏休みも8月いっぱいなので日曜を挟んだ明日から学生達は久しぶりの学校に通い始めるというね。私はといえば5年以上も遊んでるのに未だ新たに学ぼうと学舎へ行くことも仕事をすることもなく、今日も自転車乗ってぶらぶらサイクリング。良い身分だとは自分でも思う。

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 お金は一切入ってこないけど

 日当たり良い場所だったので出発前にフライシートの水滴をあらかた蒸発できたのは助かった。とにかく長期間の旅行になると使用道具の容態悪化が1番の問題なのであり、そうした要因を作ってしまうテント濡れたまま収納はできる限り避けたいと思っていますとも。

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 単純に濡れたテントで寝るのも嫌だし

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 しっかし雲なくて良い天気だわ

 気持ちのいい走行日ではあるのだが、同時に強烈な日光に晒されて汗が噴き出す環境でもある。特にノルウェー以降は寒さの厳しい日々で走行することが多かったためか、身体が冬仕様となっており夏の暑さに対する耐久力がまだ備わっていないと思うのだが。

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 バス停で休息取りつつ 

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 こんな田舎でも目を見張るほどの教会が建ってるリトアニア

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 それにつけても暑いな

 これは弱いながらも向かい風が吹き付けてペダルを重くしていることも原因だと思うのだが、本当の問題は一時帰国以後、常にシェンゲン滞在日数を気にしてハイペースで走り続けなくてはならないヨーロッパのタイムリミット短さなのであり、自転車人気が高い反面自転車旅行に向かないルールってどうかと思うのですよ茶壺さんは。

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 ケダイネイという大きめの町でお昼休憩

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 中央広場なのに全然人がいない

 ここから先は川向こうのローカルルートを通って本日ゴール予定のカウナスの町まで向かうことにする。リトアニアは大きな道でもちゃんと側道作ってあることが多いので、主要道路走っても走行に対してストレスはないのだがやっぱり選べるのなら交通量が少ない道を走りたいじゃないですか。

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 それが自転車乗りってモンですよ

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 こうした道が好きなのだ

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 最後は森林の中だったけど

 リトアニアの歴史の中で一時は首都にもなったカウナスの町は、流石に規模が大きく郊外の時点で交通量は多いし信号機も出てくる大都会。それでもかなり自転車に優しい造りというか、町中に入ってしまうと自転車専用路が多くて走るのにそれほど困らなかったけど。

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 これって凄いことだとは思ってる

 町の中央に位置する旧市街にあるホステルへ。暑さでへばっているのか全身のダルさが半端ないこともあり、ちょっと無理せず休養とるべきだと判断。物価高すぎる国だとそうも言ってらんない状況で、バルト三国に来たことから私は積極的に休養を取ってるつもりだったんだけど。

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 夕食も面倒臭くなって適当に

 とりあえず明日は休むことにしたのであり、そうすると調子乗っていつまでもダラダラネットして遊んでしまう私。こんなことしてるから疲れが取れないんだぞと説教してやりたい。

 2019年9月1日(日) 走行距離106km 累計99404km
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 リトアニア4日目 カウナスの町

 昨日シェンゲン協定の残日数を再計算してみたら、計算間違いで1日余裕があったことが判明し「じゃあここでゆっくりするか」という裏の要因があったカウナス休養日。というか日数計算くらい間違えないでほしい。

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 11時くらいまでマトモに動かなかった

 しかし私はこのカウナスの町にはどうしても来たかった人であり、それはカウナスがかつてリトアニアの首都だった時期、ナチスのユダヤ人迫害から逃れるためリトアニアにて日本のビザを求め大量のユダヤ難民がここカウナスの日本領事館でビザを発給してもらい難を逃れたという歴史があるためだ。

 ちなみにこの歴史を知ったのは、私が一時帰国中に「せっかくヨーロッパを走るのだし」と思ってホロコーストを扱った映画であるシンドラーのリストを観た後、日本のシンドラーと言われた人がいるという情報を見つけたのがきっかけだ。

