自転車ときどき世界1周

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 ウガンダ2日目 スクルの町〜カンパラから東に約70km ジンジャの町

 ベッド一式をどうやって運び込んだのか?と不思議に思うほど狭い部屋だったが、まぁ眠れりゃ特に問題はない。朝になってもまだまだイライラは続いてる感じで、こういう時はとにかく走るに限る。

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 ここ最近で1番早くに出発した

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 でも写真じゃそれは分からないよね

 土曜日の朝にも関わらず割と制服着た子供たちを見かけるのだが、ウガンダでは週休2日制は未だ適応されてないのだろうか?ちなみにアフリカは小学生くらいの年頃の子供でも学生服があるようで、良いとこのお坊ちゃん・お嬢ちゃんだな!と思うことがままある。

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 かなり頻繁にポンプを見かける

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 ウガンダは海のない内陸国だもんな

 標高は1200m前後で安定してきたのだが、それはアップダウンが無くなったというコトではなくて細かな上り下りが頻発していることを指す。まだ午前中は怒りが冷めやらず、力任せにペダル踏んで走って他のだがこれは意外と好都合だったのかもしれん。

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 猿が出るポイントって大体決まってるイメージ

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 ウガンダの道路ポストも近くの大都市までを示すケニア方式

 時間とともにどんどん暑くなるものの、風が正面から吹いてくるので案外涼しくはある。でもまぁ向かい風ってことなので、思うように進まないしやたらと疲れて総合的には大分マイナスなんだけどさ。

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 「部切り」に「神社」とウガンダは日本語でも読みやすい地名が多い

 ケニアからウガンダへ来たことで最も大きな違いを感じるのは周囲の緑が増えたこと。それほど木々が生えてない場所でもウガンダでは水田が広がってたりして、目にも優しい緑色が続いている。

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 これはなかなか気持ち良い景色

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 ピンポイント豪雨

 お昼休みの時点で90km地点にある当初終了予定であったイガンガの町を通り過ぎており、もう今日はどこまで走るのか自分でも予測つかないな・・・とかそんな勢い。

 こういう時にスコールで強制的に走行を一時中断されるというのは、頭も身体もクールダウンになって結構ありがたかったりする。雨宿りさせてもらった建物のウガンダ人は親切だったし。

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 結局130km超走ってジンジャの町に

 一応ウガンダにおける第2の人口を誇る大都市らしいが、ダウンタウンを離れてしまえば閑静な住宅と宿泊施設ばかりが立ち並ぶ静かで住みやすそうな町であった。

 特に下調べしてなかったのだが、ヴィクトリア湖畔に隣接してるホステルへチェックイン。この宿の良い点がレストラン&バーがヴィクトリア湖から流れ出るナイル川の源流ポイント目の前に鎮座しているという所。

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 エジプトのカイロから追いかけてきたナイル川もここが終点となる

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 エチオピアのタナ湖と合わせてナイル川2つの源流は両方とも到達

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 っていうかバーの一部が水没してるのツッコんだ方が良いのだろうか?

 思いもかけず激走してしまったが、ようやく私の気分も晴れた感じで楽しくビールが飲めるというもの。ちなみに昨夜はイライラが酷すぎて飲み物どころか食事すら摂らずに寝てしまったので、ウガンダでの夕食は今日が初。

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 ビール4本も空けてもうた

 良い気持ちでフラフラと宿に戻り、鈴虫だかの鳴き声を聞きながらの夜。ようやく私のウガンダ旅行が色付き始めたと感じる。

 2020年3月14日(土) 走行距離136km 累計111548km
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 ウガンダ3日目 ジンジャの町〜ウガンダ首都 カンパラの町

 8人部屋のドミトリーだったが利用者私1人で独占状態。ウガンダ第2の都市らしいが結局この国に来る人は主目的サファリとかで、わざわざジンジャに来る人そんな多くないのだろうと想像する。

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 ナイル川の源流ってウリはあるけど

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 でも居心地の良い宿だった

 当初はウガンダ入国から2日半でこのジンジャに到着し、半日かけてナイル川源流を観光・・・という腹づもりだったが、昨日の激走及び宿から川を見ることができたのでこれ以上ジンジャに滞在する理由がないし出発しようと思う。

 先へと進むには当然目の前に広がるナイル川を渡らなくてはならないのだが、メイン道路から続く橋は車両専用道で自転車の通行が許されていない。なのですぐ側の迂回路を使って進もうと自転車走らせたのだが。

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 第2の都市とは思えないほど田舎感満載

 橋に繋がる交差点の奥に警察官が鎮座しており自転車見るなり「ここの道は通行不能だ、引き返せ」と言ってくる。それは私も承知しており「分かってる。だから私は迂回路を使って進みたいんだ、その入口は何処かな?」と聞いてるのにさ。

 「俺はもう情報を与えた、なぜ引き返さない?」

 ・・・って会話のキャッチボールもできんのかウガンダ人は!というかコイツ人の話を全く聞こうとせず、自らの要求ばかり。アフリカの警察って傍若無人で腐ってるという話を聞いたことはあるけどさ、コイツの態度見るにそうした噂は割と的を射ていると思う。

