ポーランド2日目 キャンプ場〜ベルティシュチェ国境から北に209km地点 草地
私以外に利用客がおらず貸切だったキャンプ場。確かに9月入ってベストシーズン外れたものの、夏の週末金曜日で他に利用客がいないとか経営成り立ってないのでは?とか心配になるのだが。余計なお世話ではあるけどさ。
走り始めてサクッと10km、アウグストゥフの町にてポーランド通過のズウォティ入手するため両替屋へ。ポーランドが独自通貨を使ってると知ったのは入国直前で、手持ちのユーロが余っていたのと今回のポーランド滞在はごく短い期間であるためATM利用する必要もないかと思って。
そのために使うポーランド国道8合線は最初こそ広い側道を抱えて安心して走れる道だったのに、進むにつれて徐々に側道が狭く小さくなっていくというフェイントをかます意地悪な道であった。いやまぁ今回は道路を選んでる時間的余裕ないからどっちにしてもこの道使ったけどさ、なんかこう納得いかねぇ。
そんなことを思う東欧の国ことポーランドだが、何でかこの国やたら小さな集落に至っても村の出入り口に逐一看板を掲げていたりする。
旅行者的には名前を聞いたこともないどころかまともに読むことのできない小さな村が出てきたと思うと、200mも移動せずに同名の村出口となる看板が出てくるのが繰り返される感じで「なんか意味あんのかコレ?」とか思わずにはいられない。
無茶苦茶交通量が多いわけではないものの、速度の遅い大型車が1台通り過ぎるとその後を10台くらい後続車両が列をなして追いかけてくるパターンが多い。こういう時に反対車線が同様に列をなしていると、追い越しするのも自転車の脇ギリギリを抜けてく車両が多くなり気が抜けない。
かなり大きな町であるビャウィストク近郊になって自転車道が出始めた時には私もホッとため息が出たよ。大きな町中の方が走りやすいというのはラトビア以降ちょいちょいあったけどさ。
当初はビャウィストク近郊の水場で適当に走行終了しようと思ってたのだが、その水場として考えてた川がことごとく用水路だったり身体洗うには適してない小川だったりで使えない。結局どうにもならんわ!と諦めて草地の奥にテント張ったのは18時近くになってから。
ポーランド入って時差1時間発生してることに気づいたのが、今日の午後になってからのことで時間的余裕があったからよかったけどさ。危うく変なポイントで夜になってしまって野営できず慌てふためくことになるとこだった。
北欧では何処でも川なり湖なりがあって身体洗うのに苦労しなかったから気にならなかったが、そういえば自転車旅行じゃこうして身体も洗えないまま野宿することも多々あるんだよね。人間的な清潔感ある生活に慣れると自転車旅行者としてのレベルはむしろ下がってしまうというジレンマ。どうしたもんやら。
2019年9月7日(土) 走行距離124km 累計99854km