 そのビザを発給した杉原千畝さんの記念館がここカウナスにあるというのでかなり楽しみにしていたのだ私は。リトアニアは非常に親日国なのだが、その大きな要因がこの杉原千畝氏の功績であると言われている。

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 そんなワケで歩いて向かう

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 やや中心部から外れた住宅街の中にポツンとあった

 この人の何が素晴らしいかって当時ドイツとの三国同盟を締結控え、日本の立場的にドイツが迫害しているユダヤ人を迎え入れることを表立って表明することはできず、かといって完全に冷遇する立場を取ると国際的な立場から非難を浴びるということで、結果秘密裏に「ビザの発給をするべからず」と本国からの支持に背いて「人道的支援」の名の下に独断でビザを発給したという点にある。

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 その執務机

 私は割と「正義の味方」という存在に憧れを持ってる人間で、前職の消防というのもその意識が少なからず影響している。しかし正義とはどういうものかを考えていくと、マーベル系ヒーローでなくとも「何が正しいことか」という問題にぶち当たるといいますか。スパイダーマン風に言うと「大いなる力には大いなる責任が伴う」って奴だし、本ならば「これから正義の話をしよう」とかさ。そういえば日本では何故か最近になってトロッコ問題が流行っていたな。

 それはともかくそうした中において「人命救助」というのは何があってもブレることのない絶対的な正しいことだと思っていたし、それはまぁそうなのだけど世の中の断りはそんな単純じゃないということも徐々に分かってきたりするのでして。

 そうした中で自らの立場や状況を問題とせず、ただ「人命を救うために」と動いた杉原さんの姿にはそりゃもう涙が出るほど感動するワケですよ。実際この行動が元となってか、後に彼は外務省の人員削減に伴って退職を余儀なくされているたりする。

 この人の本を読んでも経歴を見ても恐らく自分のしたことで、後から大きな報復が待っていることくらい理解していたと思うのだ。そうした中で自分が正しいと思えることを成すということがどれだけ偉大であることか。そんなことを考えたり考え中たりしつつ見学してた。

 ただし日本で製作されたビデオ映像に関しては酷い出来であった。とりあえずオラが町の宣伝のために杉原氏の功績を利用するようなことは辞めてほしい。まぁ福井テレビ局が悪いというよりは、地元賛美の内容をここリトアニアの杉原記念館で流すことが不幸だったというより他ないというべきか。

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 まぁとにかく来て良かった

 帰り道で食材買ってホステル戻ったらビール飲みつつナス味噌炒め。とりあえず私にとっての絶対的な正義は今のところビール飲むことだ。

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 それは正義じゃない

 2019年9月2日(月) 走行距離0km 累計99404km
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 リトアニア5日目 カウナスの町〜リトアニア首都 ビリニュスの町

 昨日ほとんど活動せずにいたおかげか身体が軽い。当初はここカウナスからそのまま南下して首都ビリニュスには行かなくてもいいかなと思っていたのだが、こうして元気になると「いやいやせっかくバルト三国で首都2つにいったのだし。全部回って違いを確かめたい。」とかそういう気持ちになってくる。

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 ということでビリニュスへ向かう

 直線距離で90kmちょっとと回り道となるローカル道使っていては1日でたどり着けなそうな距離なので素直に国道1号線を利用しぶっ飛ばして移動したいと思う。ラトビアではこれで酷い道路を走ったが、今までの経験でリトアニアは主要道路にちゃんと側道ある道だと思うし。

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 思ってたより大きなカウナスの町を抜けて

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 まだこの道は1号線じゃないですよ

 目論見通りしっかりとした側道のある片側2車線の大型道路。というか見た目には高速道路なのであり、自転車走って良い道なのかと気になったけど、すぐ脇をパトカーが普通に通過していったので問題ないと判断した。知らんけどさ。