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 その警官の100m先が迂回路入口でした

 気を取り直して先へと進む。相当規模の大きなヴィクトリア湖畔にいるのだし平坦な道が続くのかと思ったら真反対で、川超えてから30kmくらい上り坂と下り坂のみで構成された疲れるばかりの道を走ることになろうとは。

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 景色は良かったり

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 森林の中走れたりで楽しいんだけどさ

 そういえばケニアからウガンダに入り、草いきれの匂いを感じることが増えたのは印象的な点だ。サトウキビ畑だけでなく、水田が広がっていたりと緑色の景色にも様々なバリエーションが増えて自然の豊かさを実感できる。

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 ウガンダのイメージ皆無だったから

 自転車で旅行するということはそれすなわち「その土地を感じる」ということだと私は思っていて、その国がどんな気候でどういう景色が広がっているのか、どんな人たちがどういった物を食べているのか。そういうことをゆっくりと自分の中に吸収させていってるのかなと。

 もちろんそれだけが目的というワケではないが、こうして良いことも悪いことも相対しながら自転車走らせることでこの国を知っていくことができたら嬉しいなと。

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 そんな風に思ってる

 お昼休憩した後から一気に天気が崩れる午後。もう完全に雨季入ってしまったし、1日中雨が降るのでなければ「これくらいは許容範囲」と思うことにしている節がある。ウガンダに限らずこの周辺地域は5月いっぱいまで雨季続く国が多いのだけど、大丈夫かな私は?

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 ちょいちょい雨に降られつつ

 ガソスタとかの建物軒下に逃げ込んで小休憩を挟みつつ首都のカンパラへ。大都市が近かったので雨宿り場所には不自由しなかったのであり、珍しく都市部への突入に際し「田舎じゃなくて助かった」という気持ちがあったな。

 20台以上のバイクが全て赤信号を完全無視して通過していく様は圧巻というか、むしろ律儀に停車してる私の方が間違っているのか?と思わせるカンパラ交通事情。別に私は深夜交通量皆無の交差点でも絶対赤信号は停止すべきだ!とかいうほど交通ルール遵守すべきとは思わないけどさ。昼間っから首都の交通量多い交差点にノンブレーキで突っ込むような真似すんなよとは言いたくなる。

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 背中の防犯

 そんな感じでダウンタウンよりやや北部に位置するホステルへ無事投宿。ジンジャのホステルと同じく対象客を欧米人系にしてるみたいで、ウガンダ宿相場より若干高いけど設備がしっかりしてるこのお宿。昨夜ドイツ人と話してる時にオススメされたので来てみたのだ。

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 とりあえず見晴らしすごく良い場所

 近くのモールにてお買い物しに来たのだが、まさかケニアより立派で品揃え良いとは思わなんだ。客層も見るからに裕福層と異国人で2分されており、ここにくる客はまぁそういう立場の人たちなんだろな。

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 嬉しいことに小型のフレンチプレスが売ってた

 これで明日から別味のコーヒーが飲めるとウキウキしつつ宿に戻り夕食に。ウガンダ入って豚肉の入手が容易になったこともあり生姜焼きとしたのだが、肉が柔らかくて非常に美味であったのが印象深い。

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 スーパーも近いし暫くここに滞在だな

 唯一失敗したのがドミトリー部屋のベッドで私が選んだベッドのみ蚊帳がなかったこと。お陰様で夜寝ようとしても蚊の羽音が気になるし、ちょいちょい刺されて目を覚ますし、果てはマラリアの不安も広がるし。何で最初にチェックしなかった私。

 2020年3月15日(日) 走行距離86km 累計111634km
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 ウガンダ4・5日目 カンパラの町

 楽しいカンパラの休日としたいとこだが生憎朝から雨だった。午後から天候怪しくなることは多々あったが、起きぬけで雨が降ってたの実はアフリカ初めてだと思う。今日は休息日なのだし運が良かったといえばそうだけど。

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 なおベッドは今日の時点で変えさせてもらった 

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 結構雨激しくてとても外出る気になれない

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 昨日のフレンチプレスを使ってみたの図

 ところが使い終えて干しておいたフレンチプレスを何処かの阿呆が早速落として壊しおった。別に落としたのは事故だし仕方ないことだと思うけどさ、犯人そのまま知らん顔して逃げてしまうような輩でどうしようもねぇな。

 とりあえず午前中にPC使った作業的なことしてしまい、ようやく雨が上がった14時過ぎになって外出することにした。この外出理由も「食材の買い出し」なのであり、今日はとことんダラけてたなと思う。

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 お昼に頂いたタピオカティー

 ただ買い物するだけというのも寂しので歩いて回れる範囲で適当にブラついてみたのだが、そんなに楽しくないというかスラムの近くまで行ってしまいそこの住民から「チャイナ」だとか「コロナ」と言われるのは気分良いものではないしさ。