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 そんな道だけにペースは速い

 それに加えて昨夜から天候悪化して雨が降ったらしく、今日も出発直前まで霧雨が地面を濡らしていた。つまり太陽は雲に隠れているのであり、昨日までは夏日であった気温も今日はTシャツ1枚では肌寒さを感じるほど。後で調べたら最高気温15度とかだったくらい。

 そうした「やや寒い」気温というのは自転車に限らず長時間の運動をするにおいて非常に良いパフォーマンスを発揮しやすい環境でして。対して風が吹いてるワケでもないのにアベレージ22〜3km/hとかの数字を叩き出す高速走行で一路ビリニュスへ向かう。

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 鹿が雑になったと思う

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 ビリニュスの町入ったタイミングで自転車道が

 しかしここからが最悪というか、郊外はあれだけ走り易い道を作っていたリトアニアだが首都近郊の自転車に対する道路造りの酷いこと。川を越えるため橋を渡らないとならないのに自転車道は明後日の方向に進み、何とか進路変更してリカバリしようとすると未舗装路が出てくる始末。

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 酷い 

 路面はガタガタだし自転車が通ることを想定してない高い段差だらけで、段差を乗り越えるには毎回自転車を降りて乗り上げなくてはならないというね。カウナスが非常に走りやすい町だっただけに、リトアニアは自転車に優しい国だと思ってたのだがなぁ。

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 都心部のエグさを久しぶりに感じたわ 

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 ビリニュスめ

 やたら立派な建物のホステルへと投宿しそのまま外に出ることはなく。何してたかって長くなった髪の毛切ったりビール飲んだりしてた私。ビリニュスの町を見て回るのは明日にお預けだ。

 2019年9月3日(火) 走行距離109km 累計99513km
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 リトアニア6日目 ビリニュスの町

 さてリトアニア首都ビリニュスに到着したワケだが、昨日の時点で髪の毛切ったこともあり特別片付けなければならない作業は残っていない。ということで午前中はゆっくり休息取って、午後から町中を散策しようかと思う。

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 一昨日休んだばかりだけど

 自転車使って観光でも良いのだけれど、エストニア・ラトビアの首都がそれぞれ旧市街は石畳で走りづらかった事実から、まぁリトアニアも似たようなもんだろうと歩きを選択した私。そんなに町の規模大きくないし大丈夫でしょう。

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 都市部で自転車使うと盗難怖くて目を離せないという問題もある

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 玉子

 宿が中心部よりやや外側に位置していた関係で徐々に町中へと入っていく形となったのだが、背の高い建物が大概協会であるのが面白いというか何というべきか。もちろん法令で新規の建物に対する高さや外観の規定があるのだろうけど、同じように既存の建物を壊すこともできない決まりなのだろうか?

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 つまり目につく建物が協会ばっかりという

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 何というか狭い範囲に協会ありすぎんだわ

 キリスト教圏において協会という存在はコミュニティセンターみたいな役割も兼ねていたというし、権威を示すために様々な様式の教会がその時代によって次々作られたのも本で読んだけどさ。いくら何でもやりすぎじゃないの?とか思うんですよ茶壺さん的には。

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 猫も杓子も教会だらけ

 そうした旧市街ではあるが、ふと建物が途切れた場所から見える丘の上にポツンとそびえ立つ塔があったりして、私的にそうした建物の方が興味あるというか面白そうじゃないですか!

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 馬鹿と煙は何とやら

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 上から町が一望できるのが良い

 丘を降りた後で向かったのは東部に位置するウジュビス共和国というエセ国家。成り立ちとしては旧市街の外に当たるやや寂れたこの地区に芸術家や学生が多く住みつき、やがて芸術共和国として独立宣言したのだとか。そんな背景からかこの一角には壁面アートだとか面白オブジェが乱立しており暇な観光客を楽しませてくれる。

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 暇な観光客代表 

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 川沿いが1番色々あるかな

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 増水したらバラバラにならないのか心配

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 鳥避けに使えそうだ

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 人魚の像は小さくする決まりでもあるの?

 こういう芸術を解しない私でも楽しめるアートってのは有難い存在だ。本格的な美術館とかになると、やっぱり知識がないと理解できない部分が多いし説明文読もうにも英語で理解できてるか怪しいし。そういうのも楽しめるようにと一時帰国中に結構ヨーロッパの歴史本とか建築関連の本読んだんだけどな。

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 ほとんど内容忘れた人

 まぁちょっとだけ高尚になった気分で帰途に着くのは悪いことではあるまいて。でも中身は対して変わってないので作った夕食はオムライスなんだけどさ。

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 こう長ったらしい横文字で添えられたディナーとか作りきれん

 腹膨らましてビール飲めば大抵のことは幸せに感じる人だけど、世界遺産だとか芸術だとかを楽しんだってまぁ悪くはないと信じたい。

 2019年9月4日(水) 走行距離0km 累計99513km
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 リトアニア7日目 ビリニュスの町〜ビリニュスから西南西に84km地点 河原

 それではビリニュスを出発し一路私はポーランドへ向かう。シェンゲン協定の残日数で鑑みると、このまま南下してベラルーシに入る方が得策なのは間違い無いのだが、ベラルーシってヨーロッパで唯一ビザが必要な国なんだよね。

 最近は出入国をミンクス飛行場で行うとか幾つかの条件をクリアすればノービザ滞在もできるようになったけど、私みたいに陸路で国境を越える場合、ビザ発給に宿泊先の証明書が必要だったりと非常に面倒くさい手続きが必要らしい。かといって比較的簡単に入手できるトランジット(通過)ビザは滞在期限が48時間でとても自転車では通過できず。

 そんな事情から仕方なくポーランドを経由してシェンゲン協定外であるウクライナへと入国するのが今日からの課題と言える。失敗が許されないという意味ではなかなか重要なミッションだ。

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 それじゃあ出発

 入るときに散々苦労したビリニュスの町だが、別ルートを使っての脱出でもやっぱり酷い道を走らされることになろうとは。リトアニアは全体的に自転車に優しい道路造りしてるし街中にも自転車専用路がしっかり作られてる国なのに、何故だかビリニュスの周辺だけはサイクリスト殺しの道ばっかりなんだよね。

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 普通に自転車走れる道を選んでたらコレですよ

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 線路越える道があると思ったら駅構内だし

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 挙げ句の果てにこんな吊り橋話垂らされて

 面白いのは約20kmを走らされビリニュスの町抜けた看板を過ぎると変な道がなくなり一気に楽になったこと。下手に都市部でたくさん道があると迷うし変なルート選ばされるしで、道路なんて増やすもんじゃないと思わされる。

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 日本とかその典型みたいな国だけど

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 一気に田舎道になったな

 多少向かい風が吹く状況だが、とりあえずペダル踏めばガンガン進むのなら良いかと思えるのは最初に酷い道を通らされたからか。やっぱり人間ってのは物事を比較して良し悪しを判断してしまうものなのだと思いつつ。

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 森の中に佇むお昼休憩ポイント

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 何でリトアニアのレストエリアは木が倒れかけてるの?

 カウナスから東へ走って来たルートだが、今日はその近くを西へと向かって走る私。実はカウナスで時間が足りなかった場合、ビリニュスへ行くのは取りやめてショートカットしようと目論んでたのだが、どうやら時間的に間に合いそうな目算がついたのでこうして行って帰っての道を走ってる次第。

 なんだかんだ私は事前に考えたルートを「時間足りなくなったから」と組み直す事がほとんどなくて、つまり自分の走行ペースというものをほぼ完璧に把握できているということではなかろうか。

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 これは自信持って良いことだと思う

 とかほざいてるけど本日終了予定だったアリートゥスの町がやや遠かったので、町手前の河原で終了とした。直線距離で残り4km程度だったけど、下手に町中入ってしまうと野営場所が見つからずに困るという計算もあったし。