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 貴方はエチオピアでも見たアフリカハゲコウさん

 適当に野菜を買い集めて夕食は天ぷら。これは宿に偶然他の日本人が滞在しており話の流れで「天ぷら食べたい」というリクエストに答えた形でのメニューなのだが、この子が料理しない、手伝わない、片付けしない、お金払わないで寝てしまう・・・という豪快というかなかなか酷い輩だった。大学生なんてそんなもんか。

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 他の宿泊者にも好評で良かった


 翌日。今日は天気も好転したので朝食済ましたところで自転車の整備作業に取り掛かる。今回のタイミングでイスラエルで交換したチェーンを新しい物に交換しており、これは私の中でアフリカ縦断のルートが半分超えたと判断したことを意味している。持ち運んでた予備部品がどんどん消費されてくのはちょっと複雑な気持ち。

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 作業後に町中を走行しつつ

 カンパラ中心街へと足を運ぶ。ここに来た理由も自転車ショップで新しいグローブが欲しかったからなんだけど、途中で早くも後悔し始めたというか、カンパラダウンタウンの混沌っぷりが酷すぎて目眩がしそう。

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 交通量だけならまぁ後進国の都市だよなぁで終わるんだけど

 ウガンダのドライバーは「ルールを守らず運転が下手」という塩梅で、普通このテの後進国なら傍若無人な運転だけどもドライバーもそれを踏まえた予測なり危険回避を素早く行う術が身についてるものだが、ウガンダのバイクは自分の車間距離すら把握できてないヘタクソっぷりであり、そんなのが道路上にワンサカ溢れてるから始末に負えない。今日1日だけで脇をすり抜けてきたバイクが3度も私に接触して倒れかけたし。

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 んでモールの地下にある自転車街

 「ここに来れば自転車の部品はなんでもあるよ!」と教えてもらった場所なんだけど、ことスポーツ用の自転車に限れば「ここに来ても自転車の部品なんにもないよ!」というのが正しい。そもそも10以上の店舗があっても扱ってる商品が全て同じなので「自転車街」である意味全くない。

 その上ショップの店員達は知識・技術が無いのか騙そうとしてるのか、明らかに規格が合わない部品持ってきて「これは使える。大丈夫だ!」とかヌカす嘘つきばかり。サイクルグローブなんて業務用手袋持ってきて「指先はハサミで切れば良いだろ?」とかのたまうレベル。とてもじゃないが信用できず別のお店行くことにした。

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 このオールドタクシーパークもそうだけどウガンダは何か狂ってる

 やや郊外にある総合スポーツセンターの一角に位置するショップは恐らく裕福層や外国人相手の商売してるようで、ウガンダでしっかりした自転車やパーツが販売されてる恐らく唯一のお店だと思う。MTBのツアーがメインでラインナップは貧弱だったが、それでもグローブ新調できたしまぁ満足。

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 やっぱケニアで色々買っとくべきだったんだな

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 こんな状況の交差点でバイク突っ込んでいくのがウガンダです

 無事宿に戻ってこれたことにホッと一息ついてしまう。もう絶対カンパラで自転車乗らないぞ!と誓いたいけれど、この町を脱出する時に嫌でも自転車乗らなくちゃなんだよね。しかもその時はフルパッキン。

 怖い未来はひとまず忘れ、昨日の天ぷらで余らせた小麦粉使いお好み焼き作っての夕食である。割と小麦粉余らせてしまい翌日に粉物メニューというのはホステル泊してるとよくあるのだが、そろそろ新機軸で小麦粉使う系の料理を覚えたいとは思ってる。思ってるだけで何もしてないけど。

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 お好み焼き美味いし 

 2020年3月16日(月) 走行距離 0km 累計111634km
 2020年3月17日(火) 走行距離24km 累計111658km
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 ウガンダ6日目 カンパラの町〜カンパラから西南西に約60km ブワマの町

 雨が降ったら延泊するつもりで天気予報も雨とのことだったが、ちっとも雨降ってないのでカンパラを出発することに。マットレスも低反発仕様の寝心地良いタイプだったりと細かいところまでちゃんと行き届いてる宿で、スタッフも非常に素晴らしいし良い場所だったなと思う。

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 スタッフの皆さんと

 さてウガンダでの走行ルートだが、当初私はコンゴ共和国国境付近に位置するアフリカ全体で標高第3位に位置するルウェンゾリ山の麓へ向かい、山を眺めた後に南下する予定でいた。ところがこのルートは道中で国立公園を通過しなくてはならず、そこは肉食動物が生息してる土地である関係上、自転車での走行が許されていないと教わった。

 そんな経緯もあり特に回り道することなく素直にルワンダへと向かうことにする。地味にコロナの影響でこの近隣国もいつ非常事態宣言出るか分からない状況で、外国人の出入国が制限されるのであればせめて3カ国ビザ最後の国であるルワンダに入ってから身動き取れなくなりたいという思いもある。

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 そしたら解除されるまで沈没します

 それよりまずカンパラの脱出だ。昨日ダウンタウンの異常な喧騒を目撃したこともあり、あんな狂乱地帯を自転車では走りたくないと北部に通っているバイパス路から先へ進むことにした。多少回り道になろうが安全第一だ。

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 そのバイパスですらなかなかの混雑っぷりだけど

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 それでもこっち走って良かったとは思うかな

 ちなみにウガンダでも私を見るなり「コロナ!コロナ!」と連呼してくるアホは大勢いるのだが、こちらが相手にせず無視していても、稀にしつこく私に追い縋ってまで罵倒を続ける輩がいたりして困り者。私がコロナならオマエらはエボラはたまたエイズだろう。

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 とか言いません、一応大人なので

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 何とも独特な形だ

 カンパラ抜けて10kmも進めば一気に交通量も少なくなり走りやすいウガンダが戻ってくる。本当にこの国はカンパラだけ異様な雰囲気だったというか、ちょっと他の町と規模も人の数も違いすぎてクラクラしたわ。

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 ただしカンパラも田舎もアップダウンが多いことは変わらない

 1つ1つの上り坂は精々50m程度だが、やっぱりそれくらい大きさあると整地して平坦にするのは難しいのだろうな。日本ならトンネル掘りまくってでも平坦基調の道にするかもしれないが、ウガンダでなくとも普通は山の上に道を通すし。

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 必死に進んでいくしかない

 今日は後半になるほど天気が良くなっていったので良かった。やっぱり日没まで時間がない時に雨降られるのは精神的に厳しいものがあるので。それくらいなら午前中に雨降ってほしいというのが私の弁。午前中に降ってるとそもそも走らないことが多いけど。

 16時過ぎにブワマというやや大きめの町に到着し幾つか宿の看板表示もあったことだし、やや早いがここで投宿することにした。ここからルワンダまでのルート上に宿ありそうな大きめの町が中途半端な距離でしか出てこないという根本的な問題が裏にある。

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 雨季だし野宿は極力しないつもり

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 なんか変な玉がたくさん成ってると思ったら

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 鳥の巣だった

 宿のすぐ側にある酒屋でビール飲みつつ話してみれば、ウガンダも気持ちのいい人が多いんだけどさ。そんな人たちがハンドル握ったりバイク跨がると途端にクレイジードライバーへと変貌してしまうのが不思議でならない。

 2020年3月18日(水) 走行距離74km 累計111732km
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 ウガンダ7日目 ブワマの町〜カンパラから西南西に約120km マサカの町

 かなり蒸し暑く掛け布団は一切使わずに寝ていた夜。外気温はそれほど高くないので窓開ければ快適かとも思うのだけど、そうするとやたら虫が侵入してきて別の意味で安眠できない。蒸し暑く虫厚い夜。

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 上手いこと言ったと思ってる

 とりあえず出発準備して宿から100mと離れてない食堂にて朝ごはん。これくらいの距離だったら自転車は宿に置きっぱなしにして朝食後にチェックアウトした方が防犯・精神的に良いと思うんだけどさ。昨夜この店開いてなくて食堂だと思わなかったのだ。

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 ぶっかけ飯で約100円

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 アフリカはどの国行っても子供が多い

 少子化が深刻な問題とされてる日本的には羨ましい限りであるが、アフリカはアフリカで若くして子供産むもすぐ離婚したり父親が認知しなかったりあとエイズで死亡事例も多いとかで、驚くほど片親や親なし子供の数が多いという問題を抱えている。

 そもそも食料を主とする生きていくためのコストが極端に安いアフリカ諸国では、子供を産むことに抵抗が少ない上に子供は労働力としてのメリットも持ち合わせている。そして悲しいことにアフリカでは乳幼児の死亡率も高いことから尚更「たくさん子供を産むべき」という傾向があるらしい。どっちが幸せなのかは分からん。

 そんな感じで10kmほど走るとアフリカ3度目となる赤道ラインに到着す。つい先日も赤道通ったばかりではあるが、それでもまぁ一応記念撮影するのはお約束。

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 少なくともケニアより記念感がある

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 反対側から見ると道路向こう側のライン上にもモニュメントが

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 コルオリ力の実験用なんだろうけど

 ボルネオ島、エクアドル、東アフリカ3ヶ所に、惜しいところでシンガポールやブラジルのベレンも緯度1度以下の土地であった。ただ不思議とそうした赤道直下で「とんでもなく暑い」と思った土地は少なくて、それよかオーストラリアや中米諸国、スーダンとかの方が厳しい気候だったと思ってる。案外そんなもんなのか。

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 この辺も標高1200〜1300mあるもんなぁ

 もうウガンダは平地が続く土地なぞ存在しないのだ!くらいに思っていたが、それまで永延小刻みなアップダウンを繰り返してた道が突如平坦路に変わる。地図見て確認したらヴィクトリア湖のすぐ側だったので、湖畔は割と平坦な土地なのかもしれない。