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 物価下がったとはいえヨーロッパだし野宿が基本

 ホステルでは暑くてシーツ掛けてらんないくらいだったが、外で寝るとなるとやはり寝袋が手放せない程度には冷える夜。そういえばリトアニアって区分的にはまだ北欧なんだよな。冷えるワケだよ。

 2019年9月5日(木) 走行距離110km 累計99623km
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 リトアニア8日目&ポーランド1日目 河原〜ベルティシュチェ国境から北に304km地点 キャンプ場

 目を覚ましたのがテントを叩く雨音というのは久しぶりだな。そんなに時間的余裕はないけれど、かといって雨の降る中を無理して走るほど切羽詰まっているワケではなく、つまりは2度寝ということに。

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 8時過ぎに起きた時にはバッチリ晴れてた

 ヨーロッパ入ってからは目を覚まして1時間半〜2時間で出発してるので、10時に走り始めると仮定したら本日はどれくらいの距離を走れるかというのもかなり正確に予想できる。

 普段ならそんな予想立てたところで寄り道したり目についたポイントで遊んだりしてしまう私だが、滞在日数が迫ってる今の状況ではこうした予測通りに走る能力が非常に重要である。

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 トラブル起きたらどうすっかな

 かなり大きなアリートゥスの町だが中心部へ行くこともなくスルー。思い返してみるとリトアニアの大都市はカウナスとビリニュス以外は全てほとんど滞在することなく走り抜けているな。町中なんて荷物満載の自転車が行くところじゃないので構わないけれども。

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 自分のことながら徹底してると思うたわ

 やや向かい風が吹くのは昨日と変わらないが、本日はそれだけでなく地味に細かなアップダウンが繰り返される道が加わったことを取り上げたい。こうしたちょっと高度表を見ただけでは分からない地味な坂道ってのは自転車だからこそ困るトラップだよね。

 私だって1つや2つ程度小さな坂が出たところで笑って走り抜けてしまうけども、それが数える気もなくすほど連続してくると「おいおい冗談だろ!?」と文句の1つでも言いたくなる。

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 50km走ってリトアニア最後となるラズディヤイの町に

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 中央広場でお昼ごはん

 もう国境も間近となる町であり、とりあえずポーランド入る前にスーパーで食材色々と買い込んでおいた。多分ポーランドも物価安いとは思うけど、通過がユーロじゃなくなる関係で買い物するのに手間かかるかとの考えで。

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 町から10kmほどでポーランド突入

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 お、ポーランドは自転車に優しい国か?

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 というワケでもなさそう

 かなり国土ある国だし個人的に見てみたいポイントも多いのだが、とにかく今回は国の東部国境線上をなぞるようにしてひた走ることとなる。まぁそのうち再訪するつもりなのでその時に観光は楽しめば良いかなと。

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 今はとにかくぶっ飛ばしていくぞい

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 こういうの見ると大戦の爪痕が残る国なんだなと思う

 最初の大きな町であるアウグストゥフまでは若干距離があり、町の手前で走行終了とすることにした私。そういえば昨日も同じような理由で町の手前で走行終了していたな。

 だが今回は町手前に位置した川沿いにキャンプ場を見つけたのであり、新しい国への入国初日ということもあるしこれを利用することにしたい。近くでビール飲んでたオッちゃんに話を聞いてみたら「ユーロ払いでもOKだぜ!」と快く了承してくれたのであり、私も5ユーロ(約590円)なら笑顔で利用させてもらいますとも。

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 WIN-WINってこういう時に使うのか?

 お金支払った後でトイレとシャワーは別料金だと知って悔しい思いをした私であるが、なんかオッちゃんが「好きに使って構わねーぜ」と鍵の場所教えてくれた。なんかポーランド好きになれそうな気がしてきた。

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 ビールがペットボトル方式って珍しいと思うの

 2019年9月6日(金) 走行距離106km 累計99730km
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