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 でもジンジャの町は思いっきり坂の町だった

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 湖で採れた魚だろうな

 案の定というか湖畔エリアを離れると再び復活するアップダウン。登り一辺倒じゃないので総合的な走行ペースはそこまで落ちてないけれど、単純に疲れるのでそんな長い距離走りたくなくなってしまう。

 別に走行距離を競ってるワケじゃないし普段は問題にすらしないけどさ、コロナ問題でルワンダの国境いつ閉鎖されてもおかしくない状況だと思うとついつい気が急いてしまう。

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 後進国名物「乗合バスに群がる売り子たち」

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 ウガンダの売り子は動いてる車両に飛びついたりするので危なっかしい

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 こういうの指して「ブルホーン」というのだろう

 三叉路に差し掛かり、もう1方のルートを南下すればタンザニアへと抜ける道。仮にルワンダ入国する前に国境が閉鎖されたらここまで戻ってタンザニア入国というのも有りかと頭の片隅で考えているけれど。

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 両方閉まったらどうすっぺか

 そんな感じでマサカの町に到着する。この周辺における最大都市だけあって想像してたよりずっと交通量が多く走りづらい。とはいえ特別観光に秀でてもいない普通の地方都市なので、宿の数多い割に値段も安くて有難い。

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 ウガンダ名物食の「ロレックス」1000シリング(約30円)

 都市部の中心に近い宿だからか蚊を含む虫全般が姿みせず、夜になっても窓開けっ放しにできるの助かるな。今まで宿泊したウガンダの宿には100%蚊帳があったので「夜でも窓全開にして涼を取る」というのがこの国の基本スタイルなのだろうけど。

 2020年3月19日(木) 走行距離68km 累計111800km
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 ウガンダ8日目 マサカの町〜カンパラから西南西に約180km リャントンデの町

 割と腹立つことが多いウガンダだけど、宿に関しては本当に安くてレベルが高くこれにかなり救われている。マサカの宿も1泊500円そこそこでキッチン設備まであったのであり、こんな状況でなければ連泊したいと思わせる優良物件だ。

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 部屋も広いし

 しかし外に出ると人の顔見るなり「コロナコロナ」と馬鹿の1つ覚えみたく連呼してくる輩が多くてうんざりである。今の時期だから仕方ないという意見もあろうが、裏を返せばウガンダ人は本質的にレイシストであるということもできよう。

 エチオピアの投石行為も最低だと思うけどウガンダの場合、人に嫌がらせしてくるのがいい歳した大人ばかりというのが問題だ。むしろ子供に関しては笑顔で手を振ってくる可愛らしさを持ち合わせており、今のところウガンダ走行は子供に救われてる感がある。

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 景色も良い国なんだけど

 ひたすら小規模なアップダウンが続いて変化の無い地形であるためか、ウガンダあんまり景色を楽しめてないというのが本音でして。それを言ったら砂漠地帯や地平線が広がる荒野だって変化に乏しい道なんだけどさ。

 多分私は「地球の広さ」を感じることのできる土地が好きなのだろうと思う。だからこそ高い山にも登りたくなるし、ほとんど人の住まない土地にも足を運ぶ。

 その点でウガンダは中途半端に坂が続く地形のため、高いポイントから遥か遠くを見渡すこともなければ世界の果てまで続くかのような広がりを感じることもない。要するに中途半端なのだと思う。

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 そもそも小さな丘では上り坂の達成感が無くてさ

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 そういやウガンダはバナナが一大産業とのこと

 食堂でもメニューで当然のようにバナナが入っており、そういや南米でもプラタノと呼ばれる調理用のバナナよく食べてたことを思い出す。

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 所謂生で食べても美味しくない種類のバナナ

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 青空市場なんだろうけど取り扱いしてるのがサトウキビとバナナのみ

 最近は雲量が多く晴れててもいつ天気急変するかわからない・・・という状況が多かったけど、今日は珍しく朝からずっと気持ちの良い青空が続く。おかげで無茶苦茶暑いけど、自転車走らせるの楽しいね。

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 夏を感じる

 次のチェックポイントであるムバララの町が、これまたマサカから約140kmという中途半端な距離。この坂の多い道では1日で走りきるの現実的じゃない距離ということもあり、2日に分けて刻んで進む。

 このパターンだと必然ゴール予定となる町に到着するの早い時間帯になるのだが、他の国なら町歩きの時間が増えることもあり問題ないんだけどさ。前述の通りウガンダは町中にいるとストレス溜まることが多いので、早い到着の喜びが薄いというか。

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 ずっと酒飲んでるのも主義じゃないし

 道路は広いのに歩行者の脇スレスレを通るバイク、すぐ商品の値段ボッタくる商売人、メニューに書かれてる料理が無くて結局選ぶことができない食事。どれも後進国あるあるの出来事だけど、アジア人差別も加えてこれら全てをコンプリートしてるのは珍しい。

 最初はウガンダもっと色々寄り道して滞在期間も長くなりそうだと思ってたけど、幸か不幸かサッサとこの国抜けることになりそうで良かったとも思ってる。これは旅行的にかなり残念な感想だけども。

 2020年3月20日(金) 走行距離76km 累計111876km
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 ウガンダ9日目 リャントンデの町〜カンパラから西南西に約240km ムバララの町

 未明から屋根を叩く雨音がしており本日走行できるか不安を覚える状況。現状の旅行者としてはもっと他に気にすることがあるだろう!というのも事実だが、雨で走れない→ルワンダ入国が遅れる→国境が閉鎖してウガンダで身動き取れなくなる可能性上がる・・・という論法が成り立つので、それほど的外れなことは言ってないと思う。

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 何とか出発前には降り止んでた

 走っても水が跳ねたりはしないギリギリのウェットな路面状況。まだ空一面を雨雲が覆っているが、とにかく出発して後のことはその時に考えよう。西の方僅かに雲が薄くなってるみたいだし、上手く進めば大丈夫でしょ。

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 早く町に到着して情報確認したいというのもある

 私の立場としては特別時間に追われてる訳でもなし、国境が閉ざされてしまったのなら安宿で状況好転するまで暫く滞在し様子を見れば良いという気楽さがある。ウガンダはそれが可能な物価なんだけど、この国の滞在期限1ヶ月という縛りあるのがネックでして。

 そんな事情もあり、一時帰国にしても沈没するにしてもルワンダまで行ってしまった方が何かと都合が良いと思っている。ここまで切羽詰まった状況というのは、5年強続いてる旅行中でもちょっと記憶にない。

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 とりあえず進みます

 幸いというべきか昨日までと比較してアップダウンの数が減り、平坦基調の道が増えてきた。ようやくウガンダでの走行も快調なペースで走れるかと思いきや、そうはさせじと向かい風。

 ウガンダは南東からの風が恒常的に吹き続けていたというに、このタイミングで切り替わりますか。自転車の走行ペース上がったことで正面からの風圧強く感じてるだけなら良いんだけどさ、停車して休憩してても前から風吹いてくるのため勘違いではないらしい。

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 上手くいかねぇ

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 炭ってそんな大量に必要なんか?

 ただ天気自体は徐々に良くなってお昼前には青空が見え隠れするようになり、昼食済ました後では汗ばむほどの陽気に変わっていた。総合すると2勝1敗で勝ち越したようなもんだ。

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 天気くらいはご機嫌であって欲しい

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 こんな感じで廃タイヤ使って遊んでるのよく見かける

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 町の10km以上前から標識かよ

 距離的には左程でもなかったため14時過ぎにムバララの町へ到着。オフラインマップに記載されてたホステルは一般旅行者が使える宿泊施設ではなかったので、適当な宿を探してチェックイン。とりあえず現在の情報を確認しなくては・・・と思ったのだが。

 ドアがノックされて告げられたのは「この宿に宿泊できなくなった。お金は返すから出て行ってくれ」という事実。まぁ素直に考えればコロナウイルスに伴うアジア人差別だわな。ついに直接的な影響が出始めたか・・・という気持ち。

 ホテル出ていく時によく分からんオッサンからしきりに身分証明を求められたしさ。こちらも腹立ててたので「チェックインの時にホテルが確認してるわ!」と言い返したらそのまま放免された。何ぞこれ。

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 こうなってくるとそろそろ旅行どころじゃない

 とりあえず町外れまで移動して別の宿に投宿する。立地悪いからか宿にWi-Fi無いし、近くにネット使えるカフェ等の施設もない。レストランでテレビ見ててもサッパリ状況分からないしさ、20年ちょっとくらい前の旅行者ってのは何か大きな事件があると、こんな不安感に苛まれてたのかな?とか想像する。

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 どうなることやら

 ちなみにウガンダでも2日ほど前から町中でマスクを付けてる人の姿が時折見られるようになったし、食堂の前に今まで姿を見せなかった水タンクと石鹸が出てくるようになって驚いた。何に驚いたかってこの国の人たちに危機管理の意識があったということに、である。

 2020年3月21日(土) 走行距離77km 累計111953km
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 ウガンダ10日目 ムバララの町〜カンパラから西南西に約290km ントゥンガモの町

 色々とギリギリと言うべきか大変な状況ではあるが、私が選べる選択肢はそれほど多くないのであり、とりあえずルワンダ入国してからそれ以後のことは改めて考えようと今は必死に先を急いでいる。

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 あまり選べないほうが1つのことに一生懸命なれるよね

 ただ今日も朝から雨模様というか、雨が止んだ直後に目を覚ましたようで路面がまだビショビショという有様。近くの食堂で朝食摂りつつ様子見てたのだが、これが出来るとは案外自分自身に余裕あるのな。

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 一応9時半に出発

 多分昨日と同じく徐々に天気良くなるだろうと楽観視していたが、後方からドス黒い色した雲が迫ってくるのはそうした気持ちをへし折るには十分な現実といいますか。嫌な追いかけっこして進むウガンダ南西部の道。

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 ムバララから先は道路状況が一変して

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 非常に走り易くなった

 結構頑張って走ってたつもりだったけど、10時半の時点で一気にスコールが降り始め慌てて近くの商店軒下に避難する。本当に突然土砂降りになったのであり、あと10秒避難が遅れたら全身びしょ濡れになってたのは間違いない。

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 そういう意味では運が良かった

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 一緒に雨宿りしてた子供たち

 ものの30分ほどで雨は降り止むのだが、路面が乾くまでもうちょい待機してようとした私に対して建物から出てきたオバちゃん一言目で「サッサと行かないと警察呼ぶぞ」というのはちょっと攻撃的過ぎやしないか?私が避難してきた途端に商店の入口閉めて鍵かけたのもそうだけど、ここ数日でコロナによる差別を感じることが一気に増えた。

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 1日50回くらい「コロナ」呼ばわりされてます

 体力的には余裕の道だけど、こんな状況なので精神的な疲弊が凄いと感じる。なんのかんの言っても長期的な旅行で重要になってくるのは精神面なのであり、こんな状況続くとダメだなと感じるし、精神疲弊する前にルワンダ入って状況好転するまで待機したいと思っているのだが。

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 僕の心がヤバい奴

 ただムバララを過ぎて以降の道が明らかに先進的になったというか、よく考えられて作られてる道路という感じで走行的なストレスがないのが救いである。

 それまでのウガンダ道は「とにかく道路作れば良いだろ!」という雰囲気の直線的であるが故にアップダウンも何も考慮しない道が続いたが、この周辺ではちゃんと川沿いに道路を作って山間部を抜けていく無駄のない道路が構成されている。

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 こういうので良いんだよ

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 もうキガリまでの距離表示も出てきたのだけど・・・

 50km過ぎのポイントで休憩してたサイクリングチームを見つけ、アフリカ全体で見ても初のスポーツ自転車を扱った集団ということもあり嬉しくなって色々話を聞く。

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 ウガンダの何処でこんな良い自転車ゲットしたんだろ?

 折角だしと暫く一緒に走行したのだが、フルパッキンの自転車では上り坂到底追いつけない。彼らがあまり私を気にせず走る集団なのでマイペースに走れたけどさ、下手に待たれたりしなくて本当に良かった。

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 下り坂では追いつけるんだけど

 60km過ぎのントゥンガモの町で私は走行終了することとしチームの皆と別れて宿を探す。今日も1件謎の理由で宿断られたが、もうその理由を詮索する方がストレスなのでサッサと切り替え別の宿へ。「私は日本人だ」といってパスポート見せたらマネージャーの態度一変したのが面白かった。

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 その後は町歩きもせず飲みまくる

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 そういやウガンダは日本の中古車多い国

 酒でも飲まんとやってらんない!というのは相当危険水域の精神状態であるが、私個人だけでなく全世界的に大パニックなので致し方ない。こんなアフリカの小国におけるド田舎でも「コロナ」という単語が蔓延してるのだから、ウイルスってのは恐ろしい存在だよ本当に。

 2020年3月22日(日) 走行距離69km 累計112022km
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 ウガンダ11日目 ントゥンガモの町〜カンパラから西南西に約340km カバレの町

 カンパラから数えて今日で連続走行6日目。相当疲労溜まっているのだが、これも早くルワンダ入国してしまうためだと自分に言い聞かせて走っている。それならもういっそバス使ってしまえば・・・という意見もあるだろうが、それならそもそも自転車で旅行なんてしないと私はお答えしたい。

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 1度走った道ならまだしも

 今日中には国境付近のカバレの町までたどり着く予定であり、地図で見た限りではツーリスティックな町だしその翌日にはルワンダの入国は確実。ただカバレの町までは割と大きな峠を越えるようで、これはウガンダの最後っ屁か。

 そんなワケで7時過ぎとかなり早い時間に走行開始する。まだ周囲が朝靄で霞んでいる程度には早朝という雰囲気が残る町を抜けて進む。

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 かなり寒い

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 単純に標高が相当上がったのがコレの理由かと

 天気自体は朝から晴れていたのであり、時間の経過とともにぐんぐん上がる気温と標高。今までみたくちょっと登ってもすぐ下がってしまう道ばかりではなく、徐々に山岳地帯へと入ってきたようで上り坂が継続するようなってきた。

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 この辺が1500mくらいだったかな

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 上り坂は大変だ

 ただこの道は側道しっかりしているし、ウガンダ道路は登坂車線をしっかり確保するので走行における恐怖感は全くと言っても良いほどない。

 その代わりというか日増しに増えてくアジア人差別のコロナ連呼。入国当初は1日2〜30回とかだった気がするが、もう今では総計100回を軽く超えてコロナ呼ばわりされまくる。1つの集落500m程度を通っただけでも右から左から「コロナ」「コロナ」「チャイナ」「コロナ」と雨あられ言葉が降ってくる感じ。

 この状況ではもう「私は日本人だ」とか「コロナ感染国入ってないから」みたいな説明なんぞ意味を成さない。そもそも言っても理解しようとしないお馬鹿の国民が、集団でからかうために叫んでるのだから相手にする方が間違っている。

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 とはいってもさ

 ひたすらこうして罵倒浴びせられると心が疲弊してくるんだよね。しかもコチラ側にしてみれば冤罪みたいなものなのでして。結局1番怖いのはウイルスではなく人間なのだと思うと悲しくなってくる。

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 んなことより自転車楽しもう 

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 1番高いポイントで2150mだったはず

 一気に坂を下ってカバレの町に到着し、しかし思ってたより宿探しに難航する。とにかく情報収集したかったのでWi-Fi付きの宿をと思っていたのだが、旅行者が泊まりそうなバックパッカーズホステルはルーターが故障してて使えないとのこと。この展開ウガンダで3回目なんだけどさ、ウガンダ人がぶっ壊しても直す気がないだけだよね。

 結局町から3kmほど離れた山の中にあるゲストハウスに投宿したのは町に到着して2時間以上経ってからだった。それでもようやくネットができる!とWi-Fi繋いでみたら、飛び込んできたのは昨日0時からルワンダ国境が完全封鎖されたというお知らせであった。

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 あ、これ詰んだ

 実は今日の走行途中で何人かに「ルワンダ国境閉まったぞ」みたいなこと言われたので覚悟はしてたけどさ。ケニアも国境封鎖中で戻れないし、もちろん先へも進めない。パスポートに記載されてるウガンダの滞在期限は1ヶ月となっているので、ルワンダ国境が解放予定である2週間をここでやり過ごすという方法もある。

 でも今の状況を鑑みるに事態が収束しなかった場合、ロックダウン期間が継続されることは普通に考えられるもんなぁ。そうすっと私は完全に逃げ道を失うことになるし・・・

 とにかく情報集めねば!と思っていた矢先にネットが使えなくなる。どうやらスタッフのスマホテザリング機能でネット回線開いてたようで、頼むからそれで「ネット環境あるよ!」なんて豪語しないでおくれよ。よりによってこの切羽詰まった状況でさ。

 明日からどうするべきか自分でも分からないこの状況。流石にこれで「面白くなってきた」と笑い飛ばす胆力は私には備わっていない。

 2020年3月23日(月) 走行距離96km 累計112118km
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 ウガンダ12日目 カバレの町〜戻ってきちゃったよカンパラの町

 先行き不明瞭となってしもうた現状だが、あんまり嘆いても仕方ないしこの状況が続いても死ぬわけ違う。とりあえずウガンダは物価もビールも安い国だし身動きできなくなった国としては条件良い土地だよな。

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 朝から飲む訳ではないけども

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 この宿だって朝食まで付いて1日8ドルだし

 とりあえず情報収集も満足に出来ない国境の辺鄙な町で長逗留するのはよろしくない。これは単純に安宿でネットによる情報収集が出来ず困ることと、田舎に行くほどアジア人への差別が強くなったことの2つの点からである。

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 宿は町中から1〜2kmほど離れてる

 流石にカンパラまで6日かけて走って来た道を同じ日数かけて走って戻る気持ちはない。素直にバスを利用しようと思い、とりあえずバスターミナルで自転車乗せられそうな大型バスを探してみることに。

 もう国境閉まっているので特別急いでないし、荷物一式は宿に置いて来たこともあり翌日の便で良いかと思っていたのだが。受け付けてくれたオッちゃんが「いや明日からバスの運行停止命令が出てる。乗るなら今日の便しかないぞ」とか言われてしもうた。

 んなこと言われたら直ぐに乗るしかないじゃん!と宿まで戻り荷物一式を積載しチェックアウト。2日分の宿泊費払ってたんだけど1日分キャンセルしても当然返金はない。まぁこれに関しては仕方ないが。

 出発まで時間あったので慌ててはなかったが、ほとんど情報も入らず手探りで動いてたのでウガンダの現状が分からない。とにかくバスのオッちゃん情報が正しいとしたら、私はギリギリのところで幸運に救われたということか。

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 13時半の出発でした

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 何だったのかねカバレの町

 ただ私自身の気持ちでいうなればカバレまで自走して来たことも、その結果タッチの差で国境が閉鎖したことも失敗しただとか後悔だとは思ってない。悔しくはあるが、むしろ走ったことのない道をバスでワープしてしまう方が禍根残る結果となっただろうと感じている。

 結局のところ旅行ってのは如何に自分が満足して納得するかだと思うのであり、それが法令に触れるだとか常軌を逸してる行動でないのなら私は自分が納得できる方法を取りたい。

 んなこと考えたり考えなかったりしつつ21時半にカンパラの町へ到着する。6日かけた距離を8時間で戻って来たことになるわけだ。まぁそんなもんか。

 すっかり暗くなってるためバスターミナル近くの宿に入り、明日改めて行動することにしたい。いやまぁ特に何をするってビジョンがあるわけでは無いけども。

 2020年3月24日(火) 走行距離16km 累計112134km
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